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2024年9月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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2024年9月に読んだ本
12

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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2024年発行、文藝春秋の単行本。8編。短編連作。シリーズ物なのだろうか。ラストで棠庵が入り婿で長屋を出て行って新たな場所で次のシリーズに続くかと思ったのだが違った(同じ場所、同じ人物でのシリーズというのはこの作者の場合なかなかないはず)。主人公の周辺の人物が事件に簡単に関連するので、「そうなんだ」と思ってしまう。でも軽妙なテンポが面白い。若干主人公の内心の葛藤の発言が鬱陶しいけれど。
Tanaka9999
2024/09/21 00:39

収録作:『馬癇』、『気積』、『脾臓虫』、『蟯虫』、『鬼胎』、『脹満』、『肺積』、『頓死肝虫』、初出:「月刊文藝春秋」2022年8月号~2024年6月号、

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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4308ページ ナイス数:537ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/802502/summary/monthly/2024/8 359ページ/冊。大きな本があったのでもっと1冊当りのページ数がいくかと思ったがそんなにいかなかった(平均値は322ページ/冊)。138ページ/日とここ数ヶ月より少ないことが冊数が少ない原因だが、真剣に読んだ本が多かったか(平均は135ページ/日)

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2024年9月の感想・レビュー一覧
12

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1993年第一刷、徳間書店の単行本。6編。田中芳樹『猫鬼』唐代宋代の伝奇の翻案なのだろうか。田中の創作でない方がうれしいと思ってしまうのだが。少なくとも伝奇物っぽい風景はでていると思う。狩野あざみ『春風の辞』漢武帝代の話だが、話がすっと入ってこないというか、人物がなんか、なんともいえない感じである。
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2024/09/30 22:08

掲載作:『黄帝の末裔〈すえ〉』狩野あざみ、『王聡児紅蓮』井上祐美子、『烏鷺庵筆記』真樹操、『金狼姫迷情』赤坂好美、『春風の辞』狩野あざみ、『猫鬼』田中芳樹、

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2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。戯曲。解説のいうとおり、おそらく細かいト書きが伏線になっているのだろう。上演されることが前提の戯曲は上演をみないと良さは分からないのかもしれない。それにしても主人公の天衣無縫ぶりは台本形式のこの中でも面白みがあって可笑しかった。
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2024/09/27 21:43

解説:「読者よ、蜘蛛の巣に捕われるなかれ」(ミステリ研究家)小山正、

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1997年発行、講談社の単行本。装幀の本ということで結構個性的な本の写真が。結構面白く、一部については内容についても興味をそそるものもある。ただ寄稿の文は結構難解かもしれない。私は理解が追い付かず走り読みになってしまった。
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2024/09/25 22:16

掲載作:『「魂込め」としての装幀』西谷修、『出合ったことの幸福と不幸』中野翠、『初対面の頃』古井由吉、『アトモスフェア』宮城谷昌光、『欲情と不安の資質』粟津則雄、

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2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。脚本。最後の場面は驚きのどんでん返しである。短編小説版では結末が違うようで既読のはずだが覚えていない。第二幕までは正統的法廷劇に見える。もちろんこの部分に被告とその情婦(結婚相手とされる女性)についての伏線はある。特に被告については何となく妙に感じることができるように書かれている、かもしれない。それでも最終場面は衝撃的。
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2024/09/25 00:30

解説:「一転、二転、三転の逆転劇」(元ミステリマガジン編集長)菅野圀彦、他:「作者の言葉」、

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1974(昭和49)年発行、早川書房のハヤカワ文庫。10編。『悪への挑戦』公開処刑モノ。実は公開処刑でもなければ処刑でもない、という。『矛盾の凶器』酒乱の人を殺す機械。実際にこのような事態になれば警察はどう動くのか、興味がある。『時の渦』最後の審判を下すのは自分たちだった。しかし食べ物の心配はないとはいえ人口密度はすごいことになりそう。それだけでも大丈夫なのだろうか。
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2024/09/22 22:51

収録作:『白い服の男』、『月曜日の異変』、『悪への挑戦』、『老人と孫』、『テレビシート加工』、『矛盾の凶器』、『興信所』、『特殊大量殺人機』、『ねぼけロボット』、『時の渦』、解説:「プロ作家の鑑」高斎正、

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2024年発行、文藝春秋の単行本。8編。短編連作。シリーズ物なのだろうか。ラストで棠庵が入り婿で長屋を出て行って新たな場所で次のシリーズに続くかと思ったのだが違った(同じ場所、同じ人物でのシリーズというのはこの作者の場合なかなかないはず)。主人公の周辺の人物が事件に簡単に関連するので、「そうなんだ」と思ってしまう。でも軽妙なテンポが面白い。若干主人公の内心の葛藤の発言が鬱陶しいけれど。
Tanaka9999
2024/09/21 00:39

収録作:『馬癇』、『気積』、『脾臓虫』、『蟯虫』、『鬼胎』、『脹満』、『肺積』、『頓死肝虫』、初出:「月刊文藝春秋」2022年8月号~2024年6月号、

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1977年発行、文化出版局の単行本(奥付無)。26人43編(たぶん)。表紙にあるのは24名。おそらくアマチュアの2名が表紙にない。星新一『頭のいい子』礼儀正しい子供は何か裏があると感じる。もう少し裏があると思わせない方向ではと思うが、しかしオチとの関連があるから仕方ないか。『命名』落語のくすぐりみたいなもの。さすがにどの短編集にも入っていないか。『親善キッス』使節団がそんなことを考えるか、という点を除けば途中まで不自然な点はない。途中伏線があり、最後の一文での使節団へのしっぺ返しがおかしい。
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2024/09/18 01:31

掲載作:『頭のいい子』『命名』『親善キッス』星新一、『もの』『Once Upon A Time Machine』広瀬正、『人形つかい』『ロボット・ハウス』平井和正、『なべてどの世も不安定』石原藤夫、『女房更衣あまた侍ひける』『住むに家なく―』光瀬龍、『おたふく』手塚治虫、『生存教室』田中光二、『箱』河野典夫、『悪魔を呼ぶ連中』『弁天さま』『YAH!』筒井康隆、『声』斎藤栄、『完全作家ピュウ太』『光になった男』今日泊亜蘭、『テレパシスト』都築道夫、『父と息子』『セールスマン』『身元引受証明』眉村卓、

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2024/09/18 01:32

掲載作(続き):『超渋滞時代』『招かれざ□る客』高斎正、『心がわり』『伸びるのびる』かんべむさし、『H氏のSF』『スモーク・ファーザー』「ボール箱」半村良、『混線』福島正実、『忙しい日本人』加納一朗、『道連れ』三上慶子、『ザ・ガレージマン』『ザ・クラフトマン』豊田有恒、『癌人間』梶山季之、『山のぼり』石川喬司、『スカイラブ・ラブ記』渡辺晋、『四次元ラッキョウ』『三界の首枷』『ダブル三角』小松左京、『シミリ現象』高井信、『古文書』角田信之、まえがき:「まえがきーあなたもショート・ショートが書ける」豊田有恒、

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1997年初版、東京創元社の単行本。最初の方がモノローグだと思って読んでいたらいつまでたっても始まらない、と思ってしまった。ある意味突然ミステリーが始まったという感じ。モノローグで内容が頭に入ってなかったおかげで(せいで)後ろがどうも入ってこなかった。まぁ面白そうではあったのだが、評価不能というところだろうか。
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2024/09/15 19:40

受賞のことば:谺 健二、第八回鮎川哲也賞選考経過:、選評:島田荘司、有栖川有栖、綾辻行人、

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2002年発行、朝日ソノラマのソノラマ文庫。えーと相変わらずです。ここまでこの話は読むのに疲れる、と書いているのなぜこのシリーズを読み続けるか不思議でしょう。私も不思議です。なぜ既刊分は読もうと考えるのか、この人のシリーズ外の話もまだまだあるのに。
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2024/09/11 00:01

あとがき:「あとがき」天竺遥かなり、(2002年3月 小田原にて)夢枕獏、

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1989(平成元)年発行、角川書店の角川文庫。9編。栗本薫『保証人』読んだ記憶がなかったのだが、どうやら「十二ヶ月」所収の社会派ミステリらしく、それならば既読のはず。社会派風なものは伊集院大介ものだとよくあるが、それ以外では珍しいような気がする。内田康夫『想像殺人』複雑なのか、私に筋が理解できなかった。井沢元彦『谷津少佐の死』芥川龍之介が登場するミステリ。だからどう、ということもなく大正昭和初期を舞台とした通常のミステリ。
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2024/09/09 23:03

掲載作:『壁が見た光景』佐野洋、『回春連盟』西村京太郎、『保証人』栗本薫、『隠すよりなお顕れる』天藤真、『想像殺人』内田康夫、『谷津少佐の死』井沢元彦、『汚点』海渡英祐、『残酷な写真』小林久三、『のぞき見するシルビア』都筑道夫、まえがき:「まえがき」中島河太郎、権田萬治、解説:「解説」権田萬治、他:初出誌一覧

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1981年第一刷、文藝春秋の単行本。12編。市中物の12編。どれも暗い話。もっとも短編傑作選に収録されている作品はすべてが暗いような気がするが。『荒れ野』陸奥国境に舞台を取っているが、さすがに1日言っても荒れ野ということはないのではないか。それはとにかく荒れ野に生きる女性の正体は何だったのか、本人が言っていたとおり猟師の夫の帰りを待つ妻なのだろうか。
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2024/09/06 00:24

その他:巻末エッセイ『市井の人びと(二)』、収録作:『時雨のあと』、『冬の潮』、『しぶとい連中』、『秘密』、『意気地なし』、『暁のひかり』、『石を抱く』、『閉ざされた口』、『狂気』、『荒れ野』、『春の雪』、『遠い少女』、他:初出表記あり

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1987(昭和62)年第1刷、集英社の集英社文庫。エッセイと小説。自分の好み語り。それが悪いとは言わないが、この人は自分を恃むところが大きいように感じてしまう。それが後半生(この頃よりもう少し後かな)から固定読者はいるが新規読者は望めない「老大家」化し、さらに周囲との衝突を招いたのではないか、と思ってしまう。小説「遊戯」はなんとなくお伽噺めいたお話。
Tanaka9999
2024/09/02 23:11

収録作:「少年派宣言」、「美少年学入門」7編、「花の美中年学入門」11編、小説「遊戯」、あとがき:「あとがきー美少年よ、さらば」(1984年5月1日)、解説:「梓姫と美少年」木原敏江、備考:「遊戯」は1972年11月26日第一稿 1978年6月6日リライト、備考2:この作品は昭和59年6月、新書館から刊行された、

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/03(2580日経過)
記録初日
2017/10/26(2588日経過)
読んだ本
1083冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
348717ページ(1日平均134ページ)
感想・レビュー
1068件(投稿率98.6%)
本棚
1棚
性別
職業
IT関係
現住所
大阪府
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