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2025年8月の読書メーターまとめ

歩月るな
読んだ本
8
読んだページ
1400ページ
感想・レビュー
8
ナイス
125ナイス
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2025年8月に読んだ本
8

2025年8月のお気に入られ登録
1

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2025年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

歩月るな
「すごく酔わないと、わたしにキスしたくならないの?」「いちゃつくやつらは大嫌いじゃ」熟練の戦時下状況作品。日常的に飛行機が飛んで爆弾が落ちてくる状況下の生活と、動物園に待ち受ける悲劇。「かわいそうなぞう」と同じ状況というのも理解できるはず。だからこそ悲哀に満ちているし、奇術の興業もどうなるかわからんと来る。そういう環境で成り立つ犯罪。最高のドタバタラブロマンスを物語の進行役として立たせていることで、何が伝わらず覆い隠されているかをうまく目立たなくさせると同時に、種は蒔いてある。戦時中に、これが描かれてる。
歩月るな
2025/08/01 23:54

九月に移り住んだ新居が九月十八日には跡形も無く消し飛んで、生き残った、あまりにもあんまりだが以降は魂の仕事ともいえる。ありがたい事である。

が「ナイス!」と言っています。

2025年8月にナイスが最も多かったつぶやき

歩月るな

2025年7月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:3106ページ ナイス数:235ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/73931/summary/monthly/2025/7

が「ナイス!」と言っています。

2025年8月の感想・レビュー一覧
8

歩月るな
物語りが大きく舵を切る第2巻、剣呑な空気をいなすかのような力強い(ムキムキ)ヒーロー、慈雨さんが素敵なんだ。災厄の龍に関わる陰謀を軸に、逆にそれを利用してお互いを思い合える立場にもっていくよひらさんも強かで最高ながら、曰く情緒が育っていない面をフォローするのも慈雨さんであり、薊も椿もいる、よいパーティが出来上がっていく。そして新たに登場したかがち様、どう物語に変化を与えるのか、そして明らかになる過去、さらに新たな展開へ。ところで今回は身分と、それに纏わる「おくりもの」の意味の違いの表現には痺れました。
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歩月るな
「物理的な重力と精神的な重力」サルトル的不条理に満ちた世界を生きる人間は、地球の重力に縛られている。空を飛ぶことで束の間、その軛から逃れる訳だが……イカロスじゃあるまいし、太宰とそっくりと言っては何だが、つまりヴィヨン的とでも言うのか、そういう人物だからこそ、当時の仏蘭西気質で耶蘇教の説教臭さが無いのも多分、書かれたものが読みやすい所なんだろうなと思いつつ、幸せな家庭で育った放蕩者で、人間臭さに満ちている人物なのだなと言う感じで、お母さん大好きって情報が出た時の「ああやっぱりな」感と言ったら無い。生命力。
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歩月るな
全然関係ないどこかの誰かの話なんだ、と現実と虚構の区別をつけておかないといけないのは理解っているつもりでも、息が苦しくなる。Adoと春とヒコーキがコラボしたら絶対この漫画について語ってもらわなきゃな、などと良く分からない妄想をしてしまうくらいには現実過ぎてやるせない気持ちを、隠す気も起きない。学生の頃好きだった同級生が知らない大学生におもちゃにされてたみたいな思い出がある人間がいないとも言えない、暗がりの中にこそ光はあるのかもしれない。
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歩月るな
#小箱みみず作品感想 商業発表作を網羅した初単行本。掲載誌もコンビニで買えた頃とはレギュが変わったのか、本番無しの足コキのみの作品が載るとは読ませる作家の技量が勝ったのか、良い環境になったな等と。無論この足で心を掴まされたのだが、足指の先まで長めの楕円で描写するのはエロ漫画であまり見ないタイプ、気のせいでなければ。「黒姫とねずみ」で我慢できず賢者タイムで残り2作を読む事に。漫画である以上、足コキは踏まれてる側の描写を大事にしたい、むしろ踏まれている男の子を見て楽しみたい、そういう人にもすすめたい作品集。
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歩月るな
じわじわ生活コメディ。地に足付いた人々の生活でもあるので、いわゆるぶっ飛んだタイプの人間はそういない、というのがゆるく染み渡る由縁かなと思う(唐突な前作ファン的姿勢)し、良く知ってる人が同僚の妹さんだった、みたいな空気感の醸し出し方がとてもドキドキポイントだったので、友達になる、というゆるく人間関係を一つ良いものにしていく営みの活写が、滑車のように滑らかとでも言うのか、やはり心地よいのだろう。いわゆる覆面系作品の正体バレともいえるシーンも、それが作品の肝なら超重要回だけど、描き方が非常に美しかった。
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歩月るな
何があっても何も言えねえ最新刊。壮大な世界観の一端が明らかになる中、日常回が帰ってきて嬉しい。刺客があらわれるのも日常かもしれない。日常って何だろう。共闘を経てからの咲良巡査回があるのも嬉しい。楽しそうで可愛い。まっとうに可愛い人なので、委員長みたいに、変な事に巻き込まれないで欲しいのであるが……
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歩月るな
怒涛の最終巻。どの辺りで終わりへの舵を切ったのかはわからないが、二人から逃げた先でトラウマを乗り越えて、人として成長して戻って来る事で、物語は次の段階へ、と言うのは見て取れる。過去の出来事に、一癖あるひねりを加えて、さてこの関係はいったん保留になったのだろうか。それぞれの道へ踏み出し、時は流れ、クライマックスにて……
が「ナイス!」と言っています。
歩月るな
「すごく酔わないと、わたしにキスしたくならないの?」「いちゃつくやつらは大嫌いじゃ」熟練の戦時下状況作品。日常的に飛行機が飛んで爆弾が落ちてくる状況下の生活と、動物園に待ち受ける悲劇。「かわいそうなぞう」と同じ状況というのも理解できるはず。だからこそ悲哀に満ちているし、奇術の興業もどうなるかわからんと来る。そういう環境で成り立つ犯罪。最高のドタバタラブロマンスを物語の進行役として立たせていることで、何が伝わらず覆い隠されているかをうまく目立たなくさせると同時に、種は蒔いてある。戦時中に、これが描かれてる。
歩月るな
2025/08/01 23:54

九月に移り住んだ新居が九月十八日には跡形も無く消し飛んで、生き残った、あまりにもあんまりだが以降は魂の仕事ともいえる。ありがたい事である。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/09/07(5586日経過)
記録初日
2010/09/07(5586日経過)
読んだ本
4124冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
835722ページ(1日平均149ページ)
感想・レビュー
3338件(投稿率80.9%)
本棚
47棚
自己紹介

 事実は小説よりも奇なり。

 退屈な日常でも良いじゃない。

 本当に退屈なら、抜けだしてみようよ。

 そこから、物語が始まるんだよ。

 人は、いつでもその世界に行けるんだよ。

 ロックンロール!!

 墓碑銘。



  以下何年も前からそのままのため工事凍結中。



▼好きな作家

 太宰治
 澁澤龍彦
 ポオ
 ブラックウッド
 マッケン
 コッパード
 ラヴクラフト
 ドイル
 クリスティ
 オベール
 バークリー
 セイヤーズ
 ノックス
 ミルワード・ケネディ
 リチャード・ハル
 モーリス・ルヴェル

(調整中)

(読みたい)
 坂口安吾
 芥川龍之介
 谷崎潤一郎
 江戸川乱歩
 ウェイクフィールド
 メイ・シンクレア
 タニス・リー
 ブライアン・ラムレイ
 ラドヤード・キップリング
 C・A・スミス

 その他



◆2016.4.27付記

以下の自己紹介は古いので何言ってんだコイツ感がしますが、
消すのも寂しいのでそのまま放置します。



:::::::::::::::::::::::




▼紹介1

 そんな変哲のない日常の合間に、数日の間に読んだものを纏めてあげたりしています。そんなに早く読めなかったり。
 真面目に不真面目な読書レパートリー。読んだものはほぼ全て登録しています。(漏れはあり舛)

▼紹介2

 人生初めて購入した漫画単行本は電撃ピカチュウ一巻。仕込まれたと思います。
 
▼紹介3

 引き続き戯言を書き連ねておきます。
 近ごろは昔ほど小説をめっきり読まなくなり、読書スピードは遅いのです。近年読むようになって来て、段々読書スピードというものが何に左右されるのかと言うのが自分の感覚として掴めてきた気がします。やっぱり文体と作風には大いに揺さぶられるものですね。
 感想を書く場合には気に入ったセリフとか印象的なお話を呟く感じで、覚書のようなものでしたが、長々書いたりするようになりました。
 特に苦手なものはありません。
 ただ、興味が無いから手に取らないという事と、好きではない、という事は必ずしもイコールではないのです。
 切ない話とエグい話が好き。でも時には癒されたいものです。

▼紹介4

 本棚に「作者別」で並べるべきか、「出版社別」で、むしろ「雑誌別」か、どう並べるべきか悩んでいます。
背表紙のロゴマークとか並んでると、何となく見栄えが良いような気がして。作者別の方が格段に解り良いですが。心情的にはそう並べたいですが。散々苦心しても結局並べる本棚が無いんですけどね。

▼紹介5

 登録してからここ、読んだものはほぼ全部登録してます。ほぼってのは登録漏れとかそう言うのです。ほとんど漫画ばっかりになると思います。人の家などで読んだものはあまり登録してません。何でかと言うと家に帰る間に登録が面倒になったりするからです。

▶紹介6 ※

 おそらく成人向け漫画つまりポルノ作品をかなり読むと思いますので、感想などそれに準じたものが多くなりますので、苦手な人はその点ご承知くださいませ。
 お気に入りしてくださる方もご注意を。
 感想の新着がずらっと成人指定漫画で埋まる可能性がございます。それも仕方ないことと理解してはおりますが、どうかご承知くださいませ。
 下品な感想も多いと思います。ご不快でしたら迷わずお気に入り解除を推奨いたします。

 最後になりましたが、皆様いつもありがとうございます。

 全然ロックンロールじゃない。

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