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2022年2月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
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読んだページ
2319ページ
感想・レビュー
23
ナイス
54ナイス

2022年2月に読んだ本
23

2022年2月のお気に入られ登録
1

  • 六点

2022年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
シリーズ3冊目だが、後半では新型コロナがこの世界にも影を落としているのがなんとも…。一方、日常のささやかな文学の謎はあっちへこっちへ縦横無尽(笑)。それにしても、中野のお父さんが北村薫の本を読んでる、って、おいおいおい…(笑)。落語ネタと菊池寛ネタが多めなのは、ある意味原点回帰っぽいかも?
が「ナイス!」と言っています。

2022年2月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

2022年1月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:3372ページ ナイス数:157ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2022/1

が「ナイス!」と言っています。

2022年2月の感想・レビュー一覧
23

たこい☆きよし
第二次世界大戦のドイツ侵攻で地下室への避難を経験したロシアの絵本作家の描くカエルとネズミのあらそい。はじめはささいな対立がエスカレートしていき、ついには…。
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たこい☆きよし
乙嫁もまたリビドー全開とはいえ、メイド分がなくて大丈夫なのか!? と多少心配していたのだが、杞憂であった(笑)。発表していないだけで、らくがき、中にはペン入れ、ベタ、トーンまで入れてメイド分はいつでも自主的に充足されていた(笑)。2冊通じてだけど、単なる絵的なリビドーだけでなく、絵の基盤となる歴史、背景にまでリビドーが及んでいるので、何から何までが深い。
六点
2022/02/27 18:34

「其処まで追求するか!」と、読者をドン引きさせる愛があるからこそ、リビドーが正当なものに見えてしまいますねえ。

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たこい☆きよし
またしても勝手にやらかしちゃうノラネコぐんだん、今度はなんと飛行機を勝手に…。それでも、いきなりでちゃんと操縦できちゃうのがノラネコ軍団品質? とはいえ、落っこちるところまでは想定通りだけど、その先のフリーダムさは想定外だ(笑)。
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たこい☆きよし
らくがき集でメイドイラストを見た勢いで再読。1巻目は内容ほとんど空で言えるくらい覚えてたけど、2巻目は、コミックビームで読んだ最初の数話を除いて、ほぼ内容を忘れきっていて、新鮮に楽しめたのでちょっと得した気分。家ではダレ切ってるベネットさんがカフェーでは料理もお茶もプロ級だったりするのがいいなあ。10年に一回でいいので細々と続いてほしい。
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たこい☆きよし
らくがき、のはずなのだが、流れるような線、そして情報量! メイドさんの着ているものを画面では見えない下着のリボンまで設定していたり、思いついたシチュエーション、イマジネーションをとにかく自分の手で描いてしまう、そのリビドー。1巻目は『エマ』のアニメやフィギュアの設定とかも含めてメイド成分多し(笑)。
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たこい☆きよし
作家の〜とあるけど、純然たる作家は半数以下くらい? 著名人の随筆からの抜粋と、故人の思い出を綴る文章とともに縁ある喫茶店の数々を紹介していくムック。酒やおやつや食卓といったシリーズの中の一冊。機会があれば他も読んでみたい。
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たこい☆きよし
森薫のらくがき集を買ったらメイド愛が溢れていたので(笑)、久しぶりに再読。今さらながら、あの料理、裁縫スキルを13歳で身につけるまでの来歴が気になる。あと、人形をもらってうれしくて服を作っちゃう感覚が、現代ならシルバニアの服を作る、とかに通じる感覚でいいなあ(笑)。
たこい☆きよし
百読本として岸本佐知子さんがあげていた一冊。一読して納得。これは何度でも読み返せる、読み返すべき珠玉の一冊。花をテーマにしつつ、語られるエピソードは異国、戦場、歴史、文学、釣り、食道楽まで縦横無尽。一文一文が精緻。余談だが、うちにある文庫は妻が高校時代に買ったものだとか。その当時はまだ店頭に初版であったようだ。どなたかが登録してくれたこの読書メーターの書影写真より状態はよかった。装丁、口絵、組版も含めてひとつの作品の趣き。
たこい☆きよし
福音館の世界傑作童話シリーズで1987年に出た版を図書館にて。作者自ら描くシンプルな線の挿絵がいい味出している。しかし、訳者のお一人が天沢退二郎先生ではありませんか。なるほど、作中の詩の部分のリズム感に納得。
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たこい☆きよし
不思議なしりとり。あれ? この言葉だと終わっちゃうんじゃ…? え? そういうルール!? 次に何が出てくるかわからないしりとりの行きつく先は…??
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たこい☆きよし
シリーズ3冊目だが、後半では新型コロナがこの世界にも影を落としているのがなんとも…。一方、日常のささやかな文学の謎はあっちへこっちへ縦横無尽(笑)。それにしても、中野のお父さんが北村薫の本を読んでる、って、おいおいおい…(笑)。落語ネタと菊池寛ネタが多めなのは、ある意味原点回帰っぽいかも?
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たこい☆きよし
今度はヨット。例によって勝手にヨットに乗り込んじゃったねこのヘンリー。今回は父子のピンチに大活躍!? シリーズ中もっとも手に汗握る内容。
たこい☆きよし
スキー、熱気球、と、ねこのヘンリーがテクニカルなことをするシリーズ? かと思ったら、今回はクリスマスのイエス・キリスト生誕の劇にまつわるお話。子どもたちが演じる劇だけど、本物の羊やロバを使うなど、妙に本格的。そういえば、このシリーズの想定年代って、20世紀のどこかあたりなのかな? 舞台は都会じゃない感じだけど…
たこい☆きよし
シリーズになっていたのか!? スキーの次は何と熱気球!? お父さんが飛ぼうと用意されていた気球にねこのヘンリーが飛び乗ってみると、うっかりバーナーの火力を上げてしまって気球はヘンリーだけを乗せて舞い上がる…。熱気球の仕組みも学べるお仕事絵本、とも言えるかも??
たこい☆きよし
宇宙のどこかにあるうちゅうひゃっかてん。お客を楽しませるのが信条の社長さん、仏頂面の母子を笑わせようとするのだが…。きもかわいい系の絵本。
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たこい☆きよし
『海街Diary』からのつながりを意識させられる中盤のあれこれが感慨深い。鎌倉の方では決着のついた物語に、下の世代に連なる新たな葛藤が…。息苦しさと深呼吸、というのは、初期の楽園シリーズにも通じる要素かもしれない。
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たこい☆きよし
「雪の博士 中谷宇吉郎さんの家族アルバム」がよかった。国際氷雪委員会に合わせた欧州旅行で、娘さんが事前にフォルクスワーゲンを買い損ねた、というので即刻自動車屋に行ってカルマンギアを買って旅に出た、というエピソードがちょっとカッコいい。
たこい☆きよし
世界中のご家庭に何日か滞在して台所でいっしょに料理した経験をまとめた一冊。前に読んだキッチハイクと共通点はあるけど、各ご家庭での体験がより濃密。また、JICAまわりの伝手をたどって行き先を探しているのも特徴。キューバからスーダン、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、と世界情勢的にきな臭い国々の日常に入り込んでいく後半にはいろいろ感慨を受ける。紹介される料理を日本の食材で可能な限り再現したレシピの数々もちょっと作ってみたくなる。
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たこい☆きよし
アントニイ・バージェス唯一の児童文学はアリスへのオマージュで作中にナンセンス詩も盛りだくさん。イギリスの王たちの歴史を習っている授業中に机のコンパスの針で開けた穴を通り抜けてた主人公のエドガー少年、アリスよろしく、次々と不条理な道行をたどっていく…。頭文字Eが言葉遊びの肝なんだけど、こればかりは翻訳では訳しきれないよねえ…。言葉遊び満載の小説を自分で訳すと、この苦労がよくわかる。ともあれ、出版時より、今の教養レベルで読んだ方が楽しめたと思うので、長年の積読にもそれなりの効用が(笑)?
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たこい☆きよし
変態の視点で語られる本人の頭の中では一貫している思考、行動。モラル的には(物理的にも)鼻をつまみたくなるその言動だが、リズミカルな訳文で楽しく読めてしまう。しかも、本人の思考を追っていくと頭がヘンになりそうだが、最終目的のラブ・コーラスは聴くものを魅了する…。今読むと意外なほどスルスル楽しめる理由を考えていて、この本人の思考の中では一貫している変態、昨今は『ジョジョの奇妙な冒険』とか『ゴールデンカムイ』でも描かれて、自分がそう言うものに慣れているからかも、と思った。そうか、キーワードは「人間讃歌」か!?
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たこい☆きよし
ちょっとリアル寄りの細密な絵で描かれるねこのクロスカントリースキーの小冒険。飼い主の男の子が面白がって作ってくれたねこ用のスキーセット。飼い主一家のクルマに置いていかれたねこ、そのスキーの滑り方を独学で覚えながらクルマを追って山荘から旅に出る…。ねこの動きがいかにもねこらしく、ずっと眺めていたくなるような絵本。
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たこい☆きよし
ちょっと『ながくつしたのピッピ』を思わせるタッチで描かれる、7階建てのアパートの各階に住む人たちの風変わりな生活。これは最上階に住む女の子が階段を登りながら毎日空想しているのか、それとも…? ページいっぱいに描き込まれた風変わりな生活感あふれる小物が楽しい。そして、ネズミくんを探せ!
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たこい☆きよし
『三体』とはうって変わった童話風の作品をミニサイズの絵本っぽい素敵な装丁で。これは…池澤親子の対談本で熱く語られていた児童文学、海洋もの、お仕事小説の要素が全部入りなのではないか。奇想天外な世界観に、そんなバカな、と思いつつも、この世界のありように揺蕩い、じんわりと心に残る。中国語での漢字の名前のあれこれを「日本語で読むなら」という観点で音の響きや意味あいに心配りした翻訳名(原作者の了解も取った)がとてもいい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2333日経過)
記録初日
2015/01/01(3406日経過)
読んだ本
1554冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
284295ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1554件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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