「尻尾までアンコのつまったタイ焼き」でした！「奇想」と銘打ってはいるものの、引用してる作家さんはヘンリージェイムスからチャールズディケンズからJKローリング、はてはケリーリンク（「偉大な作家」ってキャプションついててうれしかった★）まで多彩。ジャンルを限定しない、広く小説を創作するための手法、考え方、組み立て方などがみっちみちに詰まってる。また豊富な図解もちゃんと本文とかみ合ってる、ていうか論旨の一部？て思ってしまうぐらい充実。別に小説とか書いてないけど、敷衍すれば情報を読み解く教養とかにもなりそう。

「尻尾までアンコのつまったタイ焼き」でした！「奇想」と銘打ってはいるものの、引用してる作家さんはヘンリージェイムスからチャールズディケンズからJKローリング、はてはケリーリンク（「偉大な作家」ってキャプションついててうれしかった★）まで多彩。ジャンルを限定しない、広く小説を創作するための手法、考え方、組み立て方などがみっちみちに詰まってる。また豊富な図解もちゃんと本文とかみ合ってる、ていうか論旨の一部？て思ってしまうぐらい充実。別に小説とか書いてないけど、敷衍すれば情報を読み解く教養とかにもなりそう。

人の領分を越えた現象として扱われる「心霊」も、そのありようは時代によって変容していく。「スポット」ていう呼称も、心霊の出るとされる場所が裏観光地化していった90年代以降に定着したんだとか。ある心霊スポットの体験談が、かつては聴覚・触覚要素が強い内容だったのに近年になって視覚的なものに変容（ビジュアライズ）した。なんていう考察を読むと、またまたマクルーハン先生の本と脳内リンクしまくってしまうのであった。