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2025年1月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
30
読んだページ
6123ページ
感想・レビュー
30
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2025年1月に読んだ本
30

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
ちゃんとこのトリオが重要な巻だった。そのエピソードも含めていろいろなキャラクター同士の関係性がちょっと深まるエピソードもちらほら。代理家族のじじばばを演じてくれそうな老夫婦も登場。とはいえ、引き続き戦争の記憶の重さが感じられる巻でもあり。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

2024年12月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:6044ページ ナイス数:193ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2024/12

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2025年1月の感想・レビュー一覧
30

たこい☆きよし
完結したので、高校生編で止めていた読書を再開。大学生編の最初のヒロインは空気読めないアイドルが空気を読めるようになってしまったら、というお話。一連の妹エピソードに近く、無理に量子もつれとかを説明に使った思春期症候群ということにしなくてもいいくらいのゆるい設定で、このシリーズの現代青春小説としてのよさが再確認できるエピソードだった。ただ、ラストで本当に思春期症候群だったことが明かされて次巻に続く。温暖化が進みつつある気候や現実にある路線や建物の具体的な描写は後世読むと時代を反映した風俗の資料にもなるかも。
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たこい☆きよし
ちゃんとこのトリオが重要な巻だった。そのエピソードも含めていろいろなキャラクター同士の関係性がちょっと深まるエピソードもちらほら。代理家族のじじばばを演じてくれそうな老夫婦も登場。とはいえ、引き続き戦争の記憶の重さが感じられる巻でもあり。
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たこい☆きよし
相変わらず巻き込まれ型のストーリー展開で、なりゆきで引き取ってしまったコキバと、とある妄執に取り憑かれた魔女をめぐる物語。前巻では実の母、今巻では育ての母を超えていくことになったものの、主人公がまだ何者になりたいかは心が決まっていない。この先はそれがテーマになるのかもしれない。
たこい☆きよし
ライバルより数ヶ月早く生まれているのでジュニア強化選手になるのが早かった、というのがちょっとびっくりの設定。さらに、よりによって初めての海外大会で初めての第一滑走。結果はまずまずだけど、残りの選手の出来に一喜一憂の追われる立場も初めての経験。とはいえ、実は幼なじみだった性格悪めのいるかちゃんとはずいぶん仲よく?なったな(笑)。
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たこい☆きよし
海外に出るジュニアグランプリに向けた強化合宿編。他のコーチたちとの会話から、司が気がつく自分の生来の能力「鷹の目」。こういうのに後から気づく、というのは、他のジャンルでもあるのではないか。卑近な例で、自分でも、還暦になってようやく、研究分野での自分の能力の肝に気がついた(ある意味、「鷹の目」に近い)。キャリアが終わる頃になって気がついても遅いか、いや、まだできることがあるかも、など考えていたら、意外な方向で共感できる巻だった。
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たこい☆きよし
やり切った。解説の織田信成のような気持ちで見守ってしまった。それでも、勝負の世界は甘くない。
たこい☆きよし
装丁やイラストは『パリのすてきなおじさん』っぽいけど、さまざまな国から日本に来て住んでいる人たちの語る人生はそれぞれに重たい事情があって(それこそ人が1000万人単位で死んでいるとか)いろいろ考えさせられる。ともあれ、当たり前かもしれないが、登場する人たちがみんな一種の語学マニアなのが共通点か。
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たこい☆きよし
ついにノービス開幕。どの選手も予選よりレベルをあげてくる中、暫定1位のハードルが上がり、リアルのシニア大会でも観たことないようなプログラム構成になってきた。
たこい☆きよし
ブロック大会とはいえメダリストの称号を得た目的、確かに序盤から「みんなが賭けたくなる選手」という言い方はしていたけど、こういうことか。前巻の引きでこれまでに出てきた優秀そうなコーチの誰か!? と思っていたら、まさかの新キャラクターとまさかの飛び道具(笑)!! そして獲得した最強カードは本番で使えるのか!?
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たこい☆きよし
1巻の頃からは信じられない成長だが、そこまでのプロセスを丹念に描いてきたからこその到達点。作品タイトルをひとつ象徴する巻になった。感情移入度が高すぎて読んでいて号泣したくなった。表紙はブラフじゃなくて、ちゃんと本編でも表紙のような展開になったのも熱い。
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たこい☆きよし
開会式で新キャラクター続々。しかし、これまでもそうだったけど、苗字も下の名前も現代的で覚えにくい(笑)。女子のトップクラスにいる現役選手も初登場。一人一人のプログラムの選択、その成功失敗悲喜交々が描かれて、まるで本当に大会を観戦しているような体験。リアルのテレビ観戦だと有名選手しか観れないから、それを補うような読書体験。
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たこい☆きよし
腰の低い老け顔の元銀メダリストが味わい深い。前巻でもあったけど、コーチングで言われたことが身体と頭で腑に落ちたところで一気に上達するプロセスに納得感がある。スポーツ以外でもこういうプロセスはあるように思う。ダブルアクセルと3回転でノービスへの切符は手に入った。次巻も楽しみ。
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たこい☆きよし
西日本選手権で今後も出てきそうな男女近い世代のスケーター続々登場。まさかのカート忘れミスからの気持ちのリカバリー。本番で過去の数々のアドバイスの意味を自分の身体で実感しつつ、ついにノーミスの演技。それでも超えられない壁、そこからの決意が熱い。そして5年生編は一気に時間が飛んで、決意の成果、6年生での名港杯部門優勝。回り道も力になる、というと、監修で参加している鈴木明子の経歴が思い出されるのも…。
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たこい☆きよし
子どもが竜に呼ばれることもある村で、まるで呼ばれることに備えるかのようにさまざまな教育を施された主人公が本当に竜に呼ばれることになるのだが…。読み始めてみると、とにかく挿絵の多さに驚く。データベースでも連名で表示されるけど、なるほど、佐竹美保さんがもう一人の作者と言える作品だ。
たこい☆きよし
表紙にある光のコーチの正体が明かされる…というのは本筋じゃないけど、元トップクラスのスケーターがコーチにもひしめく中での師弟の成長の物語、という側面が明確になった。練習での緊張、失敗から本番での切り替えまでのプロセス、スケーターを目指したいと思った冷たい気持ちを持ち続ける、など、金言的な展開がてんこ盛り。
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たこい☆きよし
気になってはいたのだが、アニメを3話まで観たタイミングで電子書籍のセールもあったので。ここまでのところ、コミックスとアニメの話数はちょうど合わせてあるみたいなので、この先もそうなのかな。好感ポイントは、選択の必要な要所で「あなた」と呼びかける、相手を子ども扱いしない、対等な関係性。アニメでは省略されている設定がわかるのもいい。
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たこい☆きよし
今回は夏の別荘、スウェーデンと幽霊、オカルトネタが続いた。そこからのまさかの殺人事件。いろいろと昭和でなんでもありな印象。しかし、りぼん文脈で言うと土田よし子的な下品ギャグの系譜の一条ゆかり流のアレンジでもあったのかも、とちょっと思った。あと、近い路線でも、『こいきな奴ら』が最初の『ルパン三世』のテイストとして、こっちのやや下世話なノリは赤ブレザーの『新ルパン三世』だと思うと、その意味でも時代に合わせた納得感はあるかも。
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たこい☆きよし
ちょこちょこ挟まる中学時代ネタ。よりによって交換日記がここで(笑)。
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たこい☆きよし
夢の中でプレイするゲーム世界で楽しく冒険(謎解き演算)をしていたところで、大人の視点と教育的指導が入るのがこの作品のバランス感覚か。そしてゲーム人物から語られる蔵六の過去はめっちゃSFだった。
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たこい☆きよし
いつものシチュエーションコメディ回がいくつか続いたところから、帰還する二重スパイをめぐっての丁々発止。ユーリに擬態した黄昏とユーリ本人の直接対決もあり、今までで一番緊張感ある展開のままで引き。2025年頭時点での既刊はあと数冊だけど、アーニャが卒業するまで話は持つのかちょっと心配になってきた(笑)。
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たこい☆きよし
あとがきマンガで原作者も畳み方に困っている、というのが正直なところなんじゃないかな、と思える。この展開、ウルトラマンティガですか!?
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たこい☆きよし
コミックスの初刊は1983年。まだ「番をはっている」という概念が普通に読めた時代かな。豪華客船が年寄りばかりというのは、いつでもそうなんだなあ(笑)。シニアセミナーとかで普通に勧められたので唖然としたが(笑)。剣菱親子がやばい一方、幼稚舎の頃からの有閑倶楽部出来上がるまでがなかなかよかった。あと、恥はかき捨ての短編が一つ。これはマスコットコミックス版ならではのおまけかな。古くからの読者にはこういうのがうれしいものだ。
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たこい☆きよし
後に文庫化もされているが、1990年代頭くらいに入手。何度目かの再読。元々はヤングジャンプのドキュメンタリーマンガ『栄光なき天才たち』6巻・理化学研究所編の種本ということで興味を持ったのだが、これがめっぽう面白い。自分の職場には入社した頃はこういう雰囲気がまだ残っていたが、今ではみる影もない。とはいえ、この本に描かれた科学者の思想の部分は定年を迎える時期になってみると、ちゃんと自分の中に定着していたな、ということが再確認できた。
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たこい☆きよし
時系列ではまた初期のこぼれ話もありつつ、第5部のラストあたりの話まで。権謀術数っぽくもありつつ、あくまでもお仕事小説の側面が基盤にあることがわかる。新国家が安定するまでの続編とかも延々書けそうだけど(笑)、それは書かぬが花かも?
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たこい☆きよし
この時期はあまりりぼんリアルタイムではなく、ぽつぽつ読むくらいで画風も『砂の城』終盤のこの時期より、『砂の城』序盤が好みだった。コミカルなピカレスクとしても、『こいきな奴ら』が好きだったので、当時はやや冷めた目で見ていたものだったが、今読むとあらゆる要素が楽しく、作風、画風の確立した時期の安定感を感じる。ただ、その後も画風、作風は変化し続けたので、これも中間ステップ。それこそがすごい。
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たこい☆きよし
自分が翻訳したキース・ロバーツ『モリー・ゼロ』に、ヒロインたちが「子どもたちが鉄道でペチコートを振る」という映画を観るくだりがあり、その元ネタを探して見つけた。これは2011年の新訳版だが、映画は邦題『若草の祈り』で、角川文庫から同題で翻訳が出ていたとのこと。かつて氷室冴子選書の復刊フェアにも入っていたのは完全に失念していた。読んでみると、これこそ児童文学、という趣で、大人も子どももよくないことをすることもあるけどすぐにそれに気がつくのがいい。これはもっと広く読まれてほしい。
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たこい☆きよし
一年待てば? と思っていたら、期待に違わず出ていたのに気づいてすぐ読んだ。あいかわらず、二人の周囲の同級生、寮生、教師、家族、親戚などなどの言動や距離感の描き方がすごくリアルに感じる。どこかに本当にこの二人がいそうだ。続きはまた来年、かな。
たこい☆きよし
作者太っ腹の無料公開本。SNS上で流れてくる中でも、コマ割りほぼなし、基本2ページずつの二コママンガ的な描き方が、この作者の作品でも珍しかった。些細な陰口や悪意が陰惨にならずひっくり返っていく作風は健在。
たこい☆きよし
ロストテクノロジーと自分の存在を消し続けるロックの話はこれまでにもあったけど、そのあたりがこの巻の序盤でほぼ片づいて、その後は危険なレースそのものに取り憑かれた人々の群像劇。法廷劇的な要素もあり。ハードボイルドアクション映画の趣き。
たこい☆きよし
ここまでロックが超能力を封じて話が進んだエピソードはあったか、いくつかあった気もするけど、ある程度経験がものをいう格闘戦や戦術、戦略的な部分ではなく、単純に運動神経、動体視力など肉体の基本能力だけでここまで緊迫感のある物語に仕立てたのはシリーズ中でもかなり珍しいのでは。権謀術数もそれぞれに目的が違う多くの組織、動機の異なる人物が絡みあっているのにわかりにくくもない。スパイアクションっぽい仕立てでかなり高度な作劇に到達している感じがする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2894日経過)
記録初日
2015/01/01(3967日経過)
読んだ本
2008冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
364279ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
2008件(投稿率100.0%)
本棚
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