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2024年5月の読書メーターまとめ

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2024年5月に読んだ本
15

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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2014年発行、KADOKAWAの単行本。6編。ホラーでも怪奇小説でもなく、まさに怪異小説。怪異を起こす存在も最初の1編と後半3編は理由があり、残りは遠い過去の因縁で理由は不明だが悪意だけの存在ではないようだ。それだけに怪異は恐ろしくとも、消滅させたりしない解決方法に被害者も納得するのだろう。
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2024/05/16 22:42

『奥庭より』、『屋根裏に』、『雨の鈴』、『異形のひと』、『潮満ちの井戸』、『檻の外』、初出:『幽』vol15~19、vol21に収録された「営繕かるかや怪異譚」を単行本化、一部改稿、

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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4741ページ ナイス数:571ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/802502/summary/monthly/2024/4 意外と冊数もあるし、比較的厚い本も読んだ。代表作時代小説2冊が厚い本の平均をおしあげたのだろうか

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2024年5月の感想・レビュー一覧
15

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1980年第一刷、平凡社の単行本。3編。神話時代から周初期まで。いろいろな事情があるのだが、神話時代は話が結構飛んでしまってわかりにくい面がある。殷代の話もこれまた発掘資料と史記の文献資料の付き合わせが必要なところから、話が飛んでいるように感じてしまう。周の話にきて、やっと時間経過通り、という感じである。面白いのだが、中国の神話はどうも頭に入らない。漢字表記が一定しない(音が同じなら違う漢字でもいいらしい)のも原因である。
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2024/05/29 23:19

章タイトル:「三皇五帝」、「王朝始まる」、「大いなる落日」、あとがき:「あとがき」(1980年10月)、他:「中国古代関係略図」、「殷墟発掘略図」、「写真・中国の歴史の舞台」陳立人、別冊付録:「中国の歴史 研究ノート1」「中国と私」藤山愛一郎(元、外務大臣)、「日本の古代史と中国の道教」福永光司(京都大学人文科学研究所長)、

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1996年第一刷、有朋書院の単行本。13編の対談・座談集。ミステリーの対談が多数と思い込んでいたのだが、実際は違う。その程度はどこのサイトを見ても一見で分かる程度のことなのだが。内容的には一般的な座談会。もちろん全体に思想が前面に出ているのだが。
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2024/05/26 22:12

収録作:「ミステリーのコードを破壊せよ」笠井潔、「騙されるより騙したい」綾辻行人 井上夢人 歌野昌午 笠井潔、、「島田ワールドの原点」新保博久、「黄金時代の遺産を継ぐ」鮎川哲也、「江戸の知恵に学ぶ」石川英輔、「ピラミッドが大好き」吉村作治、「脳が作った国・日本」養老孟司、「九〇年代の自動車を俯瞰する」岡崎宏司、「ハードウェアの完成度は極めたが日本のスポーツカーに欠けるもの」岡崎宏司、「日本車における思想性」岡崎宏司、「運転の本質を考える」岡崎宏司、「二十一世紀のスポーツカーを思う」岡崎宏司、

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2024/05/26 22:15

収録作(続き):「人権・報道・死刑廃止」浅野健一、まえがき:「まえがき」、あとがき:「あとがき」(1995年4月15日 LAにて 島田荘司)、他:「対談・その後」、

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1984(昭和59)年発行、2007(平成19)年改版、新潮社の新潮文庫。11編。『おさんが呼ぶ』声が出ない(出せない)理由と声が出るようになる理由がすごい。そしてその後がどうなるのか。『亭主の仲間』などのように暗い未来を暗示されつつも「解決のない」(解説の言葉)物語がよい。
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2024/05/24 22:47

収録作:『帰還せず』、『飛べ、佐五郎』、『山桜』、『盗み喰い』、『滴る汗』、『幼い声』、『夜の道』、『おばさん』、『亭主の仲間』、『おさんが呼ぶ』、『時雨みち』、解説:「解説」岡庭昇(昭和59年4月、文芸評論家)、他:昭和56年4月青樹社より刊行、

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1975(昭和50)年初刷、徳間書店のTOKUMA NOVELS。エッセー、漫画を含む14編。星新一『交代制』既読。「かぼちゃの馬車」所収。日記形式なだけに星の本で読んだ時もちょっと浮いてたような。ラストで驚かされる作品ではなく、その先を予想させる作品。筒井康隆『熊の木本線』既読だが何で読んだか不明。筒井編集のアンソロジーのような気もして、そうだとすると筒井の自信作なのだろう。小松左京『タイム・ジャック』筒井の作品が2作も入っているのか、と思う作品。解説によると筒井のパロディ。浮付いている気がする。
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2024/05/22 23:18

掲載作:『キングコング』(エッセー)北杜夫、『交代制』星新一、『ニッポンカサドリ』河野典生、『通りすぎた奴』眉村卓、『霧にむせぶ夜』(漫画)増村博、『村人』半村良、『立体映画』(エッセー)大伴昌司、『コレクター無惨!』(エッセー)野田昌宏、『熊の木本線』筒井康隆、『さまよえる騎士団の伝説』矢野徹、『不安の立像』(漫画)諸星大二郎、『タイム・ジャック』小松左京、『最後の狩猟』田中光二、『時の葦舟』荒巻義雄、解説:「73年度版解説」/筒井康隆、

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1992年発行、講談社の講談社文庫。水車の付いた西洋の古城のような建物、という舞台装置。荒天という天候も含めて、舞台装置の雰囲気と言う点では館シリーズでも随一かも。もっとも舞台装置に騙されて最も分かりやすい(かもしれない)入れ替わりというトリックを見逃してしまっていた。
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2024/05/21 23:08

あとがき:「文庫版あとがき」(1992年2月)綾辻行人、解説:「解説」有栖川有栖、他:<綾辻行人著作リスト>(2001年5月現在)、備考:1988年2月、講談社ノベルスとして刊行、

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1997年発行、新潮社の単行本。101編のエッセー集。史記の時代のエッセー集。神話時代も含めて中国の戦国時代までというのは、色々な事情(西周の転覆、始皇帝の自国の歴史以外の焚書、など)から分からないことが多い、ということがよく分かるエッセー。以外とこの時代について詳しく解説した本がないような気がする。
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2024/05/19 21:36

あとがき:「あとがき」(1997年3月吉日)筆者、初出:「産経新聞」93年9月7日から94年9月27日、「波」95年1月号~96年12月号、

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2014年発行、KADOKAWAの単行本。6編。ホラーでも怪奇小説でもなく、まさに怪異小説。怪異を起こす存在も最初の1編と後半3編は理由があり、残りは遠い過去の因縁で理由は不明だが悪意だけの存在ではないようだ。それだけに怪異は恐ろしくとも、消滅させたりしない解決方法に被害者も納得するのだろう。
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2024/05/16 22:42

『奥庭より』、『屋根裏に』、『雨の鈴』、『異形のひと』、『潮満ちの井戸』、『檻の外』、初出:『幽』vol15~19、vol21に収録された「営繕かるかや怪異譚」を単行本化、一部改稿、

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2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。ノンシリーズの冒険ミステリーですが、話は他のクリスティーの冒険ものに比べて単純ではない。正直読んでいる時、話が整理できていなかった。解説がうまく説明しているので、解説を見て「こういう話か」と知ってから読んだらよいかもしれません。「クリスティー文庫」で時々ある「解説でネタバレ」は大丈夫。というか、この本の解説は「正統派の解説」だと思う。
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2024/05/15 23:18

解説:「解説」(評論家)井家上隆幸、

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1998年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。過去の話が延々と続く。あとがきで書いているように必要な話だから書いているのだろうが、やっぱり理解が追い付かないのである。前々から分かっていたことだがどうにも苦手なタイプの話らしい。
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2024/05/13 22:55

あとがき:「あとがき」(1998年2月25日 小田原にて)夢枕獏、他:『ネムキ』'96年9月号から'98年3月号までの連載に、加筆、訂正、

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2006年第一刷、たちばな出版の単行本。18編、エッセー集。日本人にとって馴染みが薄そうなところのエッセーが多いか。陳さんの旅行記によく出てくる西域も1篇ある。近代中国を理解するには太平天国の乱については詳しく知りたいところである。
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2024/05/11 14:17

収録作:『煙のゆくえ』、『朝衡小考』、『蘭陵王』、『遺臣』、『異色』、『方士のふるさと』、『五斗米道』、『敬神の日々』、『回民小考』、『元号雑談』、『中山王』、『水滸外号考』、『鑑真と桂林』、『西安便り』、『故城』、『聯談』、『金田抄』、『李季さん』、他:1980年11月講談社より刊行、

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1988年発行、日本放送出版協会の単行本。インドの取材記。陸のシルクロードだとインド北部が中心になるから、南アジア地域はなじみが薄い。とはいえ、南インドも重要な場所。インドはヒンズー教徒とイスラム教徒が長らく混在している場所。仲がよい訳ではなく対立しているのだが、混在が長く続いてる場所というのは他にないのではないだろうか。それだけでも不思議な場所である。
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2024/05/09 00:30

掲載作:『魅惑の大地インド」立松和平、取材記:『はじめに』鈴木肇、『十字架の冒険者』NHK取材班 小笠原昌夫、『インド胡椒海岸』NHK取材班 原口卓也、掲載作:『東西文明の十字路・南インド』辛島昇、あとがき:『あとがき』河本哲也、

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1997年発行、雑草社の雑誌。字が小さい。虫眼鏡がいる。親が買った読書用の虫眼鏡なるものがあるのだが、初めて使用した。が、非常に疲れた。これを読んだ理由は、既読の著者一覧を見れば明らかだろうが、ちょっとコリゴリかな。
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2024/05/07 09:13

それにしても、「小節」特集号って、いったいどんな特集になるのでしょうか。(これは、この本のこの画面で表示されるタイトル(すわなちAmazonの登録名)についてのコメントである)

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2017年発行、光文社のカッパ・ノベルス。怪物を相手にした戦記物のため、戦死者が多く出るのは仕方がない。しかし登場人物のキャラに合う死がほとんどない。銀英伝なら、自ら袋小路にはまっていく同盟指導者、登場初期から野心を口にする帝国の新領土総督、冷徹な能力故に死が印象的な帝国の軍務尚書、とキャラにふさわしい死があるのだが。特に15巻の最後で死んだ人物はあっさり、という印象がどうにも拭えない。この最後の2巻と、第1部および第2部の前半までと話の具合が違うのも、どうにも妙に感じる理由であろう。
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1989(平成元)年発行、角川書店の角川文庫。私が想像する少女漫画ような作品。実際、漫画作品も存在するのだが。昔読んだ時は主人公にいらいらさせられつつも感情移入していた記憶があるのだが、今読むと腹立たしい主人公になってしまっていた。自分は、年を取って分別くさくなったのだろうか。 (追記)グイン時系列作品で唯一(?)魔道がからまない作品。そんなところも、なんとなく物足りなさを感じる原因かも、
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2024/05/02 22:55

解説:「解説」いがらしゆみこ、

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1996年発行、講談社の単行本。小説以外すべてを収録。エッセー集やあとがき、解説集などは存在するが、推薦文やアンケートの回答も含めた本と言うのはなかなかに珍しいと思う。苦手、と言いつつもあとがきを必ず書き、さらにアンケートやエッセーもそれなりに書いているのは、この作者らしいように感じる。
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2024/05/01 23:19

まえがき:「まえがき」、あとがき:「あとがき」(1996年 春)綾辻 行人、他:初出一覧、

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/03(2423日経過)
記録初日
2017/10/26(2431日経過)
読んだ本
1019冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
328664ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1004件(投稿率98.5%)
本棚
1棚
性別
職業
IT関係
現住所
大阪府
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