ネタバレ卑屈なくせにプライド馬鹿高そうな主人公の美桜にイライラしながら読み進めた第一章と、見えていたものがパタパタと裏返っていく怒涛の第二章に、おう、やるやんけ、とエセ関西弁で感心。どいつもこいつもどこか壊れてる登場人物ばかり。真凛ちゃんは逃げ切れたかな、と、桐宮さんのことなんかちっとも気にしてない美桜のその後が気になる。カッコ良い。

ネタバレ一気読み後、パラパラ再確認しつつまた読んでみたり。零落した神様の復讐なのか、もう人間の手に負えなさそうな事ばかりおきて、良き良き。事情を知ってそうな村人たちがじっとり見つめる中で、訪れた余所者がサクサク囚われていき、最後は一族揃って…良き良き。最強の霊能者、物部斉清さんの救いの手も届かないのが良き良き。てんじも仏も、人間の業の創り上げたもの。最後のしんみりした終わり方も良き物語でした。

ネタバレ卑屈なくせにプライド馬鹿高そうな主人公の美桜にイライラしながら読み進めた第一章と、見えていたものがパタパタと裏返っていく怒涛の第二章に、おう、やるやんけ、とエセ関西弁で感心。どいつもこいつもどこか壊れてる登場人物ばかり。真凛ちゃんは逃げ切れたかな、と、桐宮さんのことなんかちっとも気にしてない美桜のその後が気になる。カッコ良い。

ネタバレ図書館本。大学サークル仲間の連続自殺やサークル新人の娘の失踪、閉鎖的な町の怪しい集まりに真実を探す父が右往左往する話…かと思ったら、父も襲われ途中離脱。帰ってきた娘が代わりに動くとまた人が死ぬし。意識不明だった父が帰ってくるとまた娘が攫われるし。黒田父娘、せわしないなー、という感想を抱いた途端に明かされる真実。いや、小説内では決して明かされない真実か。父よ…。

ネタバレ銀座で起きた凄惨な耳削ぎ事件の裏にある呪物を辿り、安田くんと赤バッジが訪れたのは、東北の廃村その名もミミソギ村。ミカヅチ班のピンチに遠く離れた村から東京へ、幽世を通って帰るとは、安田くんホントに天使かなんかなの？徐々に人間離れしていってない？ラスト付近のミカヅチ班大ピンチがピンチなんだけどなんか面白い絵面でウケる。あってよかったサロンプス。