読書メーター KADOKAWA Group

2021年11月の読書メーターまとめ

くたくた
読んだ本
11
読んだページ
4014ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1220ナイス

2021年11月に読んだ本
11

2021年11月のお気に入り登録
6

  • 小太郎
  • はるまき
  • み
  • cupcakes_kumi
  • 朝子
  • パカゲニー

2021年11月のお気に入られ登録
5

  • 小太郎
  • 練りようかん
  • cupcakes_kumi
  • 朝子
  • 、

2021年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くたくた
先読みプルーフ版を出版社から送っていただいたので、お礼に購入!とにかく、ラストまで読み終わって叫ぶよね。「だから、見えない敵はどこにいるんだぁ!!」と。 伏線と回収、どんでんにつぐどんでん。時間をかけた地道な捜査と逮捕劇、そして、弁護士一家の面目躍如の裁判劇。それなのに、巨悪はどこにいるんだ!? なんということだ、このまま、次巻まで待たねばならないとは。なにより、終盤で湧き起こった問題にどう落とし前を付けてくれるのか。気になって仕方ない。なにはともあれ、ストーリーは濃厚で、とても面白い。オススメです。
mippo
2021/12/17 11:22

アーチャー、昔ハマったけどここ20年読んでない・・・。これは評判良いですね。

くたくた
2021/12/17 12:25

軽めのタッチだけど、濃厚で、ちょっと面白い読み応えです。私は好きですネ

が「ナイス!」と言っています。

2021年11月にナイスが最も多かったつぶやき

くたくた

10月は実質5冊でした。もうちょっと読みたかったな。実は間にダニエル・シルヴァの新刊『The Cellist』を拾い読みして妄想に浸っていたせいで、読書が進まなかったのです。HCJの速やかな邦訳を待つ。ガブリエル、リタイアまであと1年というところであの仕打ち。ほんと、シルヴァはサドじゃなかろうかと。あ〜〜〜ネタバレしたい!でもしない!!10月の読んだ本の数:6冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/718808/summary/monthly

10月は実質5冊でした。もうちょっと読みたかったな。実は間にダニエル・シルヴァの新刊『The Cellist』を拾い読みして妄想に浸っていたせいで、読書が進まなかったのです。HCJの速やかな邦訳を待つ。ガブリエル、リタイアまであと1年というところであの仕打ち。ほんと、シルヴァはサドじゃなかろうかと。あ〜〜〜ネタバレしたい!でもしない!!10月の読んだ本の数:6冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/718808/summary/monthly
が「ナイス!」と言っています。

2021年11月の感想・レビュー一覧
10

くたくた
街全体がジャズのスウィングに身を委ねているニューオーリンズ。ネオンと紫煙とウイスキーと女。裏社会の人脈と危険な仕事。ギャングとしてかなりの地位を築いていたフランク・ギドリーは、自分が頼まれた些細な仕事がケネディ大統領暗殺に関わりがあると気づく。そして、その秘密のために自分が消されると直感し、逃亡せざるを得なくなる。裏社会の仕組みは骨の髄までしみこんでいるから自分が殺される理屈は理解できる、だがそれを受け入れるかどうかは別問題。一方、追跡を命じられた男も淡々と義務を果たす。なぜならそれしか生き方がない。
ずっきん
2021/11/28 20:38

あなたの心にレビューに泣くわ、モン・シェール。

ずっきん
2021/11/28 20:43

加賀山氏の訳いいよねえ。ディケンズの二都物語の新訳も氏によるものなので、近々いく予定♪

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
目下、凝り性および収集癖が猛烈に作動中。いくつか潜水艦の解説本を手に取ったが、これが一番説明が丁寧で読みやすい。潜水艦の構造やバラストタンクのしくみや、水中の音波の原理など。一応知っておくだけで、潜水艦ものの軍事スリラーの理解が深まる。パラパラめくっただけで、誤植がみつかったのはご愛敬。
るい
2021/11/27 20:30

うふふです。私の英語の先生も、世界の軍事施設と武器・・・みたいな豆図鑑を持っていて、それを時折見せてくれるんですよ。くたくたさんのお仲間かも。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
Kindle Unlimitedで。写真満載文字少なめなので、昼休憩中にサクッと。
るい
2021/11/24 15:32

くたくたさん、東京お住まいですから、横須賀など行かれたことありますよね?昔、三浦半島に旅をしたときに、横須賀湾クルーズをしまして、自営隊やらアメリカ軍やらの軍艦を見た気がします。日本も、空母を持つ計画をしているとか。

くたくた
2021/11/24 18:46

私は実は横浜出身なんですが、横須賀にはまだ一度も行ったことがないんですよ。近いとかえって足が遠のく実例ですネ。近いうちに、というかもっと寒くなってから横須賀港クルーズに行きたいなって思ってます。なぜってほら、その方が臨場感があるかなぁ、と。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
イスラム武闘組織による米原潜の乗っ取りと核兵器の積み込み、本当にこんなに上手くいくのだろうか?とか、北朝鮮のクーデターは、ほとんど『潜航せよ』と似たり寄ったりだとか、本筋とはほとんど関係なく血で血を洗う骨肉の争いを繰り広げる随親子とか。まあ、陳腐なところもあるっちゃああるが、ジョン・ワード准将の苦悩とジム候補生の頑張りと、駆逐艦ヒギンズ艦長や原潜トピーカのチャップマン艦長のプロ意識と奮闘でおつりが来る。やはりこれは潜水艦乗りによる潜水艦のための小説なのだ。息子のジムが乗り組んだ潜水艦の消息不明と妻エレンの
くたくた
2021/11/22 20:14

タイでの拉致に、さすがに耐えきれなくなるジョン・ワードが非常に気の毒な展開である。それにしても核兵器の扱いが軽いなあ、と感じてしまうのは、自分が日本人だからだろうか。ここは、なんとしても持ちこたえてほしかったな、と思う。巻き添えくったビーマンの部下達にもう会えないのかとおもうと残念でならないよ。それでもまあ、面白かった。次作もぜひ読みたい。ロングレビュー→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/11/0307-08-nv.html

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
ハンターキラー3作目。今回は日本も舞台に。横須賀基地の旧大日本帝国海軍司令部だった洞窟が米軍の司令部に転用されている描写に心がざわめく。ジョン・ワードの息子は海軍兵学校の四年生でグアムで潜水艦乗務実習に。子供が手を離れた妻のエレンは大学の植物学の研究に戻って、タイで学生を引率して野生の蘭の植生調査に。フィリピンではイスラム超過激派の武闘集団が世界を核戦争に導く事を画策し、北朝鮮では老軍事指導者がやはり核戦争を仕組む。これにアジアの麻薬王の親子の確執が絡み、麻薬捜査官キンケイドもフィリピンで隠密捜査中。
くたくた
2021/11/20 18:51

ロシアから盗まれて密輸された旧ソ連の核魚雷の存在が米国の知るところとなり、捜索・破壊作戦が立案され、司令官にはジョン・ワード准将が任命される。司令部が置かれたのは横須賀。にわかに北太平洋が騒然とし始める。上巻はまだ大舞台の設定のみ。事態が動くのは下巻から。しかし、さまざまな要素が複雑に絡まり、期待はいやが応にも高まる。速やかに下巻へ。訓練よろしく同盟国の原潜を追尾する日本の“ディーゼル潜水艦”が米原潜に鬱陶しがられているのに失笑。ディーゼル潜水艦と連呼しているのに、笑。日本の潜水艦は優秀だからね。

Richard Thornburg
2021/11/23 06:06

ディーゼル潜水艦は潜水するとモーターを使いますから、水中でも絶え間なくタービンを回し続けている原子力潜水艦より静粛性は勝りますね。  ディーゼル潜水艦の場合、音が頼りの水中での追尾/作戦行動中はほぼ無音となり、戦術的立ち回りでは原子力潜水艦よりも優位に立てる場合も多いです。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
下巻に入り、ビーマン率いるSEALsの任務はどんどん難易度が上がってくる。ちょっと昼寝している暇にそこらを散歩してロシア大統領を奪取してこい。そして彼らを迎えにくるグラスの潜水艦〈トレド〉も、狭いフィヨルドの中で対潜艦3隻+ヘリ一機を相手に戦い抜く。一方海上のイージス艦で前線指揮をとるワードは、ロシア原潜を密かに追いつめる。ロシア駆逐艦vs米原潜、米巡洋艦vsロシア原潜。いずれも経験値の差が勝負を分けたか。他方米証券市場を舞台にした民間パート、もっと本筋に絡んでくるのかと思いきや、ほとんど絡まずに終了。
あーてぃる
2021/11/18 00:21

弾道弾なんか出てきた日には地球儀で確認したくなりますね。

くたくた
2021/11/18 01:59

今作ではバルト海からモスクワに向けてミサイルを発射したので、思わず白海からの距離と比べてしまいました。戦術的にどうなの?って思って。昔、子どものクリスマスプレゼントに買った地球儀は、たぶん私が一番活用しています。そういえば、作中に「ノース岬」という地名が何回も出てきたんですが、どうしてもグーグルマップで発見できず、紙の地図帳広げてやっとノルウェー最北端「ノール岬」を発見しました。英語直訳ならノース岬で間違いないんだけど。地名も難しいですね。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
間をおかずに再読です。前のレビューで間違い。 ジョン・ワードは大西洋潜水艦隊の司令官の一人で、第6戦隊を指揮しているようだ。やっぱりワードが好きだなあ。
くたくた
2021/11/15 20:36

上巻分だけですが、ロングレヴューあります。→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/11/0305-06-nv.html?m=1

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
先読みプルーフ版を出版社から送っていただいたので、お礼に購入!とにかく、ラストまで読み終わって叫ぶよね。「だから、見えない敵はどこにいるんだぁ!!」と。 伏線と回収、どんでんにつぐどんでん。時間をかけた地道な捜査と逮捕劇、そして、弁護士一家の面目躍如の裁判劇。それなのに、巨悪はどこにいるんだ!? なんということだ、このまま、次巻まで待たねばならないとは。なにより、終盤で湧き起こった問題にどう落とし前を付けてくれるのか。気になって仕方ない。なにはともあれ、ストーリーは濃厚で、とても面白い。オススメです。
mippo
2021/12/17 11:22

アーチャー、昔ハマったけどここ20年読んでない・・・。これは評判良いですね。

くたくた
2021/12/17 12:25

軽めのタッチだけど、濃厚で、ちょっと面白い読み応えです。私は好きですネ

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
SASを「空軍特殊部隊」と訳す痛恨のミス。SASは特殊空挺部隊で陸軍の精鋭中の精鋭。小説での登場も多いが、たとえばリーバス警部は訓練落伍組、マクシム少佐は2期を務めあげた錬達の兵士。そのほか多数。あと、大尉を「若い下士官」としているのは誤訳か脱字か?下士官と下級士官、一字あるかないかで大違いだ。なおいずれもストーリーにはまったく影響はない。共著者の一人がもと原潜の艦長なだけに、原潜内のあれこれや人間関係の描写は精緻で非常に魅力的。その分敵役が平凡に見えてしまうのは前巻の『最後の任務』と同様。
くたくた
2021/11/09 12:09

しかし、潜水艦は氷海に潜り、水上艦は波頭を割って走り、SEALは落下傘で降下する。それだけで読み応え十分で満足。今回の主役はジョー・グラス。前作では原潜〈スペードフィッシュ〉の副長だったが、今作ではれて艦長になった。前作主役のワードは准将に昇進して大西洋艦隊潜水艦部隊司令官になっている。2年で中佐から准将に昇進とは超早なのでは?「今回の戦術司令官は人使いのあらい人でなしだ」「誰です?」「わたしだ」というワードとグラスの会話も楽しい。ワードの薫陶をうけたグラスが堂の入った艦長ぶりを発揮するのが見どころ。

くたくた
2021/11/09 12:11

映画はストーリーの枝葉を端折ってすっきりしていたびだが、こちら原作では米露とも軍、民間入り交じって登場人物も非常に多い。しかしまあ、あまり細かいところは気にしないで楽しむだけでよし。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
さて、下巻です。反政府指導者、麻薬捜査官、現地潜入のSEAL、潜水艦と細かくパートを刻んでくるが、さすがにペースが上がってスリルも高まる。潜水艦パートは安定の面白さ。《エル・ファルコーネ》の正体は予想通りで、これに気付かない麻薬王のしょぼさが際立つ。一方の潜水艦艦長ワードが部下思いで有能。一糸乱れれぬ艦内の統率ぶりはただただ気持ちよい。長期間の単独行動をむねとする潜水艦の艦長は裁量の幅が広く、自立心旺盛でクセがつよい、またそれでこそ有能・・・ということで、意に沿わない指令には断固として抵抗も。
くたくた
2021/11/03 23:02

長官からの指令の無線を電波のせいにして聞こえないふりで回線をぶち切る、という古典的なバックレもかまして、ひたすら獲物を追跡。「わたしの親父もよく言っていた。〝前もって許可を取れなかったら、あとで許してもらえばいい〟と。」と言う艦長に、敬服する副長。この副長がのちの『潜航せよ』の艦長だからね。かくして伝統は受け継がれるのだ。ストーリー全体も十分に面白い。敵を悪し様に書かないと、先進国大国のアメリカが最先端武力で他国のゲリラにトマホークブチ込む話になってしまうので、まあこういう話になってしまうのは仕方ない。

くたくた
2021/11/03 23:10

ラストの、《スペードフィッシュ》退役式は、静かにじーんとくる。ずべての作戦と任務を終え、母港の埠頭に静かにたゆたう老朽潜水艦。ラストで繋留される《スペードフィッシュ》と対照的な出港していく最新鋭潜水艦の姿は、ウィリアム・ターナーの『戦艦テレメール号』の絵を思い出したりして、なんとも感慨深かったのだった。いちおう、こちらにも書き足ししました。→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/10/0302-03-nv.html

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/05(2968日経過)
記録初日
1980/01/01(16426日経過)
読んだ本
1269冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
374702ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
979件(投稿率77.1%)
本棚
44棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://koko-yori-mybooks.blogspot.com
自己紹介

翻訳SFとアクション、エスピオナージ、戦争、歴史&ミステリーを好んで読んでます。苦手は恋愛もの、日本人作家のもの、短編。
なので、時代小説以外は日本人作家さんはあまり読みません。

日本人作家さん作品は、ストレートに言葉が自分の中に入り込んでくるのに言語感覚にどこか自分とは違う感じがすることが多くて、やや苦手です。翻訳本にある彼我の距離感が丁度良いです。自分の周りにあるもろもろの事柄は、小説より奇なり!というものが多いので、日本もので胃にこたえそうな現実感ありありなヘヴィーな本は敬遠してます。
紙の本が好きです。基本的には新本を求めることにしていますが、翻訳小説は簡単に絶版になってしまうので、Amazonマケプレと近所の古本屋さんの利用率は高めです。図書館も嫌いじゃないですが、一度読んだ本はずっと手元に置いておきたい派です。
読書メーターを始めて、読書に幅が出てきました。
読書傾向の似た方と繋がりたいと思い、過去に読んだ本も登録してます。積読本が事実上1000冊を超えた今日この頃、いつか読み終わる日を迎えられるのだろうか。。。。
月に10冊、年に100冊くらい読めればいいな、と思っています。それでも積読消化に10年以上はかかる。速読の皆様がうらやましい今日この頃。
今後ともよろしくお願いいたします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう