読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

Y.yamabuki
読んだ本
6
読んだページ
2088ページ
感想・レビュー
6
ナイス
253ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 蒼い猛牛

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y.yamabuki
どんなに居心地が良くても、卒業の日が来れば、去らなければならない高校生活。まだ見ぬ未来へと向かう晴れがましさと同時に切ない別れもやってくる。犬のコーシローは、そんな生徒達を数世代に渡って見守ってきた。各話は高校生活のその中のほんの一瞬、でもとても濃い一瞬を描いている。彼らはきっとその後の長い人生、折に触れて、或は岐路に立った時に、思い出すのだろう。会う機会に恵まれれば、時が経っていようと、忽ちその時に引き戻される。あの頃は特別な時代だったのだとつくづくと思い出させてくれる心に沁みる素敵な作品だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

Y.yamabuki

あっという間の二月、📚️初読みの伊岡瞬さん「奔流の海」東野圭吾さん「ブラック・ショーマンと…」宇江佐真理さん「ひょうたん」が印象に残りました。最近は江戸の市井もの短編集📙が手元にないと落ち着きません。今月も宜しくお願いします。写真は三渓園の🎎です。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2536ページ ナイス数:210ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/2

あっという間の二月、📚️初読みの伊岡瞬さん「奔流の海」東野圭吾さん「ブラック・ショーマンと…」宇江佐真理さん「ひょうたん」が印象に残りました。最近は江戸の市井もの短編集📙が手元にないと落ち着きません。今月も宜しくお願いします。写真は三渓園の🎎です。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2536ページ ナイス数:210ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/2
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

Y.yamabuki
江戸、中村座で鬼の仕業と思われる事件が起こる。元女形で足の不自由な魚の助と藤九郎が座元から鬼探しを依頼される。冒頭は、物語に入り込めなかったが、二人が中村座に乗り込む段になると、読み易くこの歌舞伎の世界に引き込まれた。かつては太夫を張っていた魚之助。最初は嫌な奴としか思えなかったが、足が不自由になった現在の苦悩や子供時代の境遇が分かるにつれ切ない気持ちに。事件が解決する頃には、愛おしい存在にもなってきた。「そもそも、鬼と人との境目ってえのはどこにあるんですか。そんなら、男と女の境目は」役者の業の為せる業。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
どんなに居心地が良くても、卒業の日が来れば、去らなければならない高校生活。まだ見ぬ未来へと向かう晴れがましさと同時に切ない別れもやってくる。犬のコーシローは、そんな生徒達を数世代に渡って見守ってきた。各話は高校生活のその中のほんの一瞬、でもとても濃い一瞬を描いている。彼らはきっとその後の長い人生、折に触れて、或は岐路に立った時に、思い出すのだろう。会う機会に恵まれれば、時が経っていようと、忽ちその時に引き戻される。あの頃は特別な時代だったのだとつくづくと思い出させてくれる心に沁みる素敵な作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
種々の媒体に発表した数頁の作品を編集したエッセイ集で、内容も多岐にわたる。様々な事柄に好奇心を抱き、それらを探究しようとする行動力が感じられた。難解な部分もあったけれど、そこからは思慮深い姿を垣間見ることができた。一方身近な話もあり自然に関わるテーマも多く、これまで読んだ作品(ほんの数冊ですが)に、通ずるものがあり興味深かった。「…連面と続いてきた、森の意思でもある。やがては時を得て爆発するような生の横溢を見せる生命力が、森の至る所に潜んでいる。森に出かけよう」自然に対する気持ちが伝わってくる。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
おまきは、岡っ引きの父親を自らの手で探そうとしていた。火付けの下手人を探索中に行方知れずになってしまっていたのだ。まずは亀吉と要の二人の少年の力を借り、そして同心の飯倉も巻き込む。目の見えない要と材木問屋の息子の間柄が良い。おまきと要の生い立ちを知ると一層心に沁みる。事件そのものは辛いものだが、登場人物達の優しさに救われる。シリーズになるようなので、またこの子達に会えるのが楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
ミステリーというかホラー。 面白かったけれど、ちょっと苦手かな。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
室町時代の播磨国、法師陰陽師の兄弟が活躍する短編集。薬師の兄律秀と物の怪の姿が見える弟呂秀、お互いの得意分野で協力し合う姿が良い。この二人は人にも、人にあらざるものにも優しい。落ち着いて読める作品。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/30(2803日経過)
記録初日
2013/11/05(3893日経過)
読んだ本
723冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
245504ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
569件(投稿率78.7%)
本棚
24棚
性別
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう