読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

kaneKlenz
読んだ本
24
読んだページ
4423ページ
感想・レビュー
20
ナイス
149ナイス

2024年10月に読んだ本
24

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaneKlenz
ルールもフィールドもここまで自由自在か。いつもの顔ぶれ同じゲームなのに、随分と新鮮/なるほどリアルがそういう人とフルダイブゲームって相性が最高なわけね/何人もが要所要所でサラッと、勝敗がどうなろうと懸かってるのはデヴィッドの事情だし、と内心で語るのがなんか可笑しい。で、それが嫌みにならないところまでが人徳、と/レンとピーちゃんの会話が誰かに反応されたのって初めてだっけ?/列車の擬音に車軸の数を反映させるマニアックさ、細かいなぁ/ここで完結でもそれなりにすっきり……いや賞金かけたん誰や!!!
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
20

kaneKlenz
ギャグ編はいつも通り。世界を破滅の瀬戸際から救ってもいつも通りなのが愛おしかったりもするし、それすらメタいギャグのネタにしてくるのは流石だとも思ったり/過去編もギャグ。その後のことを思うと……/で、学園ものでもある本作としては、大ラスが卒業ってのも、本当に締めって感じで似合うな。用意されてた回答も実にらしくて素敵。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
前巻では悪い顔に見えたビッグさん、どこも変わってない絵なのに今巻ラス前では誇らしげに見える、いい絵だ/お話の開始時点から、よくあるディストピアものやポストアポカリプスものっぽい割には食料なりエネルギーが潤沢そうに見えて、微妙に違和を感じてたけど、なるほどこう決着させるのか。良いエンディングであった。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ビッグさん、"人間に罪を背負わせないため"と来たか。昨今の流行りよりは古典的な人造知性ものに近い感じだな。で、"オリジナルを重視するのは……"なんて台詞も出てくるあたり、何というか、合理性の極限として倫理に到達した、みたいな/最後の顔つきはえらく不穏(表情がないのにそう感じるのがまた凄い)だったけど/姫さまの誠実さと真っ当さは癒し。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
髪を下ろした絵も素敵/コミュニケーション用の能力について淡々と説明する姿が実に頼もしい。いやいや最初の登場時の印象からは180度ひっくり返ったな/三角頭統括さんがなかなかに剽軽。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ティーファのこれも、「絆された」と言っていいんだろーか、みたいな、本質なり内面は人間とかけ離れてるのに表層的には人間的感情があるように見える、そういうのの描き方が良い感じ/まぁなんか、人に絆されることこそ本願、とでもいうような怪しげな台詞も出てきたけど/なるほど目の形のモチーフは神の似姿か/11話の台詞からすると、中を綺麗にしなきゃならない御用もあるってことだよな?
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
俺の語彙ではアラビアン・ナイトっぽいとしか表現できないんだけど、とにもかくにも目のモチーフが散りばめられたデザインが印象的/"始まりの日"でのバルブのつく仕方が、健気だなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
挨拶が、父さんも込みで"ハタノ家の六名"なのが素敵/ドラゴンの姉弟に、ミント。小さい子が増えるとやっぱ華やかだなぁ。頭に載ったジ・ネスのイラストに「ここまで小さかったんか」とは驚いたが/やはり家族の話は良い。今巻もまた起きてしまったことはとってもアレだけど、それについては今でも思い悩むことはあれども、だからって今から幸せになって悪いことはないよね、という雰囲気で一貫してて、とても良い。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ハードSFなのかファンタジーなのか、俺がボンクラ過ぎるせいか判別がつかん。突然変異率が高いから情報伝達が起きてるはずだというロジックがなんで成立するんだろう?/という謎はさておき、発想は実に楽しい。地球型の生命なり人類型の知性とは異なる方向へどれだけ想像をぶっ飛ばせるか/絵も、特にアングルがときどき凄く新鮮。6ページとか、軌道塔をこの角度から描くんだ/人間には想像力はない、というのも面白い視点。何かいろいろと脳味噌を引っかき回される快感。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ぶっちゃけ、エリーゼとグランという名前と、血生臭くて静かな雰囲気しか覚えてないと思ってたけど、続きが読めるときいて嬉しくなるくらいに好きだったってことも思い出したわ/ユージーンは変態で、アリシアは哀しくて、ケンジーは人間の味方で、そしてグランは常にグランなんだな。まっこと、エリーゼの相棒で相方であることよ/※欄は余談。
kaneKlenz
2024/10/22 06:29

商業での打ち切りから10年越しの完結巻。こういうの、作者への好感と信頼度が上がるよな。とりわけ、小説投稿サイトでの、流行りのフレーズをタイトルに含み流行りのシチュエーションで始まる話を投稿し、数日からせいぜい数週以内にポイントが置きたいほど伸びなかったら即座に放置して次、という昨今のあれやこれやを眺めてるとね。

が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
怪奇系っぽく始まるけど、トシオ君の知識量(と人脈や図書館)が凄すぎて、謎が謎のままな期間が短く、あっという間にスプラッターへと話が進むな。まぁ人体が壊れ血が噴き出しまくるほうがこの作者らしい、んだろうなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
陸の序盤、ほぼ完勝。言ってしまえばそれだけのことに説得力と納得力を持たせるのは、ただひたすら微に入り細を穿つ描写の積み重ね、なんだなぁ/第三章なんかで書かれる、白エルフたちの暢気さと残虐さ。どちらも選民思想由来でそういうことも有り得るとは思うが、しかしなかなかにえげつない絵柄/護符が魔術反応を示し白銀樹の気配として感じられるってことは、やっぱ何らかの意味で生きた組織なのかしら。であればコミカライズ2巻のコメントに書いた妄想も、まだ可能性はゼロじゃないな/※欄に続く。
kaneKlenz
2024/10/18 12:54

あーっ刻印式魔術があるやんか。魔術感知にかかったからといって生きてるものだとは限らねーよ >俺。

が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ルールもフィールドもここまで自由自在か。いつもの顔ぶれ同じゲームなのに、随分と新鮮/なるほどリアルがそういう人とフルダイブゲームって相性が最高なわけね/何人もが要所要所でサラッと、勝敗がどうなろうと懸かってるのはデヴィッドの事情だし、と内心で語るのがなんか可笑しい。で、それが嫌みにならないところまでが人徳、と/レンとピーちゃんの会話が誰かに反応されたのって初めてだっけ?/列車の擬音に車軸の数を反映させるマニアックさ、細かいなぁ/ここで完結でもそれなりにすっきり……いや賞金かけたん誰や!!!
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
原作(カクヨム)既読/鎧蠱と刻華虫の生存競争に人類が巻き込まれたのか、あるいはタイトルの蠱毒からの連想だけど何らかの意志が人類社会という壷に鎧蠱と刻華虫を放り込んだのか、どっちにせよ人類には、人ならざる何かに変化するぐらいしか勝ち筋が残ってないような難儀な世界じゃの/指を嚙み鼻血を出すアユミの描写とか食堂に現れたレイカの目付きとか、お話としてはまだまだ状況説明でしかない段階なのに修羅場の香りしかしない。ゾクゾクするわ。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
"愉快なこと以外なにもわからない会話"とか"少しだけ泣きたくなるような秋の匂い"なんて言葉遣いだけでもう惚れ惚れするな/設定だの背景事情だのにもいろいろと凝っててそれも興味深いんだけど、そういうのがどうでも良くなるくらいに美しい。生々しくどろどろとした未練たっぷりの死に様がこれでもかと書かれてるのに、どうしてこんなに静謐さと美しさだけが印象に残るんだろう/それはそれとして3章の清々しいまでのアホ話っぷりもまた楽しい/※欄は余談。
kaneKlenz
2024/10/12 06:29

挿絵、実に美しい。が、"艶やかな黒色の爪に飾られた指先"や"大鎌にまたがったまま……左手にはカンテラを掲げている"と明記してあるところにその絵でOKなん?

が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ジーナがあっさりアンジュに戻ったりとかいろいろと印象的な場面もあるんだけど、p.174のミシェルの表情が実にインパクト大/ミシェルと父のシーンとか博士とヴァレットのラストとか、いくらでも感情を掻き立てる描き方ができそうなところをこういうトーンで収めるの、好みだなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
ライラナの件はやっぱ二人にとって大きかったんやな。そしてその彼女とパレッティア王国の方向性がこんな風に重なるのね。個人が成長したり変化したりすることがイコール国のあれこれにも関わるようなキャラ達だからこその、ミクロ視点から見た年代記みたいな雰囲気が面白い/本作ではお初な外交関係。とはいえこの世界ってそれほど国が多いわけでもなく多国間の騙し合いみたいなややこしいところにまでは行かない感じか。それはともかく、皇帝との会談はいろいろと含蓄と機知に富んで、読み応えがあるな。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
なるほど記憶を失って本来の性格が出てたってことか/いやそれにしても勇者さん……今はどこで何してんのかねこの御仁。妹さんがそんな役どころをしてる以上はこの人も碌なポジションでは無さそうだが/で、ここでエンド、と。まぁ駆け足で突っ走られるよりはこの雰囲気のほうが良いか。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
いろんな謎とかどれもこれも実に気になるけど、なによりフェルトの陽性さが一番の不可思議。この酷い舞台設定のなかでそういう来歴で、ある種の自己犠牲を目的にしてて、なにか洗脳の類を受けてたりする様子もなくて、なぜにこの性格を保ってられるのか。誰かの薫陶とかなのだとしたら、よっぽどの傑物だよなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
いわゆる追放もののパターンから外れて、主人公の才がちょっとでも見る目のある人には分かるというトーンで貫かれ、かつ、本人も周囲へは敬意を持ち続けてるんで、読み心地が良いな/むしろエリシャがあまりにもなんでもよくできすぎてて、こんなんありかよという気にならんでもない。ハーレムものなら複数のキャラに分散して持たせるであろう属性や能力を一人にまとめてるからかしら/ところで、これで未完シリーズは5つめだっけ?
が「ナイス!」と言っています。
kaneKlenz
第5話のラストページ……/"筒抜けになる"コマとか緊張感がほぐれたシーンでのオークたちの顔が実に可愛い/演習を通じこの世界でのオルクセンの他国に対するアドバンテージのあれこれを闇エルフの面々を驚き役にして描くの、よくある演出ではあるけどやっぱ上手いよな。てか大変だろうなほんと。俺レベルのど素人から詳しい人までを対象にこういうの説明しながら面白いマンガとして構成するの/※欄は今巻の内容とは直接の関係はない妄想。
kaneKlenz
2024/10/02 06:25

白銀樹が伐採され長い目で見ると闇エルフという種族の滅亡が確定してるの、なんとかならんかな。シルヴァン川を渡れなかったりベレリアント戦争で斃れたりした同胞の身につけてた白銀樹の護符がヴァルダーベルクのどこかに集めて埋められてて、何年か何十年か後にふと通りかかった誰かが、なにかが芽生えてるのに気付く、とか。エルフの生態そのものがファンタジーなんだし、そのくらいの不思議現象は起きてくれんもんかしら。

kaneKlenz
2024/11/10 06:24

ディネルースとラインダースの回想でしか描かれてないしそこでは良い話にまとめられてるけど、大鷲のみでなく巨狼・ドワーフ・コボルトたち他種族排斥の尖兵として闇エルフたちが使われてたんなら、オルクセンで彼女たちを迎えた時の心情は複雑だったろうな。事実上不老不死な長命種にとっては、先祖の因縁とかでなく直接の当事者なわけで。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/07(5161日経過)
記録初日
2010/10/07(5161日経過)
読んだ本
5858冊(1日平均1.14冊)
読んだページ
1550193ページ(1日平均300ページ)
感想・レビュー
5269件(投稿率89.9%)
本棚
396棚
性別
URL/ブログ
http://twilog.org/kaneKlenz
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう