
短編を読んでいてもどことなく俳句みを感じた。(儚く消えゆく一瞬を高解像度で切り取っている感がそう思わせるのかも?不倫ものが読めない私が川上作品なら読めるのは、面倒なところは全部カメラの枠外で、その一瞬の空気感だけが接写で切り取られているからなのかもな、と) 以下引用//私は、つつしんで、怒りつづけることを、決定した。/こんがりと焼けたパンの表面みたいに熱くなってから、章子はするりとシーツの下にもぐりこむ。首から上だけを出して、「ああ冷たい」と言いながら、きれいに包装されたプレゼントみたいにじっとする。
ででんでんさん、お久しぶりです~。宮部さんは未チェックでした…!いま検索してきましたが、魂手形の表紙もよいですねぇ。三好さんの絵柄は、かわいいのにさみしかったり、どことなく得体が知れない感じもあって好きです。エッセイも絵のイメージどおりの、穏やかでふわっとしてるけどそわっともするような感じで面白かったですよー。 そうそう!ででんでんさん、先日、藤野さんをお読みになってて…! あの本わたし大好きなので共読でめっちゃうれしかったんですよ~!淡々とした語りがツボな本でした♡
以下お気に入り引用/「何時まで放課後だろう 春の夜の水田に揺れるジャスコの灯り」ジャスコというところがいい!/「青春の傷はときどき疼くからクレアラシルは捨てられずある」音読したい!/「東映のオープニングで波かぶるあの岩がある海にいきたい」「もう会えぬペンフレンドを想うとき頭のなかをよぎる流星」「陽だまりの春の廊下でふりむけばタイム・リープの少女に逢える」「君からのメールがなくていまこころ平安京の闇より暗し」
ミステリとホラーと青春ものが主食。表紙で本を選びがち。
クローズドサークルや土俗もの、ボーイミーツガールに目がない。
語り口に独特の魅力がある作品が好きで、気に入った文章を収集する習性があります。
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短編を読んでいてもどことなく俳句みを感じた。(儚く消えゆく一瞬を高解像度で切り取っている感がそう思わせるのかも?不倫ものが読めない私が川上作品なら読めるのは、面倒なところは全部カメラの枠外で、その一瞬の空気感だけが接写で切り取られているからなのかもな、と) 以下引用//私は、つつしんで、怒りつづけることを、決定した。/こんがりと焼けたパンの表面みたいに熱くなってから、章子はするりとシーツの下にもぐりこむ。首から上だけを出して、「ああ冷たい」と言いながら、きれいに包装されたプレゼントみたいにじっとする。