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2025年11月の読書メーターまとめ

Kanako
読んだ本
5
読んだページ
1497ページ
感想・レビュー
5
ナイス
113ナイス
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2025年11月に読んだ本
5

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanako
行商人が本を売りに出ていた、本を愛する村・イタリアのモンテレッジォを舞台にした紀行文。単なる旅行ではなく、本を売り歩いていた人々や書店の人々の人生や背景を振り返りつつ語られる。写真も多く挟まれており、小さな村の暖かな空気感がこちらにも伝わってくる。海外の空気感を味わえる文章大好きだし、さらに本を愛する人々のお話ともなれば最高に決まってる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
5

Kanako
「生きることを嫌っているわけでも、死を望んでいるのでもない、ただ生まれてこなければよかったのにと思う」の感覚が何となく分かってしまう人間には響く本だと思う。でも、シオランにも実践できなかったように、生からも死からも解放され解脱の境地に至るのはほぼ不可能で、私も結局は中途半端なペシミストとしてこれからも世界や人生を厭い、時には愛しながら生きていくのだろうと思う。この本の効能として、人生にうんざりした時に、その厭世観について自分以上に突き詰めて考えている人(シオラン)がいると思うと、救われることがあると思う。
が「ナイス!」と言っています。
Kanako
じんわ〜り沁みてくる繊細な小説。短編集ですが、いずれも国境や人種を越えて交流する人々の姿を描いています。お互いに大切だと思っていても、わかりえないことがたくさんあって、その人の背景を全て理解することなんて到底できないし、時には怒りや憎しみが生まれることもあるけれど、それでも確かに愛があった時間がある。その尊い瞬間を垣間見せてくれる物語たちでした。本当に素敵でめっちゃ推したい一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
Kanako
イルカの知能を認知科学の分野から研究する研究者の奮闘記。専門的な話というよりは、イルカの知能を調べるための実験をあれこれ試行錯誤する様子が描かれているので、エッセイ感覚で読めた。水族館という場を借りて動物相手に実験する苦労が分かって面白い。イルカが賢いことは何となく知ってたけど、イルカってこんなに人間とコミュニケーションが取れるんだ〜と感心するし、おそらく人間には計り知れない世界が広がってるんだろうな、と思う。
が「ナイス!」と言っています。
Kanako
すごく力のあるエッセイだった。冒頭の温かい家族の思い出を描いた文章から一転、著者の家族に起こった悲しくて重い出来事が描かれる。著者の人生が壮絶であることは間違いないが、それでいて、パワーもおかしみも切なさもあって、読んでいると不思議と癒される。人間のダメなところやでこぼこな部分をそのままに描いていて、きれいにまとめようとせず、清濁併せ飲んで生きていこうという足取りが感じられる文章だった。
が「ナイス!」と言っています。
Kanako
行商人が本を売りに出ていた、本を愛する村・イタリアのモンテレッジォを舞台にした紀行文。単なる旅行ではなく、本を売り歩いていた人々や書店の人々の人生や背景を振り返りつつ語られる。写真も多く挟まれており、小さな村の暖かな空気感がこちらにも伝わってくる。海外の空気感を味わえる文章大好きだし、さらに本を愛する人々のお話ともなれば最高に決まってる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/19(3276日経過)
記録初日
2016/12/16(3279日経過)
読んだ本
504冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
148205ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
451件(投稿率89.5%)
本棚
4棚
性別
職業
事務系
URL/ブログ
https://note.com/hananokoe
自己紹介

20代社会人です。大の猫好き。好きな作家さんは、吉本ばななさん、朝井リョウさん、上橋菜穂子さん、小川洋子さん。とはいえ、特にこだわらずにいろいろ読んでいます。カフェで本を読むのが何よりの幸せ。よろしくお願いします。

さくらなみき、という名前で本の感想などその他諸々を綴るnote始めました。
https://note.com/hananokoe

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