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2024年8月の読書メーターまとめ

bura
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2884ナイス

2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入り登録
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2024年8月のお気に入られ登録
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2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

bura
ネタバレ「あの先生、人に対する先入観が一切ないんだな。」伊良部シリーズ第4弾。17年ぶりにハチャメチャな精神科医、伊良部一郎が注射を掲げたマユミちゃんと共に帰って来た。チック、過呼吸発作、パニック障害、広場恐怖症、自意識過剰。これらの心の病に震える患者達を更に震えさせる手腕も変わらない!そしていつもの様に患者と共に遊び周る内に気が付けば治しているのだ。彼を知る者はこう語る。「早い話、赤ん坊と一緒だな」ああ、だからこの表紙だったんだね。伊良部は本当は名医なのか?…いやいやいやいや。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

bura

あ、8月になってしまった!あまりに暑いのと仕事でバタバタしていて忘れていました😅 そこでアイコンを真夏用にしました。やっぱりみんなでビールですね〜🍺ぷはー!読み友の皆さんも熱中症に気をつけてお過ごしください😊

あ、8月になってしまった!あまりに暑いのと仕事でバタバタしていて忘れていました😅
そこでアイコンを真夏用にしました。やっぱりみんなでビールですね〜🍺ぷはー!読み友の皆さんも熱中症に気をつけてお過ごしください😊
pao
2024/08/02 01:15

ビールは飲めないのでアイスコーヒーで乾杯🎉頑張ってこの暑さを乗り切りましょう!

bura
2024/08/02 09:32

paoさん、冷たいものなら何でもOKですよ~😄カンパーイ!

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
13

bura
ネタバレ「あの先生、人に対する先入観が一切ないんだな。」伊良部シリーズ第4弾。17年ぶりにハチャメチャな精神科医、伊良部一郎が注射を掲げたマユミちゃんと共に帰って来た。チック、過呼吸発作、パニック障害、広場恐怖症、自意識過剰。これらの心の病に震える患者達を更に震えさせる手腕も変わらない!そしていつもの様に患者と共に遊び周る内に気が付けば治しているのだ。彼を知る者はこう語る。「早い話、赤ん坊と一緒だな」ああ、だからこの表紙だったんだね。伊良部は本当は名医なのか?…いやいやいやいや。
が「ナイス!」と言っています。
bura
ネタバレ「巨大な緋色の渦ー轟々と激しく暗い深淵の底から…」囁きシリーズ第一弾。山深き洋館、聖真女学園高校に転入してきた和泉冴子。それから次々に起こる女生徒の連続殺人事件に冴子は巻き込まれる。「魔女」と言う言葉。35年前の「開かずの間」で起きた少女の死に関係しているのか?冴子は「血」の記憶をフラッシュバックさせる。それは何故?そして冴子は徐々に追い詰められていく…。「10代の少女と緋色」というキーワードが密室化した学園を狂気に変えていく。この展開がスリリングであり少女たちの心理描写も巧みで物語を際立たせた。
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bura
「日常でうたが生まれる。日常にうたが入りこんでくる。」古井絹枝から始まる、大学で結成したロックバンド「カニザノビー」のメンバー4人のそれぞれの視点で進む物語。作者らしい淡々とした会話と想いが連作短編を貫いている。それは家族であり、メンバー同士の日々であり、音楽と人生の関わりである。「知り合いでも何でもない人たちの声がこんなにも響くのは何故なのか。うただからだ。声がうたになっているからだ。」人生のハーモニーは中々上手くいかないが人はそれでもうたうように生きていく。若者たちの挫折と新生。清々しい一作だった。
なつ
2024/08/25 06:30

同じく私も(笑)

bura
2024/08/25 06:33

なつさん、ナカーマ(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠

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bura
こちらも長編の展開を見せてきましたね。私の好きな治蟲のキャラをもっと立たせて下さいませませ。
Vakira
2024/08/22 19:27

buraさん お読み頂きありがとうございますm(_ _)m 治蟲君ですね。妄想いたします。(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

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bura
ネタバレシリーズ第6弾。今回は因縁の太宰治。「走れメロス」「駆け込み訴へ」「晩年」が章タイトルとなる。「晩年」の希少本を奪うために栞子を石段から突き落とし、拘置所にいた田中が保釈され再び現れた。しかもあの時とは別の「晩年」の稀覯本を探して欲しいという。栞子は捜査を了承する。付き合い始めた五浦と共に本を追いかけていく内に、過去に起こった太宰の稀覯本盗難事件に突き当たる。その犯人とは…。 今回も本を巡るライトミステリの展開が面白く、更に身内の因縁めいた部分に入り込み興味津々である。ワクワクしながらシリーズ最終刊へ。
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bura
Vakiraさん、その2読みました。なんだか恋愛小説の流れが!良き展開ですね〜。
Vakira
2024/08/22 19:35

buraさん 毎度お読み頂きありがとうございますm(_ _)m 良き展開!ありがとうございます😊

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bura
Vakiraさん、箱入り娘2につなげる終わり方。次作も楽しみです😄
Vakira
2024/08/19 17:16

Buraさん お読み頂きありがとうございます。次回作ご期待頂きありがとうございます。m(__)m

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bura
ネタバレ主人公時子の元に高校時代に死んだ筈の親友朝日から、5年ぶりに電話がかかる。最初は喜んでいた時子だが下宿から更に実家へと住み着き出て行かない。時子の周りの人間を巻き込み暮らす朝日に苛立ちを感じ始める。出て行って欲しい、しかし居て欲しい。激しい感情の振り幅が時子を追い詰めていく。朝日は何者なのか。幽霊か、実在か、時子の影か。埋められない喪失感は家を出た姉にも原因があるかも知れない。様々な蟠りを抱えながら、読み手もズルズルと引きずられていく。自分に都合の良い依存は結局、己の首を絞めるのか。
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bura
「漫画家は漫画を描くしかないのである」2020年、新型コロナウイルスが世界でパンデミックを起こした時、日本の漫画家かどうしていたか?そして何を思ったか?をちばてつや、浅野いにお等、7人の漫画家にインタビューした一冊。一言で言うと質問の内容が浅すぎる。そもそも漫画家は「籠る仕事」であり、仕事自体には実害は無い。アシさんへの気遣い位だ。読み手としてはもっと表現者としてのパンデミックに対しての深い意見を引き出して欲しかった。結局、最初の一文をこの編者は本の冒頭に持って来るしか無かった。…なんだかなあ〜である。
bura
2024/08/16 19:40

辛口でごめんなさい😅

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bura
「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」伊良部シリーズ第3弾。4作の短編。相変わらずやりたい放題の精神科医伊良部一郎と胸の谷間を見せつつぶっとい注射を打つマユミちゃん。今回の症例はパニック障害、若年性アルツハイマー、老化への恐怖症、自律神経失調症。全く自分勝手な子供レベルの伊良部だが、いつの間にか患者は苦しみから解放されているのだ。そのいい加減さが現代社会で病んでいる人たちの「薬」になっているのだろう。「あほうはかわいい。気楽でいい。」伊良部は実は名医なのか?…いやいやいやいや。
鳴海
2024/08/16 22:56

えっ、発売されて一年過ぎてたんですね😱 頭を空っぽにしたい時に読もうっと

bura
2024/08/16 23:08

鳴海さん、私は伊良部シリーズを今年3冊読んで、更に4冊目がある事を知りました。17年経ってまだネタがあるのか〜と笑えましたよ🤣

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bura
ネタバレ「〈模倣〉ではなく、〈再現〉です」AIが裁判の判定を下す中国が売り込んだソフト「法神」。全てが裁判官と同じ判決を下す恐るべきクオリティに裁判所は挙って利用する様になる。それに疑問を抱く判事高円寺円。あの静の孫である彼女は父親殺人事件の容疑者戸塚久志をAIが死刑と判決したデータに不信感を持つ。事件の担当は捜査一課の葛城、円の恋人である。彼も又、事件に疑問があった…。近未来、現実になりそうなAI裁判を中山七里がエンタテインメント化した一作。少々軽いがどんでん返しも楽しめた。しかしAIには裁かれたくないものだ。
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bura
ネタバレ「ずっとほうっておいたくせに」ミライの学校というカルト的施設の敷地内で子供の白骨死体が発見された。そのニュースと共に30年前を回想する弁護士近藤法子。小4の時ノリコはこの施設の夏の合宿に参加し、そこに暮らすミカと出逢い友達になった。子供の微細な心の動きを作者は実に丁寧に描いていく。過去と現在が交互に語られ子供と大人の自分が交錯する。白骨死体はミカでは?法子の「心の澱」が物語のそこかしこに溜まり、やがて真実に向かうチカラに変わる。「忘れていた友情と取り残された罪」辻村深月の長く深い新世界をじっくり味わった。
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bura
この本はほっこりするなあ。急逝した兄が神保町で営んでいた古書店を相続する事になった鷹島珊瑚。経営など分からぬ彼女を親戚の娘、国文科の院生美希喜が手伝う事になる。近所の人達との温かい交流、そして古書を通しての心の触れ合いと神保町界隈の美味しい食べ物が物語の味わいをより深くしていく。 第三話の「十七歳の地図」は私も大好きだった写真集なので興味深く読めた。最終話の伏線回収もとても上手く、続編も期待せずにいられない。良く行く神保町が舞台なのも嬉しかった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/24(2958日経過)
記録初日
2016/01/01(3255日経過)
読んだ本
851冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
238686ページ(1日平均73ページ)
感想・レビュー
707件(投稿率83.1%)
本棚
53棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
自己紹介

コツコツと本を読むことを趣味にしています。
この本に出会えて良かったという読後感が楽しみ!
最近は又、ミステリにハマっていますが、基本的に
雑食で何でも読む派です。
読友さんの感想が新しい本との出会いを広げています!

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