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オールド・ボリシェビク
読書まとめ
2025年11月の読書メーターまとめ
読んだ本
27
冊
読んだページ
9423
ページ
感想・レビュー
27
件
ナイス
190
ナイス
2025年11月に読んだ本
27
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2025/11/30
徹底検証 日清・日露戦争 (文春新書 828)
半藤 一利,秦 郁彦,原 剛,松本 健一,戸高 一成
282
登録
169
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2025/11/29
それでも読書はやめられない: 本読みの極意は…
勢古 浩爾
265
登録
246
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2025/11/29
貧乏だけど贅沢 (文春文庫 さ 2-18)
沢木 耕太郎
432
登録
513
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2025/11/28
クラシック千夜一曲 ―音楽という真実 (集英…
宮城谷 昌光
240
登録
65
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2025/11/26
かぶいて候 (集英社文庫)
隆 慶一郎
224
登録
197
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2025/11/24
ラブ・イズ・ザ・ベスト (新潮文庫)
佐野 洋子
178
登録
166
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2025/11/24
物語イギリスの歴史(上) - 古代ブリテン島…
君塚 直隆
220
登録
850
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2025/11/23
うさぎとマツコの往復書簡
中村 うさぎ,マツコ・デラックス
200
登録
1081
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2025/11/22
闇の日本美術 (ちくま新書)
山本 聡美
224
登録
302
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2025/11/22
冬のフロスト 下 (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド
466
登録
1057
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2025/11/20
冬のフロスト 上 (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド
503
登録
1139
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2025/11/20
御家騒動: 江戸の権力抗争 (講談社現代新書…
百瀬 明治
234
登録
12
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2025/11/18
ごんぎつねの夢 (新潮文庫 も 37-2)
本岡 類
368
登録
241
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2025/11/16
フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)
R.D. ウィングフィールド
461
登録
1021
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2025/11/15
フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)
R.D. ウィングフィールド
448
登録
1105
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2025/11/14
日本を蝕む「極論」の正体 (新潮新書)
古谷 経衡
224
登録
175
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2025/11/13
女政治家の通信簿 (小学館新書 ふ 5-2)
古谷 経衡
288
登録
51
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2025/11/13
夜のフロスト
R・D・ウィングフィールド
784
登録
1154
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2025/11/10
ないしょないしょ: 剣客商売番外編 (新潮文…
池波 正太郎
343
登録
101
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2025/11/09
ケインとアベル 下 (新潮文庫 ア 5-4)
ジェフリー アーチャー
463
登録
1468
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2025/11/07
ケインとアベル (上) (新潮文庫)
ジェフリー アーチャー
507
登録
2040
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2025/11/07
誰かの家 (講談社文庫 み 58-17)
三津田 信三
384
登録
496
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2025/11/07
文豪の女遍歴 (幻冬舎新書)
小谷野 敦
265
登録
232
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2025/11/06
忘れながら生きる 群ようこの読書日記 (文春…
群 ようこ
224
登録
236
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2025/11/05
友だちは無駄である (ちくま文庫 さ 5-4)
佐野 洋子
222
登録
359
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2025/11/03
美人好きは罪悪か? (ちくま新書 788)
小谷野 敦
260
登録
132
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2025/11/02
フロスト日和 (創元推理文庫) (創元推理文…
R・D・ウィングフィールド
714
登録
1449
2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー
オールド・ボリシェビク
2025/11/13
2001年6月刊行のフロスト警部シリーズ3作目。インフルエンザの流行で署員の大半が倒れているデントン署。しかし管轄内では少女の失踪、嫌がらせの手紙、放火、高齢者連続殺人など、次から次に事件が起きる。ここで下ネタ大好きのチェーンスモーカー、フロスト警部は、マレット署長の嫌味もものかは、直感を頼りに捜査に臨む。800㌻近いボリュームながら、あっという間に読ませる。これは訳者の力も大きいのだろうなあ。ユーモアとウィットに満ちた会話。これぞイギリス・ミステリだと私は思う。
夜のフロスト
R・D・ウィングフィールド
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あらすじ・内容
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10人
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2025年11月の感想・レビュー一覧
27
オールド・ボリシェビク
2025/11/30
14年前の刊行。半藤一利、戸髙一成、松本健一、秦郁彦、原剛の5氏が日清・日露の陸海戦を分析する。司馬遼太郎「坂の上の雲」を裏読みしつつ、日本の近代化における両戦争の意義を考える。日露戦争はある意味、「勝ち過ぎ」だったが、一方で「限界」でもあった。戦争継続は無理だった。しかし、国民には圧倒的な勝ち戦として映ったから、おごり高ぶり大国意識が持ち上がったわけだ。それが40年後の壊滅的な破滅を導くことになる。歴史の皮肉を学ぶべし。
徹底検証 日清・日露戦争 (文春新書 828)
半藤 一利,秦 郁彦,原 剛,松本 健一,戸高 一成
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あらすじ・内容
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5人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/29
2020年、2024年に次いで3読。確認のために読んだというか、ともかく、勢古さんの啖呵売りのような文章のリズムがたまに無性に読みたくなってしまうのである。70歳を過ぎて楽しめる読書で良い、十分だという勢古さんの本著での主張はよくわかる。私はもう少し、読書については無理をしてみようと思いますが。
それでも読書はやめられない: 本読みの極意は「守・破・離」にあり (NHK出版新書 615)
勢古 浩爾
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あらすじ・内容
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5人
が「ナイス!」と言っています。
オールド・ボリシェビク
2025/11/29
確かに贅沢な対談集だ。旅の達人・沢木耕太郎が迎えるのは井上陽水、阿川弘之、群ようこ、高倉健など10人。テーマはもちろん「旅」である。単行本刊行時のPR誌掲載対談などがベースになっているが、どれも十分に補筆していてボリュームたっぷり。沢木耕太郎もすっかり肩の力を抜き、どの対談からも笑い声が聞こえてくる。井上陽水はぶらりと海外に行ってしまうらしいし、高倉健がぽつりぽつりと語る旅のエピソードも楽しい。群ようこに語る当時の海外ドラマ「逃亡者」の思い出も笑わせてくれる。満喫できました。
貧乏だけど贅沢 (文春文庫 さ 2-18)
沢木 耕太郎
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オールド・ボリシェビク
2025/11/28
中国を舞台にした歴史小説を得意とする作家がクラシックについて語る。宮城谷昌光氏、クラシック音楽についてはかなり聞きこんでいるようで、思い入れが強い。作曲家の紹介でも、青年を紹介した後に「日本では天保何年~」などとつづるのが面白いと言えば面白い。青年期から作家を目指して切磋琢磨したころも、音楽は常の作家とともにあった。音楽は強い支えとなる。そんな音楽への感謝に満ちたエッセイだ。
クラシック千夜一曲 ―音楽という真実 (集英社新書)
宮城谷 昌光
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オールド・ボリシェビク
2025/11/26
1993年の刊行。著者は作家としての活躍は5年ほど。脚本家として本名の池田一朗で名を残す。1989年、66歳で死去している。私はその死後に「影武者徳川家康」を読み、その面白さに驚き、時代小説に開眼した。「かぶいて候」は旗本奴・水野十郎左衛門の父・成貞を主人公に、徳川家光・忠長兄弟の暗闘を描いているが、未完で終わっている。巻末の文芸評論家・縄田一男との対談では日本武尊を描きたいなどと抱負を語っているが、それから2か月も経たないうちに亡くなった。隆敬一郎、読まれない作家にしてしまうのは惜しい。
かぶいて候 (集英社文庫)
隆 慶一郎
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あらすじ・内容
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3人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/24
簡単な言葉しか使っていない。日常のことしか綴っていない。それなのに、佐野洋子のエッセイはじわじわと沁みてくる。彼女が魅力的だから、魅力的な人たちが寄ってきて、このエッセイにつづられるような空間を作っていくのだろうなあ。金言にも満ちています。タイトル「ラブ・イズ・ザ・ベスト」もそう。充たされた人生に裏打ちされた言葉たちが跳ねる。良いものです。
ラブ・イズ・ザ・ベスト (新潮文庫)
佐野 洋子
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オールド・ボリシェビク
2025/11/24
中公新書の「物語歴史」シリーズはパラパラやるのに最適。イギリス史はとにかく、フランスとの関係がわかりにくくてなあ。上巻ではケルト人からエリザベス1世までを語るが、「ノルマン征服」以後、貴族は日常的にフランス語をしゃべり、英語が話されるようになったのはジョン失地王以降。その後もフランス王位を狙って100年も戦争したり、国内でも覇権を競ってばら戦争を起こしたり、スコットランドやウェールズとも戦を起こしたり、ぐちゃぐちゃな国です、イングランド。チューダー朝以降、ようやく国家として自覚が出てきたよう。下巻に続く!
物語イギリスの歴史(上) - 古代ブリテン島からエリザベス1世まで (中公新書 2318)
君塚 直隆
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あらすじ・内容
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オールド・ボリシェビク
2025/11/23
今から15年ほど前の刊行。「サンデー毎日」連載の往復書簡をまとめた。ふたりとも、猛烈に膨れ上がった自意識との戦いで疲弊し、その過程で自らを「バケモノ」と規定しつつも、それでもいいから、自分が存在している意味を掴みたかったんだということなんだ。この後、うさぎは舌禍事件や難病罹患と、さらなる困難と取っ組み合い、マツコはテレビで不動の地位を固める。それでも互いの存在を相変わらず「魂の双子」として認めあっているのだろうな。
うさぎとマツコの往復書簡
中村 うさぎ,マツコ・デラックス
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オールド・ボリシェビク
2025/11/22
古代から中世にかけて描かれた日本絵画における「闇」を解剖していく一冊、「病」「地獄」などなど、当時に日本人にとって描かれているのは想像画ではなく現実だったのである。光の反対には必ず、闇があった。ということは闇はどこにでもあったということだ。小野小町が死に、死体が腐敗し、獣に食われ、やがて骨となって散っていく九相図など、明日はわが身という無常観が貫いている。「道成寺縁起」は安珍・清姫に発展していくものだが、オリジナルでは坊主に言い寄ったのは村長の妻だということだ。へえ。娘をだましたのではなかったんだ。
闇の日本美術 (ちくま新書)
山本 聡美
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あらすじ・内容
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3人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/22
ネタバレ
フロストの下品さとモーガン刑事のダメぶりに呆れつつもページはぐんぐんと進む。娼婦連続殺人事件でのおとり捜査に失敗し、徹底的に落ち込むフロストだが、ひらめきと山勘と直感で、何とか女刑事を救うに至るあたりは読んでいてハラハラしましたね。そして最後の最後、女児殺害事件における重要参考人自殺の件で査問にかけられる寸前に明らかになった着地点にも感心しました。救いのない事件を描いているのに、どこか安心できるのは、フロストは決して権力側に立たない。弱い者の味方であるということがはっきりしているからだと思う。
冬のフロスト 下 (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド
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オールド・ボリシェビク
2025/11/20
ネタバレ
フロスト警部シリーズ第5弾。女児の行方不明事件、娼婦連続殺人事件などなど、今回も難事件が続々とデントン署管内で発生する、散弾銃によるコンビニ強盗と車強奪事件、頻発する住宅街での枕カバー泥棒に、民家の裏庭で発見された白骨化した人体と、今回のフロストの相方は折り紙付きの無能刑事モーガン。やることなすこと、すべてダメ。ほぼ徒手空拳のフロストだが、マレット署長の嫌味は絶えることがない。女児殺害事件の重要参考人が無罪を訴える遺書を残して自殺するという最大級の窮地に陥り、物語はあっという間に下巻へと向かう。
冬のフロスト 上 (創元推理文庫)
R・D・ウィングフィールド
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オールド・ボリシェビク
2025/11/20
1993年の刊行。現在では、御家騒動の研究も格段に進んでいるだろうが、概観的な把握には十分だ。江戸時代の御家騒動は、外様の大藩で本家と一門が起こすもの、藩政改革を行おうとして改革派と守旧派の間で展開されるもの、幕末の佐幕と勤皇派によって行われたものに三分される。上杉鷹山など、上手くいったから「名君」として今も評価されるが、下手を打ったら押し込められていた。実際、張り切って改革に乗り出しても誰も従わず、挙句に酒浸りになって若死にしたという岡崎藩主の例もあるそうだ。
御家騒動: 江戸の権力抗争 (講談社現代新書 1137)
百瀬 明治
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あらすじ・内容
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2人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/18
15年ぶりに開かれた中学校のクラス会にキツネの面を付け、散弾銃を持った男が乱入し、出席者を監禁する。男は射殺されるが、死の直前に主人公に「ごんぎつねの夢を広めてくれ」というメッセージを残す。キツネ面の男は何と、彼らの中学時代の恩師だった。フリーライターである主人公は、メッセージを解くべく、調査を始める。「ごんぎつね」は哀しい話だ。新見南吉の短い生涯も切ない。そのあたりと、恩師の儚い人生を絡めて展開していくのは面白いと言えば面白いけど、だからと言って、こんな事件を起こさなくてもという突っ込みは必至だ。
ごんぎつねの夢 (新潮文庫 も 37-2)
本岡 類
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あらすじ・内容
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4人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/16
上巻でてんこ盛りになった事件を、フロスト警部は下巻でぎこちない手つきでさばいていく。7歳の少年の失踪やら、廃墟で見つかった死体、15歳の娘の行方不明事件。その合間にデントン署に寄せられるさまざまな苦情や問い合わせ。本当にイギリスの田舎の警察署では、一人の警官にかくも多くの事件を担当させるのかね。しかし、結末に向かって集約していく作家の力量はすさまじい。大雨の中の捜索シーンなど、こちらにもその寒さが伝わってきた。訳者の力は大きいなあ。
フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)
R.D. ウィングフィールド
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あらすじ・内容
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8人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/15
フロスト警部シリーズ4作目は上下巻合わせて900㌻ときたもんだ。上昇志向が強い女刑事リズを相方に、降り注ぐ事件を直感で解決しようともがく。変わらず、下ネタを連発するから、リズに慕われるわけもないフロストだ。しかしまあ、何回「ちんぽこ」という言葉が出てくるのかね、このミステリ。訳者も呆れているだろうなあ。されど、その猥雑さがこの物語の牽引車になっているのも事実だ。
フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)
R.D. ウィングフィールド
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7人
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オールド・ボリシェビク
2025/11/14
こちらも2018年の刊行時に読んでいた。「外部から監視や点検がなく、競争のない閉鎖的な空間が極論を生む」という前提で地方消滅論、日本会議黒幕論などの問題点を提示していく。
日本を蝕む「極論」の正体 (新潮新書)
古谷 経衡
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オールド・ボリシェビク
2025/11/13
2018年の刊行時に読んでいるが、高市政権が誕生したので再読してみた。
女政治家の通信簿 (小学館新書 ふ 5-2)
古谷 経衡
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オールド・ボリシェビク
2025/11/13
2001年6月刊行のフロスト警部シリーズ3作目。インフルエンザの流行で署員の大半が倒れているデントン署。しかし管轄内では少女の失踪、嫌がらせの手紙、放火、高齢者連続殺人など、次から次に事件が起きる。ここで下ネタ大好きのチェーンスモーカー、フロスト警部は、マレット署長の嫌味もものかは、直感を頼りに捜査に臨む。800㌻近いボリュームながら、あっという間に読ませる。これは訳者の力も大きいのだろうなあ。ユーモアとウィットに満ちた会話。これぞイギリス・ミステリだと私は思う。
夜のフロスト
R・D・ウィングフィールド
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オールド・ボリシェビク
2025/11/10
剣客商売の番外編。秋山小兵衛は53歳で鐘ヶ淵に隠居を決めたころだが、主役ではない。主人公は越後・新発田の道場で下女として働いていたお福。道場主が殺され、江戸に出るが、新しい主人も殺されてしまう。その仇討ち乗り出すお福に小兵衛が絡むという仕掛けである。軍鶏鍋屋の五鉄、医者・小川宗哲や四谷の弥七に傘徳らも登場し、何ともにぎやかで楽しめます。お福の一途さと健気さが物語を下支えし、さくさくと読み進めることができます。
ないしょないしょ: 剣客商売番外編 (新潮文庫 い 16-63)
池波 正太郎
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オールド・ボリシェビク
2025/11/09
読みだしたら止まりません。学生のころ、アーチャーの「百万ドルをとり返せ」「ロスノフスキ家の娘」とか、ルシアン・ネイハムの「シャドー81」とか、エド・マクベインの87分署ものに触れて、海外エンタティンメントのとりこになったことを思い出します。アーチャーは現在85歳。昨年も著作を出しています。海外エンタティンメントに開眼させてくれた恩人として、感謝をささげます。
ケインとアベル 下 (新潮文庫 ア 5-4)
ジェフリー アーチャー
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オールド・ボリシェビク
2025/11/07
ブックオフの100円コーナーにあったので思わず、買ってしまったぜ。懐かしいなあ。1981年の刊行だから、まだ社会人になる前か。ジェフリー・アーチャー、ミステリというジャンルとも異なる独自の構えの大きさで読ませてくれたもんだ。ページを捲る手が止まらなくなる、読書の喜びを教えてくれた作家でもある。同じ日に生まれたポーランド移民とボストンの銀行家の息子。2人が繰り広げる壮絶なドラマは今読んでも全く飽きさせない。
ケインとアベル (上) (新潮文庫)
ジェフリー アーチャー
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オールド・ボリシェビク
2025/11/07
2018年に読んでいて、「そんなに怖くなかった」としている。まあ、おどろおどろしいホラーでもなく、「家」にまつわる怪異をつづる短編なのだが、背筋が凍るとまではいかなかったのは今回も同じ。でも、寝る前には読みたくない。
誰かの家 (講談社文庫 み 58-17)
三津田 信三
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オールド・ボリシェビク
2025/11/07
2017年、22年に次ぐ三読め。内容はほぼ覚えているのだが、いわゆる「小谷野節」につられてページを手繰ってしまうのだよ。文豪たちは異性に関して極めてエネルギッシュである。うまくいけば充実した気持ちで創造できるし、関係がこんがらがればネタにもなる。揺り動かすものとしての性衝動とでもいうか。私にはすでに遠い日の花火だが。
文豪の女遍歴 (幻冬舎新書)
小谷野 敦
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オールド・ボリシェビク
2025/11/06
群ようこ43歳のころのエッセイ。だからもう、四半世紀も前に発表されたものだが、なぜか文春文庫から2023年に刊行された。なぜだ? そのころ毎月購入した書籍などを羅列しているが、まあ、よく買うね。その分、気前よく処分もしているようだが。私自身もそうだが、読んでいるのに、忘れる。そしてまた、読む、読書なんてそんなものだと思う。それはまた、人生にも似ているのかもしれぬ。忘れながら生きているのだ。
忘れながら生きる 群ようこの読書日記 (文春文庫 む 4-24)
群 ようこ
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オールド・ボリシェビク
2025/11/05
対話形式で進められるエッセイなのだが、「聞き手」は谷s川俊太郎なんだな。佐野洋子という人は、本当に強い人だなあと思ったね。単純な世代論に還元したくはないけど、高度成長期というか、日本が最もエネルギーに満ちていた時代に生きた人はすごいよ。「友だちは無駄である」と言いつつも、その無駄を大事に抱え込んで生き抜いた生涯。私自身、もう少し若かったころに出会いたかったエッセイである。
友だちは無駄である (ちくま文庫 さ 5-4)
佐野 洋子
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オールド・ボリシェビク
2025/11/03
2009年の刊行。今ほど、ルッキズムへの風当たりも強くなかったころだからゆえのタイトルではあるが、著者自身は全く美人好きは罪悪ではないと思っているところからのスタートだから面白いね。まあ、飲み屋でインテリオヤジが管を巻いている感も無きにしも非ずだが、著者は酒を飲まない。「美人」というものの定義が難しいところ、そして個人の好みという要素が強いところにこの種の論議の困難さはある。
美人好きは罪悪か? (ちくま新書 788)
小谷野 敦
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オールド・ボリシェビク
2025/11/02
このシリーズ、第1作の「クリスマスのフロスト」をその昔、読んだが、とにかく長いのを嫌って、その後は読んでいなかった。しかし、勢古浩爾さんがべた褒めしていたので、シリーズ第2作から読み始めた。抜群の面白さで700㌻超えを一気読みさせる。その分、ほかの読書ができなくなって困るが。公衆便所で浮浪者の遺体が発見され、連続婦女暴行が起こり、ひき逃げがあり、少女が失踪する。中年オヤジで下ネタ大好き、ダジャレ連発のフロスト警部は思い付きの推理で捜査を混乱させるばかり。しかし、一歩一歩、解決に近づいていく。傑作中の傑作。
フロスト日和 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ウ 8-2)
R・D・ウィングフィールド
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ユーザーデータ
オールド・ボリシェビク
53
お気に入られ
11月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
2582
冊
読んでる本
6
冊
積読本
8
冊
読みたい本
0
冊
プロフィール
登録日
2017/03/07(3215日経過)
記録初日
2017/01/01(3280日経過)
読んだ本
2582冊(1日平均0.79冊)
読んだページ
750215ページ(1日平均228ページ)
感想・レビュー
2569件(投稿率99.5%)
本棚
1棚
性別
男
年齢
67歳
血液型
B型
職業
その他
現住所
北海道
お気に入り
22人
お気に入られ
53人
参加コミュニティ
2
本好き酒飲みさん!
読メの会@北海道
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