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2023年5月の読書メーターまとめ

ちょこ
読んだ本
17
読んだページ
3896ページ
感想・レビュー
17
ナイス
359ナイス

2023年5月に読んだ本
17

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちょこ
謎に包まれたゴッホの死の真相を語る下りはさすがアート小説の第一人者であるマハさんらしさが出てたなあと思う。史実を交えながら大胆な仮説をさも真実であるかのように描けるのはマハさんの力量である。ゴーギャンは才能のある人だからこそ、ゴッホのすごさがわかっちゃう人だったんだなあ。苦しいよねえ。ゴッホはどんどん先へと進んでいってしまう。ゴーギャンも才能に溢れた人なのにその差がしみてしんどかったんだろうなあ。才能の話は面白いがやっぱり苦しいね。
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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ちょこ

2023年4月の読書まとめ 読んだ本:9冊 読んだページ:3204ページ ナイス:299ナイス 先月は久しぶりに京都に行けて満足!新緑の美しい景色に癒されてきました。数々の名作の舞台になってきた京都。やっぱり再読したくなっちゃうよね。 #読書メーター https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2023/4

2023年4月の読書まとめ
読んだ本:9冊
読んだページ:3204ページ
ナイス:299ナイス
先月は久しぶりに京都に行けて満足!新緑の美しい景色に癒されてきました。数々の名作の舞台になってきた京都。やっぱり再読したくなっちゃうよね。
#読書メーター
https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2023/4
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2023年5月の感想・レビュー一覧
17

ちょこ
自分の問題と相手の問題をちゃんとわけて考えることは大事だ。そうやって整理した上で向き合って考えた方のがいい。辛い時はその気持ちを我慢しなくていい。ちゃんと伝えてその上でどうしたらいいのかを考える。これってすごく大事なことだよね。それができるのはすごいことだよ。爆発しちゃう時もあるけれどその時はまた考えればいい。そうやってお互いを尊重することこそが人間関係を豊かにすることに繋がるんだと思うんだ。
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ちょこ
自分でごみ捨てしないのに分別に文句ばっか言ってくるという話に対してごみの捨て方を正す話をして萌を怒らせてしまった知花。ここは「自分でごみ捨てしないくせに文句ばっか言うの腹立つよねー」って共感して欲しかったが知花にはそれがわからない。ごみ捨てのルールは知っておいた方がよいとしか考えられない。この手のことが知花にはたくさんある。難しいね。気持ちがわからないのは発達障害だからであって知花には悪意はない。知花自身も空気読めないことを困ってる。特性を理解してみんなでうまくやってく方法が見つかるといいよね。
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ちょこ
バラエティに富んだ9つの短編を収録した短編集。サクッと読める本。しかしあれね、何でタイトルが「素敵な日本人」なんだろ。日本人の話ではあるけど素敵じゃない人も出てくるのに。そういう意味ではちょっとした皮肉をあえて入れたのかな。
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ちょこ
秘密を抱える女子高生3人の1年間の物語。重い話を青春のきらめきでコーティングしてあるがそれでも重い。美怜の家でのやりとりは辛かった。精一杯頑張っても子供は親の都合でどうとでもなるとか辛いなあ。美怜の両親は美怜を心配し美怜のためというが彼らは恐れてるだけで思考停止してるだけなんだよ。悔しい。10年後のことはわからないがそれでも10年後の彼女たちが笑っていられることを願う。
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ちょこ
なるほど、ドラマ化にあたって原作エピソードを整理して再構築したのだなと理解する。人それぞれ事情があるとはいえ青木はあかんよなあと思う。よく知りもしない知花の発達障害をバカにして周りに吹聴したりとか絶対ダメだよ。「私ばっかり!」って凝り固まってしまう気持ちもわからなくはないがそれでもやっていいことといけないことはあるんだよ。悟に話を聞いて欲しいのに言い出せなくて抱えてる様は辛いなあ。余裕なくて聞けない悟の気持ちもわかるだけに辛い。
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ちょこ
知花が自分で「毒子」って言っちゃうの辛い…。親にとって理想の子供じゃないからといって卑下することはないんだよ。知花は親子の相性が悪かっただけでそういうことは別に珍しくはない。知花は悟と出会えてよかったなあと思う。知花らしさを受け止めて一緒にどうしたらいいのか考えてくれる人が側にいるって宝物だよ。
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ちょこ
ケンジの実家に帰省してそこで普通に過ごして帰ってきたシロさん。ゲイカップルへの偏見なく普通に正月の帰省できるってすごいなあと思うと同時にこれをすごいと思わず普通のこととして受け止めれる世界線に早くなって欲しいなとも思う。引っ張ってるジルベールの結婚式はまだまだ先であった。早くも次巻の披露宴が楽しみすぎる。
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ちょこ
寄り添う気持ちがあるだけでそれだけで救われるし前に進めるんだなあと思う。うまくいくことばかりではないけれど、一緒にいたい気持ちを形にする事って大事だよね。発達障害の診断がつくことを知花はほっとしたって表現したのは何だかわかる気がする。発達障害は治せるものじゃない。ずっと付き合っていくしかないものだ。自分が何で周りと違うのかが知れただけでも知花はホッとしたんじゃないかな。
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ちょこ
リスト化って要は見える化でもあるよね。整理して言語化してみるとやるべきことがわかるし全体量が把握できるのがいいと思う。特に今の時代、家事を家族内でどうシェアするかが大事だからこうやって洗い出して共有できるようにすることは効果的だと思う。家族の形態が変わったり子供の成長や親の老いによって必要な家事も変わるからその時々で見直ししていけたらいいなと思う。何はともあれ、一度洗い出してみないとなあ。
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ちょこ
去年ドラマ化された時よかったので読んでみた。凸凹ながらも知花と悟がうまくやっていけてるのはお互いを思いやる気持ちがあるからなんだろうなあと思う。知花はたくさん失敗するしダメな自分に直面して凹む。悟はそういう知花を受け入れて対処法について学んで実践をする。いつもいつもうまくいくとは限らない。でも2人は繋いだ手を離さないでいようと努めたいと思ってる。そこが何より大事なんだろうなあ。
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ちょこ
母親不在の家に入り込み母親代わりを勤めたかと思ったらある日突然出ていく広美。何故彼女がそういうことを繰り返してたのかは明かされ、それには切なくなるが残された子供たちは辛いし下手に楽しい時期があっただけに出てかれたショックは半端ないと思う。広美はそんなつもりはなくとも母親としてのいいとこ取りだけしていなくなるのは辛いよ。
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ちょこ
緊迫した場面なのにアーニャに癒され笑わされる。かわいい。ダミアニャ炸裂しててニヤニヤが止まらないのだが。ラストで胸がぎゅっとなる。アーニャの幸せは勿論のこと、ダミアンにも幸せになって欲しいのだよ。
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ちょこ
謎に包まれたゴッホの死の真相を語る下りはさすがアート小説の第一人者であるマハさんらしさが出てたなあと思う。史実を交えながら大胆な仮説をさも真実であるかのように描けるのはマハさんの力量である。ゴーギャンは才能のある人だからこそ、ゴッホのすごさがわかっちゃう人だったんだなあ。苦しいよねえ。ゴッホはどんどん先へと進んでいってしまう。ゴーギャンも才能に溢れた人なのにその差がしみてしんどかったんだろうなあ。才能の話は面白いがやっぱり苦しいね。
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ちょこ
タイトルや表紙の感じからすると割とサクッと読めるし読後感が爽やか。だけどこの物語はそうであるべきなんだろうなあとも思う。ロードムービー的小説で彼女たちは旅をしながら過去を見つめ直す。生き直しをするのだ。しかしなあ、中山は本当にしょうもないな。
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ちょこ
女子教育に身を捧げた河合道の物語。明治から昭和までの有名人勢揃いなので是非とも大河ドラマにどうですかね。骨太な物語だし向いてると思うんだ。柚木さんにとって、ひとつの到達点なんだろうなあ。シスターフッド、シェアの精神が全編通じて描かれてるがとても大切なものである。ここには上下関係はない。手を取り合い、分かち合うことの素晴らしさよ。まだまだジェンダーギャップ指数は高く道半ばであるが彼女たちあってこそ、今の私たちがいるのだと思うと胸が熱くなる。私もよりよい未来を次世代に渡せるようになりたい。
wanichan
2023/05/27 17:50

私も大河ドラマになって欲しいと思いました。

ちょこ
2023/05/27 23:44

いつか、そんな日が来たらいいですよね。首を長くして待ちたいと思います。

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ちょこ
食エッセイ3冊目。前作ラストで京都から東京への移住の話が出て「?」と思ってたら今作ラストにて殿とは離婚したとはっきり明記されていた。そっか…。千早さんの食へのこだわりはもちろんのこと、よくあれだけ食べれるなあと思う。すごい。パフェの梯子とかやりたいけど無理だもん。ケーキもそんなにいっぱいは買えない。若い頃ならてきたかもだが不惑を越えた今は絶対無理。千早さんすごい。
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ちょこ
宇宙と星をテーマにした連作短編集。タイプの違う物語が紡がれた先に描かれた絵がとてもとても素晴らしくてぐっとくる。ああ、だから私は加納朋子という作家がすきなのだと再確認した。煌めく星が結ばれて星座になるように点と点であった短編が大きな物語に辿り着くのがたまらなく好きだ。毛色が違う「孤舟よ星の海を征け」は真相がわかったとこでぼろぼろ泣いてしまったんだけどとにかくどの物語も素敵で私の大好きな加納朋子を体現しててよかった。加納さんはいつだって優しくて厳しい。いいの、辛い時は逃げてもいいの。そう背中を押してくれる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/23(2806日経過)
記録初日
2016/09/24(2805日経過)
読んだ本
1086冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
311494ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1086件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
主婦
現住所
愛知県
外部サイト
自己紹介

本を読むのが子供の頃から好きでした。ミステリを中心に読んでます。最近はめっきり読書時間が減ってしまってあまり読めなくなってしまったけど、素敵な本にたくさん出会えたらいいな。

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