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2024年3月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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1163ナイス

2024年3月に読んだ本
35

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 岡本正行

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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「いつかかしゅになりたいの、かみはこんなにくちゃくちゃだけど」「あしたもこのコがごはんをたべるとこみてたいの、いまのしょくばはじぶんにあっていないけど」子供は希望。大人は諦観。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:39冊 読んだページ数:7155ページ ナイス数:872ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/789562/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
33

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臣下の諫言を聞かず、呉への進軍を進める劉備。このため、敵の奸計にはまり、窮地に陥ったが、それは結果論。桃園の誓いで結ばれた関羽、張飛を相次いで失った無念、怒り、復仇の思いは、現実論を凌駕する。
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関羽の弔い合戦を決断し、呉への進撃を開始する。だが、またも獅子身中の虫がうごめく。懲罰を逆恨みした范彊、張達が張飛の寝首を掻く。人目をはばからず慟哭する劉備。だが、こんな主だからこそ人はついてくる。主のために命を捨てたいと思わせる何かがある。
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呉の追撃に敗走し、最後は部下わずか三百人で廃城麦城に籠り、援軍を待つ関羽。だが、孟達と劉封はその要請を断る。窮地に陥った関羽は、とうとう囚われの身になる。二君に仕えることを潔しとせず、最期は見事に果てる。一方、曹操の見苦しさはなんだ。見えざる敵や亡霊に怯え、苦しみ抜いて死ぬ。一時の栄華など幻。後世が二人をどう評価するかは自明。
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12人中6人の子が統合失調症に罹患したギャルヴィン家。その原因を遺伝か環境かということは、さておく。感じるのは、いびつではあれど、母の子への慈愛と忍耐。信仰が根底にあるのは確か。だが、その宗教は諦観には役立ったかもしれないが、幸福を得るには無力だった。兄の奇行や性暴力に苦しめられた妹も、やがて悟る。誰でも生き延びるために、それなりの防御反応がある。その一つが病。それを受容すること。同感だが、妹と同じ目に会わなければ実感できないかもしれない。
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関羽ほどの人物であっても、油断、慢心があったか。呉の陸遜が描いたシナリオどおりに展開し、窮地に陥る。傅士仁、糜芳といった裏切者も出す。運命とは不思議なもので、いったん転がり落ちていくと、止まらない。
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自分のスタンスを明確にし、目標への道のりを地図に例える著者。なおかつ、地図を持たず、迷子になった体験を血肉にする考え方も示す。よくできた絵本だが、欲を言えば、完璧すぎるところ。反論の余地もない。
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ノウハウを重ね、一分の無駄もなく、完璧に仕上げるのが職人。だから、いくらでも代わりがいて、その時々の空気に合わせて適当な色を塗りたくる政治家どもは、職人とは呼ばない。
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業務委託すれば、当然委託料が発生するという当たり前の話かと読み進めたら、思わぬハッピーエンド。人は一人では空しい。
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少女が役割をとっかえっこしてくれたのは、おじいさんが少女に愛情を注いできたからこそ。うちの娘もとっかえっこしてくれることを、切に願う。
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身につまされる。確かに、私も家事はできない。洗濯機の使い方さえ分からない。だが、妻は、私の仕事の代わりはできるかもしれない。
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人心に従って、漢中王になってほしいと孔明以下の懇願を、いったんは躊躇し、拒絶する劉備。そんな人物だからこそ、王になる資格がある。自ら位や名誉を求める者に碌な奴はいない。
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大義なき策を弄する者は、策に溺れる。己のみ頼りにする者は疑心暗鬼に陥る。曹操がその実例となる。
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黄忠と厳顔。二人の老将のプライドをくすぐり、魏軍を蹴散らすという大きな功を成さしめた孔明。人は意気に感じると智慧が出る。人生経験が豊富な年寄りなら猶更。それは、現代においても同様。
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子どもでも、その一日の達成感がないと眠れない。それは、眼を閉じるまでの数十分に得られることが多いことを思い出した。それを逆撫でするように、早く寝ろと言う母への反発心も思い出した。
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いくら栄華を極めようとも、己を師とする者は、いずれ迷い、やがて滅びる。一方、真理を師とするものは、正しき軌道から外れず、最後に勝つ。曹操もとうとう管輅という易者を頼るようになった。迷走そのもの。
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曹操の奸計に踊らされて、漢中を明け渡すことになった張魯。そして、その愚将に仕えたがため、翻弄される有能の士、龐徳。宿命とはいえ、師を過つのは哀れ。
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「いつかかしゅになりたいの、かみはこんなにくちゃくちゃだけど」「あしたもこのコがごはんをたべるとこみてたいの、いまのしょくばはじぶんにあっていないけど」子供は希望。大人は諦観。
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レッツはレッツ。かあさんはかあさん。とうさんはとうさん。黙読の楽しさを覚えたレッツ。自我の芽生えとともに、それぞれに人格があることも発見した。
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社会人として決して口にしてはならぬ暴言を周りに平気で吐き、同じ失敗を繰り返し、毎度直属の上司に叱られるも、逆恨みし、その上の上司に告げ口する。そんな同僚がいる。本書で紹介する一症例に酷似。同僚への理解の一助となる。
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植村直己等、八名の遭難したアルピニストを紹介。冒険に憑かれた動機を「衝動・憧憬・修直の純度」と著者は美化しているが、鵜呑みにしてはいけない。あくまでプロフェッショナルに対する言葉。アマは生命最優先であることは言うまでもない。
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重篤の容疑者が、生命の危機から脱し、逮捕された直後に執筆。よって、犯人に対する深掘りはせず、「京アニ」とアニメオタクに焦点を当てる。現社長の妻が、セルの「仕上げ」を内職として始めたのが創業のきっかけ。その丁寧さに信用を勝ち取り、下請から元請会社に成長。異例の躍進を遂げた京アニの独自性を高く評価する著者。また、本事件後、アニメやオタクバッシングがなかったことにも触れ、アニメを取り巻く環境も変化したことを指摘。「テロ」と喧伝する向きもあるが、犯人に思想性はないと釘を刺す。そう、ただの特異人物の蛮行。
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「秋葉原無差別連続殺人事件」犯人加藤智大の友人、大友秀逸氏が、人を殺したいという者へのカウンセラーを続けている。氏自身、自殺未遂を何度も繰り返したとか。職場の同僚だった加藤とも、惹きあうものがあったのだろう。氏はそれを、「周波数」と説明する。誰でも皆、承認欲求がある。それが満たされなければ、一線を超えることがある。それを防ぐには「話を聞いてほしい」という欲求を満たしてあげること。聞き役に徹すること。氏の信念は正しい。
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例えば「千ドルのつかいみち」の一篇。ハッピーエンドの心地よさ。そこにペーソスが加わると文学になる。
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えぐさたくや君の「にんげん」という詩。そう、人間は楽しむために生きている。苦しいこともあるが、それも、やりがいや経験等、楽しみに昇華させることができる。
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孔明の智略により、攻防ではなく対話によって蜀を手中にした劉備。徒に血を流すのは愚か。望むらくは無血革命。これにより初めて劉備は自らの国を持ち、曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀による三国志が始まる。三十五巻に至ってようやく。
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今回の「記録の手帖」は「消えた対戦」。下位力士が優勝圏内のため、本来組むべき横綱大関戦が消滅した事例を並べる。昭和59年9月場所、平幕多賀竜の躍進により、千代の富士対若嶋津、朝潮対琴風の取組が消えたことも紹介。琴風が小錦に勝つと多賀竜優勝決定という事態になり、幼い頃から相撲ファンだった私は、平幕優勝を目の当たりにするのは初体験だったため興奮した。多賀竜が琴風に「お願いします」と言い、琴風が「まかせなさい」と答えたことも覚えている。琴風のセリフは、当時の西川のりおのギャグ。
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九死に一生を得ながら、七歳で成長が止まったみいちゃん。小康を取り戻しながら、秋になり、血を吐いて死んだお父さん。すべて人間の仕業。サタンも神も人間に潜む。
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老将黄忠の進言を受け入れ、蜀軍を奇襲する劉備。だが、返り討ちにあい、這う這うの体となる。既に孔明なしには、劉備の大願も夢であるのは明らか。
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「兎と亀」の教訓。なぜ、兎に勝ったのかと周りに問われ、うまく答えられなかった亀が、その返答の仕方を教わりに長老の海亀を訪ねる。「お前の足が速いから」と答える長老。その言を信じ込み、自分は足が速いと吹聴し、結果として多くの動物仲間を巻き込む大惨事を招く。佐藤氏は、その長老を、体験も調べもせず、情報を一方的に拡散するインフルエンサーになぞえる。実例として何件か思い当たる。
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お母さんはワープロを使うから、「おとうさんはまんねんひつ」か。日本語は優れた言語。
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儒教は質が悪い。実母が危篤との虚構の密書に騙され、劉備の妻子が国を離れようとするところ、寸前で趙雲と張飛が子のみ取り戻す。妻は当然ながら敵国の人質に。儒教の良さもある。徳には徳で返すべし。そうしなかった蜀が、劉備の逆鱗に触れてしまった。
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庇護を仰ごうと拝謁を願った蜀の使者張松を何日も待たせた挙句、無礼を働いたとして百叩きの刑に処す曹操。曹操に見切りをつけ、劉備に光明を見いだす張松。人は徳ある者になびく。増上慢は身を亡ぼす。
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曹操の智略が小賢しい。城壁を築けど築けど、西涼軍に破壊されるところが痛快。自業自得。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/01(2430日経過)
記録初日
2017/09/01(2430日経過)
読んだ本
4851冊(1日平均2.00冊)
読んだページ
901037ページ(1日平均370ページ)
感想・レビュー
4055件(投稿率83.6%)
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