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2024年3月の読書メーターまとめ

ガラスの文鎮(文鎮城)
読んだ本
11
読んだページ
3524ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1678ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 雪うさぎ

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 雪うさぎ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ガラスの文鎮(文鎮城)
ベトナムでの結婚式シーンから始まる。どう考えてもニャン君と都の結婚式に思える。仕掛けが素晴らしい。与野都(32歳)は牛久大仏が見える地域でアウトレットの服屋の契約社員をしている。母親が更年期障害の酷いやつにかかって父母に帰郷を要請された。アウトレットの社員と言えど気が抜けない。店長や本社のMD(管理業務をする人)やアルバイトの間に立って中々苦しい立場の様だ。都はそのアウトレットで貫一に出会う。金色夜叉のお宮貫一に擬えられる。貫一は苦労人にして何となくほのぼのとした人格だが学歴が中卒と言うハンデを負う。→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/24 21:38

貫一は寿司屋の父親を持つが父親が大酒飲みのせいで中卒で寿司屋の修行に出された。読書が趣味で都に自転しながら公転するなんて事を入れ知恵した。読書好き人間には好ましいやつだが都はあまり読書好きでなく服が大好き。ハウスマヌカンと言う言葉は久しぶりに聞いた。そんな2人にベトナム人で筑波大学に留学しているニャン君が絡んで面白い物語が展開する。作者は本書出版のすぐ後に亡くなった。残念な事だ。『プラナリア』しか読んで無いが他の本も読んでみたいと思わせる秀作。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ガラスの文鎮(文鎮城)

春近し。綾辻行人「Another」分厚いのにサクサク読めた。エリザベス・ストラウト「ああ、ウイリアム」この人は外れない。町田康「ギケイキ3」めさおもろいやんけ。今月もよろしくお願いします🙇2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3596ページ ナイス数:1637ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→https://bookmeter.com/users/815148/summary/monthly/2024/2 写真は名古屋の揚輝荘の中の和室の灯りです。

春近し。綾辻行人「Another」分厚いのにサクサク読めた。エリザベス・ストラウト「ああ、ウイリアム」この人は外れない。町田康「ギケイキ3」めさおもろいやんけ。今月もよろしくお願いします🙇2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3596ページ ナイス数:1637ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→https://bookmeter.com/users/815148/summary/monthly/2024/2 写真は名古屋の揚輝荘の中の和室の灯りです。
ポロン
2024/03/04 04:45

私自身が運転していたのではないので😅わかりません。体感的には三菱のディアマンテ頃から皆んな同じに感じているボケポロンです🤭

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
11

ガラスの文鎮(文鎮城)
日本近代恋愛小説24冊を読んで有名漫画家の作者が思った事を書くと言う企画。物語作家としての視点と女性としての視点により腑分けされるので平凡な男の私には二重の意味で意外な解釈があり面白かった。一方でほぼ同年と言う共通点もあり昭和的男女のあり様は似た認識だ。『斜陽』で覚えていたのが「お母様が立っておしっこをする場面」で編集者O嬢と共通認識だったと言うのに笑う。蛇でしょ蛇と言いたい。『太陽の季節』では人間は4つのタイプに分けられる、と聞いたと言い石原慎太郎は4番目の軍人タイプ、すなわち他人をコテンパンに→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/29 23:10

やっつけたいタイプですと。まさにその通り。はた迷惑なおっさんだった。庄司薫『赤ずきんちゃん気を付けて』が取り上げられていたので本書を読んだ様なものだ。田舎住まいの中学生の作者が本書を読んで東京山の手の坊っちゃん嬢ちゃんの生活に猛烈に憧れた、は私も同じ。かつ本書が基準で他の本を読むと言うのも同じ。例えば『ノルウエイの森』は『風立ちぬ』と『赤ずきんちゃん気を付けて』に似ていると。風立ちぬとの共通点は女主人公が病気である点。赤ずきんちゃんについては「薫クンと由美ちゃんのやり取りとワタナベとくんとミドリの→

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/29 23:23

やり取りに共通の雰囲気を感じたからだ」と。それにしても『ノルウエイの森』には性描写が多い、とは多分誰もが思う所だろう。『雪国』の出だしで葉子がまず現れるのは職業的漫画家にとってあり得ないと言う。葉子は主人公ではない。作者は駒子が一方的に島村に惚れて通うがかわされる、と言うが以前女性の読友さんと島村と駒子は関係があったかどうかについて議論した事があった。彼女は「有ったに決まってるでしょう。島村の人さし指が女を記憶していると書いてあったでしょ」と言った。女性恐るべし。柴門さん、ちょっと間違いましたね(笑)

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ガラスの文鎮(文鎮城)
ヤヨイ、タカユキ、ユリコ、カツオ、マスコの5人の小学校同級生達の人生の話。1954年生まれ。つまり作者の同級生の話。ヤヨイが一番作者に近いか。短大卒業後ずっとアパレルに勤めて独身のまま退職する。短大生の頃母親がパート先の男と駆け落ちしたと言う点は作者が20歳の頃父母が離婚した、と言うのに重なる。父親が出ていったのだが。この父親が出ていくと言う状況は隣家の同級生タカユキに当てはまる。芸術家肌の点もタカユキに似ている。ユリコは絵に書いた様なお嬢様で美人なのだが自分が何をしたいのか分からないまま結婚→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/27 23:18

した後に自分探しが始まる。カツオは学級に必ず1人はいるふざける少年。父親が大工の棟梁なので中卒で大工になると勉強しない。マスコは体が大きくて小学生にしておっかさんタイプ。それぞれの小学生が中学、高校、さらに上の学校、或いは修行を通して大人になって行く所謂成長譚と言って良い。結婚にも色々あるんだと思った。同級生達が還暦を過ぎて集まる。あのお嬢様然としたユリコが呼びかけた。楽しそうな同窓会。毎月やる、ついに一泊でやる、とどんどん楽しそうになる。老後の楽しみとは友人に有りですね。

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/27 23:21

表紙の絵が良い。小学生の頃の写真と還暦過ぎの写真がモチーフ。人間って基本的にガキのまま大きくなるんだ!

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ガラスの文鎮(文鎮城)
ベトナムでの結婚式シーンから始まる。どう考えてもニャン君と都の結婚式に思える。仕掛けが素晴らしい。与野都(32歳)は牛久大仏が見える地域でアウトレットの服屋の契約社員をしている。母親が更年期障害の酷いやつにかかって父母に帰郷を要請された。アウトレットの社員と言えど気が抜けない。店長や本社のMD(管理業務をする人)やアルバイトの間に立って中々苦しい立場の様だ。都はそのアウトレットで貫一に出会う。金色夜叉のお宮貫一に擬えられる。貫一は苦労人にして何となくほのぼのとした人格だが学歴が中卒と言うハンデを負う。→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/24 21:38

貫一は寿司屋の父親を持つが父親が大酒飲みのせいで中卒で寿司屋の修行に出された。読書が趣味で都に自転しながら公転するなんて事を入れ知恵した。読書好き人間には好ましいやつだが都はあまり読書好きでなく服が大好き。ハウスマヌカンと言う言葉は久しぶりに聞いた。そんな2人にベトナム人で筑波大学に留学しているニャン君が絡んで面白い物語が展開する。作者は本書出版のすぐ後に亡くなった。残念な事だ。『プラナリア』しか読んで無いが他の本も読んでみたいと思わせる秀作。

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ガラスの文鎮(文鎮城)
特殊特許とはなんぞや。なんだ作者の造語か。作者は弁理士かつ会計士にしてサイエンスライターを名乗っているがはっきり言ってあまり面白く無かった。製造業で知財関連の仕事をした経験はあるようだが自ら特許を考案した感じが無い。従って記述が表面的で特に参考になるものは無かった。ただし大阪駅前の大観覧車が特許になっているとかニッスイの冷凍枝豆の特許係争とか色んな分野の特許が分かって面白い。サトウの切り餅の横に切れ込みをいれる特許が越後製菓の特許とバッテイングして新潟戦争になったとか。グーグルとかアップルの脱税に近い→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/21 22:45

節税方法が書いてあった。ダブルアイリッシュ、ダッチサンドイッチ方と言う名前まである確立した方法。カリフォルニアでの開発費の多くを税の安いアイルランド法人に付け替えてその法人が開発した事にしてアイルランドの第二の法人にライセンスし、そこから世界中にライセンスすると言う知財を使った節税法。さらにその間にオランダ法人を噛ませるとさらに節税出来るとの事。脱税に見えるけど現状の法律では合法らしい。タックスヘイブンを合法とする現法律がおかしいのだが。これにより米国IT企業は殆ど無税。トランプも゙税を払っていない。

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ガラスの文鎮(文鎮城)
村上春樹はむずかしい、と言う題名に惹かれた。そのとーりだと思って来た。加藤典洋がそこのところを解説すると言うので期待した。処女作『風の歌を聴け』は1979年の芥川賞候補になりながら落選した。1980年『1973年のピンボール』も候補で落選。作者は村上作品が近代文学の否定性に対して肯定性を肯定する新しい文学でそこの所が当時の芥川賞選者に訴求しなかったと言う。初期の反対論者に大江健三郎、柄内行人、蓮實重彦らが挙げられる。ちなみに1980年は村上龍『限りなく透明に近いブルー』が受賞。セックスと暴力とロック→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/20 20:49

と言う分かり易い題材を巧みな文体で描いた。ただしその後の村上龍の伸び悩みは彼が見たままの現実を描く点にあると言う。村上春樹は現実を一旦受け止めて咀嚼して形を変えて読者に提示する。従って極めて抽象的かつ暗喩的になり読むと面白いんだが作者は一体何が言いたいのか、が分からないと言う村上春樹作品となって出現する。作者は1981年の『パン屋襲撃事件』(未読)を取り上げて村上春樹はポストモダン時代の到来を生きた最初のアジア人作家だと言う。ポストモダンと言う言葉自体が雰囲気で使われている気がするがポストモダンで→

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/20 21:05

思い出すのはポール・オースターで確かに何やら自我とはなにか分からなくなって来る感じの小説と言う認識だ。なにせ文学史に弱いので。さて1985年『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』で初期の村上春樹は終わり1987年『ノルウェイの森』で彼は普通の文体で普通の恋愛小説を初めて書く。これがバカ売れして日本を逃げ出し米国に在住する。この間に日本を改めて外から見て生まれたのが『ねじまき鳥クロニクル』だと。妻の失踪と言う「小さな題材」から入って「大きな題材」ノモンハン事件に至ると言う転換期の作品だと言う。

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ガラスの文鎮(文鎮城)
作者26歳の時の作品。江藤良香26歳会社員が女子トイレの中で泣いている場面から始まる。イチとか二とか言っている。二股かけて振られたか。結果としてそういう事になるのかも知れないが深い訳がありそうだ。音姫てそう言う装置であったか。中学2年の同級生の一宮君を視野見(造語)する良香。ろくに喋ってないのに惚れてしまった。所謂「恋に落ちる」です。思春期にワタクシもそう言う経験がある。これがねえ、後を引くんです。良香のイチもそう言うやつ。26歳に成るまで引きずっている。じゃあ二はどういう奴か。それは読んでの→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/17 20:03

お楽しみと言うことで。綿矢りさは『蹴りたい背中』『インストール』と10代の話題作を読んで以来だったけど本作で女性心理をうまく書いている。思春期の自分の失敗もこの女ゴコロが全然分かって無かった事によるものである事に気づいた。1言言えば良かったのだった。あー、あの時に帰りたい。っておっさんが今更何を言うてなもんです(笑)

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ガラスの文鎮(文鎮城)
6回の対談集だが1年に1回思いついた様にする爺放談の様なもの。第一回目が北71歳、阿川78歳の時。この時既に北杜夫は腰が痛い、歯が悪くて食事が美味くないなどと愚痴る。ユンケル黄帝液を飲んでやっと対談に望んだだと。題名が「貴重なる最後の対談」、場所が銀座「久兵衛」。そこって確か某首相が某国大統領を招いた所ではなかったか。彼らは昔夫婦かつ北の母親とクイーンエリザベスⅡ世号で横浜からハワイ迄船旅をしたと。羨ましい。ところが北の御母堂はメシが不味いと不満タラタラ。阿川がこの船は英国の船だからメシは期待しない→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/16 21:02

でくださいと言ってあったのにも拘らず。この猛母の事は『楡家の人びと』でも書いてあった。北杜夫が売れたきっかけの『ドクトルマンボウ航海記』は3社から書かないかと言って来たが中央公論社の宮脇俊三編集者により出版された。そういう縁であったか。阿川弘之は海軍に居た事を強調するが実は中国で暗号解読をしていて船に乗っていなかったと言うのも初めて知った。船に乗っていたらおそらく生きてはいなかっただろうが本人は陸の海軍がコンプレックスの様で船旅を何度も繰り返す様だ。北杜夫に『茂吉シリーズ』があるらしい。読みたいものだ。

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/16 21:07

ちなみに北杜夫は84歳没。阿川弘之に至っては94歳没。この頃はまだ若かったって事。阿川弘之も晩年は船旅で一緒になった御婦人方から「あら阿川佐和子さんのお父様ですの、」と言われたと腐っていた(笑)

が「ナイス!」と言っています。
ガラスの文鎮(文鎮城)
素数とバレーボールがどう結びつくのか。岸高バレーボール部は6人で素数ではない。そのメンバーが41歳(素数)になった時に思いがけないメッセージが飛び込んだ事、くらいか。ガンプ君を除くと5人で素数だけど。ガンプ君は背が高くて引っ込み思案だけど頭は良い、ただ運動は?と言う人物。18歳の頃色んな夢を語った6人のバレーボール部員の夫々の41歳での生活が描かれる。語り部の北浜は気象予報士になり広島に単身赴任している。繊細君でパワハラ上司に悩む。キャプテンだった広瀬は生命保険会社で出世頭だったのに不倫のせいで→
ポロン
2024/03/15 05:39

登場人物のキャラが思い浮かべられます🤭✨ 変わったタイトルですよね🤔

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/15 19:36

ポロンさん、そうですね。素数と言うから素数中心の物語かと思いましたが案外脇役でした😭

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ガラスの文鎮(文鎮城)
副題がシリコンバレー全史である。共和党のフーバー大統領が大恐々に手が打てずルーズベルトに負けて西海岸のスタンフォード大学(以下S大)にフーバー研究所長としてやって来た所から始まる。西海岸にはロッキード、ボーイング等軍需産業がある。WW2で政府予算が注ぎ込まれた。S大はまず軍需産業と結託する事により地位を確立した大学だった。後にヒューレットとパッカードがシリコンバレーの第一世代として活躍するが彼らはS大学の卒業生。インテルを立ち上げたノイスとムーアは別の大学の卒業だがインテルに人材を送ったのはS大。→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/12 20:45

ウィンドウズもマッキントッシュのパクリである事はよく知られている。マッキントッシュのGUIやマウスはゼロックス研究所の発明品である事は有名だ。良いものはパクると言うのが成功の秘訣。そのマッキントッシュが全然売れずジョブスは解雇される。10年後戻って来てiMac,iPod,iPad,iPhoneと続けざまにヒットさせる。離れた10年の間にUNIX系のOSを学びiOSに採用したと。その後グーグル、アマゾン、フェイスブックとこの地をベースに世界に羽ばたく企業が続出する。S大出身はグーグルだけだが。

ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/12 20:57

作者はワシントン大学の歴史学教授。女性なのでシリコンバレーで成功したのは白人男性ばかりである事を喝破する。白人男性の大学やベンチャー資本とのコネが成功の大きな要因であろう事は確かだ。若者だった創業者達は政治とは一線を引いていたが政府の金は大きいので次第に政治的になる。フェイスブックはリーマンショック時にロシアのオルガルヒかの出資を得9%の株を渡したと。作者は最後に前回トランプが大統領になった時SNSが大きな役割を果たし、プーチンの差し金も有ったと匂わすが9%も株を渡したザッカーバーグの罪は重い。

が「ナイス!」と言っています。
ガラスの文鎮(文鎮城)
最初にこの本を手に取った人は大変幸せものなので買うように、と言うアピール(懇願)がある。読んだ人が少ないので成る程売れてないんだと納得する。御茶ノ水大の哲学教授と言えば大変頭のよい人を想像するが本当かどうか分からない。哲学のセンセなので論理に強いと見せかけて何やら無理やりの論理展開をする。時々成る程と思う時もある。(「私の脚、太い?」と女性に聞かれた場合にはどういう答え方をしても男はいたぶられる)と言う論考である。実に論理的である。知りたい人は読んでみるが良い。妻が大変強力だと言うセンセの訴えは→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/03 22:12

他の本でも読んだ事がある。今回は妻に加えて娘と母親まで出てきてセンセをいたぶる。女は強い。(今どきこう言う事を書く事自体がセクハラであると言われる)。助手諸君にも尊敬されていないと言う。尊敬されたいらしい。柴門ふみとケータイで話が出来る僕って凄いでしょう。柴門ふみ母親僕の教え子だもんネ、と自慢する。センセ、柴門ふみの本の方が随分沢山売れているようですが❗

が「ナイス!」と言っています。
ガラスの文鎮(文鎮城)
イタリアンチェーン店フェスティビタ池尻大橋店の従業員達の話。私事真野はコロナの首切りに会ってバイトとして勤める28歳女子。普通な女子と言う立場。同僚のルイコさんとマナツさんはマナルイコンビでイケイケタイプ。年齢不詳。店長が他の店の店長を兼ねているせいでこの店はマナルイの思うがまま。閉店後店でドンチャン騒ぎをする。その様子が面白いのだがそこまで店の酒や食材を使ってバレないのかと思わないでもない。若者言葉が沢山出てくるのでおじさんは成る程昨今の若者事情はこの様なものであるのか、と思ったりする。しかし→
ガラスの文鎮(文鎮城)
2024/03/02 21:23

金原ひとみとてデビューから二十年以上経っている筈。若者の範疇には入らないのではないかとツッコミを入れたくなる。陰キャ、陽キャ、豆腐メンタルなぞ最近の言葉であるのかな。YouTube、TikTok、ツイッターなどのSNSを使って若者達が如何に発信しそれを真に受ける者達、いわゆるフォロワー達の生態も使って小説を構成する。マナルイは魔女か?

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/12(2330日経過)
記録初日
2017/12/12(2330日経過)
読んだ本
1205冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
365000ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
1197件(投稿率99.3%)
本棚
9棚
性別
職業
技術系
自己紹介

ガラスの文鎮というニックネームですが文房具フェチな所があってそういう意味の文鎮です。文鎮と呼んでください。嫌いな作家は百田尚樹なのでそのレビューだけはナイスをパスします。悪しからずご了承ください。
(好きな作家、敬称略、順不同)
岸本佐知子、絲山秋子、津村記久子、宮本輝、平安寿子、奥田英朗、原田マハ、山田宗樹、山田太一、椎名誠、群ようこ、宮部みゆき、篠田節子、角田光代、白石一文、小川洋子、橋本治、真保裕一、姫野カオルコ、向田邦子、本多孝好、笹本稜平、幸田文、高野悦子、高野文子、高村薫、森絵都、湊かなえ、貫井徳郎、宮脇俊三、関川夏央、佐藤多佳子、ドウス昌代、真山仁、楡周平、池澤夏樹、村上春樹、恩田陸、東野圭吾、永島慎二、庄司薫、佐々木譲、柴田翔、寺田寅彦、中山七里、川上弘美、江國香織、西加奈子、桜木紫乃、竹内薫、瀬尾まいこ、川上未映子、安部公房、北杜夫、遠藤周作、開高健、塩野七生、多和田葉子、朝永振一郎、、稲垣みえ子、太宰治、楊逸、川端康成、夏目漱石、堤未果、斎藤美奈子、矢作俊作、大江健三郎、伊藤比呂美、佐野洋子、小山田浩子、町田康、小池真理子、橋本治、瀬戸内寂聴、ジョングリシャム、パトリシアコーンウエル、フィリパピアス、マイケルクライトン、ロビンクック、トムクランシー、エミリーブロンテ、イアンマキューアン、リチャードファインマン、フィリップマーロウ、アンソニー・ドーア、ベルンハルト・シュリンク、フランスワーズ・サガン、ジェフリー・ディーヴァー、リサ・ランドール、ケイト・モートン、ヴァージニア・ウルフ、ギュスターヴ・フローベル、エミール・ゾラ、ユン・チュアン、ル・クレジオ、パウロ・コエーリョ、トーマス・マン、ガルシア・マルケス、エリザベス・ストラウト、劉慈欣、サイモン・シン、スタンダール、マリオ・ガルパス=リョサ

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