小さな蟻一匹一匹にも脳があり、プログラミングされた本能に従って、どんな残酷な運命をも受け容れ粛々と役目を果たしている。人間の行動は、どこからどこまでがプログラミングされた想定内の行動なのだろう。ゲノム編集が当たり前になってしまい、地球のバランスも崩壊しても、虫や魚や動物はこれからも本能通りに行動するのだろうか。人間は、残酷なことを残酷だと認識し、優しい気持ちを次世代に繋ぐ能力を持っている。せっかく自由に行動できるのに、人間同士で縛り合ったり、自らが作った機械に人生を縛られている。全て宇宙の采配なのだろうか

この本が書かれた当時も、プリンスエドワード島が近代化しつつあったけど、今は、どうなんだろう。世界遺産として、そのままに残して欲しい！ 赤毛のアンの魅力たっぷりの本。お菓子も作ってみたいな。

寒くなってきたので、大好きな本を娘と読みました。山の寒さと、風、おでんの温かさ、不思議な出来事へのワクワク、せつなさ…心に栄養が染みわたる。情景が脳裏に刻まれる。これからも、冬になったら毎年読みたくなるだろう。

現代のあれこれを写しとったかのような作品群だった。良くないとわかっているのに、人間はなぜ、自分達が危惧したとおりの方向に進んでしまっているのか。

子どもの頃読んで、ちょっと怖い印象が残ってたお話。我が子と読んでみたら、やっぱり少し怖かった。でも、昔話のお決まりのパターンではないので、ドキドキして良いです。幻想的な情景がいくつも目に浮かびました。

『見たいこと、やりたいことが山のようにあって、ぼくたちはとてつもない自由のなかを存分にはしゃぎ回った』60年前、そんなに昔ではないのに、なんて豊かな世界なんだろう。今は四季すら失って、お店には命を感じられない食べ物が山のように陳列されては廃棄され…。豊かな子ども時代を過ごしたはずの大人達は、なぜこんなにも自然を破壊し、殺伐とした世界を作ってしまったのか。テレビが出現した時、携帯が出現した時、人々の生き方が激変した。今、AIが出現し、また人は転機を迎えている。私は血の通わない機械が作る世界にワクワクできない

小さな蟻一匹一匹にも脳があり、プログラミングされた本能に従って、どんな残酷な運命をも受け容れ粛々と役目を果たしている。人間の行動は、どこからどこまでがプログラミングされた想定内の行動なのだろう。ゲノム編集が当たり前になってしまい、地球のバランスも崩壊しても、虫や魚や動物はこれからも本能通りに行動するのだろうか。人間は、残酷なことを残酷だと認識し、優しい気持ちを次世代に繋ぐ能力を持っている。せっかく自由に行動できるのに、人間同士で縛り合ったり、自らが作った機械に人生を縛られている。全て宇宙の采配なのだろうか