南部鉄器の工房の孝雄と悟の父子は頑固な父と大事にされなかったと思う悟で、いつもギクシャクした空気だった。突然孝雄が非行に走った少年を引き受ける補導委託で春斗が来ることに。悟は自分の子供も放ったらかしだった父が何故？ 工房の職人の健司やバイトの八重樫は春斗を温かい目で迎え、春斗も次第に心を開く。 保護司については、何となくしっていたけど補導委託については初めて知った。 何がきっかけで非行に走るか分からないけど、そんな少年を迎える人達の存在は貴重。

時代小説は自分からはほとんど読まない。今回も友人から借りた。16世紀半ばの播磨から岡山備前辺りの武家の領地を巡る小競り合いから城を乗っ取られ、商家に身を寄せた一家の話。黒田官兵衛の名前や播磨に大河ドラマや親戚が住むということで、勝手に懐かしく思った土地でのこと？殺し合いや騙し騙されの生活に面白みなく、身を寄せた先の孫に思いを寄せるじいじバアバの小説。頼りない父は我が家を復興する気もなく、自死する。身を寄せた商家の主のような商人となるか、武士となるか。武士となり、領土を広げで行く。

東京で起きた事件とバブルが弾けた頃に遠く離れた北海道の離島、鐘尻島で起きた一連の事件、事故。バブルのうねりに多くの人が悲鳴をあげ、人生を狂わされた。そして、ちょっとした出来心から、人を殺め、それに恐れおののき、息を潜めて生きる。人の運命なんて、自分の意志だけでは、どうにもならないことも多くある。

中学3年生の陸真の父が殺害された。父は元見当たり捜査する刑事だった。捜査は難航する中、偶然出会った特殊な能力を持つ人達がいた。彼女や友人の純也に助けられながら真相に迫る。

ワンオペで共働きで、ようやく定年で仕事を止め、老後は夫の田舎でのんびり素敵な庭のある広々とした家で過ごすつもりだった郁子。たまたま出会った夫の恩師で市議会議員のミサオ。たまたま聞いてしまった閉鎖的で差別発言も当たり前の市議会。郁子の正義感がムラムラと沸き起こる！市議会議員になり、そして市長にまで…田舎の老人たちの占める議会で決まる理不尽で偏った税金の使い道。この田舎町に明るい希望は開けるか？

南部鉄器の工房の孝雄と悟の父子は頑固な父と大事にされなかったと思う悟で、いつもギクシャクした空気だった。突然孝雄が非行に走った少年を引き受ける補導委託で春斗が来ることに。悟は自分の子供も放ったらかしだった父が何故？ 工房の職人の健司やバイトの八重樫は春斗を温かい目で迎え、春斗も次第に心を開く。 保護司については、何となくしっていたけど補導委託については初めて知った。 何がきっかけで非行に走るか分からないけど、そんな少年を迎える人達の存在は貴重。

随分前に読んでいた。すっかり忘れてたけど、内容の濃い小説。 記者の親友が殺された。裏切られたと口論し、少し疎遠になっていたが、大事な友人。警察の不祥事をスクープできた裏にある真相を暴こうと動く泉。裏にカルト集団の影も見え隠れする。真実はどこに？

ペットの猫を亡くした人、会社が倒産しそうで自殺を考える経営者、ずっと昔に別れた恋人を想い続ける人など。寂しさや辛さを心に持つ人達に寄り添う話。優しさと温かさを感じさせる小説。

安倍晋三元首相の暗殺事件を元にしたフィクション。読んでて、これは現実のことなのか、想像のことなのか、よく分からなくなった。現実に政治家、警察、自衛隊などが結託して、国家的に困った発言をする政治家を葬るような事があるとしたら！国民は何を信じたらいいのだろう。 実際に昔の政治絡みの殺人事件も起きてるし、旧統一教会のような各国の政治家を巻き込んで外国を支配しようとするような団体もあるのかと思うと本当に恐ろしい。

女は確かに幼い頃から「美」というものに翻弄されるなと思う。昔から美人コンテストとかミス何とか。 「人を見た目で判断してはいけない」というけど、生き様が顔に出るとも… 子供の頃の迷子になって怖かったとき、一緒にいてくれた男の子。彼への愛と執着が、これでもか！というほど「美」を追求する整形に駆り立てられるとは！ ま、美人は特だわ！😠