2025年は喪中のため静かな幕開けでした。休暇も昨年の仕事疲れも影響してホントの寝正月で終わりです。本当はポッドキャスト宣伝のためSNS発信活動がんばりたかったけれど、旧Twitterなんてこのところ海外文学ネタ投稿しても出会い系勧誘アカウントしか相手してくれないのでやる気出ない。でもこれってホメロスのオデッセイアに登場するセイレーンみたいですね。本家のように歌声で気を狂わせ命を奪うではなく、色気でお金を奪うってな違いがありますが。そんな愚考ばかりながら読書は本気、遅ればせながら2025年もよろしくです。
読んでるうちに影響されて、感想文の文体が村尾タッチになってしまった。とはいえ村尾嘉陵さんはかなりの鉄脚で、江戸城近くから往復50km以上の距離の府中市や埼玉の大宮上尾も散策しているけれど、なんと全部日帰りで唖然とした。途中の宿場などに泊まって。食レポ風俗レポなども残してくれたらなあ、とつい野暮なことを思ってしまうが、そこは徳川御三卿家臣たるものの品格、矜持というところかな。
土地勘があまりない千葉、大田区、川崎方面は読んでもピンと来なかったが、「逝きし世の面影」によると、幕末に日本に訪れた外国人は江戸を季節折々に花咲く田園都市と記していて、この本片手に散策しながら当時の緑豊かな江戸の情景を想像するのも楽しいかも。ただ徒歩往復50kmは丁重に辞退し鉄脚の方々に譲りたい。
読書とクラフトビール好きです。クラフトビール飲みながらノホホンとした読書会たまにやってます。
読書会仲間と文学をおもしろく語ろう、をテーマにしたインターネットラジオを始めました。 https://anchor.fm/pepper-and-margarita
よろしくお願いします!
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます