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2024年5月の読書メーターまとめ

よもぎ
読んだ本
6
読んだページ
1599ページ
感想・レビュー
6
ナイス
74ナイス

2024年5月に読んだ本
6

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よもぎ
ネタバレうわー、これはもう一周したくなるやつー!でも心情的にはしたくないやつー!うーん、ミステリを共感ベースで読んじゃあかんわな。探偵役翔太郎が何者なのかが気になる。緻密に証拠を積み上げるシーンは派手さはないものの、妙な説得力。語り手柊二くんの逡巡がわからなくもないが、結局自分が一番なんだよなー。いやいや、好きな人と溺死の選択肢って何それ辛い……って思ってたのに。大逆転だよ。人はどこまでも残酷になれるんだ。自分の空間把握能力がダメダメなので、岩と巻上げ機の位置関係が最後までしっかり掴めず…。装丁が素敵でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
6

よもぎ
ネタバレうわー、これはもう一周したくなるやつー!でも心情的にはしたくないやつー!うーん、ミステリを共感ベースで読んじゃあかんわな。探偵役翔太郎が何者なのかが気になる。緻密に証拠を積み上げるシーンは派手さはないものの、妙な説得力。語り手柊二くんの逡巡がわからなくもないが、結局自分が一番なんだよなー。いやいや、好きな人と溺死の選択肢って何それ辛い……って思ってたのに。大逆転だよ。人はどこまでも残酷になれるんだ。自分の空間把握能力がダメダメなので、岩と巻上げ機の位置関係が最後までしっかり掴めず…。装丁が素敵でした。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
金原ひとみの青春小説!中学1年生から高校1年生までの日々。世界の複雑さに抗おうとしたり飲み込もうとしたり。真っ直ぐに目の前の友達を大切にする玲奈が、主人公として最高。本当に友達になったような没入感で、彼女と彼女の世界を大好きになった。留学生イーイー、母ユリ、子どもを守ろうとしていてかっこよかった。自分でも持て余してしまう感情の複雑さとか止まらない食欲とか、中学生って自分の変化にずっともやもやしてたわそういえば。こうやって玲奈は幸せになっていくんだな、という物語への信頼感で読後感がめちゃくちゃ良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレ久しぶりのビストロパ・マル。コロナ禍でさえお料理はどれも本当に美味しそう。中学生がそれぞれに大人からきちんと1人の人として対応してもらった記憶は、とても大事なものになると思う。タジン鍋、フリカッセ、スフレはマイクロアグレッションを意識したお話かな。ヒヤヒヤするけど、これが日常なのよねえ。ベラベッカのお話も含め全体的にほろ苦い。パ・マルのスタッフが何やかんや仲良く働けていてほっとしました。やっぱり行ってみたいなーパ・マル。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
味覚の多様性はすなわち文化や生活の多様性なのだな。ヤマザキさんの物の見方がフレキシブルでとても良かったし、コロナ禍の記録にもなっている。世界には知らない食べ物がたくさんあって、世界は広いことを知る。旅に行きたい気持ちに拍車がかかる一冊。
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
ネタバレ何事か起こった世界で、現在と過去の回想が混ざりあいながら語られる。ディストピアで辛いが、主人公の知性や語りの妙で没入。思索や思考は奪えないけれども、身を守るために適応していくしかない苦しみ。名前を奪われ〈司令官〉の所有格(オブフレッドとかオブグレンとか)で呼ばれることの屈辱よ。語り手の彼女が逃げ遂せたことを切に願う。最後の「歴史的背景に……」でギレアデ政権の解説が行われ、仕組みの巧妙さとおぞましさにぞっとした。この物語が1985年に出版されたことにとても驚く。世界のフェミニズムから日本は3,40年遅れて
が「ナイス!」と言っています。
よもぎ
眠れず思考がどん底に行きそうだったので、青空文庫で読む。オリジナルより北村想の戯曲が先に読んだのだったかな。よりシンプルでかわいらしいお話にほっとした。この2人の兄妹は賢治さんとトシさんでしょうか。狐は人を化かすもの、という先入観を取り払い、狐の善性を信じられるのが童話の素晴らしいところだな。堅雪かんこ染み雪しんこ、キックキックキックトントントン、単純そうでなかなか思いつかないオノマトペだと思う。やっぱり独特のセンスだわ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/28(4959日経過)
記録初日
2007/04/21(6276日経過)
読んだ本
772冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
238658ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
664件(投稿率86.0%)
本棚
0棚
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