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2025年1月の読書メーターまとめ

timeturner
読んだ本
78
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感想・レビュー
78
ナイス
503ナイス

2025年1月に読んだ本
78

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

timeturner
COVID-19によるパンデミックやロシアのウクライナ侵攻といった社会状況によって存続の危機に追いこまれた飲食店の苦悩が描かれる話が多く、いつもの日常ミステリーとは一味違っていた。ビストロ・パ・マルは生き残れたけれど……。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
78

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ネタバレ月影先生がいきなりおんぼろアパートの住人に! ロングドレスで……。
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ネタバレ国や民族どころか、地球と他惑星、生物としての種の違いもふっとばして、宇宙規模で協力しあうお餅つき。なんて21世紀的な話だろう。標準語じゃないのもあえてなのかな。
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どっしりと立つイヌアカシアの大木、長い年月を経てもほとんど変わらないパリの街並み、父親の代からの仕事を続ける職人の中に自分に欠けているものを探す青年画家は三本脚の野良犬に遭って真実に気づく。絵本『ルリユールおじさん』のサイドストーリーみたい。未公開スケッチがたくさん挿入されている。
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そうそう「たかが~ぐらい」じゃないんだよ。相手の同意なく強要することが最低最悪なんだと小学生の頃からちゃんと教えるべきだ。健兄、よくやった!
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長田弘さんの詩にいせひでこさんが絵を添えた詩絵本。白木蓮の絵は夢のように美しいけど、なんだか生まれたことを素直に喜べなくなるような詩だ。とてもつらいことがあった時期にでも書いたのだろうか。
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お二人の知識が底なし沼のように深くて驚嘆したけど、素人には少し難しかった。知らない作家や作品が次から次へと出てくるので目は文字を追ってはいても意味がつかめていなくて、飛ばし読みをしたような読後感がなきにしもあらず。出てくる作品を片っ端から読み、それからこの本を読み返すとより楽しめるだろうと思う。「藪の中」「茶碗の中」「猿の手」など、本文で交わされている話を理解するために必要な資料が巻末に載せてあるのは親切。
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ネタバレ月影先生、あんなドレスで冬の屋外に立ちっぱなしでも死なないのだから病弱どころか不死身では……。
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前半は『The Snake: A Very Long Story』と同じコンセプトなんだけど、途中からエモーショナルな方向に転換して、ほっこりするエンディングに帰着する。あたまもしっぽも可愛いなあ。
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飛行機が墜落炎上し熱帯雨林に放り出された個性の異なる4人の子供が知恵と勇気を持ちよってサバイバルする冒険譚&成長物語。ジャングルの危険な魅力にどきどき、失われた都のロマンにわくわく。面白かった!
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遥が絶望を感じるのはわかるなあ。女に生まれた時点で人生の夢が断たれちゃってるってことだもの。日本女子プロ野球機構ってこの漫画の連載中にできたけど、2021年から活動休止してるんだよね?
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東日本大震災後の3月某日、栃木県鹿沼市にある伊勢さん宅の床下で物音が聞こえ、やがてウッドデッキにたぬきの夫婦と子だぬきたちの姿が見られるようになった……。日々成長していく子だぬきたちと、それを見守る母だぬき、父だぬき、それに長老だぬきの姿をカーテン越しに観察した記録。震災後につけ始めた地震日記(全国各地の地震と震度)がたぬき日記に変わっていく。放射能も含めた地震被害が大きい山を逃れて人間の棲み処を頼ってきたというのが切ない。
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70歳をすぎて初めて猫を飼うことになった元心理学教授の戸惑いと奮闘を素直に綴ったエッセイ。あっという間に猫の愛らしさのとりこになっていく様子がほほえましい。カバー画を描いたアーネ・グスタフソンの挿絵も味がある。
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ネタバレなるほど、こういう内容だったのか。キャラクターも話の展開もありがちだと感じるのは、これの後に続いた作品を読んできたからなんだろう。大仰で芝居がかっているけれど、それが内容に合っているのでなんとか読める。でも、月影先生、熱湯を浴びても無傷って……。
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よく晴れた冬の日。雪で覆われた森の中をクロスカントリー・スキーで進む少女と父親。まわりは一面の雪とわずかに葉が残る木々だけのように見えるけれど、雪の下にはたくさんの生き物が敵や寒さから守られて生きている。秋に働き蜂や雄蜂が死んだあと、交尾を済ませた女王蜂だけ雪の下で冬を越して春に新しいコロニーを始めるという話には驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
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COVID-19によるパンデミックやロシアのウクライナ侵攻といった社会状況によって存続の危機に追いこまれた飲食店の苦悩が描かれる話が多く、いつもの日常ミステリーとは一味違っていた。ビストロ・パ・マルは生き残れたけれど……。
が「ナイス!」と言っています。
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明浦路、狼嵜、夜鷹、鴗鳥、鯱城、蛇崩――登場人物の名前が特殊すぎて暴走族の落書きみたいだな。吹き出しの文字にルビって老眼の身にはつらい。
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ネタバレ祖母から孫息子へ、孫息子からその娘へ、その娘からその息子へ。おばあさんの教えは脈々と伝えられ、深まっていく。家のまわりの草原が深い森になっている最後の見開きでうわーっと声が出た。でも、どの世代もみんなシングル家庭に見えちゃうのはどうなのかな。「人から人へ」の図式をシンプルに明確に描きたかったのかもしれないけど。
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好き勝手に動いていた変人鉄道探偵ソープ・ヘイゼルとは対照的に、地元警察の巡査部長がこつこつと地道な捜査をするところが読みどころ。なにしろ電話もあまり普及していなかった時代だから、文字通り「足を使って」調べ回るのだ。
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百恵ちゃんは少しずつでも前進してるし、まわりの人たちとの関係もいい感じだし、こんなふうだと次巻あたりで一波乱ありそうな気がするなあ。イモグラタン、ほんとにこれでおいしく作れるのか? やってみたいけど失敗する気しかしない😅。
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雪豹かと思って読んだら雲豹(うんぴょう)だった。19世紀半ばに台湾に赴任したイギリス人外交官(博物学者)のスウィンホーと、21世紀の生態学者・姜博仁。雲豹に魅せられた二人の探索を描いた絵本。中国の水墨画と日本のコミックの影響を受けたという作者の絵には浮世絵風のところもあり、不思議な魅力を醸しだしている。雲豹は台湾にはもう存在しないけれど、インド、ネパール、インドシナ・マレー半島、中国には生存しているらしい。Wikipediaの写真を見ると雲のような斑紋がとても美しい。
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チャラ男を基点に社内の人間関係や業務実態を複数人の視点から描き、会社というもの、組織というものの実態を暴き、現代社会の病理を探る、な~んて堅苦しいものじゃなくて、めっちゃ笑える会社あるある話集みたいな感じ。登場する上司や同僚は滑稽だったり醜悪だったり気の毒だったりするけど、当人の視点から見ると別の面、別の解釈がある。他人のことなんて本当には理解できないし、自分のことだって理解できないこともある、ってこと。
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いのりのお姉さんってカナダ留学中なのか。そのうえ下の子がスケートじゃ経済的に大変だろうな。お父さん、ふつうのサラリーマンみたいだしお母さんも働いてるみたいだし。光のコーチの夜鷹は『ちはやふる』の周防名人みたいに感じ悪い。
が「ナイス!」と言っています。
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ジャン=マティアス・グザヴィエの絵は幻想的で美しいけれど、話はぐだぐだ。「唯一無二の私を大切にしよう」というありきたりな話にホラーの香りをつけるため〈セイラムの魔女〉という惹句を利用しただけ。セイラムの魔女裁判で犠牲になった人たちに申し訳ないと思わなかったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
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『旅猫リポート』の外伝2編を含む7匹の猫の物語。 有川さんが本気で泣かせにかかってきたらどうやったって勝てない。おまけに出てくる猫がみんな健気で、べそべそになっちゃったよ。でも、安っぽいおセンチさは皆無なんだよね。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ小さな波風はあったもののプチ・ラパンの結束は固まり、雰囲気もよくなってきたかと思ったのに、今度は大波が・・・。嫌いな夫を料理で殺す方法はミステリー小説で読んだ記憶があるな。でも、最近は健康診断でチェックされるからなかなか難しそう。
が「ナイス!」と言っています。
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わたし的にはシリーズで1、2を争う楽しさだった。カラフルで躍動感もある小さな冒険にわくわく。にしかわおさむさんの絵はシンプルで誰にでも描けそうでいて、ああ、やっぱりすごく巧いんだなあと思わせる。窓から鼻が入ってくる見開きとか、草原と星空の見開きとか、線も構図も色使いも完璧。
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20世紀末から19世紀後半にタイムスリップした少女が田舎屋敷のメイドになる。『時の旅人』に似てるけど、こちらは貧困に苦しみ自治をめざすアイルランドの人々の姿を見て自らの生き方を考え直す物語。
が「ナイス!」と言っています。
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フィギュアスケートで始まったので、優雅な演技を見せてくれるのかと思っていたら、いきなりホッケーになって大暴れの狂犬王子! おまけに要所要所にギャグを突っ込んでくるのでびっくりした。
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へびがにょろにょろと進み続けるだけなのに、なぜか退屈せずに見てしまう絵本。ページをめくっていくだけで時間の経過や場所の移動を感じることができる。最後に愉快な教訓までついてて笑って読み終えられるのもいい。
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何を書いてもネタバレになりそう。「どうして東京創元社が児童書を出すんだろう」という疑問の答えは最後のほうに明らかになる。でも、あのトリック、ちょっとあざとい気もしちゃうなあ。巧いんだけどね。
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味覚がすぐれているだけでは一流のシェフにはなれない。手先の器用さ、センス、オーナーシェフなら経営の才覚も必要だ。百恵みたいに味覚だけは鋭いという人は、ミシュランの調査員とかに向いてるかな。なにはともあれ現実離れした話で、だからこそ楽しく読めるんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
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なんて乙女ちっくな白熊さん。どんな話になるのかと思っていたら、なるほど、そうくるのか。確かに、どんなにおいしいものでも最初に食べたときの感動と幸せがいちばんだよね。ところで、いちごの贈り主は誰???
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作者初のショートショート集だそうで、2編を除き数ページの作品ばかりだけどきっちり怖い。意外な展開というか「こうだろう」と思いながら読んでいたのと全く異なる方向に反転される話が多く、最初から最後まで気が抜けなかった。
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伯母さんの晩年が悲惨だったわけじゃないと気づけてよかったけど、親の終活、熟年離婚と話はどんどん大変な方向に。寺との軋轢は経験があるので厭な記憶が蘇ってきた。猫の魯山人の裏の生活だけが唯一の癒しだ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレなんと、猫のカミングアウト! 人と同じものを好きじゃなくてもいいんだよって教える絵本。でも、鳥好きの猫は魚を、魚好きの猫は鳥を見て平常心でいられるものかな。本能が勝ったらとびかかっちゃいそう。
が「ナイス!」と言っています。
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技術系女性のお仕事小説。仕事や恋愛で起こり得るトラブルを全部盛りした感じでリアリティが感じられなかった。登場人物をバリキャラ、巨乳、サイボーグといった漫画のキャラみたいな型に落とし込んでいるのも嘘臭さの要因なのかも。
が「ナイス!」と言っています。
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三堀の機動隊も神谷のギンセイ開発部も、この世界の警察組織って犯罪者の巣窟みたい。モラル的にはモンジュ君がいちばんまともじゃないか。赤いモンジュ君はモンジュ君の裏バージョンなのかな。
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職人通りでこわれた心の直し屋としてやってきたアウローラ。でも、靴修理屋も傘直しも人形の病院も仕立て屋もなくなり、代わりにできたのはファストフードと安売りショップと銀行。もう直して使う時代じゃない。壊れた物は捨てて新しい物を買う。誰もが簡単で便利で早いものを求めるようになった時代に、一人に一つしかない心が壊れてしまったら……。町を行く人たちが全員、すれ違う人の顔はもちろん、一緒にいる人や押している乳母車の中の赤ちゃんの顔も見ずに携帯を凝視している絵にはぞっとした。
timeturner
2025/01/19 15:09

でも、作者の言いたいことはよくわからない。心が前見返しの絵みたいになったら、あきらめずにカウンセリングを受けて後ろ見返しの絵みたいにしてもらおうってこと?

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童話や民話からインスパイアされた7つの短編。ヒグチユウコさんの絵に惹かれたんだけど中身も凄くよかった。元の童話や昔話に含まれる大胆で思いがけない発想をさらに上回る奇想が散りばめられていて、参りました!って感じ。
が「ナイス!」と言っています。
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心あたりのある人間にはグサグサくるかも。結婚してたって配偶者のどちらかは確実に相手より先に死ぬわけだし。老々介護の挙句だったら体力もお金も使い果たした状態で残されるんだからなお悲惨だよなあ。
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ネタバレ自分の居場所を見つけた街灯さんと、街灯さんに話を聞いてもらって心が軽くなった人たち。これぞウィンウィンの関係だな。さびれた公園が温かいオレンジ色に輝く最後の見開きページにほっとする。
が「ナイス!」と言っています。
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『Mr Fortune’s Practice』の7編読了。フォーチュン氏はまだ独身。医師の冤罪を晴らす「The Young Doctor」では珍しくアクティブに動く姿を見られる。ローマス部長のワトソン度が高めなのは気の毒だな。
が「ナイス!」と言っています。
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源さんも言ってるけど、警視総監はどうして三堀みたいな問題のある奴を重用してるんだろう。引きこもりの和弘くんはずいぶん立ち直ってきたなあ。
が「ナイス!」と言っています。
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同じ時期に同じ地域に引っ越してきたトムとモモ。行動範囲は同じなのにすれ違ってしまう。ふたりとも友だちがほしいのに……。公園でもレストランでもバスでも。あそこに見えているのに! と読者のこどもたちをやきもきさせる。だから、ようやく出会えたときの喜びが大きい。ひさしぶりにみやこしあきこさんの絵本を読めた私の喜びも大きい。
が「ナイス!」と言っています。
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なんと『あなたの人生、片づけます』の大庭十萬里の妹が登場。姉に負けず劣らず歯に衣きせない率直さが爽快。たまにご都合主義なところもあるけど、ルッキズムについて考えるきっかけになるかな。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ中学生の娘が同級生の女の子と恋仲と知り動揺する両親、没落華族の令嬢と女学校の同級生、余命数か月の元看護婦と幼い少年、復員兵と元上官、仇討する側とされる側――5人の環と5人の周がそれぞれ精一杯生きる人生が描かれていて心が震える。でも、江戸時代の悲恋の落とし前を後の時代の人たちがつけさせられているような気がしないでもない。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレカバーの少女の決然とした表情が印象的な、多くは語らず、やさしい余韻を残す大人の絵本だった。ヴァイオリニストだったお父さんは死んじゃったんだろうな。シングルマザーになったお母さんは就職を決め、2人だけで小さな家に引っ越してきた。森のような庭のある隣のお屋敷には、昔ピアニストが住んでいたのだろう。主はいなくなって久しく、もうすぐ屋敷は壊され、森も整備されて公園になる。でも、のんちゃんがトイピアノで弾いたカノンに誘われてピアノに宿っていた霊が最後のコンサートをしてくれたのかな……。
が「ナイス!」と言っています。
timeturner
ずっとマイロのそばにいて全てを見てきたような読後感。霧の海と〈壊れた塔の島〉の情景がくっきり記憶に刻まれている。黒、灰、青、白だけで描かれた挿絵の力も大きい。極上の〈行きて帰りし物語〉だった。
が「ナイス!」と言っています。
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ピープルくん、あれっきりで終わるのは惜しいキャラなのに・・・。引きこもりや万引きといった日常的な問題と、モンジュ自身の「絶対正義」システム問題の合わせ技でマンネリ化を防いでいる感じ。
が「ナイス!」と言っています。
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大人にはどういう展開になるのかわかっちゃうけど、子供は喜びそう。追い出そうとしないワニくん、やさしい。でも、この体型、どう見てもワニじゃないよね?
が「ナイス!」と言っています。
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昆虫、古写本と幅広くなんでも知っているのに投資や金儲けには疎いフォーチュン氏。それなりの資産があるからとはいえ、自分の人生にとって必要なものと不要なものをはっきり分けてしまえる生き方には憧れる。1920~1936年に刊行された6つの短編集から選んでいるので、フォーチュン氏が独身主義だったり結婚してたりと作品ごとに状況が変わるのでちょっと混乱した。
timeturner
2025/01/15 11:07

このアンソロジー以降、翻訳刊行された短編集は『フォーチュン氏を呼べ』(論創社/2006)、『フォーチュン氏説明する』(ROM叢書/2024)のみで、長編『死者の靴』(東京創元社/2000)と幾つかの短編がアンソロジーや雑誌に収録されただけ。日本では売れないのかな。読み慣れてくるとけっこうクセになるのに。

が「ナイス!」と言っています。
timeturner
完結。なな子先生も少しずつしっかりしてきて、やっとレジデントに――というところで終わり。おまけの「10年後」に、えーっ!と驚いてから、でも、やっぱりそうだよね、と納得した。面白いシリーズだったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
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さすが寺地さん。15~45歳の30年を5年ずつ遡ることで、個性の異なる4人の男女の現在がどんな過去の結果なのかを見せてくれる。「正解か不正解かを決めるのは、選択したあとの自分の生きかただ」という主人公の言葉が響いた。
が「ナイス!」と言っています。
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ロボット警官のプロトタイプの生き残りモンジュは、ある条件がそろったとき、異常なほど徹底的に正義の執行にこだわるという欠陥のため田舎の駐在所にとばされた・・・。山岸巡査は普通なら即処分だよね。警察官が勤務中に制服姿でナンパってありえない。まあ、ロボット警官が出現する時代だからなんでもアリか。
が「ナイス!」と言っています。
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また入れ替わりの話かあ、と思ったのだけれど、ありきたりな展開じゃなかった。小4男子が女性教師の体と入れ替わってクラスメイトに授業をしなくてはならないというピンチをどう乗り越えるが巧く処理されていて楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
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前から思ってたけど、ここんちの冷蔵庫、小さいよね。あれだけの人数に朝昼晩食べさせるのにあの大きさでは無理だと思う。冬は常温保存できるだろうけど夏はなあ。
が「ナイス!」と言っています。
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大正15年から昭和35年の間に忘れがたいミステリ短編を発表しながら姿を消した12作家の代表作と、本人または関係者とのインタビューを並べて紹介する。独多甚九「網膜物語」、白井龍三「渦の記憶」、阿知波五郎「墓」など医師ならではの知識を駆使して書いた作品のリアルさにびっくり。羽志主水「監獄部屋」や渡辺温「可哀相な姉」も衝撃的な内容だった。当時の雑誌編集部がやたら原稿を紛失しているのには驚いた。それでも通ってしまうくらい作家の立場は弱かったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
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こちらも修学旅行。志摩くんは考えすぎてどつぼにはまるタイプだよね。女の子たちはみんな、みつみちゃんと仲良くなることで素直な自分を出せるようになったのに、男の子はプライドやらもろもろ邪魔してだめなのかな。
が「ナイス!」と言っています。
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『かえでがおか農場のいちねん』の作者であるプロベンセン夫妻が生前に出版社に持ち込んでいたダミーに手を入れて完成させた絵本で、巻末に娘さんによるマックスや農場の想い出が。マックスの顔つきや、背景画像のタッチが安定していないのは、他人が再現したからなのかな。それでもマックスは愛らしいけど。
が「ナイス!」と言っています。
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野菜や肉を切って、天板に詰めて。塩とオリーブ油をかけて、オーブンに入れて放っておくだけの料理。基本の作り方とバリエーション。とりもも肉、チキン、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、さつまいもで作ってみた。さつまいもが意外なおいしさ。
が「ナイス!」と言っています。
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出ました! 青春漫画シリーズのお約束、修学旅行。ふつうのとはかなり違うヴァージョンだけどね。「すーちゃん⇒健太⇒キヨちゃん⇒すーちゃん」のベクトルは決まりか。
が「ナイス!」と言っています。
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農場での1月から12月。動物たちの変化や四季折々の農場の仕事が詳しく描いてある。家畜のこと、農場の仕事、田舎での暮らしについて知らなかったことがたくさんあった。こういうところで育った人は私なんかとは自然とのつきあい方が細胞レベルで違うんだろうなあ。
が「ナイス!」と言っています。
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マクドナルド警部物の(たぶん)17作目。第二次世界大戦勃発の年に刊行されただけあって、共産主義、ファシズムの脅威やユダヤ人差別についての話題が多く、結末もかなりダーク。長らく絶版になっていたのもさもありなんと思った。面白くなかったわけじゃないんだけどね。
が「ナイス!」と言っています。
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そりゃあ、猫だからね、相手が極道だからって遠慮したり手加減したりしないよね。でも、苛めてくるような相手のそばには寄らないだろうから、親分、見切られちゃってるってことなんだろうね😅。
が「ナイス!」と言っています。
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面白かった。というより驚嘆した。村井さん、すごい。私の10倍くらいエネルギッシュに生きてる。普通だったら何もかも厭になっちゃいそうな状況でどうしてこんなに頑張れるんだろう。犬のハリー可愛い!
が「ナイス!」と言っています。
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おやおや、健太はキヨちゃんが好きで、すーちゃんは健太が好きなの? ちょっと複雑そうだけど、この3人なら揉めたりしないだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
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オーソドックスな古典怪奇談集と思いきや、タイムリープしちゃったり、身勝手な男女を一幕物の芝居のようにシニカルに描いたり、異次元SFホラーみたいなのもあったりして吃驚。クトゥルーぽいのもあった。
が「ナイス!」と言っています。
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ジミヘンもびっくりなハチャメチャ設定。こんなでどこまで続けられるのかなあと思ったけど、23巻まで出てるんだ?! びっくり。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ「出来損ないの女家長」の個性がとんでもなく強烈なせいか取り巻き連中の影はやや薄い気がしたけど、押しの強い掃除婦のタック夫人や無口な隣人ホスキンズにはおおいに笑わせてもらった。でも、あの罠はホームズの時代ならともかく1960年代には通用しないのでは?
が「ナイス!」と言っています。
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京ことば、覚えるの大変そう。アクセントが違うと偽物くさくてみっともないしね。それもあって合宿生活なのかな。イギリスで寄宿学校に入って英語を身につけるようなものかも。
が「ナイス!」と言っています。
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うひゃあ。面白い。表題作、愛らしい装幀にふさわしくめっちゃキュートなのに、途中から怖くて声が出ちゃったよ。「わずかす」に連作短編ぽい3作とも、おふざけや実験なんかじゃなく日本の未来図を描いてるみたい。
が「ナイス!」と言っています。
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ヤマザキマリさんと妹マヤさんが子供だった頃の話。ご近所の人たちの話もあるので、けっこう脚色してある感じ。隣のお姉さんは完全にフィクションだろうな。最後のおまけ漫画に出てくる川崎ゆうこちゃんとの遊びが聞きしに勝る恐ろしさで大笑いした。これは実話だろう。
が「ナイス!」と言っています。
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「あずきばっと」も初めて聞いた。青森の食生活って謎に満ちてるなあ。いちごのクリームソーダ、目うろこ! それにしても「春のをどり」がこんなに大変なイベントだったとは!
が「ナイス!」と言っています。
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ゆきむしが飛ぶと雪がふる。雪がすべてを白く覆い隠すと、子供たちは遊びまわり、大人は雪かきにいそしみ、動物たちは冬眠したり餌を探したりする。でも、木の根元の雪がとけて丸いわっかができると春はもうすぐだ。ごく当たり前の雪国の冬なのに、あべ弘武士さんの躍動感のある絵で見せられるとわくわくしてくる。木の根元にわっかができてる場面の絵なんて神々しくさえ見える。
が「ナイス!」と言っています。
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アニメ化のエピソード、もっと揉めるだろうと思ってたら、意外に小雨程度ですんじゃったなと安心していたら……。中田くん、父親の死をうまく消化できるといいけどな。でも、それより心配なのはあゆちゃんとのことなんだけどね。スクリーントーンの達人の話は面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
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これはぜったい作者がおもちを焼いているときに思いついたんだろうな。どの段階も見覚えがあって、そうそう、こんなふうになるなると納得しながら読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
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えっ、干し餅ってそのまま食べられるの?! 古いお餅を干しておいて、揚げてかきもちみたいにして食べるものだと思ってた。青森の干し餅は食べたことないなあ。スポーツ少女の仕込みさんが来て新鮮味が出たな。
が「ナイス!」と言っています。
timeturner
原書(『Crictor』)で読んだときも思ったけど、実に愛らしくて賢いヘビさん。ちょっとした事件はあるものの、なんとものどかで平和な話でほっとする。こんな一年になるといいなあ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/17(5208日経過)
記録初日
2005/04/11(7254日経過)
読んだ本
14965冊(1日平均2.06冊)
読んだページ
2266270ページ(1日平均312ページ)
感想・レビュー
14674件(投稿率98.1%)
本棚
40棚
自己紹介

面白そうな本は無節操になんでも読んでみます。文字制限内で書ききれないことはブログに書いています。http://timeturner.exblog.jp/

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