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2025年11月の読書メーターまとめ

M H
読んだ本
8
読んだページ
2222ページ
感想・レビュー
7
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2025年11月に読んだ本
8

2025年11月のお気に入られ登録
1

  • 月白あん

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

M H
てっきり前作で完結したつもりでいたら続いてた。ホテルマンになった新田は、文学賞選考会に候補作を書いた殺人事件の重要参考人が現れるかもしれない局面で協力を要請される。傍らで新田の父もホテルに現れ…2つの要素が本格的に結びついて動くのに割とページ数がかかるので、少し長く感じた。読みやすさやハマったときの面白さは変わらない。続けるとしてこれからはどんな路線なんだろう。新田はやっぱり刑事だなと思ったけど。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

M H

ミステリーを読みまくった10月。8〜9月発売中心でさすがに良作揃い。オレは疲れたよ。堅実で濃密な「失われた貌」、シリーズでいちばん好み「マーブル館」、デスチェア、ホワイトハートが◎2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:6482ページ ナイス数:411ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/81010/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
7

M H
エッセイと創作がないまぜになった掌編集。「珈琲と煙草」よりは創作の割合が高いそうだ。弁護士で作家の「私」が各地でひととき邂逅する人々。彼らの口から語られるのは一言では割り切れない人生の悲劇であり皮肉、罪。各章の最後の行まで、いや最後の行から余韻が重なり次の地へ。日本や映画への言及含め興味を持って読んだけれど、やっぱり「犯罪」みたいなキレッキレな短編もう出さないのかな。
DEE
2025/12/05 22:05

初期の作品から雰囲気変わりましたよね。自分は昔の方が好きでした。

M H
2025/12/06 06:59

本作も良いんですけどね。「犯罪」が衝撃的すぎました。

が「ナイス!」と言っています。
M H
寂れた街で暮らす3人の男女がそれぞれ犯罪に関わることになる。看護師のキャリーと家族を亡くしたアンディのパートは悲痛で切実で心をグッと引き寄せられた。…だがネイサンお前はアカン(笑)それお前の金ちゃうわ。どうしてもネイサンが出てくるとイライラするが、作者の視線はもっと優しい。3人の人生はほぼ交わらず、この構成にどこまで意味があるのか測りかねるところも。それでも締めには感動した。
が「ナイス!」と言っています。
M H
たまに読むイタリア文学。南北に広がり、シチリア島を擁する国。カルヴィーノ、ギンズブルグ、エーコ、タブッキなどがヴェネツィア、ミラノ…とおなじみの都市でどんな作品、足跡を残したのか旅をするようにガイドしてくれるという解像度の低い私にはありがたい1冊。路地の再現が美しい。一番読みたくなったのはシチリア島出身のピランデッロ「カオス・シチリア物語」。風土を、混沌を覗いてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
M H
てっきり前作で完結したつもりでいたら続いてた。ホテルマンになった新田は、文学賞選考会に候補作を書いた殺人事件の重要参考人が現れるかもしれない局面で協力を要請される。傍らで新田の父もホテルに現れ…2つの要素が本格的に結びついて動くのに割とページ数がかかるので、少し長く感じた。読みやすさやハマったときの面白さは変わらない。続けるとしてこれからはどんな路線なんだろう。新田はやっぱり刑事だなと思ったけど。
が「ナイス!」と言っています。
M H
ひとことで「虚弱」といっても症状や深刻度のイメージはばらつきがあるだろう。著者の虚弱っぷりはそんなハードルを余裕で超える。体力がなさすぎて就活に失敗(障害者枠もフルタイムで無理)、家の階段で膝が痛い、体が凝りすぎてマッサージする人が悲鳴をあげる。そして体力がなければお金が増えない、お金is体力。それでも著者は少しでも健康に近づくための試行をやめず、20代前半よりは改善されているという。自虐的だけど立派なサバイバーである。
が「ナイス!」と言っています。
M H
3部作感動の(ウソ)完結編。1作目読んでないけど何も気にならなくて素晴らしい。あの名作「肛門記」の後日談もしっとりと収録されている。個々のエッセイは前作より小粒というか苦労して書いてる感はあれど、お腹ゆるいネタに隙がない。いつでもどこでも24/7ゆるくてクライシス、笑わないの無理でしょう。ホールケーキの乱とか新福さんみたいに仕込みに狂気入ってるのも大好き。楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
M H
父はろくでなし、母は狂女の家に生まれた著者。ここには書ききれないほどひどい境遇に絶句する。まぎれもないサバイバーである著者が経験する大切な存在を想うこととその喪失。痛みを突き詰めて極端な行動に出ないと愛を自分の内に感じられないのか、生を体感できないのかと邪推したが最後まで読めばそうではないのだとわかる。でも、書くこと、表現することは生なのか。業が深い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/12(5505日経過)
記録初日
2010/10/01(5547日経過)
読んだ本
1447冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
485577ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
642件(投稿率44.4%)
本棚
23棚
性別
年齢
41歳
血液型
AB型
現住所
栃木県
自己紹介

海外ミステリー多め、ほかに国内ミステリー、文芸など。感想は気が向いたら。ボキャ貧、怠け者なのであまり書けません。
積読をしばらくは消化したい…ですが無理と思われます。
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