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2023年6月の読書メーターまとめ

くたくた
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9
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感想・レビュー
9
ナイス
819ナイス

2023年6月に読んだ本
9

2023年6月のお気に入り登録
1

  • カンカン

2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くたくた
普段は縁のない航空自衛隊。しかも幕僚。ブルーインパルスの夢を絶たれた元パイロットの空井が配属されたのは幕僚部広報室だった。個性的な面々に揉まれ、見守られ、広報官としての立場から自衛隊を支えていくことに意味を見いだしていく空井。人と真摯に関わることにも、真面目に取り組む姿に好感度高し。恋あり友情あり、そして広報イベントあり。ブルーに乗れなくても、ブルーを飛ばすことはできる。そして迎かえた3.11。ブルーインパルスの基地でもあった松島は津波に攫われる。自衛隊の奮闘や中の人の想いもこみこみでぜひ読んでほしい。
くたくた
2023/06/04 22:50

ムロツヨシも良かったですね。にしても、オープニングのBGMが盛大にトップガン風だったんで思わず笑っちゃいました。私は小説のイメージが気に入っているので、これ以降は見る予定はなしです。

あーてぃる
2023/06/05 23:25

ムロツヨシはPAOに向いていると思うなぁw

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

くたくた

5月中旬を過ぎて、すこし読書ペースが戻ってきた。読みやすい日本人作家さんばかり読んでるせい、とも言えるが。もうすこし日本人作家さんを読み進めてから、翻訳のシリーズ物に戻る予定。有川浩の自衛隊シリーズと、機龍警察シリーズをものすごく読みたい今日この頃です。2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 ナイス数:805ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/718808/summary/monthly/2023/5

Katsuto  Yoshinaga
2023/06/01 10:00

機龍警察を読みたいとは、何たる奇遇!実は昨日、自爆と暗黒を本箱から探し出し、引っぱり出したところです。

くたくた
2023/06/01 12:17

ファンが多いですよね。私ずっと積んでるんですけど、読み友さんのレヴュー見て猛烈に読みたくなりました。

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月の感想・レビュー一覧
9

くたくた
ベッドの上でのS風味と日頃の献身のギャップがひどいとはいえ(笑)、クレーンの揺るぎない大きな愛に癒される3冊目。仕事に忙殺されるスティーヴンに替えのきかない仕事はないと力説するクレーンのセリフが耳に痛いです。スティーヴンの超過労働の原因は審犯機構を潰そうという協議会の悪意で、その裏にはクレーンの力を付け狙う魔導士が。カササギ王の指輪が盗まれ、濡れ衣が着せられ、警察官が殺されてスティーヴンは対応に忙殺され、二人の関係までささくれるが、事態を収拾するのは実際的なクレーンの決断力と判断力。
くたくた
2023/06/29 18:25

ラストの協議会への殴り込みが大変に楽しい。かてて加えて、って私も使ってみたいわ。一つ謎なのはクレーン後ろ手で手錠を掛けられたのにどうやって手を前に持ってきた?ある程度手錠と手錠をつなぐ鎖が長かったんだろうな。その鎖で敵の首を縊ったりしてたしな。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
この2人この巻では冒頭から恋人同士なので、それはもう遠慮なく愛し合ってます。恋人をベッドの支柱に縛り付けて変態的にいたすことが、なぜ彼の中で崇拝することと同義になるのかよくわからないですけど。(^o^) クレーンはそれは細やかにスティーヴンを溺愛してます。今回とてもストレスフルで、緊張で細かく肩を震わせ気味なスティーヴンを細やかにフォローするクレーンは紛れもない紳士。で、今回もカササギ王の力を狙う輩がクレーンを狙いますが、そこはきっちりスティーヴンが防衛。でもこのお話、終始一貫してクレーンの恋文ですね。
くたくた
2023/06/27 12:53

スペルは確認してないですが、作中でクレーンなのにカササギってセリフがあったので、鳥繋がりの駄洒落なのかも。

Millet.K
2023/06/27 18:45

スペルCraneですね。鳥つながりだ

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
〈海外作品読書会参加〉基本ゴシックロマン調。英国の古い屋敷を舞台とした黒魔術物なんだけど要所要所で地崩れするみたいにゲイロマンスに雪崩れ込む。一瞬地軸がずれたみたいにくらっとして面白い。魔力絡みの本筋はもっとドラマチックに盛り上がってもよかった。なんだかドタバタしているうちに終わってしまって、もっと楽しみたかったのでちょっと残念。あっちの方は散々お預けを食らってラストで大いに盛り上がる。カササギが飛び回るおまけの短編も面白い。『カササギ殺人事件』でも出てきたカササギ数え歌が呪文替わりでかなり格好良かった。
Millet.K
2023/06/27 09:28

ブログ読んできた。カササギは一羽二羽の方が良いと思うけれど、一つ、二つと数えていくと殺人の動機に聞こえるので面白いかも。

くたくた
2023/06/27 12:51

カササギ『殺人事件』の方は、一羽、二羽で、こっちの本は一つ、二つなんですよね。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
〈CNC犯罪小説クラブ参加〉2022年春。イスラエルの諜報組織《オフィス》長官を退任し、21歳から長期の中断を挟んで長年にわたって従事した暗殺と諜報からガブリエルは身を引いた。古巣のヴェネツィアに家族と居を構え、キアラはティアボロの美術修復会社の経営を引継ぎ、子ども達は地元の小学校に通うことに。キアラの世話が行き届いた落ち着いた生活で長年の苦悩が少しづつ薄れ、彼が本来の笑顔やユーモアを取り戻しつつあるころ、旧友のイシャーウッドが、ある絵画売買絡みのトラブルに巻き込まれる。
くたくた
2023/06/21 09:15

ガブリエルの真価が遺憾なく発揮される、美術界の大騒動です。キアラと子供達の魅力もたっぷり。愛の時間もたっぷり。ガブリエルの絵画(偽造)シーンもたっぷり。巨匠絵画の蘊蓄とウィットに富んだ会話が全編にちりばめられ、ガブリエルが能力的にもネームヴァリュー的にも向かうところ敵無しで、余裕がありすぎるためにやや緊迫感に欠けるのた玉に瑕ではあるが、十分に面白い。とにかくこれ以上ガブに負傷が増えないのが何よりも良い。でも次作(があるなら)くらいには、きっと引退長官は対ロシアの諜報に引き込まれそうな気がする。

くたくた
2023/06/21 09:18

ロングレビューはこちら→ https://koko-yori-mybooks.blogspot.com

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くたくた
『毒を喰らわば皿まで企画』その20。俊一の陵辱ビデオの上映会が裏で行われ、写真が出回っているという。野々村から知らされて、事態の収拾もできずオロオロする俊一。そんなお姫様を守る男たち、嫉妬する野々村。その他諸々。醜悪です。報告は以上です。最後まで読んでも完結はしないんだし、もうやめてもいいか、と思い始めた。これ以上寄付する気になれん。まあ、ラストのライブシーンはそう悪くもないのだけど、だからといって別に良くもない。
くたくた
2023/07/01 23:26

いや、長く、ではなくこれで手打ちなんですよね〜。言い出しっぺは野々村?おまけに、真治の動機は金ではなく恨みだから、いくら金積んだとしても・・・・ねえ。

Millet.K
2023/07/02 05:46

いろいろ無理!

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くたくた
予想以上にユーリが青くて甘くて熱くて、可愛くってしょうがない。もっとクールなキャラだと勝手に思い込んでいた。大丈夫なのかユーリ!?こんなんでやっていけるのか、ユーリ!!と冒頭から心配で心配で(爆)ハートを掴まれたっていうよりは、弱みを握られた感じに近い。私は傷ついた男に弱い。そして周囲の特捜部の男達も男前。あらゆるタイプの『格好いい』をぎゅっと詰め込み、そこにヒューマノイド形のメカが加わり近未来SF風味を加えた傭兵アクションものと日本の警察ものの融合というニッチにもニッチを極めた異色な小説。私向き。
Shintaro
2023/06/16 11:45

香港警察が直木賞候補になりましたね。

山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/04/07 19:11

月村さんの「機龍警察」についての感想を読んで、興奮が伝わってきますよ!ユーリのキャラクターについて、予想外の一面を見せられたというのは、物語がより深みを増してくる瞬間だと思います。そして、特捜部の男達もそれぞれに魅力的…これは読むのが楽しみですね!近未来SFと警察ものの融合、それは新鮮な組み合わせですね。

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くたくた
本当に素敵。私が本を書いたら(←ありえない)この方に装画をお願いしたい!と妄想した。いろいろなテイストがあるけどどれもこれも綺麗で。本と猫のモチーフがとてもとても好みです。猫の意志的な目がイイ! そしてそんなに月曜日がイヤなのか(笑) 見たことがある絵が・・・と思ったら、たくさん書籍の装画をされているのだ。ル・グウィンの『闇の左手』の表紙絵も収録されてた。
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くたくた
自衛隊、憲法、差別、日本が抱える重い課題が目一杯詰め込まれていた。南スーダンの自衛隊PKO部隊の宿営地の中で起こった盗難事件。中央警務隊から捜査のために派遣された植木の登場で特殊な状況下での探偵物のように話が進むが、むろんそれだけで終わるはずもなく、どこに連れて行かれるのか判らない。それぞれが抱える苦しさ、不安定な立場を一兵卒に強いる日本という国の卑怯。憲法改正すべきとは考えないが、自衛隊の困難をこのまま放置で良いわけがない。民族や血統ではなく同じ赤い血が流れていること。単純なことが一番難難しい。
くたくた
2023/06/11 10:54

自衛隊の象徴である桜が、この話では号令を掛けられたように一斉に咲き、一斉に散るソメイヨシノではく、奥山にひっそりと人知れず佇む山桜であることに、安寧を感じた。深山の桜が1人1人の自衛官の矜持のありようを示しているところに。自衛官の「桜」が一斉に「潔く散る」象徴にならないように、1人1人の「深山の桜」の矜持を保てる組織であってほしいと思う。なお、この本で問題とされている「駆けつけ警護」は2016年に自衛隊の任務に追加されている。

くたくた
2023/06/11 11:06

Koningさんの仰るとおり、日本でこういう小説が売れるようになったんだよね。となんだか遠い目になる。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
普段は縁のない航空自衛隊。しかも幕僚。ブルーインパルスの夢を絶たれた元パイロットの空井が配属されたのは幕僚部広報室だった。個性的な面々に揉まれ、見守られ、広報官としての立場から自衛隊を支えていくことに意味を見いだしていく空井。人と真摯に関わることにも、真面目に取り組む姿に好感度高し。恋あり友情あり、そして広報イベントあり。ブルーに乗れなくても、ブルーを飛ばすことはできる。そして迎かえた3.11。ブルーインパルスの基地でもあった松島は津波に攫われる。自衛隊の奮闘や中の人の想いもこみこみでぜひ読んでほしい。
くたくた
2023/06/04 22:50

ムロツヨシも良かったですね。にしても、オープニングのBGMが盛大にトップガン風だったんで思わず笑っちゃいました。私は小説のイメージが気に入っているので、これ以降は見る予定はなしです。

あーてぃる
2023/06/05 23:25

ムロツヨシはPAOに向いていると思うなぁw

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/05(2968日経過)
記録初日
1980/01/01(16426日経過)
読んだ本
1269冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
374702ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
979件(投稿率77.1%)
本棚
44棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://koko-yori-mybooks.blogspot.com
自己紹介

翻訳SFとアクション、エスピオナージ、戦争、歴史&ミステリーを好んで読んでます。苦手は恋愛もの、日本人作家のもの、短編。
なので、時代小説以外は日本人作家さんはあまり読みません。

日本人作家さん作品は、ストレートに言葉が自分の中に入り込んでくるのに言語感覚にどこか自分とは違う感じがすることが多くて、やや苦手です。翻訳本にある彼我の距離感が丁度良いです。自分の周りにあるもろもろの事柄は、小説より奇なり!というものが多いので、日本もので胃にこたえそうな現実感ありありなヘヴィーな本は敬遠してます。
紙の本が好きです。基本的には新本を求めることにしていますが、翻訳小説は簡単に絶版になってしまうので、Amazonマケプレと近所の古本屋さんの利用率は高めです。図書館も嫌いじゃないですが、一度読んだ本はずっと手元に置いておきたい派です。
読書メーターを始めて、読書に幅が出てきました。
読書傾向の似た方と繋がりたいと思い、過去に読んだ本も登録してます。積読本が事実上1000冊を超えた今日この頃、いつか読み終わる日を迎えられるのだろうか。。。。
月に10冊、年に100冊くらい読めればいいな、と思っています。それでも積読消化に10年以上はかかる。速読の皆様がうらやましい今日この頃。
今後ともよろしくお願いいたします。

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