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2025年12月の読書メーターまとめ

ぶぶ
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2025年12月に読んだ本
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2025年12月のお気に入り登録
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  • アト

2025年12月のお気に入られ登録
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  • Taylor
  • こういち
  • えあいんていく
  • アト

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぶぶ
おいしい料理が人を救う感じの話か〜、ありがちかな…と思ったら、想像以上に重層的なテーマが織り込まれていた。愛する人をなくすこと、家族という存在、子を持つこと。薫子と年齢が近い子なしの身として、覚えのある点もあれば、まったく異なる点もある。そして、どれだけ近しい人でも知っているのはほんの一面だということ。公隆の告白もなかなかの衝撃で、薫子がこれを冷静に聞けるようになっていたことが、彼女の変化を物語る。ただ彼女の性格なら、特別養子縁組を一度は検討するような気がする。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

ぶぶ

今年もたくさんの印象的な本に出会えました。特に、幅広い国や地域の作品を読めたのが大きな収穫。とはいえ集計してみると、やはり日本と欧米に偏ってはいます。『夜のみだらな鳥』は衝撃だった!https://bookmeter.com/users/780679/bookcases/12201871?sort=book_count&order=desc

今年もたくさんの印象的な本に出会えました。特に、幅広い国や地域の作品を読めたのが大きな収穫。とはいえ集計してみると、やはり日本と欧米に偏ってはいます。『夜のみだらな鳥』は衝撃だった!https://bookmeter.com/users/780679/bookcases/12201871?sort=book_count&order=desc
taku
2025/12/31 00:18

今年も良い出会いがたくさんあったのですね♪ 嬉しいことですよね。来年も素敵な出会いがあることを願ってます🤲

ぶぶ
2025/12/31 11:59

takuさん、ありがとうございます♪ 今年もお付き合いくださり、ありがとうございました☺️takuさんも、来年も本やその他の素敵な出会いがありますように!🌟

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2025年12月の感想・レビュー一覧
15

ぶぶ
酒と本だけが友達、と今や臆面もなく言える私だけれど、若い頃は友達の多い人が眩しく、劣等感を感じていた。だから二人の主人公にうんうんと共感していたら、話がどんどんおかしくなり…なぜそうなる!?と唖然。けれど読み終わってみると、意外にもしんみりしてしまって。翔子には性格的にかなり自分に近いものを感じるし、愛されて育ち心が大人になれなかった栄利子も、たぶん私の中にいる。でも彼女のように仕事で世界と繋がれるなら、それはすごいことで、友達なんていなくてもちっとも孤独じゃないんだよと伝えたい。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
ここ2年ほど、気になる作家である中村さん。蛇カフェに行ったことがある程度には蛇が好きで、作者自ら「僕の名刺のような小説」と語る作品となれば、読まずにはいられない。中核にはやはり世界の不条理への怒りが感じられ、歴史によって神の座を追われた蛇がテーマと絡んでいく構成は面白い。中盤までとてもミステリアスで、何が起こるかまったく分からなかったけれど、最後はわりと無難にまとまってしまった印象も。作者の人としての円熟味が表れているのかもしれないけれど、ちょっと物足りなさも感じる。
ガーネット
2025/12/30 18:02

巳年の締めに相応しい本のようですね( ´ ▽ ` )わたしは、ウロボロスやアウリンのような「デザイン」になっていれば良いですが、リアル蛇さんとは、あまり仲良くできないかも…。蛇に罪はないのに、ごめんよσ(^_^;)

ぶぶ
2025/12/30 19:51

ガーネットさん、コメントありがとうございます♪ 巳年の締め!気が付かなかった〜(笑)確かにぴったりでした!🐍蛇カフェは友達に連れられて行ったのですが、私はどちらかと言えばトカゲとかヤモリ派…あ、でもこの本によると、蛇には趨触性=体が何かに触れていると落ち着くという習性があるそうです!意外とかわいいところもあるんだなあと、遠くからでも愛でてあげてくだされば幸いです(^ー^)

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ぶぶ
掛け値なしに、めちゃくちゃ素敵だった。不気味なローカルTV番組の記憶から呼び起こされる、悲しく恐ろしい真実。サイレント映画の字幕を読み上げる少年が起こす、自分のためには使えない小さな奇跡。ガールスカウトたちが森で遭遇する生命の不可思議。優しかったりぞっとしたり、時にはひややかに現実を映し出したりしながらも、人間のしなやかな強さ、人智を超えた大きな世界とのつながりを感じた。近年読んだ短編集の中で確実に首位争いだ(強敵はジャック・ロンドン『火を熾す』)。ああ、素敵だった…。
ぶぶ
2025/12/26 20:50

最近読んだ『十二月の雪』に続き、アメリカの現実も意識させられる。「われらの旗はまだそこに」はちょっと理解し難い発想で、トランプ政権はこんな作品を産んでしまうほどヤバいのか…と思いつつ、日本でも「国旗損壊罪」法案が進行中。「今日はすべてが休業してる」爆破予告のために街中が休業する中、爆弾よりも日当が入らないことを恐れる主人公。状況が長期化しても、誰ひとり公的扶助のことなど口にしない。対岸の火事、ではないだろう。

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ぶぶ
おいしい料理が人を救う感じの話か〜、ありがちかな…と思ったら、想像以上に重層的なテーマが織り込まれていた。愛する人をなくすこと、家族という存在、子を持つこと。薫子と年齢が近い子なしの身として、覚えのある点もあれば、まったく異なる点もある。そして、どれだけ近しい人でも知っているのはほんの一面だということ。公隆の告白もなかなかの衝撃で、薫子がこれを冷静に聞けるようになっていたことが、彼女の変化を物語る。ただ彼女の性格なら、特別養子縁組を一度は検討するような気がする。
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ぶぶ
アフリカと国際協力について、新たな知見を得られた。支援が必ずしも必要な人に届かず、格差の助長や女性の労働時間の増加など、負の結果につながることさえある。支援国の父権主義的な態度への反感は、陰謀論への傾倒や白人に対する詐欺ビジネスを産む。必要なのはグローバル格差の抜本的解消であり、企業の直接投資による現地雇用の創出、自由貿易の弊害の是正、零細農家支援など。納得はしたけれど、こうした方策は当然、個人の枠を超えている。自分の寄付が役に立っていないかもしれないと知った個人は、どうすればいいのか。
ぶぶ
2025/12/29 19:21

Taylorさん、コメントをありがとうございます!イメージを鵜呑みにせず、知ることの重要さを教えられる本でしたね。個人としてできること…本当に限られているんだろうなと思いますが、支援先を決める時に情報を吟味したり、フェアトレード商品を意識したり、心掛けられることはあるのかな、と思います。あと、ものすごく基本的ですが、知ったことをちゃんと覚えておくこと、でしょうか。

Taylor
2025/12/29 23:43

確かに、個人の力は限られていますが、おっしゃったように、日常のちょっとした心遣いや振り返りを積み重ねることで、長い目で見ればより意義のある変化につながっていくのだと思います!

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ぶぶ
これはまた難解な…パリへ、ハンブルグへ、イクルーツクへ、夜行列車で旅する踊り子の「あなた」。列車内や旅先で出会うさまざまな人々は何かと干渉してくるが、皆どこか怪しく不穏だ。旅路はしばしば何かしらのトラブルに見舞われ、主人公の不安が伝染してくるが、彼女自身も危機感が希薄でどこか現実離れしている。「あなた」は目的地に辿り着けるのか。そもそも本当に目的地はあるのか。何も捉えられないまま、霧の立ちこめる無人駅のホームにひとり置いていかれたような気持ちで読み終える。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
ブレグジッドを背景とした四部作の2作目。政治色は前作よりもかなり濃く、題名通りというべきか、結末も明るくはない。印象に残ったシーンは、ソフィアの父親が宇宙犬ライカに関する記事について電話をしてきたところ。幼少期の娘の言葉を覚えていた父親の不器用な愛情が胸に染みると共に、起こってしまったことへのやるせなさが滲み出る。移民というテーマは、日本人には語る資格すらないように思えて、毎度ながら肩身が狭い。
ガーネット
2025/12/19 21:03

立て続けのコメント、失礼しますσ(^_^;)この共読本のレビューを拝見して、『一億年〜』も、この本も、わたしはなぜ「ハテナマークに囲まれるのみ」で終わり、ぶぶさんは「何かの手応えを掴まれるのか」の背景が一つ思い当たりました☆私の知識量が圧倒的に不足しとるのです(笑)「スルースキル活用のつまみ食い」だけじゃないですよ〜きっと(*'▽'*)♪

ぶぶ
2025/12/19 22:04

ガーネットさん、コメントありがとうございます〜嬉しいです💕いやいやいや!私も穴ボコだらけの知識なので、あまり的を射てはいないかと!(^^;) あと、この作品は政治的背景はともかく、登場人物たちの関係性の変化や心の機微みたいなのが、どうも私にはあんまり汲み取れなかったみたいだなぁ、と思っています💦なので、「何を読んだのか、わからない」というお言葉にはとっても共感しています( ̄∇ ̄)

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ぶぶ
そうか、そうなったかあ。あとがきをつけるのはもともと好まないと作者は述べているが、私も好きな本ほど、解説やあとがきを読むことを好まない。作者を含む他者の言葉より、自分とその物語との関係を大事にしたいから。けれどこの作品は、『世界の終わりと〜』から約40年を経た作者のひとつのアンサーとして、大切にあとがきまで読んだ。「きみ」には直子や佐伯さんが重なるし、「ぼく」=「私」もたくさんの主人公たちと重なる。幸いにも、彼らの答えはまだ見つかっていないようだ。きっとまだ読める。
ブルちゃん
2025/12/18 05:03

自分と本の関係を崩したくないっての、すごいなと思った😌♡本や、自分の感性を大切にしてるのが伝わる💕この本はまだ読めてないー😭分厚いと怯んでなかなか手が出せない病🤣世界の終わり〜の内容は全く忘れちゃってるんだけど🤣それでも楽しめる?いつか読みたい😌

ぶぶ
2025/12/18 11:33

ブルちゃんありがとー💕💕分厚い本、忙しいとためらっちゃうよね💦私もね、世界の終わりの方ほんとに淡〜い印象くらいしか残ってないからちょっと心配だったんだけど、単体でも全然OKだったよ!✨『海辺のカフカ』みたいな雰囲気もちょっとあるから、ブルちゃんも楽しめるんじゃないかなー?いつかブルちゃんの感想も読みたいな☺️

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ぶぶ
文庫化したから読もうと思いつつ、だいぶ寝かせてしまった上に、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も再読しないままに。それでもこの街のおぼろげな記憶がよみがえり、懐かしい気持ちと、思い出せないもどかしさに揺れながら読み進める。上記作は、街の静謐さと現実世界のシュールさの絶妙なアンバランスに魅了されたが、今回は現実世界も非常に静かで、求心力は少し低めだ。けれど物語としてはまだ端緒についたばかり。「ぼく」と「きみ」の運命を見届けたい。
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ぶぶ
吉田篤弘さんは、私にとって不思議な作家さん。好きな作家さんと言えるほど読んでいないけれど、なんだか無性に温かみがほしいときに読みたくなって、よく冬の初め頃に読んでいる。この作品でもいつもながらの穏やかな時間が流れるが、いつもより小説らしいというか、ストーリーに一貫した方向性を感じる。月舟町シリーズとはまた違った魅力で、これは『鯨オーケストラ』まで必読だ。オーケストラの行方もだけど、はたして太郎君はシをかけるのか?が気になる。
おゆき
2025/12/13 22:46

温かみが欲しいときに読みたい、ものすごく共感します。私もまだ僅かしか読めていませんが、安全地帯みたいな感覚で出番待ちをしています。「鯨オーケストラ」だけ先に買っていたので「流星シネマ」から揃えたいと思いますー。ありがとうございます。

ぶぶ
2025/12/14 10:46

おゆきさん、コメントありがとうございます☺️私も『鯨オーケストラ』の表紙にすごく惹かれて、調べたらシリーズの第3作だと分かり、まずはこちらを読んでみたというのもあります♪ 安全地帯、本当にそうですよね〜。求めているものを与えてくれる、という信頼感を持てる作家さんは貴重ですね。

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ぶぶ
訳者あとがきの表現では「ダメな人たち」が登場する「バカSF」(SFじゃないのもある)。確かに文体も設定も皮肉なユーモアに溢れている…が、ちょっと私は笑って読む余裕が持てず、凹んでしまった。彼らはダメな人たちというよりは、運に恵まれなかった人たちだろう。特に『センプリカ・ガール』は心が折れそうに。貧困、格差、差別、移民…映し出されているのは、紛れもなく世界一の経済大国の実態。人類ってやはり根本的に誤ってしまったのかもしれない。『訓告』はえげつないけど好き。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
国際ゲイ小説賞受賞の報に触れて。露骨な性描写も、過激な展開も、重く峻烈な読後感の中で迷彩色のごとく霞んでいくようだ。ブラックミックスで、ゲイ。マイノリティが二つ重なることは、まさに二倍ではなく「二乗」の影響をもたらすかもしれない。悪意の連鎖、怒りと恐怖が表裏一体となって発散されるエネルギーとその帰結に、言葉をなくした。ヘイトクライムの対象となりうる人の心の内は、ごく身近にいてさえ、非当事者には測り難いものがある。ましてや世間との距離は、当事者にとってどれほどのものだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
読み友さんレビューで知って読む。日本の実在した社会主義者たちをモデルにしたお話…といっても弾圧や闘いではなく、大正デモクラシーの勃興を背景に、変わり者揃いの「売文社」の面々を取り巻くできごとが軽くコミカルに描かれる。実際、社会主義者ってこういう愛すべき理想主義者という感じの人も多かったのかもなあ。長い冬を越えて春が来ると息巻く堺や大杉たち。その春がいかに短く儚いものかを知る読者には、切なさも感じさせるラストだが、希望の糸は現在にも繋がっている…と思いたい。読後感は爽やかだ。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
後半はさすがにご都合主義すぎる展開が多く、若干白けたところもあった。上巻であれほど体制への恐怖を強調しておきながら、見ず知らずの人たちが軒並み味方になってくれるのは、ご都合主義を超えて物語の破綻とも言えるのでは…?あとエレナとゾーヤに言った言葉、「私はあの捜査官とはちがう」。相手がもしブロツキーの子供でも同じことが言えるのか?最後まで勢いよく楽しませてくれたので、エンタメとして十分ではあるが、期待が大きかったので若干辛口に。作者29歳でのデビュー作とは、純粋にすごいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ぶぶ
スターリン体制下のソ連で起きた殺人事件。ソ連に犯罪はあってはならないという原則により、まともな捜査がなされない状況に戦慄する。また、根拠がなくとも一度スパイと疑われたら、生き延びる術はほぼ皆無であることにも。高位の国家保安官である主人公が、はめられて妻が容疑を掛けられたことから、目を背けていた現実を突きつけられていく展開がとてもスリリング。それにしてもマルクスがこの状況を知ったら何と思っただろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/17(3095日経過)
記録初日
2011/03/19(5407日経過)
読んだ本
935冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
351683ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
758件(投稿率81.1%)
本棚
12棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

現実世界から少し離れさせてくれるような本を好む傾向にあります。ファンタジーでもSFでも、歴史ものやハードボイルドなんかも。
あと生き物がすごく好きで、図鑑を眺めて過ごしたりしています。
基本は図書館なので、新しい本はあまり読んでいません。

好きな作家さん
・ミヒャエル・エンデ(わが読書人生の原点)
・いしいしんじ(絵画や音楽のような物語)
・梨木香歩(自分に通じるものを感じる)
・小川洋子(痛々しさになぜか救われる)
・司馬遼太郎(歴史小説への扉を開いてくれた)

私にとって読書記録はある種の日記。読んだその時に考えたこと、感じたこと、覚えておきたいことを自分のために書きつけておくという感じです。解説なども読まないことが多いので、的外れなこともよく書いているかもしれません。

読書メーターを始めてから、同じ本を読んだ方のレビューに共感したり発見したり、全然知らなかった本のレビューを読んでワクワクしたり…私の世界を広げてくれる全国の読書家の皆さんに感謝です。
どうぞよろしくお願いします♪

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