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2024年10月の読書メーターまとめ

みやび
読んだ本
2
読んだページ
867ページ
感想・レビュー
2
ナイス
85ナイス

2024年10月に読んだ本
2

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 海月

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みやび
織田信長ファンとしては、謀反人の荒木村重が主役ということで楽しめるか心配だったけど、物語の構成が良く、その辺は気にならずに読むことができた。四章からなる連作短編で、その章ごとに事件が起き終章で全てが繋がってゆく歴史ミステリー。最初は何故か読み辛く頭に入って来なかったけれど、籠城する村重が次第に孤立していく様と、ラストの史実と絡めた壮大な謎解き、そして物悲しさに引き込まれ、最後は読んで良かったと思えた。土牢に幽閉された黒田勘平の安楽椅子探偵ぶりに異様な存在感があり、村重との対話が引き立っていた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

みやび
思いのほか読むのに時間がかかってしまった。だからといって決して面白くない訳ではない。ゲーテが生きていた時代のイタリアの情景、気候、風土。建築物や文化芸術美術、果てはその土地の地質まで、実に詳細に描写されていて、まるでその時代のイタリアをゲーテと共に歩みながら解説してもらっているような気分になれた。まさに紀行文。堅苦しいイメージのゲーテが生き生きとしている。鉱石に興奮してポケットいっぱい詰め込むゲーテを想像するだけで楽しい。続編もあるが、一旦間をおいた後、ゲーテとイタリアの旅を再開させようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
みやび
織田信長ファンとしては、謀反人の荒木村重が主役ということで楽しめるか心配だったけど、物語の構成が良く、その辺は気にならずに読むことができた。四章からなる連作短編で、その章ごとに事件が起き終章で全てが繋がってゆく歴史ミステリー。最初は何故か読み辛く頭に入って来なかったけれど、籠城する村重が次第に孤立していく様と、ラストの史実と絡めた壮大な謎解き、そして物悲しさに引き込まれ、最後は読んで良かったと思えた。土牢に幽閉された黒田勘平の安楽椅子探偵ぶりに異様な存在感があり、村重との対話が引き立っていた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/03(2516日経過)
記録初日
2017/01/05(2879日経過)
読んだ本
324冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
107240ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
270件(投稿率83.3%)
本棚
12棚
性別
現住所
京都府
自己紹介

読書ノートに書いている小説以外の本や積読本などの整理と記録のために、今年から始めることにしました。去年2017年の分も折角だから登録してみたり…(^^)

本屋さんに頻繁に立ち寄っては何冊か買ってしまうので、家は本だらけになってます。
好きなジャンルは、主にミステリーや歴史・時代もの・日本文学などですが、面白そうと思ったものはなんでも読みます。
もっともっといろんなジャンルの本を知りたい、出会いたいと思っています。
よろしくお願いします。

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