サラッと読めました。話の展開の切欠として間取りがとりあげられているという着眼点は面白かったけど、肝心の栗原の推理が飛躍し過ぎな感じがしてイマイチのめり込めず。うーん。

怒涛の上巻と思っていたけれど、下巻に比べたらまだまだ序の口だった……。二転三転する真相にまさかの黒幕。所謂男女の恋愛とは違うけれど愛憎ドロドロとはこの事。主人公二人はそれぞれに個性的で境遇も気の毒だけれど、てっきりただの端役だと思っていたデインティが良い子過ぎて…！ああ面白かった。

スリの女の子が詐欺師の手助けをする為に古城に住むお嬢様の侍女になり……三者三様の思惑、本心が明らかになるにつれ怒涛&まさかの展開に！一気読みして下巻へ。気になる！

面白かった……。二代？三代？に渡る愛憎劇とその顛末にハラハラドキドキ。そして何より本当に情景が綺麗でバルセロナの街並みが目の前に浮かぶよう。一気に読み終わってしまいました。読後感も爽やかで、読んで良かった！と思える傑作でした。

スペイン、1940~50年代のバルセロナを舞台に一冊の本を中心として展開していくお話。まるで映画を観てでもいるよう！冒頭の忘れられた本の墓場でがっつり世界観に引き込まれました。過去と現在の登場人物が意外な所で繋がっていき、本とその作者に関する謎は深まるばかり。下巻が気になります！

サラッと読めました。話の展開の切欠として間取りがとりあげられているという着眼点は面白かったけど、肝心の栗原の推理が飛躍し過ぎな感じがしてイマイチのめり込めず。うーん。

息子が面白いと読んでいたので。多様化という視点で様々な雑草に個別に焦点を当てて解説してありました。庭に生えているような雑草もそれぞれに頑張ってるんだなぁとしみじみしました。私も頑張ろ。

とうとうアガサの弟子？が登場。アガサと似たような生立ちの可愛らしく謙虚なトニちゃんは思わず応援してあげたくなる様な良い子で、これからの活躍も期待！事件はもちろんクリスマスパーティはアガサらしい楽しい会になって大満足。次も楽しみです。

最近この時代の小説をよく読むので、きちんと時代背景を確認したいなと思い着手。なんとなくの流れは知っていたもののきちんと読んで良かったと思います。日本の(中でも軍部の)言動に天を仰ぎたくなる作者の気持ちがよく分かってしまいます。井の中の蛙というか、臭いものには蓋をしろというか、世間知らずというか……。随所にいる冷静な人達が無視や軽視されているのがまた悲しい。でもやっぱり、改めてきちんと読んでよかった。

アガサが成長してる……！！このシリーズ、アガサを取り巻く"恋愛絡みじゃない"友人達と探偵事務所の面々が本当に暖かくて大好きです。お相手さんの男性達もキャラが濃くて面白いから好きだけれど。笑 今回の事件はいつも以上に中々サスペンス色が強くてハラハラしました。面白かったなぁ。

読了。金田一耕助含め誰も幸せにならない結末でこのシリーズもついに完結。弥生サイド犯人サイドの心情は理解納得出来たけれど、なぜ風鈴結婚式とその後のあれこれに至ったのか？がやっぱり私には分からなかった。うーん。後は悪霊島をとうとう読めばシリーズ制覇！

順番に読んでいたのに、間違えて悪霊島より先にこちらに手を出してしまいました！笑　事件、解決してないよねぇ…と思わせる締め方で下巻へ。バンドメンバーと法眼家と、これからどう絡んでいくのか……続きが気になります。それにしても流石に被害者宅を家宅捜査するのにドアを無理矢理破るのはどうなの！？