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大儲けするはずが、ミッションに失敗し、殺人事件に巻き込まれる主人公。前巻の絶妙な引きに導かれた下巻。何が起こっているのか、何がポイントなのかが小出しになる中、思わぬ「黒幕」の正体が…、と思えばそれほど単純ではなく。アルテミスで生き残るためのジャズの奮闘はどこか健気な印象。何かするたびに、科学的、技術的な解説をジャズに語らせるのは、ハードSFの主人公にふさわしいとする作者のこだわりかもしれない。ぶっちゃけ、前作『火星の人』と比べると、スケール感に欠けるのは否めないが、十分面白い作品と思う。
0255文字
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前作『火星の人』は見事な完成度で、ハードSFの面白さを教えてくれた。期待して読み始めた本書、想像の中の「現実的」な月世界の一端が描かれる。人の生活があるならば、事故も起これば、犯罪もある。主人公ジャズは、健康で才気に溢れる若き女性。「エリート」の道も歩めたに違いない。それを「拒否」し、いわば根無し草の貧乏生活。そんな彼女に美味しい話が持ち込まれるが・・・。前作ほどの緊張感とユーモアは感じられない上巻。しかし、残り30ページで一気にミステリ的に。さて、下巻でどうなる?途中、火災の消火の描写が面白かった。
0255文字
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ネタバレ前作で異動となった竜崎。今作は、大森署から異動先の神奈川県警本部への車中から始まる。この連続性がニクい。到着した際の、運転してきた職員と竜崎のやりとりが、どこか微笑ましい。エリートのくせに、褒められたり、感謝されることに慣れていない。自己肯定感が低いのは、幼少期にいじめられたことのコンプレックスなのか。神奈川県警での「顔見世」がメインなのか、今回の事件はそれほどひねった感はないが、新規キャラが「これでもか」と登場。次作以降、彼らがどのように関わっていくのか、振りは十分。竜崎の伊丹に対する評価にニヤリ。
0255文字
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ネタバレ現代を舞台に、サーガは終末を迎える。しかし、どうやったて、一個人が決着をつけられるものではない戦い。それが「超人」アートであっても。重要である登場人物があっさり殺され、読者が活躍を期待するはずの人物の無力感が描かれ、物語に内在する絶望感が高まる。終盤、アートが落とす爆弾の威力は半端ない。それは、かの国にさえ、戸惑いをもたらす。プロローグの決着をつける最後の対峙。自ら撃ち合いをする必要がない立場となっても、アートの本質は「戦士」とのだめ押しか。エピローグにホッとする読者は、私だけではないはずだ。
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『犬』サーガ三部作の掉尾となる本作。文庫上下で1500ページを超える分厚さ。おいおい、まだ書き足りないのか。厚さに反比例し、人の命はさらに軽くなる。前作、宿敵アダンを葬り、けりをつけたはずのアート。しかし、その結果はさらなる混沌。政治的に引きづられ、望まざる権力を手中にしたアートだが、皮肉にも状況は、より悪化していく。いくつものエピソードが同時並行で進み、何が起こっているのか、めまいがするよう。すでに古とも言える『犬』の懐かしい人物の登場に思わず、手を叩く。組織内の抗争と裏切りは、国境の両側で共通だ。
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ネタバレある図書館で展示されていた本書。情報全くなしに手に取った。ここ数年で話題となっている「特殊清掃」会社を縦糸に、複数の「人生」が紡がれ、見事に切り取られている。登場人物が、少なからずステレオタイプっぽく感じたが、そう批判するのは重箱の隅を突くようなものだろう。本書が新人賞を受賞したデビュー作。次作に注目したい。奥付けに、現役の看護師さんとのことで、端々に散らされた医学的解説にも納得。登場人物の一人を、看護師ではなく、元救急救命士の消防士としたところも、なかな良いセンス。これだから、図書館の展示は堪らない。
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マルコの奮闘は続く。悪事で覚えた手技を駆使して、組織の裏をかき、悪事を暴き、復讐へ。情報を取るために利用する図書館とその職員とのエピソードが暖かい。それにしても、「カール、ちゃんと犯人捕まえろよ」と今回も思ってしまった。
0255文字
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読後感が悪いのに、思い出したように読んでしまう『特捜部』シリーズ。高福祉社会のイメージが強い北欧社会の裏側を描写してくれている。シリーズでは、度々描写されている「外国人」にフォーカスした本作。ステレオタイプの外国人犯罪集団。その統制が凄まじく、人を食い物にする、真からの悪に、かなりムカつく。その中で育つ子供たちに」「基本的人権」なんて言葉は無意味なのかもしれない。その中にあって、聡明なマルコは、身に迫る危機を機に組織から脱出を図る。「さあ、マルコ。どうなる!?」続きは下巻で。
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プロフィール

登録日
2016/12/05(3038日経過)
記録初日
2016/11/20(3053日経過)
読んだ本
138冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
46572ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
137件(投稿率99.3%)
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