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2025年1月の読書メーターまとめ

よもぎ
読んだ本
6
読んだページ
1336ページ
感想・レビュー
6
ナイス
113ナイス

2025年1月に読んだ本
6

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よもぎ
ネタバレ書の魅力を言語化することの難しさと素晴らしさをこの小説で知った。奔放な書家と実直なホテルマンの交流、それに書の魅力が詰まっている。書をじっくり鑑賞する機会もないのだけれど、迸る悲しみやら嘆きを感じ取れるだろうか。元ヤクザが自分でも気づかない才能によって更生する話、というとだいぶ印象が変わるのだが、感情の言語化とか才能の表出に加え、ひととの温かい交流があったからこそ遠田さんの今があるんだなと思うとしみじみ。遠田さんにとってチカは同世代の気の置けない初めての友人だったのだろうと思うと、……尊いですね。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
6

よもぎ
ネタバレフジ会見で大注目の石戸さんの著書。ここ数年の社会の底が抜けてしまった感覚、これは何なのだとずっともやもやしている。通底する「幼稚な極論がはびこる日本」の感覚がとても腑に落ちた。取り上げられている人々の章単独でも読み応えあるし、来し方行く末を見定めようとする視線がとても冷徹で良かった。2021年衆院選解散総選挙の東京8区の研究、両陣営の動き方ややってはいけないことがまとまっていて、出馬の予定がある人にはとても参考になる。プロローグ、エピローグがともに秀逸でした。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレ書の魅力を言語化することの難しさと素晴らしさをこの小説で知った。奔放な書家と実直なホテルマンの交流、それに書の魅力が詰まっている。書をじっくり鑑賞する機会もないのだけれど、迸る悲しみやら嘆きを感じ取れるだろうか。元ヤクザが自分でも気づかない才能によって更生する話、というとだいぶ印象が変わるのだが、感情の言語化とか才能の表出に加え、ひととの温かい交流があったからこそ遠田さんの今があるんだなと思うとしみじみ。遠田さんにとってチカは同世代の気の置けない初めての友人だったのだろうと思うと、……尊いですね。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレ都大路とつながる「3月の局騒ぎ」、女子寮物語、先達に導かれるお話、清少納言の現代エッセイは読みたいです!にょご、の言い方がかわいくて大好き。「6月のぶりぶりぎっちょう」まずぶりぶりぎっちょうとは??というところから入り、本能寺の変の謎解きへ。疑問に取り憑かれた織田信長の凝り固まった心を溶かすのは果たして…。本能寺の変の謎解きはともかく、織田信長には織田信長の孤独や悩みがあるのね、という不思議な感慨。満喫しました。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレドラマの役者さん当て書きのサービス精神旺盛な前日譚7編。ハリソンがより変態だった。後藤さんのエセ関西弁の秘密、麗子さんの美しさの秘密。実社会でうまくいかないところにハリソンがスッと入り込んでくる恐ろしさよ⋯。ピエール瀧さんと新庄さんとの対談が楽しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
穂村さんのエッセイは肩の力が抜けてリラックスできる感じが好き。猫はかわいいので、「かわいい」しか言えなくなるのはしょうがない。名前の「ひるねちゃん」もかわいい。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレ現実と思しき世界と「列」に並ぶ並行世界。どちらも現実なのだろう。無意味に思える列に並び続けること自体に意味がある。列から外れることは恐怖だが、外れることで得られる望外の歓びたるや。果たしてそれは歓びなのか、欺瞞ではないのか。並行世界は交わり、意外に前向きに“楽しくあれ”と自ら発信出来る。なんなんだ。猿の研究、興味深かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/28(5197日経過)
記録初日
2007/04/21(6514日経過)
読んだ本
808冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
249099ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
700件(投稿率86.6%)
本棚
0棚
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