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2024年9月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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2024年9月に読んだ本
31

2024年9月のお気に入り登録
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  • ゆき
  • ぶぶ ひこ

2024年9月のお気に入られ登録
3

  • ゆき
  • あまみや
  • ぶぶ ひこ

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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いわゆる"カリスマ"経営者が起業したがために、誰も物申すことができない。洗脳され、寝る間もないほどの労働を強いられ、一日でも赤字があれば、20数名の幹部の前で吊し上げ。結果、自ら命を絶つ。その両親に対し、法的責任を認めない同社。最後に謝罪し、和解したのは、ひとえに会社の損得勘定のみであるのは明らか。こんな"カリスマ"も、一期のみとはいえ、国会議員であったことにあきれる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:32冊 読んだページ数:5626ページ ナイス数:1113ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/789562/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
31

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SF版「七人の侍」といった感。黒澤映画のフォーマットの完成度を再認識。そこに著者の想像力が加味されている。ただ、昭和40年当時の読者はどう感じたか。その頃の子供はスポ根やオカルトに夢中で、著者が予想した「科学の子」ではなかった。
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SF漫画の完成形ともいえる。だが、連載時の昭和43年は、スポ根ブーム。手塚氏に時代遅れを感じる読者もいたのでは。
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光源氏は当時どんな言葉で口説いたか。更に広げて、奈良・平安時代のセックス用語に強い興味を示した著者の力作。例えば、イザナギとの交合の際、イザナミが「あなにやし」と漏らしたというが、現在語でいえば「あっ、何これ!」というところか。確かにこんな辞典は今までになかった。著者の視点がいい。
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ハンバーグやエビフライ、おにぎりがバスに乗り込んでいく。箸がいない。現地集合だったのだろうか。
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先ず、著者の正体が知れない。巻末に略歴もなく、記者という感じでもない。まんまると肥った上機嫌の近影があるのみ。単なるプロレスマニアか。それが、知人の誘いで、米プロレスラーOBの親睦団体「カリフラワークラブ」のパーティーに参加するため渡米し、帰国するまでの顛末を語る。キラー・コワルスキーに会えたり、ディック・ハットンの自宅を訪問したのは収穫だったと思うが、それだけ。なぜ、書籍化されたのか勘繰りたくなる。珍本。
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心優しいお婆さん。善人には、周りのすべてが味方する。悪人に抗する唯一の手段でもある。
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昭和49年5月刊。先代正蔵師に、編者谷内氏がガツガツとインタビュー。師も高齢であり、今聞いておかなければ…と焦る気持ちも分かる。師の持ちネタの一つ「指切り」は明治作で、小圓朝の弟子、圓流がうまかった等、貴重な証言多。他に六代目馬楽の自叙が面白い。食えない頃、「いちばん助かったのは、支那事変勃発」とのこと。当時寄席に出ても1円程度だったが、恤兵部で派遣されると、15円、20円とくれ、結局、4年間で8度も大陸に慰問に行ったらしい。食っていくのも命懸け。
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得体の知れぬ者を雇い、なおかつ相撲を取ろうとする殿様の度量の広さに感服。相手の生まれが江州守山と知るや、蚊が多いところだから、蚊の精だと見破る殿様。現在の滋賀県守山市だが、琵琶湖の東に面し、古代遺跡も多くあることから、古から、蚊と言えば守山と認知されていたのかも知れない。
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偉そうな奴が、痛い目に会うことほど痛快なことはない。狂言が今に続く理由。
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桂春輔、後の祝々亭舶伝の写真が掲載されている。奇矯を演じ、敢えて困難な道を選択し、刀折れ矢尽き、消えていった男。しかし、その不器用な生き様は、サービス精神と裏腹であったと思う。不遇と同情するのは、余計なお世話か。
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人間は一人では生きられない。他の生物もそう。他の生物に依存し依存され、縁し縁され、生きていく。著者はイギリス人だが、本書は、仏法的哲学に通底している。
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コガネムシの昼食、葉っぱ一枚を、貧相と思ってはならない。多種多様の価値観がある。
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最初は多少打算的だった子も、縁もないおじいさんが我が孫のように接してくれるうち、おじいさんへの愛が湧き、尊敬へと変わる。最後は、子に別離の哀しみまで経験させてくれたおじいさんの人生は崇高。
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黒豚のバーテイ君は、塀を飛び越えた時点で、クーデターを起こせば良かったのだ。だが、最後は予定調和。著者の常識の埒内に過ぎず、欧米人の家畜に対する扱いを改めて思い知らされた次第。
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つげ氏の宗教観を探る。「現在の宗教は変なヒューマニスムに影響されているようで物足りなく思えます」、密教的なものに惹かれる、輪廻転生を信じない、生まれ変わりたくないと彼は述べる。本人は無宗教というが、それは"ニヒリズム"という宗教。なお、ガロで「ねじ式」等傑作を切れ目なく創作した当時、ある特定の宗教を支えにしていたことを知っている。彼はもう忘れてしまったか。
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本書では、鬼の住処を「丹波のくにの、大江山」としているが、京都市西京区「大枝(おおえ)」とする説がある。民話成立当時、大江山といっても僻地に過ぎ、都人は誰も知らなかったに違いない。だが、羅生門や糺の森等の地名が後に現れ、大枝ならば、物語が京都市内で完結する。なお、今は福知山市と合併したが、当時の大江町長が「鬼」で町おこししようと躍起になっていたのが、今となっては健気で懐かしい。
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京都生まれ、京都育ちの著者。思春期、千本通の裏道に成人向け映画館が二館あり、どちらに行くか悩んだそうだが、今でも一館営業を続けている。近所ではあるが、私は一度も行ったことがない。本当に。
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夏の甲子園。明訓の初戦は通天閣高校。この試合の主役は、脇役中の脇役、北。兄妹愛が泣かせる。目立たぬ者に光を与えるのが、作者の憎いところ。
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所々に性教育を挿入しているのは言い訳。人形を恋人にするというのは、いい発想だが、青少年を刺激するエロティシズム漫画。ただ、面白くない訳がない。チャンピオンに連載されたのは1970年。手塚氏不遇の時期。ブラック・ジャックまで、あと3年待たなければならなかった。
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いわゆる"カリスマ"経営者が起業したがために、誰も物申すことができない。洗脳され、寝る間もないほどの労働を強いられ、一日でも赤字があれば、20数名の幹部の前で吊し上げ。結果、自ら命を絶つ。その両親に対し、法的責任を認めない同社。最後に謝罪し、和解したのは、ひとえに会社の損得勘定のみであるのは明らか。こんな"カリスマ"も、一期のみとはいえ、国会議員であったことにあきれる。
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手塚氏は後書きで当時の新左翼の内ゲバや、劇画の影響を受けて、主人公「かげの多い人物」に仕立てているとのこと。だが、商業的には、彼のヒューマニズムが、皮肉に邪魔をしている観。こんな巨匠さえも、時代に合わせようと試行錯誤していた。
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男女の交わり、そして対極にある人間不信を同時に体験し、精神分裂症と看做された主人公が、空想の世界で、愛の片鱗を掴みかける。だが、なぜ互いに愛する必要があるのかと悩む。その悩みは、種を絶やさないためという即物的な理由だけではないと気付いているから。
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テーマは輪廻転生と業。火の鳥のエッセンスが詰まっている。それにしても、子にとって母の存在は大きい。良くも悪くも。子の人生はおろか、来世にも影響する。
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著者も84。年相応のデッサンのブレが味わい深い。亡くなった漫画家仲間や幼い頃の友達のエピソードなど、思い出話が大半。そんな体験も、最期を迎えれば消えて無くなる。私も小学校時代の友達との失敗談や当時のヒット曲、お笑い番組等を、娘たちに伝えようと、敢えて努めている。誰も聞いてくれないが。
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キャンディの乱用が気になる。亡くなった母がくれたキャンディにも限りがある。いざという時、ここぞという時に服用してほしい。だが、大人になったり、ベイビーになったりするのも、ある種、夢。夢は、すぐ終わらせた方がいいのかもしれない。
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図書館で予約したら、間違って絵本が届いてしまった。あのキャンディは、交通事故で亡くなった母が授けてくれたものと初めて知る。子供服を着たまま青いキャンディを舐めるので、ピチピチになるのは記憶どおり。手塚作品に共通していえるのは、何かしらのエロティシズムがあること。
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私も偏屈になった。おいしい料理になるために自分の身を差し出す、卵の殉教精神が気になる。
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フィン・マクールは元々一番強かった。ただ、今まで勇気が出なかっただけ。それを、妻の智慧により、本領発揮する。まさに最良の夫婦。本題ではないが、フィン・マクールがアイルランドからスコットランドへ渡る道路工事に従事していたとあるが、かつては、双方良好だったのか。
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私は公傷制度の復活に消極だが、本号も同様の論調であり、我が意を得る。とにかく線引きが難しい。人は弱い者。制度があった頃、全治2か月の診断書を提出する力士が横行し、閉口した。一方、重傷を負いながらも、親方の檄で出場し続ける力士がいたことも事実。この不公平感を解消できない限り、制度復活論は尚早。
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「僕が欲しいのは、金でも地位でもない、精神的な充足」と述べる妻子ある男。息子に愛想をつかされるほど性格に難がある妻。その妻から逃げるように、心のオアシスを見つける。それは恋愛に発展。異性間で恋慕の無い、友情のだけの関係はあるかとの仕様もない議論があるが、そんなものある訳ないではないか。この男性は、家族に迷惑をかけることなく結末を迎え、後味は悪くない。
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酒にだらしない。競馬好き。いい加減。スベッているのにドヤ顔。おかみさんに頭が上がらない。だが、そんな師匠にいろんな縁で末高斗夢は入門した。師匠は彼がどんなにシクジっても叱らない。ハハハと笑って許してくれる。挙句「誰かに怒られたら、アタシがやれと言ったといいなさい」と、二進も三進もいかない彼を守る。芸の師匠だけが師匠ではない。彼は人生の師匠を偶然手に入れた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/01(2640日経過)
記録初日
2017/09/01(2640日経過)
読んだ本
5058冊(1日平均1.92冊)
読んだページ
933266ページ(1日平均353ページ)
感想・レビュー
4268件(投稿率84.4%)
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