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2025年1月の読書メーターまとめ

kaneKlenz
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感想・レビュー
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128ナイス

2025年1月に読んだ本
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2025年1月のお気に入られ登録
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  • おしるこ

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaneKlenz
(本作比)シリアス展開から始まるなんて珍しいな、からの……自己紹介でそういう展開やるんかいっ。さすがは本作だなぁ/マルコシアスにはそちらなりの事情があって、でもこういう手段に出るしかないわけか。ほんと、どいつもこいつも素直になるまでにどんだけ殴られればいいのやら。難儀な子たちだ/バルバロス、ザガンと並ぶのってものすごく久々な気がするが、ほんとに(良い|面白い)キャラに育ったな。で、部下に学ぶザガンもまた、実に面白い/さて、えらいヒキだ。いよいよ本筋の結末に向けてのシリアス展開一直線、になるのかなぁ。
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2025年1月の感想・レビュー一覧
19

kaneKlenz
お子さんたちはやっぱそういう育ち方をするんか。末恐ろしい大器ぞろいじゃのう/マリアさんと、敗北の味をも知ったハンドレッドたち。まぁこの期に及んでも、行動を起こす前にあらかじめ詳らかに内心や方針を語る、ということのできないマルスくんに最大の問題があるような気もしないではない/『そよ風』さんの言動を見てると、もはやどうしようもない魂の形そのもの、なのかもしれんが/シーラを前にしたフラウのモノローグとそこからの会話、怖い怖い/北の帝国……そーゆーのファルーンだけじゃなかったんかい。
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kaneKlenz
歴史や軍事に詳しい人ならそれこそ多分コマ毎に見所があるんだろうけど、とんとそういうのに疎い俺でも、人間ではない種族をそれぞれ個性豊かに描き分け、地の文どころか台詞すら無くても表情で分からせるのが、スゲー技術だってのはひしひしと感じるな。とりわけ今巻では、ディネルースがすっかり柔らかい顔つきが似合うようになっちゃってるのとか、ファーレンス夫人の真顔、海の牡たちの良い漢っぷりなんかが印象的/あ、白エルフの顔がべた塗りなのも。
kaneKlenz
2025/01/28 06:29

内容については……小説はなろうで最後まで、コミックもコミックノヴァでの最新話まで読んじゃってるんで、うっかりネタバレしそうでコメントしづらい。一番印象的な点を挙げるなら、長命種の間での怨恨や感情のもつれってエラいことになるんだなぁ、という点。で、それをまるで分かってなさそうな白エルフどものあまりな脳天気さと残虐さに「永遠の無邪気な子供たち」というレッテル貼りをしたくなるし、この世界と種族をこう作った創造者にもいろいろと(ネタバレ自粛)。

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kaneKlenz
お話やらハッピーたちのデザイン以前に、ヘレシーの一人称パートが読みにく過ぎてキツい。彼が奇天烈な存在だってのは語り口で頑張らなくても十分に読者に伝わるんで、もうちょい読みやすさに振って欲しかった。
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kaneKlenz
アンソニー側のあれこれが描かれて、これでお話の全体像は概ね見えてきたのかな。あとはせいぜいおじいさまの動機とかそのへんかしら。それともまだなんかどんでん返しが準備されてるのか/ダグラスにトマスにキャンディにジェレミ、また癖の強い面子が揃ったもんだ。どう見ても一筋縄ではいきそうにない気が/洗脳が解けた顔ぶれが増えてきたのは心強いけど、この盛り上がる展開自体が、次に落とすための前振りに見えてしょうがないよぅ。
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kaneKlenz
(本作比)シリアス展開から始まるなんて珍しいな、からの……自己紹介でそういう展開やるんかいっ。さすがは本作だなぁ/マルコシアスにはそちらなりの事情があって、でもこういう手段に出るしかないわけか。ほんと、どいつもこいつも素直になるまでにどんだけ殴られればいいのやら。難儀な子たちだ/バルバロス、ザガンと並ぶのってものすごく久々な気がするが、ほんとに(良い|面白い)キャラに育ったな。で、部下に学ぶザガンもまた、実に面白い/さて、えらいヒキだ。いよいよ本筋の結末に向けてのシリアス展開一直線、になるのかなぁ。
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kaneKlenz
そーゆーとこに着目する作品じゃないんだろうけど、設定厨としては、廃墟に心躍るわ。"ヒノチ"って語も、これ既出じゃないよな。
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kaneKlenz
お菓子にまつわる表現・用語ってこんなにあるもんなんだなぁ。なんか言葉の洪水だけで甘さに溺れそうに感じるわ/高校生組は大変に可愛くてよろしい。まぁ令二くんがちょいとマシになったんかと思ってたら周辺観察の詳細さがスゴくて、やっぱ根っこの粘着質はそのままなのな、とか思えたりもするが/大人組のほうは……前巻でも今巻でもラストで決してそうでは無さそうな旨ちゃんと書かれてるのに、なんかどうしてもストーリーテラー氏から感じてしまう「全部わかってやってる」感。読む俺の捻くれ方の問題かしらん。
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kaneKlenz
ハサミのオチ、良いなぁ。今風の知識のすっごく古典SF的な使い方、という感じ/宇宙船のデザインの話と、ハサミの星の技術水準の件、俺の脳には基本的に同じことを違う角度から述べてるように聞こえる/しれっと「特定の目的を果たすために文明を作る」という発想が出てくるのが、ほんと凄いわ/「台風娘」のラスト一コマ、作者はこの短い話にこれがどうしてオチになると思って描いたのか、そして俺はどうしてこれをオチとして受け止められるのか、不思議でならぬ。
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kaneKlenz
not for me. 作者買い対象リストから削除。
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kaneKlenz
設定がいろいろ開示されて、主たる話の筋としてはシンプルに悪の魔術師の企み粉砕。勇者さまを疲れ果てさせ寝かしつけるウルくんが眩しい。そういう、一本気で真っ直ぐ、正義感と倫理観をきちんと持つ少年主人公が、それでも自身が動くに足る利益を見定めてからじゃないと行動に入らない。あとで起こる事件を待つまでもなくこれだけでも十分にシビアな世界やね/サービスで誤作動する鍛冶師さんがステキ。ついでに、ロックさんもなかなか楽しい。もちろん、それに対するシズクの対処がもっと楽しい。いやいや、この子も傑物やなぁ。
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kaneKlenz
ところどころに入るナレーションというか小説なら地の文にあたる角張った枠が面白いな。スキルやレベルや状況の説明だけでなく、pp.54〜55の"編集者の病""『面白さ』に抗えない"という一節がなんとも印象的。イズミが、絵がまったく同じなのに急に大人に見えてくる/イズミの職業意識を煽りまくるミレイさん、p.153とか実にいい眼をしてらっしゃるわ。
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kaneKlenz
味方に死者を出せない縛りのせいか、ここまでも今巻も眷属・魔獣に対してはほとんど常に快勝しかしない本作、気持ちいいと言えばそうなんだけど、ちょいと物足りないのも確か。で、その分はラスボスが盛り盛りになるわけね。まぁ最後の全員紹介をやりたかったからこその展開なのかも知らんけど、ともかく大団円に辿り着いたんだし、終わりよければ全て良し。
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kaneKlenz
p.127、「精霊」に"わたしたち"ってルビを振ってるのな。なんとも意味深。ギルド長の語るあれこれとか、何かいろいろと設定やら過去の出来事やらについても張り巡らされてきたな/もちろん、そもそも現在のほうが軍の目論見やら角人さんやらでいろいろ入り組んできてるわけだが。まぁなんかまだ序章ってな雰囲気だし、ともかく次を楽しみに待とう。
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kaneKlenz
影武者さんに十字のロト、さらにキャラが増えたよ。しかもそれぞれに濃いこと濃いこと。どんどん状況が複雑になるな。10冊目まで来てまだまだラストへの道筋見えず/世界最強国家の首脳部が"とっとと負けを確定させてくれれば、俺達とて潔く受け入れることができる"なんて考えてるのが、実に難儀な世界やな。その直前の"隔絶した強者ほど自己満足めいた復讐を好む。強者は、手段を選ぶ権利がいつまでも自分の側にあると信じて疑わないから"ってのも含め、いやほんと魔王に滅ぼされる以外に平和は到来しないのでは、という気分にすらなるわ。
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kaneKlenz
いろいろと壮大っぽい過去話やら因縁やらが明かされて、さらに風呂敷が広がりそうだけど、俺的にはミナトさんの向かった先が気になるな、この島の外側がどういうところでどんな文明なのか、世界設定の重箱の隅が気になるタイプの読者としては、ワクワクが止まらん/そういやアザミさんって、ひびを入れられただけでなく呼び出したの全敗なんだった。どこかで見せ場が来ると良いな。
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kaneKlenz
ミナトさん、クレバーだけど説明を面倒くさがるタイプか。まぁその生まれ育ちであれば、自分の考えを表明するのに億劫にもなるわな/ヤチホさんは、格闘もできて石を飛び道具にも防空にも使えてしかも一人攻城兵器。そりゃイサザくんと離れられないというハンデくらいつけんとならんか/お兄さんには愛憎劇の気配?
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kaneKlenz
トオギさん、優柔不断な駄目トップに見えるけど、案外に物事も情勢も見えていて、けっこうなキーパーソンな気もする/あまり気にすべきではないとは思うんだけど、やはり設定厨的にはいろいろ知りたくなるな。情報の伝達がかなり早そうで、服装や文化・宗教に比して文明水準はかなり進んでそうな/酔っぱらいヤチホさん可愛い。
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kaneKlenz
via https://x.com/ayasatokeisi/status/1873295220961640747 いい感じに和風伝奇異能バトルな導入編。架空世界であると明示したんだから重箱の隅にごちゃごちゃこだわらず話の展開を楽しめキャラを愛でよという勢いを感じるな。
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kaneKlenz
嵌められても憂えないイヴがほんまにええ子や。ところで「肉色の輝き」って、たまに邪神とかのお話しでも見かけた覚えのある表現だけど、具体的にイメージしようとすると謎だな/で、その次のシーンでも懺悔とともに過去と異なる決断を下す。なんとなく、周りの子たちの変化を促す触媒みたいだと思ってたけど、この子自身もほんとに変わったな良いバディとなったんだな/背景の出来事なり陰謀なりも興味深いけど、やっぱ俺的にはそのへんは彼女たちの美しさと変化と関係性を描くための背景かな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/07(5257日経過)
記録初日
2010/10/07(5257日経過)
読んだ本
5933冊(1日平均1.13冊)
読んだページ
1568161ページ(1日平均298ページ)
感想・レビュー
5328件(投稿率89.8%)
本棚
398棚
性別
URL/ブログ
http://twilog.org/kaneKlenz
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