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5巻の前半は長州藩の動静に話の重点が置かれている。長州は尊王運動の中心的存在であったが、次第に京都朝廷から疎まれる存在になってくる。長州の志士達は長州の復権を計ったが、池田屋の変、その後の京都での騒乱において、ついには藩としての勢いが完全に断たれてしまうのである。 一連の騒乱は、長州側の浪人も所属していた海軍塾にも影を落し、解散となってしまう。 塾解散後、竜馬は薩摩を株主とする株式会社の設立に向けて、当時薩摩藩で力を持っていた西郷隆盛と初対面する。
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4巻ではそれまで京都中心で湧き起っていた尊王攘夷の勢力が、長州藩の失脚と、新撰組の台頭によって、鎮火されてしまう。それまで暗躍していた武市半平太も山内容堂によって処刑されてしまう(彼の武士としての堂々たる姿には、心を打たれるものがあった)。対照的に、この物語の主人公の竜馬は、順風満帆だった。彼は時代の流れを正確に読んでおり、少しずつ、そして着実に力を蓄えていたのである。勝海舟の協力のもと、神戸の海軍塾では次第に人が集まり、彼の生涯の夢であった軍艦もついに手に入れることが出来たのであった。
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勝海舟との出会いが話のメインとなる。それまで勤王の士としての活動はパッとしない竜馬であったが、勝に出会ったことで、一気に動きが活発になってくる。そして、勝との出会いもかなり衝撃的。なんと、初めは勝を切るために会いに行ったのだが、勝の志に魅かれてそのまま弟子になってしまったのである。 竜馬は幕臣である勝を攘夷側から守る為、佐幕派暗殺の黒幕である半平太に、勝の暗殺を止まらせ、そればかりか、当の暗殺者である以蔵を勝の用心棒にしてしまうところは、竜馬の人間としての魅力がなせる業であると思った。
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もともと勝を斬ろうと竜馬を無理矢理同行させたのは、剣術道場の同門の重太郎であったが、竜馬が彼に勝の護衛をさせる時のやり取りも面白い。「まあ 、頼む 」 「とにかく頼む 」 「頼む 」で重太郎を説き伏せてしまう所、重太郎と竜馬の関係性の良さ、重太郎の人の良さが垣間見れた。また、明治維新前の日本が、普段温和な重太郎でさえも「とにかく佐幕派を殺せば日本は良くなる」と洗脳させてしまう程の異様な状況だったのだと思った。

03/12 09:47
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2巻は竜馬の気持ちが少しずつ尊王に向かっていき、最終的に土佐藩を脱藩する所までの話である。きっかけは反幕府体制の密使である水原播磨介との偶然の出会いであった。播磨介の命がけで使命を遂げようとする姿に、竜馬は天下を救おうとする男の心意気を感じ、「天下を動かす」という事を真剣に考えるようになる。そしてその後のお田鶴さまとの密会において、尊王攘夷への方向性が決定されるのである。とはいっても、まだ国事を談ずることは出来ず、討幕派の志士達に出会っても、最初のうちは、竜馬が国を動かす男だとは中々思われないのである。
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坂本竜馬の20代前半の頃の物語。竜馬は生まれ故郷の土佐藩から江戸へ留学し、日々剣術の鍛錬に明け暮れている。この頃はまだ壮大な野望も、幕末の日本を憂う気持ちも それほどない。そして、強者がそろう江戸での大会で桂小五郎を破り優勝を果たすのである。私はこれまで竜馬は 論客というイメージが強かったが、これほどまで剣術の達人だったことを知ってとても新鮮だった。また、純粋であり破天荒な人物像に魅かれてしまった。1巻では歴史上重要な人物が何人か登場しているので、この後、竜馬とどのように絡んでいくのかが楽しみである。
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この本を通じて芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外などの名作を、文章の構成をしっかりと考えながら読み解くことが出来る。名作を楽しみつつ国語力も鍛えられるので一石二鳥である。私は全くと言っていいほど国語は出来ないが、この本をしっかり読むことで、ちょっとは上達したような気がしている。そして学生の頃に読まなかった事がとても悔やまれる。この本で取り上げられていた「セメント樽の中の手紙」「高瀬舟」は、これを機に読んでみたいと思った。
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ネタバレある日突然毒虫に変わってしまった主人公の話。いきなり非日常的な導入の為、以前読んだときは、全く感情移入できず、最初の数ページで本を閉じてしまった。改めて今回読みなおすと、これはうつ病や引きこもり、もしくは認知症や介護問題といった、ある日突然、誰にでも遭遇しうる出来事が物語の根底にあるのだと分かった。話の途中まで献身的に世話をしていた妹にまで、最後には主人公の死を望んでいた事を告白され、救われない話のように感じたが、逆に言うと、毒虫となっても最後まで彼のことを家族であると認めていたのだと感じた。
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本書では出口先生が論理的な考える事が苦手なゆいちゃんに、論理的に考える為に大事な「イコールの関係」「対立関係」「理由づけ・因果関係」について説明している。全体的に堅っ苦しくなく読み易いのは良いが、例文がほとんど書かれていない為、同氏の「論理力トレーニング」を併用するとよいと思う。また、論理的に読む力をつける為、新聞の社説を「見出し」「論理的構造」「論証の仕方」に注目して読む事を勧めている。考える力をつけるためには、「論理力」と「想像力」の両輪が必要で、小説を読む事は想像力を鍛えるのに有効だと述べている。
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読んだ本
33

読んでる本
1

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読みたい本
39

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/24(3050日経過)
記録初日
2016/11/12(3092日経過)
読んだ本
33冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
10176ページ(1日平均3ページ)
感想・レビュー
20件(投稿率60.6%)
本棚
1棚
性別
年齢
49歳
職業
IT関係
自己紹介

2016年冬にたまたま「コンビニ人間」を読んで、本って面白いなと思ったのがきっかけで読書を始めました。今は色んな人のレビューを参考に、なるべく有名な所を幅広いジャンルから読もうと思ってます。また、読んだ本を記憶に残しておく為、なるべく読み終わったらレビューを残そうと心がけてます。

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