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2024年2月の読書メーターまとめ

抹茶カステラ
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感想・レビュー
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ナイス
677ナイス

2024年2月に読んだ本
18

2024年2月のお気に入られ登録
2

  • シジー
  • 金柑

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

抹茶カステラ
ネタバレやさしい物語。『少公女』や『不思議の国のアリス』や『秘密の花園』、私も子どもの頃に読んだ本が作中に登場して懐かしかった。本に挟まっていたお菓子のレシピ。「最高のつまらないもの」が1番よかった。理菜が小学校最後の秋、はじめて行った公園で出会ったミニブタのムシャムシャ(この名前めちゃくちゃ良い)をつれたメアリさんとユミという女の子。ユミちゃんの正体と理菜が実はもう知っていた「トライフル」。メアリさんの過去は結局わからず、彼女も記憶を取り戻す事なく亡くなった。でも彼女はきっと幸せだったんだろうなと思った。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

抹茶カステラ

先月よかったのは「推理大戦」「花束は毒」「忘られぬ死」「日の名残り」などなど。異形コレクションの「乗り物綺談」の中の「可愛いミミ」もとても好みでした。 抹茶カステラさんの2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:5857ページ ナイス数:597ナイス ★抹茶カステラさんの2024年1月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/747934/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
18

抹茶カステラ
ネタバレ幼い頃に父を失くした冴。父の死後から冴は不思議な力に守られるようになった。冴が「ガーディアン」と呼ぶその力は基本はバリアー、悪意を持った攻撃にはその攻撃より激しく相手を攻撃するというもの。その力は冴の娘円に受け継がれる。第一部の冴編と第二部の円編は大分雰囲気が違う。守る対象が娘から孫になったら過激化するおじいちゃん(おそらく)。怖い。私は第一部の方が好きだな。ハッピーエンドだし。第二部は人がたくさん死ぬ。後味があまり良くない。内面が描かれないけど、円ちゃんは「ガーディアン」の事どう思っているんだろう。
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抹茶カステラ
ネタバレこれに出てくる「チャラ男」は私の思っていた「チャラ男」とは違った。オイルやビネガーを扱うジョルジュ食品で働いている「チャラ男」三芳部長。色々な人達が語る「チャラ男」の事。この会社ひどすぎるとかこの部長嫌だーとか思いながら読んでいたら、あれ?ちょっといい所もある…かも…と思わされ、でもやっぱりひどいし嫌だった。みんなのその後が面白かった。
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抹茶カステラ
ネタバレルイ16世やマリー=アントワネットのいた時代のフランスが舞台のミステリー。ヴェルサイユ宮の一室で見つかった刺殺体。部屋の持ち主のマリー=アメリー公妃と殺人現場で意識を失くしていた大尉ジャン=ジャックがコンビを組み、事件解決に乗り出す。最初はうまくいかない2人がだんだんいいコンビになっていく所が良い。公妃は肝が座っていてかっこいいし、大尉は粗野なようでいて実は頭もいいというギャップが良い。サンソンも良いキャラ。ジャンヌのお菓子も食べたい。登場人物表の人数の多さに心配になったけど意外と大丈夫だった。
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抹茶カステラ
ネタバレ大金を払った「探偵」役の為の、実際に殺人が起こる推理ゲーム。モブキャラ佐藤としてバイトで雇われた青年と運営側の現場責任者的存在の小園間(役名)の2人の視点で描かれる変わった展開。「犯人」役が死んでしまったり、「被害者」として殺される筈だった佐藤がどうにか殺されないように奮闘したり、ゲームを継続する為に運営側がどう考えても無理がある内容でゴリ押ししたりする😅開始前にあんな突発事項があったのか。最後、佐藤はあの道を選んだんだね。小園間も途中から可哀想になってきたので入院ぐらいで勘弁してあげてほしい。
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抹茶カステラ
ネタバレ探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」には探偵が2人。「不可能」犯罪担当の御殿場倒理と「不可解」犯罪専門の片無氷雨。見た目からいつも助手と間違われる氷雨くん。毎話お約束のこの展開が地味に好き。今回はどっちの事件なんだろうと楽しみにしながら毎話読んだ。好みは別々の依頼が1つに繋がる「ダイヤルWを廻せ」、ある会話から始まる推理「十円玉が少なすぎる」、いつ毒を飲ませたのかいつ毒を入れたのかの「限りなく確実な毒殺」。2人と穿地さんと美影の過去がとても気になるなぁ。5年前に何があったの?
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抹茶カステラ
ネタバレ恋愛推理短編集。これでもかというほど、みんな不倫をしている…。好みは「ひとつ蘭」とその続編である「紙の別れ」。旅先で不倫相手に置いていかれた柚子がその旅館の女将と出会い気に入られその息子と結婚し…そして…という「ひとつ蘭」。あの2人の関係、気持ち悪いと思ったけど、舅の一言で明かされた真相にゾッとした。そして柚子の不倫相手の男である桐沢が主人公の「紙の別れ」。あの奥さん結構好きだったな。あれは誰に向けた手紙だったのか。実際どうだったのかはわからず憶測のまま終わるのが良い。
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抹茶カステラ
ネタバレ雑居ビル内の喫茶店るそう園に店子達から持ち込まれる謎。名探偵役は喫茶店のマスターの娘である三津橋芹。彼女によるとりあえずの解決の後に後日談と謎を持ち込んだ人の人生模様が語られるという構成が新鮮だった。高校生の彼らには明かされない部分があるのが良い。その後半部分の方が印象に残った。ミステリーとしては3話目の「不死の一分」が好み。古書に記された江戸時代の連続密室殺人の真相。記された内容だけで真相を導きだす。同じ部屋に入らないようにした、なるほどなぁ。主人公くんの事があまり語られていないし、続編に期待。
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抹茶カステラ
ネタバレ無人島でのロケ。復讐を誓う主人公。しかし標的の3人は別の「誰か」によって殺されていく。誰が犯人なのか。そしてこの島で過去に起きた『幽世島の獣』事件とは。前作以上に面白かった。前作はタイトルから何が特殊な存在なのか想像がついたんだけど、今作の特殊な存在は出てきた時びっくりしたな。サラッと出てきたから。死体に擬態はしそうだなとは思ったけど、数は全然考えなかったなぁ。加茂さんの名前が出て来て嬉しかったな。佑樹は彼が苦手っぽいけど。前作の彼の活躍がなければ佑樹もあの呪いできっと。次作の文庫化も楽しみ。
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抹茶カステラ
ネタバレ元天才の若者達とAI・レミントン。元天才の彼らはAIの力を利用して「天才」に返り咲けるのか。私は才能なんて全然ない一般人だけれど、才能のある人達は人達できっと一般人にはわからない苦労や重圧があるんだろうな。みんなが「天才」に返り咲く。そんなわけはなく、別の道を行くもの、天才には戻れなくてもしがみつくもの、レミントンを利用して返り咲こうとするもの、それぞれの選択は様々でそれがよかった。連絡先は交換しない、その理由が好き。エピローグでその後の彼らを知れたのが嬉しい。
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抹茶カステラ
ネタバレ保険会社のCM《幸せな家族》に選ばれた中道家。しかし撮影開始の直前に父親が殺されのを始まりとして、その後次々と家族の死が続く。そしてそれは不気味な歌の歌詞の通りに。うーん。ミステリ好きだとおそらく早い段階で犯人が誰か想像がついてしまうと思う。彼らの企みには気づかなかったけど。これジュブナイル・ミステリなんだね😮これ、麻耶雄嵩さんのアレほどではないけど、子どもにとってはそこそこトラウマになるんじゃないかな…。
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抹茶カステラ
ネタバレ面白かった。実体化した「都市伝説」が人々を襲う。対抗手段はなんと銃火器や刃物などでの物理攻撃。そっちの世界の人間になってしまった主人公。同じような人々が所属する探偵社。超個性的な同僚達(ヤバイ人達ばっかり。ナギちゃんが好き)。10年生存率25%ってあらすじにあったけど、なんとなく仲間達が死ぬ事はないかなって思って油断してた。そしたら雄馬さんが呆気なく死んでしまって、他の人達もみんな覚悟決まってるしで、2人目の過去話が出て来てからはそれ死亡フラグだって!!っと思いながら読んでいた😅大丈夫でよかった。
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抹茶カステラ
ネタバレ各作品のモチーフとなったものについては殆んど知らないのだけれど、楽しく読んだ。読み終えた後、なんだかちょっと元気になった気がする。「しょうがないな、もうちょっと頑張ってみよ」とか、「明日も頑張って出勤するかー」とかそんな気持ちになった。同じ世界の話なのでゆるーく繋がりがある。見つけると嬉しい。作中に出てくる幽霊と生きている人が働いている色々幅広くやってるっぽい会社が良い。好みは「牡丹柄の灯篭」「おばちゃんたちのいるところ」「クズハの一生」「最後のお迎え」「チーム・更科」「楽しそう」「下りない」あたり。
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抹茶カステラ
ネタバレ葉崎市には絶対に住みたくないと思っていたけれど、今作の舞台の辛夷ヶ丘よりは大分ましな事がわかった。とてもブラックな連作ミステリー。最初の話の割と序盤で"百十七万をふたりで分けた"という文がサラッと書かれていて、何だこいつら…と唖然としたけれど、こんなのかわいい部類だった事がすぐにわかる。本当に自分勝手な悪人しかいない町だった。「ゴブリンシャークの目」が1番好き。読み終わってから検索して、成る程。登場人物の中ではこの目の持ち主が1番好きだな。「黒い袖」と「葬儀の裏で」も好き。最終話、砂井さんあなたは一体…。
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抹茶カステラ
ネタバレライツヴィルシリーズの4作目。カートが1作毎に出世している。どっちかかな?とは予想していた。それでエラリィが殺されかけた途端、あっチーフ!という事はエラリィ=チーフなあの人が犯人か。動機は何だったんだろう?と思っていたらまさかのそっちだったとは。偶然だったとは思わなかった。エラリィの心を翻弄する女性リーマと翻弄されるエラリィ。あっさり別人と恋に落ちちゃって、そうなる事を願っていたのに実際そうなると複雑な思いのエラリィがなんかかわいい。めちゃくちゃ翻弄されている。新聞社の2人の今後が気になる。
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抹茶カステラ
ネタバレ途中、何を言っているのか理解が難しい部分があったものの、3兄弟のキャラクターが魅力的な物語だった。レオンはうわっヤバイ敵キャラ来たなと思ったら家族想いのいいお兄ちゃんだった。最後は彼の伝説のお陰で助かったね。テオはもっとひねくれているのかと思いきや結構素直でかわいい。リュカはとにかくかわいい。この子1番出来る子かも。三者三様ながらみんな別の才能に溢れている。ミステリとしてより機工のロマンとかキャラを楽しむ作品かなぁ。サティも良いキャラしてた。家族5人で幸せにね。そんな終わりだった。
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抹茶カステラ
読んでいて懐かしくなった。益田ミリさんが子どもの頃に読んだ絵本とそれにまつわるエピソードが文章とマンガで語られる。子どもの頃に読んだ絵本って結構記憶に残っているもので、私も思い出す絵本が何冊もある。このエッセイの中で特に好きなのは「たくさんのルール」のマンガ、「ちびっこの木」の文章、「もっと小さな気持ち」のマンガ、「誕生日のプレゼント」の文章、「絵本の国チェコへマルーシカに会いにいく」、「憧れの迷子」の文章とマンガ。読みながら益田ミリさんのご両親は素敵な人なんだろうと思った。
抹茶カステラ
2024/02/02 10:52

☆4

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抹茶カステラ
ネタバレ帯の麻耶雄嵩さんのコメントに惹かれて購入。読んでいる最中のイメージは表紙の感じ。どう繋がっていくんだろうかというエピソードが断片的に語られていき、それが少しずつ少しずつ形を成していき、幾つかの事件が現れ、最後に1つに繋がる。街で起きた奇妙な出来事や怪談がこう繋がっていくとは。読む前はもっとオカルトな感じなのかと思っていた。天才棋士が登場した時には探偵役なのかなと思ったけど、そうでもなく、彼は少ししか登場しない。彼が登場していた『涙香迷宮』は既読なんだけど百人一首の暗号が難しかった以外に何も思い出せない😅
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抹茶カステラ
ネタバレやさしい物語。『少公女』や『不思議の国のアリス』や『秘密の花園』、私も子どもの頃に読んだ本が作中に登場して懐かしかった。本に挟まっていたお菓子のレシピ。「最高のつまらないもの」が1番よかった。理菜が小学校最後の秋、はじめて行った公園で出会ったミニブタのムシャムシャ(この名前めちゃくちゃ良い)をつれたメアリさんとユミという女の子。ユミちゃんの正体と理菜が実はもう知っていた「トライフル」。メアリさんの過去は結局わからず、彼女も記憶を取り戻す事なく亡くなった。でも彼女はきっと幸せだったんだろうなと思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/23(2676日経過)
記録初日
2017/02/22(2677日経過)
読んだ本
1709冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
613109ページ(1日平均229ページ)
感想・レビュー
1244件(投稿率72.8%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

読書メーターを始めてから読んだ本のみ感想を書きます(再読も含む)
ネタバレなしで感想を書くのが苦手なのでネタバレありの感想多め。
2019年〜お気に入り度を☆で表しています。
(☆5→大のお気に入り、☆4.5→☆5程じゃないけどお気に入り、☆4→好き、ここまでは家に置いておきたい。☆3.5→良かったけど再読するかは微妙。家に置いておくか悩むライン。☆3→普通、再読しない。☆2.5以下は苦手or嫌い。)

ミステリーが大好きで1番読みますが、SF、ファンタジー、ホラー、青春もの、お仕事ものなど色々読みます。
ドロドロ系の恋愛ものは苦手です。

大好きな作家さん
辻村深月さん、米澤穂信さん(このおふたりは飛び抜けて好きです)
恒川光太郎さん、小野不由美さん、上田早夕里さん、小川一水さん、津村記久子さん、小川洋子さん、有栖川有栖さん、麻耶雄嵩さんなど。

読書メーターをしていると読みたい本がどんどん増えるのが嬉しい悩み。
よろしくお願いします。

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