読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

ちゃあぼう
読んだ本
17
読んだページ
6586ページ
感想・レビュー
17
ナイス
733ナイス

2024年11月に読んだ本
17

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • nana

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちゃあぼう
前二作と少し描き方が違っていて今作ではニケ先生たちの謎と誰を待ち続けているのかが判明する。その謎は悲しいものではあるが、ニケ先生らの、ゆったりとした待ち続けている様相で中和された気持ちになれた。読み終えて、このシリーズはこれでお終いなのか、それとも続編があるのか判断しがたかった。自分としては、もう少し続きを読みたいので続編を期待します。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
17

ちゃあぼう
今作品は今まで以上に鷲津たちの圧倒的な勝利を見ることが出来た。相手方が打ってくる様々な手をことごとく封じ込める手法が小気味よかった。実際の社会の中で鷲津のような日本のために腐った人たちを駆逐してくれたら、日本はどれだけ素晴らしい国家になるのだろうと思えてしまう。著者の真山氏も、その様な希望を込めて鷲津を描いているのかなと思えた。全作品の中で、この「シンドローム」が一番面白かっ たです。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
表題の初恋サンドイッチは子供の世界ではよくある光景であり、誰しも同じような思いをしたことがあるのではないかと思いました。でも、それが死が絡んでくると大きな心の傷になり苦しい気持ちになるだろう。それを、ちびねこ亭で救ってもらえるのはありがたいことと思います。これ以外の3作品はこのシリーズの主要人物たちのバックボーンを読者に説明を兼ねた内容の物語となっている。どの短編もホロっとくる作品でとても良かった。まだまだ続きがあるのでこの先も楽しみです。ちびがとても可愛いいのだが、その正体に何か秘密があるのかな?
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
前作同様に医療現場をリアルに描いている内容だと思います。剣崎医師と松島医師のような腕があり人情味溢れる医師が身近にいてくれたならと思えるほど二人の医師は魅力的に描かれている。そして、同年代でありながらいい意味のライバル関係であり、お互いを尊敬しているところが素晴らしいです。また、周りのスタッフたちも魅力的な人がいて読んでいて良い関係がうかがえます。反面、この様な患者のために自分の生活を犠牲にしているところに現在の多くの職場で存在する真面目な人が損をする場面が見られ、どうにかならないものかと思えてしまいます
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
東日本大震災後の首都電の対応のまずさから、一度潰して新たに再生しようと目論む鷲津。どの様な展開になるのかが楽しみです。上巻の半分は震災直後の状況を描いているが、震災関連の書籍に記されている事実をほぼ同じように小説化していると思う。現場で何とか被害を最小限に食い止めようとする職員たち。反面、現場から離れたところで会社のことを優先する愚かな上層部の人たち。そして、的確な指示が全くできない政府。この辺は実にリアルに描いている。そして、著者の真山氏はこの当時の菅総理が、よほど嫌いなのか相当な無能者扱いで描いている
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
今作品は「隠蔽捜査シリーズ」の中では好きな作品の上位にくる内容でした。まだまだ神奈川県警のやり方に戸惑う面は見えるが、そこは今までのように現場の人間が動きやすいように取り計らっていて、それでいて上役としてのやるべきことは、すぐに実行して初めて竜崎と仕事をする人たちを、いい意味で驚かせている。板橋課長は大森署時代の戸高のような存在で大森署の時のような竜崎と部下の良い関係が板橋経由で周りにどんどん広がっていく気がする。まだまだ続くであろう「隠蔽捜査シリーズ」この先も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
農業をすることで新しい境地を開こうと思った矢先に起きた幸吉との突然の別れ。この先の生き方に思い悩む文哉は市蔵に会いに行き、そこで山での生活を体験し自分の求めているものは何かに気づく。凪子との間にあった問題も日々の会話を重ねるうちに解決ができ二人で新たな生き方を見つけに旅立った。自分の予想していた結末とは違ったが終わり方としては文哉が新たな希望を追う形で終わり後味の良い結びで良かったです。文哉は年上の人たちに好かれる人物であるのでこの親切な人たちと本当はこの海の見える家でずっと暮らしてほしかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
前二作品は自然からの恵みを受けて自給自足の生活を送り始めて少しずつ軌道に乗ってきたところが描かれていたが、今作では今まで微笑んでいてくれた自然が凶暴な面を見せ改めて自給自足の生活が困難であることを文哉は体感した。しかし、文哉の強い意志で前に進むことを決意し、幸吉から農業を学び、また、新たな出会いで猟師の市蔵から生きるために食うために殺生の意味を教わる。同級生の戸倉との会話も互いの生き方を認識するよい機会になったようだ。文哉はどんどん逞しくなっていく。その成長のなかで突然の幸吉との別れ。次巻ではどうなるか?
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
ネタバレ芝野が若手の時に大いに刺激を受けた恩人の亡くなった後の会社を守るために奔走する話となっている。世界に通用するアイデアと技術があるにも関わらず、如何せん中小企業の資金力の体力の無さからファンドに狙われてしまうことは実際の世界でも多々あるのだろうと思えるくらいリアルに描かれている。最終的には芝野の行動が何とかマジテックの存続に繋がりホッとできた。そして、鷲津の救済はされないようで話は終わるかと思いきや、鷲津も若い時に博士に世話になっていたことから土壇場で手を差し伸べているところが、心憎い。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
前二作と少し描き方が違っていて今作ではニケ先生たちの謎と誰を待ち続けているのかが判明する。その謎は悲しいものではあるが、ニケ先生らの、ゆったりとした待ち続けている様相で中和された気持ちになれた。読み終えて、このシリーズはこれでお終いなのか、それとも続編があるのか判断しがたかった。自分としては、もう少し続きを読みたいので続編を期待します。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
南房総に暮らし始めて一年がたち、少しずつ暮らしが向上している様相が描かれていている。文哉自身が周りの人たちの懐に飛び込んでいく形で、周りの人たちに生きていくための知識を学んでいる。自給自足の目途とお金を稼ぐ方法を見つけて南房総での暮らしを充実させようとしている姿が、人は考え方を変えれば、こんなにも変われるものだと、羨ましくさえ思える。人は一人では生きていけないが、自分から進んで相手の懐に飛び込んでいけば、手を差し伸べてもらえるものだと実感した。この充実した生活がいつまでも続いて欲しいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
上巻に続いて下巻でも途轍も金と策略が飛び交う様相が描かれていて面白かった。最終的には鷲津が悪役を引き受ける形でAD社を救済する。この様な姿を描かれると、鷲津のことを憎めなくなり、やはり主人公として応援したくなる。この作品で、少しだけ描かれていた芝野の大阪の中小企業の再建が描かれた作品を、この後読んでみてから、次の「シンドローム」に進みます。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
ストーリ展開が、段々とスケールアップしていっている。今回は警視庁内のほぼトップにいる人物にまで観察の対象になっていて、フィクションの世界とは言え何か恐ろしいものを感じてしまう。誰もが安全に暮らせる犯罪が未然に防がれる世の中は理想ではあるが、現実には無理だということは誰にでも想像がつくとは思う。だからこそ、描かれているように何人もの犠牲がないと実現はしないのだろうが、それは、あくまでも小説の中の世界だけであってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
疎遠だった父親の死亡の知らせを受け、父親の暮らしていた家に滞在しながら遺品整理を進めるうちに父のそこでの暮らしぶりが段々と知れることによって、少しずつ父に対する気持ちが変化していく様子が描かれている。話そのものはごく平凡なものなのだが、何故か話に引き込まれていった。きっと、自分も主人公の文哉の房総でのゆったりとした生活に共感しているからでしょう。そして、文哉の周りの大人たちの優しさが、うらやましく思えたからだと思う。良い作品に出会えたと思います。続編がまだあるので、そちらも読むことにします。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
今回はいつものバーを離れて日本各地へ現場検証を行うような形でストーリが展開していく。今回のそれぞれの話ももっともらしく思え、真実とはその時代の当事者しかわからないものだろうと思えた。この作品ではお酒の説明(主にカクテル)が勉強になりました。スピンオフ作品もあるようなので、そちらも読んでみようかなと思います。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
今回の戦いはアメリカ金融との戦いであり金融業界だけでなくアメリカ政府も絡んでくる誠にスケールの大きなストーリが展開になっている。今回の戦いの中で新聞社でくすぶっている状況の北村を上手く利用するような闘い方を見せているが、北村のほうも、何とか大スクープを取ろうと駆けずり回ることが最後に大きなネタを手にするような展開になればいいと思いながら下巻へ進みます。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
前作同様に実在する文献などから新たな歴史を紐解く様相が描かれていて面白かった。この作品では世界各地の不思議な事柄が日本にもつながっていると解釈ができる着目点が、面白い。そして、もしかしたらじじつは世界各地から日本へ伝わってきたのではなく日本から発信しているのではないかという発想は、これもまた、面白い解釈でした。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃあぼう
アサヒがスーパードライを世に出してからのキリンの数々の製品の誕生を描いたキリンの歴史書と言える。それを、一人の男が手掛けたとは大変な偉業だと思う。その男、前田仁はお客様の求めているものを的確に見抜いていて、そして、お客様の期待する商品を作る部下たちを厳しく接するも、いざとなったら、とことん守ってくれる一本筋の通った人物であった。しかし、こうしてみてみるとアサヒやサントリーの代表する商品はそれほど数はないが、キリンは多数あることに今更ながら凄いと思うと同時にやはり、業界のトップなんだと思えた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/30(2637日経過)
記録初日
2017/09/11(2656日経過)
読んだ本
1126冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
472399ページ(1日平均177ページ)
感想・レビュー
905件(投稿率80.4%)
本棚
21棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう