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2024年5月の読書メーターまとめ

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読んだ本
3
読んだページ
990ページ
感想・レビュー
3
ナイス
90ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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Audible。いそうでいなかった魅力的な主人公「成瀬あかり」と、その成瀬を取り巻く人々の日常を綴った連作短編集。最初は成瀬以外の人物の一人称で成瀬を描写していたが、最終的には成瀬の一人称になり、結局成瀬も一人の平凡な人間だということが分かる構成。ただそれは同時に「どんな平凡な人間にも等しく物語がある」ということを表しているのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

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Audible。いそうでいなかった魅力的な主人公「成瀬あかり」と、その成瀬を取り巻く人々の日常を綴った連作短編集。最初は成瀬以外の人物の一人称で成瀬を描写していたが、最終的には成瀬の一人称になり、結局成瀬も一人の平凡な人間だということが分かる構成。ただそれは同時に「どんな平凡な人間にも等しく物語がある」ということを表しているのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
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大学生の時に「ふがいない僕は空を見た」を読んで大きな衝撃を受けたが、それからしばらく手に取っていなかった作家。子供が生まれてから、子供が酷い目に遭う話を読むと心が切り裂かれたような気持ちになるし、その痛みには確かな実感がある。窪美澄にも息子さんがいるようだが、彼女は自身の心の痛みよりも、人の心を震わせたいと思う情熱の方が強かったのだろう。実際本作を読み、由人、野乃花、正子の人生を追体験しながら、何度も涙したし、自身の人生と重ね合わせて心震える瞬間が何度もあり、あらためて窪美澄の凄さを肌身で感じさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
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自分が思う「天才小説家」の定義は、「読み味の違う作品を一定以上のクオリティで書くことができる」ことだが、正に乙一はそれに当てはまる。今作も元のアイデアは募集したものだが、話の展開の豊富さは乙一らしさがあった。特に「青春絶縁体」が良く、普段は好まない青春小説をもっと読もうと思わさせられた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/24(2835日経過)
記録初日
2016/06/24(2927日経過)
読んだ本
656冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
197172ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
33件(投稿率5.0%)
本棚
53棚
性別
自己紹介

読了済みの方には「そんな視点があったのか」と思わせられるような、未読の方には「面白そう!読みたい!」と思ってもらえるようなレビューを書きたいと思っています。

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