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2024年7月の読書メーターまとめ

Vanc
読んだ本
7
読んだページ
3053ページ
感想・レビュー
7
ナイス
834ナイス

2024年7月に読んだ本
7

2024年7月のお気に入り登録
1

  • なっぷぅ~

2024年7月のお気に入られ登録
1

  • なっぷぅ~

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Vanc
ネタバレ☆4。これほどの心理戦は滅多に無いと思われ、とても面白かった。警察署の取調室内での緊迫感。サイコパス犯人と思しき爆弾魔と対峙する警察官との語られる腹の探り合いや人間の内面を抉る本音と欲望の渦。相手の先に行こうとする両者の知能ゲームの駆け引きの緊迫感が良い。少し冗長気味のところもあるが・・・。犯人は宣う、『自分勝手こそ人間の真実。他人の苦しみがわからないのか? わかるつもりでいる方がどうかしてる』。サイコパスの言いそうな事だが意外に本質を突いているかも。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

Vanc

読み友の皆さん、いつもありがとうございます。先月はあまり時間取れず、読書量は少なかったです。印象に残ったのは「ノルウエイの森」の残念感でした。今月も宜しくお願いします。  2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2871ページ ナイス数:941ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/758179/summary/monthly/2024/6

いこ
2024/07/03 08:59

Vancさん、いつもナイスやコメントありがとうございます<(_ _)> 共読は「ノルウェイの森」(>_<) 昔はあんまり理解できなかったから、また読んでみようかな?…やめた方がいいですね。なんだかVancさんのレビュー拝読して、逆に再読したくなりましたよ。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

Vanc
2024/07/03 22:15

いこさん、こんばんは。こちらこそ、いつもナイスやコメントありがとうございます。「ノルウエイ」は、なんなんでしょうかね? え? 再読したくなった? 良いのかなぁ?

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
7

Vanc
ネタバレ☆3.5。警察批判の代表ではストーカー事案等は事件が起こらないと何もしない、今よく聞く話。そこで出てきた、事件を未然に防ぐための「平和警察」。戦時中の特高警察のごとく、民衆に相互監視を迫り、密告されたら最後、理不尽な取り調べで身に覚えがない”事実”を認めるまで尋問され、公開処刑で斬首。その組織に対抗しようと立ち上がった「正義の味方」を巡る物語。前半は少々読み辛かった。行き過ぎた世の中はゆり戻しが起きるものだが、犯罪が減ったこの世界が嫌なら火星に住めば?と皮肉る作者。辻村深月氏との対談で自薦。SFではない。
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆3.5。グロい屍のオンパレードで、数多い難解な設定が施された殺人犯捜し、かな? おいおい、最後に実はこの人は多重人格者で、もう一人の人間が時々出てきて犯行をなんてありふれたストーリーじゃないよね、とまだ余裕かましていたはずが・・・。首を傾けざるを得ない設定からSF的要素も盛り込まれた複雑怪奇なミステリーかなぁ。中盤までは、これなんの話?ミステリーなの?と邪推していたら、突然に得体の知れない薬物には手を出すなよという教訓を垂れられ、最後には自分の頭が少しおかしく熱っぽくなってきたかもしれない。賛否両論。
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆4。過労死の絶えない現在の日本での不遇な労働環境を企業、政治家、警察、従業員の立場から見たエンタメ小説風に仕上げた啓蒙書。著者は言う、「政治は人々の暮らしを変えられるがもはや手遅れ。この数十年間、選挙しか頭にない高齢政治家がいかがわしい団体と手を組み、利権に群がり、法と人事を弄び、国を破壊し尽くしてきた為、この国を立て直せるような悠長な時間は残されていない。」
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆4。いい話だった。でも柚月作品ではガミさんのような血なまぐさい正義を翳す刑事か、佐方検事のような権力にも屈しない正義感をどうしても期待してしまう渇望感あり。問題を起こした少年を第三者の元で更生を図る「補導委託」の制度を利用して南部鉄器職人達が働く町工場に高校中退の子がやって来る中で、40前の独身長男が親爺との距離を縮めて、やがてはお互いを理解し合えるようになる心温まるドラマ。著者は言う、『苦労はしても、後悔のない人生を送りなさい。それは自分の為であり、また自分の大事な人の為でもある』と。
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆4。黒辻村作品。伊坂幸太郎氏との対談時に自薦した2冊のうちの1冊。「凍りのくじら」、「子どもたちは夜と遊ぶ」等、数々の名作を生み出した筆者はホラーにも精通。『闇を祓う者』竹藪ハンターとドラキュラを彷彿とさせる「闇からの使者」との闘い。自分の闇(自分勝手な主義主張)を押し付けて相手の闇を引き出し取り込んでいく。思考力を奪い自由を奪う。相手の気持ちを斟酌することなく視野を狭めて相手の闇を育てて厭な奴に変えていく。そんな人達のことを読後には考えてしまった、確かに現実にもいるよねと。こういう人は怖いなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆3.5。設定が面白そうで手に取る。戦国時代の武将と同じ名前の但し刑事達は皆女性で彼女らが追う殺人事件は、明けてみると同僚刑事が犯人。大したトリックも無く、警察ものミステリーというよりエンタメ系の作品。女尊男卑の世の中で人を蹴落としても出世したいという女性刑事のドタバタ劇に全体的にはチグハグでムリヤリ感満載で少しアイデア負けかな?。今川、上杉、武田係長などライバルを蹴落とすも最後は本能寺で殺された、皆が怖がる織田信子、頭のいい明智光葉、その後に成り上る木下秀美に影の薄い徳川康子。一応、歴史に沿う。
が「ナイス!」と言っています。
Vanc
ネタバレ☆4。これほどの心理戦は滅多に無いと思われ、とても面白かった。警察署の取調室内での緊迫感。サイコパス犯人と思しき爆弾魔と対峙する警察官との語られる腹の探り合いや人間の内面を抉る本音と欲望の渦。相手の先に行こうとする両者の知能ゲームの駆け引きの緊迫感が良い。少し冗長気味のところもあるが・・・。犯人は宣う、『自分勝手こそ人間の真実。他人の苦しみがわからないのか? わかるつもりでいる方がどうかしてる』。サイコパスの言いそうな事だが意外に本質を突いているかも。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/05(2877日経過)
記録初日
2016/05/10(3207日経過)
読んだ本
1068冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
405159ページ(1日平均126ページ)
感想・レビュー
758件(投稿率71.0%)
本棚
192棚
性別
現住所
兵庫県
自己紹介

家中の本全てを断捨離として図書館に寄付、二つの大きな書庫が無くなり部屋が広くなり満足。これからは図書館頼りの読書となり、新刊はタイムリーには難しいですが、自分の読みたい本を読メで探す楽しみを味わい乍らも、my読本リストを作って管理しながら読みたい本のみ読み続けたく。週2冊くらいのペースが無理なく出来そう。ミステリー/サスペンスが好みで特に警察物は格別、時代劇も面白そうなものが沢山あるようで目移りしますが、皆さんの読後コメントを参考に決めていきます。またあちこちに足跡を残していきますので、もし良ければ反応してやってください。宜しくお願いします。

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