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2024年4月の読書メーターまとめ

Y.yamabuki
読んだ本
8
読んだページ
3144ページ
感想・レビュー
8
ナイス
272ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月のお気に入り登録
2

  • さくら★もち
  • みこ

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • さくら★もち

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y.yamabuki
現在の世田谷の事件と1990年代北海道の離島の物語が同時進行する。この二つはどう関係しているの?頁を捲る手が止まらなかった。けれど事件が起こった経緯を知ると切ない。勿論原因を作った悪い奴はいるけれど、ミスリードによる思い込みや、勘違いが事件を引き起こしたことを考えるとやるせない。そしてこの作品を読み応え有るものにしているのは、島の人間模様や登場人物の心情を表す情景描写の数々など離島の暮らしがしっかり描かれているからだろう。変わり者の刑事三ツ矢と振り回される田所の遣り取りが気持ちを柔らかくしてくれた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

Y.yamabuki

三月印象に残った📙は、伊吹有喜さんの「犬がいた季節でした」今月もよろしくお願いします✨写真の🌸は東博の日本庭園の枝垂れ桜です。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2088ページ ナイス数:253ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/3

三月印象に残った📙は、伊吹有喜さんの「犬がいた季節でした」今月もよろしくお願いします✨写真の🌸は東博の日本庭園の枝垂れ桜です。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2088ページ ナイス数:253ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/3
宵待草
2024/04/07 17:46

yamabukiさん こんばんは 4月もどうぞ、宜しくお願い致します!💫 何時も有り難うございます!🙋 綺麗な東博の枝垂れ桜の掲載に感謝して🌸、、、宵待草

Y.yamabuki
2024/04/07 18:36

宵待草さん こんばんは☺️ こちらこそ、いつも仏像、お店のご紹介楽しみにしています🎵 四月もよろしくお願いします。

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2024年4月の感想・レビュー一覧
8

Y.yamabuki
六人の作家の三越に纏わるアンソロジー。各々の作家さんらしい作品が並ぶ。辻村深月さん「思い出エレベーター」は深い三越愛が感じられ過去に読んだ『東京會舘』を思い出した。東野圭吾さん「重命る」は湯川博士も出てくる本格ミステリーで、三越も違和感なく登場し良かった。阿川佐和子さん「雨あがりに」も素敵な作品だったが、一番は伊坂幸太郎さんの「Have a nice day!」入り口のライオンが登場するスケールの大きな話で面白かった。二百年前の日本橋を描いた「熈代勝覧」の複製が三越前の地下道に有るそうで、見に行きたい。
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Y.yamabuki
現在の世田谷の事件と1990年代北海道の離島の物語が同時進行する。この二つはどう関係しているの?頁を捲る手が止まらなかった。けれど事件が起こった経緯を知ると切ない。勿論原因を作った悪い奴はいるけれど、ミスリードによる思い込みや、勘違いが事件を引き起こしたことを考えるとやるせない。そしてこの作品を読み応え有るものにしているのは、島の人間模様や登場人物の心情を表す情景描写の数々など離島の暮らしがしっかり描かれているからだろう。変わり者の刑事三ツ矢と振り回される田所の遣り取りが気持ちを柔らかくしてくれた。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
気楽な女二人旅かと思ったら思いの外シリアスな話。疎遠だった高校時代の仲間同士SNSで繋がり、お互いその後の状況を知らないまま週末に奥の細道を辿る旅を始める。読者は旅の話の前後の章で、美穂の高校教師としての悩みや同居人の彼氏との問題を知る。しかし空については、美穂と同様に何もわからない。何かを抱えているがそれが何なのか?学校を離れた後何が有ったのか?と先が気になる展開。話を聞いて貰うことで心が軽くなり、前向きになった二人。○○を辿る旅、一気じゃなくて良いんだ新幹線も飛行機も有り。これならできるかも。
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Y.yamabuki
縄暖簾の見世「福助」を営む家族と常連客という市井の人々の視点で明治維新前後を描いていて興味深い。この家族のあれこれの合間に世情を描く部分が差し挟まれる。女将のおあきと夫の元武士で今は岡っ引きの弘蔵、嫁にいく娘と夫、それに常連客達。皆良い人達なんだけれど、そこでその台詞と思ってしまうところが所々に…。物語全体としては面白く終盤息子を思う夫婦の気持ちが切ない。宇江佐さんの史実を基にした作品を読むのは二作目だが、市井ものの方が好み。何れにしても、もう新たな作品が読めないのが寂しい。
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Y.yamabuki
バスを降り綺麗な庭のある屋敷群を越え自然のままの敷地に入る。そこにある洋館。庭には草木が植えられ花も咲いている。でも庭園というより菜園。ハーブが植えられているからだ。内装は重厚だが部屋は窓から差し込む柔らかな光に包まれている。不思議な空間。そこに住む調香師の朔。初めの印象は物静かで少し拘りの強い何でも完璧にこなす育ちの良い青年。そんな彼の相棒が真逆の性格の新城?と思ったが、特異な才能ゆえの苦悩、幼い頃の環境を知ると新城の存在が彼の大きな助けになっていることが理解できる。一香と共にまたこの洋館を訪れたい。
宵待草
2024/05/05 21:34

yamabukiさん こんばんは! 今頃、拝読して居ます!🙇💦 私は単行本にて既読&レビューをして居ます。 共読本が一冊加わり、嬉しくレビューを拝読しました!🍀 予定が詰まり、読友さん達のレビュー&呟きを拝読するタイミングが、ずれ気味の昨今です!🙏 5月もどうぞ、宜しくお願い致します!💫 何時も、有り難うございます!🙋 宵待草

Y.yamabuki
2024/05/06 07:38

宵待草さん、おはようございます😊お忙しい中(精力的な活動の呟き半ば羨ましく拝見しています)こんな稚拙なレビュー読んで頂いて感激です!どうぞお体にお気を付けてお過ごしくださいね。呟き楽しみにしています🎵

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Y.yamabuki
ネタバレ藤原不比等の四人の息子達、政の中枢にいる長屋王を中心に話は進む。情景描写や状況説明に頁を割くことなく登場人物間の会話を中心に話が進むためか展開が早い。四人の息子のキャラクターは見事に描き分けられ、長屋王の性格が長屋王の変の原因の一つと結論付けているのも興味深い。長屋王の変に至った過程は違和感無く、本当にこう言う会話が為されたのではと思わされる。日本史で習って何で?と思っていたことがスッキリした気分。解説に依るとこの作品はかなり史実に忠実とのこと。藤原不比等を描いた「比ぶ者なき」も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
中学受験を終えた亜美は、小説家の叔父と本を返すため徒歩で鹿島を目指す。サッカー少女の彼女はリフティングをしながら、叔父は風景を綴りながら。彼女は旅での経験、その中での叔父との会話を通して成長著しい。途中で出会った大学生とは心を通じ合わせ、彼女に影響まで与えてしまう。一回りも二回りも大きくなった彼女の将来が楽しみだった。亜美が興味を持ったカワウの話、鹿島の町とジーコの話、鹿島神宮の鎮守の森の話が印象に残っている。手賀沼の辺りを水鳥を眺めながら散策したくなった。
が「ナイス!」と言っています。
Y.yamabuki
満州事変後の日中和平工作を扱った作品。史実の中に架空の人物と事柄を組入れているので、何処までが史実で、誰が架空の人物か調べながらの読書だった。オリジナルの登場人物達は皆魅力的で、彼らの活躍場面はハラハラドキドキの展開で面白かった。個人的にはもう少し彼らの活躍場面があるか、或は日本と中国に挟まれた彼ら個人々の苦悩や葛藤等人間性を描いても良かったと思う。それでも何度も和平交渉がなされ、戦争回避を願った人々がいたことを知ることができたのは良かった。今の世界情勢を思わせるものでもあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/30(2801日経過)
記録初日
2013/11/05(3891日経過)
読んだ本
723冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
245504ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
569件(投稿率78.7%)
本棚
24棚
性別
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