改めて村上作品の世界観やレトリック等々に脱帽。村上作品を読了するたび、全集を購入するか否か悩んでしまう。

本作は本来一般的に知られる人造人間フランケンシュタイン（そもそもフランケンシュタインはその怪物を創造した博士の名前）の恐怖を描くものではなく、むしろ博士の悲哀や野心を描く悲劇作品。後に生命の起源、宗教・科学の対立論争を勃発させ、フェミニズム運動の先駆的資料として読まれていた事実も非常に興味深い。

新旧約聖書での著名なイベントや人物をとても明瞭に解説。聖書の副読本として非常に役に立つであろう1冊。

J.D.Vance was nominated as a vice president then I picked up it. Its story describes what are the hillbillies are like, their habitat, and custom so clearly that the book can be one of the clues to understand why so many US citizens support Trump.

改めて村上作品の世界観やレトリック等々に脱帽。村上作品を読了するたび、全集を購入するか否か悩んでしまう。

最後の審判、ダビデ像、サン・ピエトロのピエタ、世界的に最も知られる宗教画と彫刻を残したルネサンス期を代表するミケランジェロ。残された多くの資料と、彼が生前家族にしたためた手紙を巧みに引用し、孤高の芸術家ミケランジェロを見事に描く伝記敵小説。同時代を生きたダ・ビンチやラファエルロとの関係性なども垣間見え、非常に興味深く読了。

ジョイスの「ユリシーズ」やプルーストの「失われた時を求めて」と並んで20世紀モダニズム文学の代表作の一つとして認識される名著。ロジカルにではなく終始詩や散文を彷彿とさせる言葉と表現方法の羅列で、読者をウルフが創造する独特の世界へと誘う。それだけに、訳者の技量や感覚が多大に影響する作品。次回は原文で挑戦か。