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2024年5月の読書メーターまとめ

二木康全
読んだ本
11
読んだページ
3003ページ
感想・レビュー
8
ナイス
16ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

二木康全
最高にいい女と結ばれたかと思いきや大事なアレを無くしてしまった男の話、情事を終えた直後に身を清めないままお経を唱えていたら神様に退かれてしまった坊主の話、暦に書かれた通り「大をしたらあかん日」を過ごしていたが遂に我慢できなくなり漏らしてしまった新妻の話などなど。これらは鎌倉時代に書かれた話ですが、現代の私たちが読んでも思わず笑ってしまう話です。いつの時代も下世話な話がウケるということなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

二木康全
仏教説話集と聞くと、お堅い話を想像される方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際に読んでみますと、エログロ話も含まれており、意外な印象を受けました。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
毛虫が好きな不思議ちゃんの姫君の話を授業で習った方もいらっしゃるのではないでしょうか。この「虫好きのお姫様」をはじめとする10の短編が本書には収められていますが、それぞれの短編の内容が、くすっと笑わされるもの、大声で笑ってしまうものなど多様です。この豊かな笑いを本書で味わってみませんか。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
以前に紹介を致しました橋本治『桃尻語訳 枕草子』が出版されてから既に40年弱が経ちましたが、その間に訳語がどう変化したのかを読み比べるのが楽しかったです。例えば、橋本治訳では「春って曙よ!」となっていたのが、酒井順子訳では「春は、夜明けが好き。」となっていました。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
最高にいい女と結ばれたかと思いきや大事なアレを無くしてしまった男の話、情事を終えた直後に身を清めないままお経を唱えていたら神様に退かれてしまった坊主の話、暦に書かれた通り「大をしたらあかん日」を過ごしていたが遂に我慢できなくなり漏らしてしまった新妻の話などなど。これらは鎌倉時代に書かれた話ですが、現代の私たちが読んでも思わず笑ってしまう話です。いつの時代も下世話な話がウケるということなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
奈良時代から現代に至るまで詠み続けられてきた和歌。平安時代を舞台にした大河ドラマ「光る君へ」にも、時おり和歌が登場します。では、どうして和歌は生き続けたのか。それは和歌に込められた祈りの心に関係すると著者は言います。すなわち、季節の到来を願い、異性を恋い求め、人生を幸せに生きたいと願い、そうした願いや想いが強くなって祈りに似てきたものが詠まれているのが和歌であり、祈りには時代を超える力がある、それゆえに和歌は生き続けたのだそうです。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
地元の音楽祭で美女と野獣のテーマを聴いた後、家に帰って読み返しました。音楽を聴く、本を読む、映画を見るなど様々な味わい方ができるのも名作の魅力だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
人間以外の視点から人間の生活はどう映るのか。動植物や谷地の魔神などのカムイ(神)が主人公となって自らの体験を語るカムイユーカラ(神謡)を読むと考えさせられます。
が「ナイス!」と言っています。
二木康全
「いつか来た道」へ戻そうとする動きが今も執拗に続いています。そのような道に迷い込んでしまわないためにも、原点を見つめてみませんか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/31(2371日経過)
記録初日
2018/01/01(2370日経過)
読んだ本
851冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
246019ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
83件(投稿率9.8%)
本棚
0棚
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