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2024年5月の読書メーターまとめ

ねぼすけ
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362ナイス

2024年5月に読んだ本
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2024年5月のお気に入り登録
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  • rosetta

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ねぼすけ
うーん。一般向けだけれどもなかなか大変な数学の本だったー。ブレード群や保型関数、カッツムーディ代数、SO(3)やモノドロミー、ミラー対称性等々割と難易度の高めな単語がぞろぞろと出てきて結構しんどかった。テーマのラングランズ対応はいまいちピンと来ないまま終了。やっぱり難易度は相当高いのではないかなと思います。扱うテーマがテーマなだけに仕方ないですね。素粒子とか難易度がべらぼうに高いような分野でよく見るような内容でしたから。まぁでもなんとか読めはするから中学・高校生ぐらいで読むのもいいんじゃないでしょうか。
ねぼすけ
2024/05/22 23:27

なかなか読み応えがあっていい本でした。本書を読むと数学の幾何寄りの難しい話に少しばかり触れられるかと思います。そういえば15章にSO3の二重被覆がどうのって記載がありましたが、あれ普通にSU2の話をしていて、SU2はSO3の二重被覆って意味でしたね。この辺は簡単なので梁成吉著『キーポイント行列と変換群』を読んだら意味が分かるようになると思います。なんか最近幾何学的ラングランズ予想が解決したという噂を聞いたのでちょっと読んでみました。まぁでも本書の扱う内容は“対応”だったので別物なのかもしれなかったです。

ねぼすけ
2024/05/22 23:50

おまけ;本書だとモヤーと説明が終わってしまうSO3ですが、以下の立川さんの動画だと本書でも例に出していたグラスを持ったまま2回ひねると元にほどける話を解説しています。これかなりオススメ!図示できませんって言っていたSO3も図示してくれているしね。。。あと2回ひねってほどけるのは連続的な変換じゃないはずですが、動画だと連続的な操作でほどく方法も教えてくれています。興味ある人はぜひ。 https://www.youtube.com/watch?v=ZT1rUfULy1E&t=0s

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ねぼすけ

つぶやきを見ていて平和教育って難しいもんだなーと思うなど。戦争での日本の被害をもっと教育すべきだ!加害ばかり教えるのはおかしいと言う主張も言いたい事は分かるのだけれども、自分的には加害も被害もまだまだ抜けてる物っていっぱいあって拾い始めると終わらなくなりませんか?と言うのが考えなんだよなー。というか、教育は時間に限りがあるので不満がある人はアレやれコレやれって言うけど、全部盛り込むの不可能だと思う。義務教育でどこまでやるべきかってのはかなり悩ましいでしょうな。思想ありきのコレやるべし論は見ていられない。

ねぼすけ
2024/05/22 09:29

(あんまりこれ議論したくない。自分の知識不足なところがだいぶあるので議論が成立するか怪しいので。生暖かく見守ってほしいな)

ねぼすけ
2024/05/22 09:46

ていうか、そもそも義務教育でやったところで、頭の中遊ぶことしかないクソがk‥がそんなものちゃんと学ぶか疑問だ。何を教えたって最終的に変な思想に走れば全部パーになるし、教えなくてもやる人は勝手にやる。だから平和教育は、どんなおバカでも知っておくべきであろう、戦争の結果はこんな被害を他国に与えましたがたくさんあればいいと思うなー。そもそも戦争起こすのが間違っているのに、自国が受けた被害に関心を向けさせる必要があるのだろうか。誰のせいで悲惨な被害が発生したと思っているんだ?優先順位考えてみたらいいと思う。

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2024年5月の感想・レビュー一覧
13

ねぼすけ
トポロジカル物質の本を読んだ所タイミング良く売っていたので拝読。ザッと目を通しただけ。SPT相は初めて知った。あとはアノマリーとの関係性がある話も初耳です。また改めてじっくりと読みたい。
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ねぼすけ
ビクトリア朝時代1884年に出版された、2次元世界が舞台のSFファンタジー『フラットランド』その著名な作品に注や解説を入れて詳細に解説している本。まぁ正直本書の注は好みが分かれそうな気がします。ボリュームが倍以上になってますし。気になった注だけ拾い読みがいいかもしれません。自分は付録の1869年にシルベスターが多次元幾何学を押し入れから出すべきだと言ったという一文が印象的でした。その時点では既に本書で触れられていた様な高次元の性質なんかは広く知られていたのかもしれません。時代背景なんかも詳しいです。
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ねぼすけ
数学や物理の啓蒙書を読んでいると紹介される事もあるのが本書。1884年というビクトリア朝真っ只中のイギリスで出版されたにも関わらず、現代でも有識者から教えてもらえないとなかなかイメージする事は難しいであろう4次元以上の高次元に関して分かりやすく説明しています。自分は高校生の頃に読んだかな。一度くらい読んでみるといいと思います。中学生くらいでも読めるかな。子どもの頃4次元ポケットってなんじゃそりゃーとか必ず思いますよね。その謎を本書は解いてくれます。
ねぼすけ
2024/05/28 15:20

あと女性差別的な表現があるというコメントが見受けられますが、表現は確かに問題あるかなーという物がありました。ですがそれらは風刺だと自分は受け取りました。あえてフラットランドの差別的な表現をして、最後の方でそれらが間違っていると書いていますね。まぁ、差別が間違っていたって表現はしれっとした感じだし、わざわざ差別的表現を沢山やらなくても良くないか?とは思いますが。それに風刺なんだと理解しても不快に思う人はいるでしょうね。でも架空の話ですから。そっちより高次元の面白さにハマる人がたくさんいるといいなと思います。

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ねぼすけ
システム開発の終わらない様子や障害の多発が揶揄されネットだと話題になっていた印象のみずほ銀行。そのみずほ銀行が開発した新システム開発の様子や過去の障害の状況を描いた本。2020年出版。kindleunlimited本。…が某youtubeでみた内容と大体一緒だったので個人的にはそこそこかなーといった感じであった。内容的には第1部が刷新された新システムの開発のモチベーションや課題、開発の状況の解説、第2部が2011年の大規模障害、第3部が2002年の大規模障害の解説といった内容。
ねぼすけ
2024/05/28 10:08

2002年の障害は経営陣のITに対する理解の甘さや人材の乏しさ、合併後の主導権の問題と一筋縄にはいかなそうな問題なのかなと個人的には思いました。困難だからしょうがないって問題じゃないですけど、実際社内政治の問題でみんなで仲良く協力し合うなんて出来ないんじゃないですかね。相手がミスったら自分のチャンスですから。ただ2011年の障害はちょっと酷すぎますね。その後minoriも障害を起こした訳ですが、現在は果たしてどうなっているのでしょうか。

ねぼすけ
2024/05/28 10:38

「誰も上限値を知らない」は不正確でした。システム担当者は上限値を知らなかった、システム導入の際の負荷テストもシステム担当者は未実施。負荷テストが未実施な状態をシステム部門の品質管理チーム、監査部門、みずほフィナンシャルグループによる外部監査、以上全てのチェックで見落とされた…ですね。開発した会社は知っていて、それがシステム担当に伝わってなくて、その事に誰も気づかなかったと言うことでしょうね。すごいなこれ。

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ねぼすけ
SF作家として著名なアイザック・アシモフ作のSF短編集。1957年出版。自分はあまりアシモフには明るくないですが、50年代ぐらいから活躍していて80年代のSFブームの中で古典(?)として扱われていた印象です。それこそ究極超人あ〜るの元ネタとかね。アシモフって長編作品の有名作品が多い印象でしたが、調べてみると短編もかなり出しているんですね。本作はそんな短編集のうちの一つで初期の頃の作品のはずです。17作の短編が収められていました。
ねぼすけ
2024/05/26 17:53

以前およそ同じ頃の作品の『鋼鉄都市』を読み、そっちは古臭く感じましたが本作はそれほど違和感は感じませんでした。全体を通してウィットに富んだ作品が多くて意外。星新一程までは行かないが、藤子・F・不二雄のSF短編作感があるというか。。。そんな感じでした。本作の中だと自分は「死せる過去」「投票資格」「悪魔と密室」「高価なエラー」が面白かった。今とは大きく異なった価値観の未来の世界を想像し、それに対するオチの付け方が素晴らしかったです。当時はまだ人類が月に行ったり宇宙に行くなんて夢物語ですもんねぇ。

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ねぼすけ
うーん。一般向けだけれどもなかなか大変な数学の本だったー。ブレード群や保型関数、カッツムーディ代数、SO(3)やモノドロミー、ミラー対称性等々割と難易度の高めな単語がぞろぞろと出てきて結構しんどかった。テーマのラングランズ対応はいまいちピンと来ないまま終了。やっぱり難易度は相当高いのではないかなと思います。扱うテーマがテーマなだけに仕方ないですね。素粒子とか難易度がべらぼうに高いような分野でよく見るような内容でしたから。まぁでもなんとか読めはするから中学・高校生ぐらいで読むのもいいんじゃないでしょうか。
ねぼすけ
2024/05/22 23:27

なかなか読み応えがあっていい本でした。本書を読むと数学の幾何寄りの難しい話に少しばかり触れられるかと思います。そういえば15章にSO3の二重被覆がどうのって記載がありましたが、あれ普通にSU2の話をしていて、SU2はSO3の二重被覆って意味でしたね。この辺は簡単なので梁成吉著『キーポイント行列と変換群』を読んだら意味が分かるようになると思います。なんか最近幾何学的ラングランズ予想が解決したという噂を聞いたのでちょっと読んでみました。まぁでも本書の扱う内容は“対応”だったので別物なのかもしれなかったです。

ねぼすけ
2024/05/22 23:50

おまけ;本書だとモヤーと説明が終わってしまうSO3ですが、以下の立川さんの動画だと本書でも例に出していたグラスを持ったまま2回ひねると元にほどける話を解説しています。これかなりオススメ!図示できませんって言っていたSO3も図示してくれているしね。。。あと2回ひねってほどけるのは連続的な変換じゃないはずですが、動画だと連続的な操作でほどく方法も教えてくれています。興味ある人はぜひ。 https://www.youtube.com/watch?v=ZT1rUfULy1E&t=0s

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ねぼすけ
んーまぁまぁかなぁ。リーガルミステリーの短編集。法律用語とかは確かに面白いんですが使い方が若干ライトめかなぁ?「安楽椅子弁護」みたいに話のキーとして裁判の制度を使うのはなかなか面白かったです。この作品は結構よかった。でも全体的に推理は大味かなー。個人的にはなーんかあともう1つあればいいのになーって感じです。
が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
なかなか面白い本でした。第三部からが本題のトポロジカル絶縁体、磁性トポロジカル絶縁体、トポロジカル超流動の大まかな説明で、それまでの章は物性物理の基本的な内容を大まかな説明でつまみ食いといった感じでしょうか。でもこれだとまだかなり色んな物が不十分そうですけどね。大学生の頃のレポート課題でこのくらいの大ざっぱな一般書を元にレポート書いてC評価を食らったのが懐かしいな。。。(1年時の専門分野紹介の時の課題なんだから情報が不十分なのは分かるけど、そんなに厳しくしないで欲しいよね。)
ねぼすけ
2024/05/18 18:48

全体的に数式を使わずに雰囲気を解説している感じなので、高校生とか学部生や非専門家が雰囲気ぐらいを知りたい時にいいと思います。非専門家向けには読みやすいと思います。カイラルエッジ状態やヘリカルディラック電子とかモノポールが現われる仕組みなど簡単な説明がありました。ベリー位相とかはこの本だけだと全然分かんないですね。もしちゃんと知りたいなら最初から教科書を読んだ方が早いと思います。その意味でくどいですが高校生、学部生向けってとこですかね。

が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
マツリカシリーズ第3作。本作はいつもと打って変わって長編作。今回は高校で起きた謎の密室事件に主人公柴山が巻き込まれ、とある経緯で犯人を明かさねばならないピンチに陥るというストーリー。長編ということもあっていつもより登場人物は多めで人間関係も複雑に、そしてマツリカさんは控えめに。本作も読み応えある心情描写とても素晴らしかったです。なんでこう思春期の絶妙な焦燥感とかコンプレックス描くの上手いのかなぁ。。。素晴らしい。そしてまだまだ続きそうな感じのラストでしたね。続き読みたい!
が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
マツリカシリーズの2作目。1話完結のミステリー作品で、主人公柴山は本作では高校2年生となり、1作目に引き続き廃墟ビルに住まう謎の美少女マツリカさんの元に通い、学校で起きた不可思議な謎をマツリカがいとも簡単に解いてしまうというストーリー。1作目を未読でも前作のネタバレが起きない様になっているのは結構驚きました。配慮すげー。本作も前作の魅力はそのままでとても読み応えのある作品でした😊まぁでも前作の太腿に目が吸い寄せられまくっていいる描写が無くなったのは残念だったな笑
ねぼすけ
2024/05/12 12:29

いやー本作の思春期のどうしても自分に劣等感を感じてしまう青年の心情描写は本当に見事。繊細な言葉を重ね、理由が見つからないけれども何故か自信が持てない微妙な感覚を絶妙に表現していました。いやー凄すぎる。。。今思い返すとあれって単純に自意識過剰の一言になるんだけどなんなんでしょうね?学校という否応なく人と比べられ、合わない人とも仲良くしなくてはならない空気が蔓延する環境も一役買っている気も。午前零時のサンドリヨンシリーズも本作が好きな人にはオススメかと。とても面白い作品でした!

ねぼすけ
2024/05/12 13:00

あ。本作は元々ミステリーよりもストーリーとキャラクターの比重が高めだったような気がしてきました。他の方の感想を見ていて柴山が受身から自分から行動して写真部と溶け込むようになって成長を感じられるという感想を見つけて、目の付け所がいいなーと感心。やはり相沢沙呼先生の心情描写好きですー。いい作品だー(^^)

が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
うーん。読みやすくてなかなか面白い作品でした!設定は、んー?って若干思うのもありましたがとにかく面白かったー!エンタメ寄りのミステリー小説といった所でしょうか。作者の方は実際に弁理士だそう。欲を言うともうちっと弁理士のマニアックなネタを読みたかったな。まぁ続編もあるからそっちでの活躍を楽しみにします。選評も読み応えあって面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
kubernetesの環境でアプリ開発を行う場合にいくつかのツールを導入すれば、CI/CDを行う事が出来る。本書はその手法の解説といった内容。kubernetesをある程度触ったり知識が無いと読んでもつらそう。kubernetesの環境としてはGKEを利用して、Tekton・Argo CDを使いCI/CDを行っていました。カスタムリソースのTaskやPipelineなんかも解説。本書の説明だとJenkinsと比べてTektonのPipelineの方が便利そうに見えたが果たして…丁寧ですけどボリューム大。
が「ナイス!」と言っています。
ねぼすけ
2022年の作品。喫茶ドードーを舞台にどこか生きづらさを感じる登場人物たちが訪れ、店主のそろりと会話し、抱える悩みに因んだスペシャルメニューを振る舞われ、癒されたり自身の生き方と向き合うといったストーリー。2024年の今はすっかり元通りですけど、本書だとコロナ禍まっただ中の空気感が描かれていて、あーこんな感じだったなーと懐かしい感じに。感慨深かったです。1話完結だったのですが、他の話とビミョーにリンクしているのも中々いい感じをかもし出していました。でも扱うテーマは意外と重かったような?笑面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/28(2435日経過)
記録初日
2017/10/29(2434日経過)
読んだ本
421冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
118295ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
405件(投稿率96.2%)
本棚
14棚
自己紹介

他の人の数学、技術系の本の書評を参考にするのと趣味の読書を充実させるために使用。新書を読むことが多いです。
自然科学、社会科学、哲学、歴史等々幅広くに興味があります。

メッセージも歓迎ですので、趣味が合いそうだなーと思った方はお気軽に送ってもらえれば。宜しくお願いします。

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