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2022年9月の読書メーターまとめ

くたくた
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13
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感想・レビュー
13
ナイス
1322ナイス

2022年9月に読んだ本
13

2022年9月のお気に入り登録
2

  • まふ
  • キック

2022年9月のお気に入られ登録
2

  • まふ
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2022年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くたくた
自転車ロードレースの奥深さを垣間見る。正体がつかめなかったエース石尾の人物がチカの中ではっきりと像を結ぶにしたがい、感動が追いかけてくる。周囲の半端な推測が雑音となっていたが、チカの直感は正しかった。そして私は袴田や香乃や篠田という中途半端な人間たちにムカついた。でもそんな半端な人間にも居場所があるのがこの世の中なんだよね。小説の中も然り。命を懸けるだけの価値を見いだすのかはそれに懸ける人次第。そんな純度と硬度の高い人間だけが犠牲を捧げることができる。それにしても、そうまでして・・・と思うと切ない。
chiseiok
2022/09/11 00:49

激しく同意。凄いのは、”勉強して解説してる”臭が一切なく、元々よく知ってる知識を物語の展開に合わせてやさしく補足してくれてる…風にしか感じないところ。近藤史恵恐るべし!と思いました。

が「ナイス!」と言っています。

2022年9月にナイスが最も多かったつぶやき

くたくた

コロナ記・・・喉の痛みから症状発現。24時間後位から発熱も。37℃台から39℃までは半日。インフル様の関節痛・頭痛あり。喉の痛みから、たんが絡んで咳が出るようになり、咳が刺激になって喉がさらに痛む→咳が出る、のループ。SPO₂は98%で正常。38℃台1日半、37℃台1日、36℃台にさがる。←イマココ。ウイルスに直接利くクスリはない、と説明を受けつつ、対症療法で出してもらった喉の炎症を抑える薬、咳を抑える薬が結構利いている。イブプロフェンで頭痛も喉痛も感じなくなって、調子が良いように感じるのは多分錯覚。

コロナ記・・・喉の痛みから症状発現。24時間後位から発熱も。37℃台から39℃までは半日。インフル様の関節痛・頭痛あり。喉の痛みから、たんが絡んで咳が出るようになり、咳が刺激になって喉がさらに痛む→咳が出る、のループ。SPO₂は98%で正常。38℃台1日半、37℃台1日、36℃台にさがる。←イマココ。ウイルスに直接利くクスリはない、と説明を受けつつ、対症療法で出してもらった喉の炎症を抑える薬、咳を抑える薬が結構利いている。イブプロフェンで頭痛も喉痛も感じなくなって、調子が良いように感じるのは多分錯覚。
くたくた
2022/09/07 21:37

やっぱり結構皆さん罹ってますね。我が家も順に罹患中。こうなりゃ、免疫獲得の仕上げだと思おう。結局家族が罹患すれば、炊事/洗濯やるのは自分なのよ。全部捨て置いてホテル療養すりゃよかったかな、とちょっと後悔してます(笑)

Millet.K
2022/09/08 08:37

主婦業もお疲れ様です。今日の晩御飯用に「栗ごはん」と「鶏とナスの治部煮風」「オクラとしめじの味噌汁」を電送(?)しておきます、くれぐれもお大事に〜

が「ナイス!」と言っています。

2022年9月の感想・レビュー一覧
13

くたくた
RIKOシリーズなのに当のリコが狂言回しにしか思えん私はダメな奴です。ラストの陽に透けた一瞬の金髪に全部持ってかれちゃいました。リコに問われて「愛している」と答える練。手酷い暴力を受けてもまずは倍返ししてから自分の中に呑み込むリコの漢気はすごい。好きなキャラというには複雑なんだけどちょっと惚れます。しかしこれ『聖黒』先に読んでたから落ち着いて読めたけど、こちらを先に読んだらさぞ、練と麻生に気がもめた事だったろう。そういう意味では、このシリーズも刊行順が正解なのだろうな。『聖黒』続編『海は灰色』を待望する。
るい
2022/10/02 20:23

くたくたさん、たくさんナイスをありがとうございます。ビックリ!お忙しいのは存じ上げてますからマイペースで無理なさらないでくださいね。

くたくた
2022/10/02 20:59

ふふふ、、Ruiさんのレヴューを探しにいくついでです。結構見落としてるのが沢山ありました(o^^o)

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
間瀬さん(悪魔)+アミノ製薬+火箱ちゃん。患者の利益を最優先に岸センセが動く。動く時には超速なのがすごい。治験の現場のあれこれに、半ワク界隈で治験ガ〜と騒いでいた人達の事も思い起こされたり。「治験による殺人」と岸センセに言わしめた間瀬とアミノは次巻どう動くのか。相変わらずよませますなあ。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画16。透の劣化がひどい。そろそろ別人?って感じになってきた。変化(その1)透が車の運転上手に変身。(その2)性格。どっちかってーと島津さんちのサボテンの鉢植くらい静かな草食系だった透が、如才なくて、口が回って、いやらしくて、仄暗くて、『朝日のあたる家』や『ムーン・リヴァー』でさえそうだった、汚れ切れない、どこかおっとりとして、世の中の流れに乗り切れていなくて、いつも困惑していて、やっとこさ生きている不器用な感じがなくなってしまった。もはやマリアさまの面影がない。これ別の人だろ。
くたくた
2022/09/21 08:00

なお、アクションパートが終了したため、全体的に、薫サンの〈脳内ダダ漏れぐだぐだトーク〉と私が形容している、冗長で繰り返しの多い無駄な文章が増え、目が滑る率が高まる。セリフによる各人物の書き分けが曖昧で、小説の質的にも劣化が見られる。 内容的には、渥美と俊一のスキャンダルがスッパ抜かれるが、渥美が撮った陵辱ビデオ/写真が流出したのかとおもいきや、たんなる「矢代俊一は渥美の愛人だった」とフォーカスされただけで、それほどの騒ぎではなかった模様。

chiseiok
2022/09/21 11:20

あ〜💦〈脳内ダダ漏れぐだぐだトーク〉グイン・サーガにもあった!確か語り手はクララ…だったかな?読んでて気持ち悪くなった覚えが…^^;。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
「サクリファイス」「エデン」に登場するロードレースの選手たちを主人公にした短編集。なかでも、若い石尾がとても魅力的。チカは相変わらず、風が吹き抜けるみたいに爽やかで、風にそよぐ柳のように柔軟。アシスト気質のチカもヨーロッパに先陣した日本人として、めいいっぱい頑張っている。そして、ベテラン選手として老成していく赤城が、地味に、格好がいい。人間として目指すなら、赤城だな。チカもいずれ、そんなふうになっていくだろう。それにしても、繊細な日本人には、闘牛は刺激強すぎ。
Millet.K
2022/09/20 09:21

餌付け凝りすぎも読みどころ〜笑

くたくた
2022/09/20 18:12

餌付けのあれ、スペインで暮らしてきたから、唯一の得意料理だったりして〜なんて想像しました。いわゆるスペインオムレツですよね。味付けは塩胡椒だったっけ。でも私はケチャップつけるのが好きで・・・

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
マトリの間崎サンと唐島テンテン君のキケンな続編。ある一夜の睦言のおはなし。これから危険な潜入捜査に臨むらしい麻薬取締官の間崎さんは若干メロウな感じになっている。珍しくテンテンと甘く遊びたい気分らしい。単にヤロー二人がSEXするだけの短編なんだけど、間崎さんの表情がいいんだよなあ。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
読んだのはちょいと前なんですが、未登録だったので。麻取の間崎サンと運び屋天一クンの絡みが好き。「囀る鳥」と同じく、柴田よしきさんの世界観を横引きで読める。「・・・・マトリかよ!!!」「そう喜ぶなよ。照れるだろ」のやりとりが好きだ♪
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
警察小説+ジェンダー。自分の中の女性性と外側から強要される「女」がリコの中で調和することなんてあり得ず、ギシギシと軋む音が聴こえてきそう。男の巣窟・警察の中で必死に仕事をしてきたはずなのに不倫や同僚からのレイプという陥穽に落ちて、警視庁から所轄に“都落ち”しても、新天地では仕事と部下に恵まれて充実していたのに。古巣の本庁との合同捜査が始まって、リコはまたもかき乱される。傷を乗り越えるためにかえって奔放になった緑子の性には結構ビックリだが、自分の中の女性性とどう折り合うのかは、女にとって大きな問題だ。
くたくた
2022/09/18 21:59

確かに激しい。わたし、自分が恋愛なんて面倒くさい人間だから特にね(笑)

myon
2022/09/22 17:47

これハードカバーで読んだ際、巻末の横溝正史賞の選評(たしか権田萬治氏?)が苦虫噛みつぶした顔が見えるようでおもしろかった覚えが。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
ヨーロッパに渡って3年目のチカは、フランスのプロチームに移籍して初めてのツールに挑む。チームのエースはフィンランド人のミッコで寡黙な者同士だが息は合っている。今年頭角を表したフランス期待のエース、ニコラとその親友でアシストのドニとの交流も絡め、延べ三週間の過酷なレースが展開していく。読んでるこっちも一気にツール・ド・フランスに引き込まれる。とくにチカが本領を発揮する山岳レースと時速100㎞にもなるという下りがすごい。もうちょっとチカが活躍する姿も見たかったな、というのは漫画的展開を期待しすぎかな。
くたくた
2022/09/11 19:28

しかし、街に選手が溢れてるような長期戦の競技では、ああいうふうに薬のブローカーが暗躍するのか? 体資本の競技選手にとっては、あんな相手から薬を調達するのってリスキーすぎないか? しかし、一作目は自己血輸血、二作目は増血剤、大金が動くスポーツの世界はドーピング問題を避けて通れないのだろうなあ。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
自転車ロードレースの奥深さを垣間見る。正体がつかめなかったエース石尾の人物がチカの中ではっきりと像を結ぶにしたがい、感動が追いかけてくる。周囲の半端な推測が雑音となっていたが、チカの直感は正しかった。そして私は袴田や香乃や篠田という中途半端な人間たちにムカついた。でもそんな半端な人間にも居場所があるのがこの世の中なんだよね。小説の中も然り。命を懸けるだけの価値を見いだすのかはそれに懸ける人次第。そんな純度と硬度の高い人間だけが犠牲を捧げることができる。それにしても、そうまでして・・・と思うと切ない。
chiseiok
2022/09/11 00:49

激しく同意。凄いのは、”勉強して解説してる”臭が一切なく、元々よく知ってる知識を物語の展開に合わせてやさしく補足してくれてる…風にしか感じないところ。近藤史恵恐るべし!と思いました。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
最近の作家さんのペンネームって面白いなあ、と思いつつ確認もせず「にとり・にわとり」と読んでいた私。失礼いたしました。捜査一課といえばエリート刑事の代名詞、そんな若手刑事が育児休業を取得して。。。でも、せっかくの育休中なのにトラブル牽引機の姉が事件を引き寄せる(笑)。あと、秋月刑事(育休中)の妻(管理職)の正体が気になって、ぐんぐん読んでしまいました。事件にはさしたるひねりはなく、ミステリってほどではないのでお仕事小説かな。欄外の解説もいと面白く、軽い読書にオススメ。
くたくた
2022/09/08 23:24

ロングレビューのほうにもあれこれ書いてマス。→ https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2022/09/0388.html

るい
2022/09/09 10:34

文庫本出てるのですね。>ちょっと出来すぎ感マシマシでしたが、まあ、気持ちよく読める軽いお仕事小説。o○o正体バラしたので次作はどうかな?あるかな?無いかな?

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
園長探偵ハナちゃんシリーズ3作目は短編3作の連作。ハナちゃん曰くのアフターケアに、探偵のプライドが滲む。練のマンションの玄関前に捨てられた赤ん坊。部下の斎藤は「社長のお嬢さん」呼ばわりだが、おそらく練の子ではない。赤ん坊そのものと、母親探しを押しつけられるハナちゃんは無事事件を解決するものの、今度は練が親子鑑定をしたいと言い出して。説教垂れるハナちゃんに練が言う。「それは、つまり、俺は消えた方がいい、ってことか。この世に生まれて来た痕跡は何ひとつ残さず、綺麗さっぱりと消えた方がいい人間だ、そういうことか」
くたくた
2022/10/07 01:12

できれば、聖黒からの流れで一気に私立探偵の方をオススメします!

るい
2022/10/07 06:23

了解です。ありがとうございます。m(__)m

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
この本も私の読書傾向からはかなり遠いのだけど、実は著者にささやかなご縁があって入手した本。でも、いつまでも放置プレイは本にも著者にも申し訳ないので、せっかく出来た時間でこのたび手に取った次第。元気者で粗忽ものの直情径行ムスメが、美青年やら美少女に囲まれて構われてオロオロする話。最近珈琲店やら古本屋やら古道具屋やらのほんわか日常系が流行ってるが、これはハーブティ屋さん。最後までキスすらしなかったよ。先は長そうだね。(笑)
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
なんで私、この本買ったんだっけ?と思わず首をかしげるくらい、自分のテイストではない(笑)しかも、Amazonに購入履歴が表示されるってことは、私はこの本を中身も確かめずにポチったようだ。なんだろ、若い(?)女性の心の機微っていうか、そこをあえてはずしてくるオモシロさなのかな、とは思うのだが、自分だと女の子の恋愛やら夢やら希望やらがよく分からない・・・というよりは、「どーでもいい。面倒くさい」がいちばん近い感想だったりして。そういう意味ではこの主人公たちと、案外自分は似通ってるような気もする。
ナミのママ
2022/09/01 20:32

「どーでもいい。面倒くさい」書いちゃいますね!その感想、しょっちゅうあります(≧∇≦)

ずっきん
2022/09/01 21:12

著者の世界文学書評集をこないだ読んだけど、めちゃくちゃ面白かったよ。『浮遊霊ブラジル』をそのうち読もうかと思ってる♪

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/05(2968日経過)
記録初日
1980/01/01(16426日経過)
読んだ本
1269冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
374702ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
979件(投稿率77.1%)
本棚
44棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://koko-yori-mybooks.blogspot.com
自己紹介

翻訳SFとアクション、エスピオナージ、戦争、歴史&ミステリーを好んで読んでます。苦手は恋愛もの、日本人作家のもの、短編。
なので、時代小説以外は日本人作家さんはあまり読みません。

日本人作家さん作品は、ストレートに言葉が自分の中に入り込んでくるのに言語感覚にどこか自分とは違う感じがすることが多くて、やや苦手です。翻訳本にある彼我の距離感が丁度良いです。自分の周りにあるもろもろの事柄は、小説より奇なり!というものが多いので、日本もので胃にこたえそうな現実感ありありなヘヴィーな本は敬遠してます。
紙の本が好きです。基本的には新本を求めることにしていますが、翻訳小説は簡単に絶版になってしまうので、Amazonマケプレと近所の古本屋さんの利用率は高めです。図書館も嫌いじゃないですが、一度読んだ本はずっと手元に置いておきたい派です。
読書メーターを始めて、読書に幅が出てきました。
読書傾向の似た方と繋がりたいと思い、過去に読んだ本も登録してます。積読本が事実上1000冊を超えた今日この頃、いつか読み終わる日を迎えられるのだろうか。。。。
月に10冊、年に100冊くらい読めればいいな、と思っています。それでも積読消化に10年以上はかかる。速読の皆様がうらやましい今日この頃。
今後ともよろしくお願いいたします。

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