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2024年10月の読書メーターまとめ

けろ
読んだ本
4
読んだページ
1177ページ
感想・レビュー
4
ナイス
78ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

けろ
かつてエッセイを読んだことがあり、その時に文章が上手い方だという印象をもったので、大いに期待した。かなり面白かった。誤解が起きないようにと細やかな気配りが文章に そつなく組み入れられていて好感がもてた。博士号取得後の宮内庁とのやりとりでは率直に感情をぶつけていらした。皇族としてお生まれになったご苦労はいかばかりであろうか。想像できないほど窮屈極まりないものであろう。本書にはでてこないが、雅子様をはじめ愛子様、佳子様の人権というものを考えさせられてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

けろ
ネタバレ有吉佐和子という作家はかくも面白い小説を書く作家だったのか。美しい青磁の壺が次々に人の手に渡っていき、十三話の人間模様が描かれている。特に女学校卒業後五十年ぶりの同級会旅行の第九話は、60頁余りを夢中になって声をたてて笑ってしまったほど絶品だった。青磁を手にしたものは何かを傷つけられるが、陶芸家がなぜ影響を受けなかったのかが最後に運転手の会話の中に「特典」としてほのめかされている。よくできた小説である。
が「ナイス!」と言っています。
けろ
いくつになっても俗世の欲望に果てがなく、それらすべてを楽しむ姿勢が全く変わっていないことに、ただただ恐れ入った。驚異の体力に恵まれ続けている人でもある。ホリエモンと似ていない点は、家庭と世間体を大切にするところだろうか。著者が育った家庭環境によるものだろうと思う。
が「ナイス!」と言っています。
けろ
かつてエッセイを読んだことがあり、その時に文章が上手い方だという印象をもったので、大いに期待した。かなり面白かった。誤解が起きないようにと細やかな気配りが文章に そつなく組み入れられていて好感がもてた。博士号取得後の宮内庁とのやりとりでは率直に感情をぶつけていらした。皇族としてお生まれになったご苦労はいかばかりであろうか。想像できないほど窮屈極まりないものであろう。本書にはでてこないが、雅子様をはじめ愛子様、佳子様の人権というものを考えさせられてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
けろ
今村夏子5冊目。どこかで何かが食い違い、他の人と生きていくのが困難な人、神秘的な世界を作り出し落ちている人、読むと気持ちがぞわぞわさせられる6篇がそろっている。人生の交差点でこんな人物たちとすれ違っているかもしれないと思わせる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/22(2835日経過)
記録初日
2008/01/01(6175日経過)
読んだ本
630冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
171680ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
401件(投稿率63.7%)
本棚
19棚
性別
自己紹介

2017年より開始。2008年からの記録。2015、2016年は記録なし。文学の力を信じたい。

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