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2024年6月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
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感想・レビュー
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ナイス
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2024年6月に読んだ本
28

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
エジプトのミイラについてのあれこれが本当だったら、という世界で、その世界における法則を読者にわかるように提示しつつ、それをミステリの謎解きにまで組み込む異色のミステリ。それでも、タイトルにもなっている最大の謎への回答がそれでいいのか、と思わなくもないけど、一気に結末になだれこんでエピローグまで読むとそのくらいの穴は許してもいいかな、と思える不思議にさわやかな読後感。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

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2024年6月の感想・レビュー一覧
28

たこい☆きよし
「しずかなところ」は探せばどこにでもあるけど、しずかにしたままでは手に入れられなくなるかもしれない。
たこい☆きよし
ウサギ! 大学の研究室で「酵素を抽出して実験するので別の研究室で血清取るのに使ったウサギを捌くように」と、4年生に指示が出たけど、まったく手が出せず、生き物を直接使う研究にだけは進むまい、と思ったのを思い出した。しかし、すごいシリアスな展開なのに、これまでの魔物食の知見が活かされまくって、ちょっと不思議なマンガになってきた。とはいえ、絶体絶命の展開で続いてしまった。どうするの、これ!?
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たこい☆きよし
新書なのでロシア文学作品のブックガイドなのかと思ったら、冒頭に登場人物紹介。なるほど、作品の内容、作者、書かれた時代背景に関するわかりやすいブックガイドとしても読めるが、ちょっと不思議な少女小説のテイスト(主人公は男の子)。とはいえ、現実の戦争を社会背景にすると、ロシア文学に対しては、今はこういうアプローチが必要かもしれない。
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たこい☆きよし
表紙のようなシーンはないけど、そういう能力ということでひとつ。先行するライオス一行と同じところを追うことになった「あのふたり」の珍道中(というにはシビア…)。その過程で、古代魔術や迷宮の成り立ちが明かされる。なんか、ますますSF!?
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たこい☆きよし
タイトルの通り、女子美での講義として萩尾望都といろいろな方々の対談を再録した本。すでにどこかで読んでいたかもそれない話も、対談者との会話から話題が転がっていくと新しい視点で認識し直せる感じがする。2020年に出た本だが、なかなか見かけなくて今頃入手。
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たこい☆きよし
この前半までがアニメ一期分。扉の向こうにはあんなバックヤードとかあんなからくりがあって、え? SF? みたいな(ただ、エルフとドワーフのものではあるらしい)。まあ、ここまでの魔法の動作原理がらみが妙に腑に落ちたのも納得。その点では『聖戦記エルナサーガ』と同じくくりの作品と言えるかもしれない。この巻後半は急展開で、なるほど、ここまで話進めちゃうと終われないのでアニメ一期の切り方としても納得。
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たこい☆きよし
表紙の通り、イヅツミが加入した新パーティでの迷宮行。黄金郷で新ミッションが設定?されたり、センシの過去が語られたり。エルフが物騒だったり。
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たこい☆きよし
『グラン・ヴァカンス』の崩壊劇の裏面と言える中短編集。区界を構築したテクノロジーが開発される過程も、大途絶の原因も、ユーザー視点での大途絶も、蜘蛛が大途絶後の世界にばら撒かれた理由も、それぞれにグロテスクで、ひとつひとつは現実世界のそれぞれひとりの内面にあって、現実世界の日常だけしかなければ内面に抱えたままだったはずの欲望に根ざしているのがこのシリーズの肝なのだろう。新時代の人類ダメ小説か?
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たこい☆きよし
話題になってるなー、とは思っていたんだけど、普段行かない小洒落た感じのブックカフェにあったので読んでみた。どこかシュールなシチュエーションと市井のどこにでもいそうな人たちにささやかな営みが当たり前に両立する不思議な世界観。
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たこい☆きよし
冒頭の「こえまね」が期せずしてお互いに本心だだ漏れでなかなか(笑)。他、中学時代を思わせるエピソードが散りばめられつつ、しかし、結婚して子どもまでいても、お互いに初心を忘れずにどきどきしてるのがなんとも…。
たこい☆きよし
冒頭のエピソードが表紙の通りで入学式。二人の出会いを描きつつ、西片が高木さんをだいぶ意識し始める巻。ラストのエピソードはその白眉か!? 勇気出したな、西片!?
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たこい☆きよし
かあいらしい表紙からの予想に反して、お母さんの言うことをひとっつも聞かないふたり。海に行っても、森に行っても、家にいても、事態は斜め上の展開に。それにしても、お母さんが人間できすぎてる?
たこい☆きよし
エア整くん大活躍の巻(笑)。それにしても、リアルタイム進行の事件としてはこれまでで最大規模のスペクタクル? で、新しい事件が始まって次巻に続く。たぶん次の巻が出たらまた読み返さないと…
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たこい☆きよし
富山の事件の発端までは遡らなかったけど、新刊が出たので一つ前を再読。そう言えば、そういう事件だった。
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たこい☆きよし
このところ電子書籍で『超人ロック』近作を読み進めていたけど、聖悠紀最後のコミックスくらいは紙で買っておこう、と出てすぐに買ったものの、すぐに読むのが躊躇われて今頃読了。前半は懐かしのペアペアライサンダーの二人にロックらしき謎の人物が絡むコメディ編で、無限に分岐する並行世界のロックを暗示。後半は自分の存在証明を不死のロックの記憶に託した宇宙海賊をめぐる一編。ロックの記憶と、死後の世界に行くことができないロックという存在を暗示。思うようにならないペンタッチの含め、死期迫る中で執筆されたことを想わせる。
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たこい☆きよし
もう一年か。後輩の仕込みさんは背高の元スポーツマンでこの世界を志望した理由がわからない感じの今風な言動。舞妓さんに向けられる観光客の視線にむかつくなどの客観視点のキャラクターか? ちゃんと言葉とか身につくのか? 春のをどりの準備で慌ただしかったり、すーちゃんの誕生日はケーキ合戦だったり(これも下心を考えると…)。料理はミートボール、ロールキャベツ、夜食にインスタントラーメンなどいつも以上に普通だが、どのシチュエーションに何を当てるか、の納得感がこのマンガの肝ではあろう。
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たこい☆きよし
今の視点で一気に通して読むと、後半の駆け足感や絵のタッチの変化がはっきりわかる。マンガもマンガ家も生きもの、生ものだが、前半で感じた圧倒的な色気が薄らいでいる感じはあるものの、ストーリーの勢いと、ラストの意外な一捻りはやはり読み応えあり。この後半の画風、作風がその後の樹なつみのよい特徴として今も続いていると思う。ただ、変化していく中で、『パッションパレード』のレジー・キングや本作前半部の全キャラクターの醸し出していた色気、作中に登場する時の絵としての強烈なインパクトが、自分は今でも一番好きだ。
たこい☆きよし
絵本らしい仕組みで月の満ち欠けを表現した味わい深い一作。地上からはほぼ同じ満ち欠けをする月の光の下では、森も砂漠も海も極地も、それぞれの時間が流れる。
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たこい☆きよし
出てすぐに買いながら、なんかもったいなくて積んであった。読み始めると、これは流れるように読むべき本だと思った。流れに揺蕩うのが気持ちいい。自分が偏愛するドラマ『早春スケッチブック』が演じたご本人の中でも大きな存在だったのだ、というのが長年のファンとしてうれしかった。近作では『正直不動産2』の冒頭でなんの説明もなくウェスタン風のハットかぶってラーメン啜ってたのがツボでした(笑)。
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たこい☆きよし
高校の頃にどハマりした『夢見る惑星』、設定や物語もさることながら、ハイセンスな会話のやりとりが好きで何度も読み返した。SFではないものの一番好きな短編集『死せる王女のためのパヴァーヌ』では、自分の中の言語化できないあれこれをマンガとして投げかけられているような不思議な没入感を感じた。当時親交の深かった方々(綺羅星のようだ…)やインタビュー再録などから、自分にとってあれだけチューニングが合ったように感じた理由の一端はわかったように思った。語られる大泉の思い出が、今読むと切ない。
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たこい☆きよし
一冊目以来2回目のイソップ。見開きか、長くても6ページのお話がたくさん。他の巻と比べてたくさんの画家さんがそれぞれの画風で技を見せているので、絵本ファン的にはお得感あり。この巻は子どもの頃読んでなくて初読だけど、今の日本人にこそ読ませたいようなエピソードが多い。言っちゃなんだが、今の日本の有様はリアルにイソップ世界だよ。解説では日本への伝来史が興味深い。宣教師が使っていた版なんてあったのね。
たこい☆きよし
「かぐやひめ」「いっすんぼうし」「あんじゅとずしおう」の3編。突然授かった不思議な子どもの話がふたつ、あと、清水寺が出てくるお話がふたつ、平安時代が背景、と、統一感のある巻。
たこい☆きよし
前巻で選んだ水着の出番。4人でプールに行って、そのうち2人は公然カップルなので、傍からは同じように見られているとしか思えない(笑)。というか冒頭、ラストのエピソードでのクラスメートの反応はそのもの(笑)。まあ、暖かく見守られてる感じ?
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たこい☆きよし
いつもの本ネタは鉄板としても、キャラクター同士の関係性がよくて、にまにましながら読む。表紙の台詞とか、極まってる感。あと、神林の初短編?がなかなか悪くない。そういえば今回ネタになったルブラン描くところのホームズは、自分はホームズには思い入れなく、許せないというようなことはなかったけど、読んでいて同じ人物っぽくはなくて、人様の作品の主人公勝手に使っていいのか、と子ども心に心配になったのは覚えている(笑)。ルパン好きだったので、むしろ少年探偵団のルパンの扱いの方が納得いかなかったっけ(笑)。
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たこい☆きよし
夢の世界がオンラインRPGになって、そのクリアが多次元構造の解析計算とリンクしている、という設定の勝利? 子どもたち4人組だけじゃなく、蔵六までが冒険者になってRPG世界を満喫しつつ、それが蔵六の過去の体験ともつながり、「子どもにとっての世界の見え方」につながっていくのがある意味痛快。
たこい☆きよし
後宮もの、日常ミステリ、政争もの、バイオ・農業もの、といういろいろな側面のあるシリーズの中でも、タイトルにもある医療ものの最大の大ネタ、外科手術が15巻目にしてついに、という感じ。ブラインドの臨床治験に始まって、手術本番まで。緊張感もあって一気に楽しめた。ラストの二人の関係性もなかなか悪くない。
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たこい☆きよし
エジプトのミイラについてのあれこれが本当だったら、という世界で、その世界における法則を読者にわかるように提示しつつ、それをミステリの謎解きにまで組み込む異色のミステリ。それでも、タイトルにもなっている最大の謎への回答がそれでいいのか、と思わなくもないけど、一気に結末になだれこんでエピローグまで読むとそのくらいの穴は許してもいいかな、と思える不思議にさわやかな読後感。
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たこい☆きよし
歯車式の計算機がなぜあんな動作をするのかが明らかになったけど、強いて言えば手のひらに乗るもうひとつのワンダーランド? 活字のSFが何十年も深化させてきたテーマががんがんぶち込まれてくる。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2562日経過)
記録初日
2015/01/01(3635日経過)
読んだ本
1790冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
329966ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
1790件(投稿率100.0%)
本棚
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