読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

3/283/314/34/64/94/124/15195095195137195179195221195263195305195347ページ数721722723724725726冊数読書ページ数読書冊数
安達 茉莉子,荒川 洋治,石山 蓮華,頭木 弘樹,金原 瑞人,国崎 和也,古賀 及子,全 卓樹,武田 砂鉄,乗代 雄介,服部 文祥,pha,僕のマリ,宮崎 智之(1)阿部幸大(1)児玉雨子,ゆっきゅん,太田ステファニー歓人,佐々木チワワ,ひらりさ(1)周司 あきら,高井ゆと里(1)山内 尚,清水 えす子(1)山内 尚(1)小沼 理(1)九段 理江(1)岡 真理(1)朱 喜哲(1)10%安達 茉莉子,荒川 …10%阿部幸大10%児玉雨子,ゆっきゅん…10%周司 あきら,高井ゆ…10%山内 尚,清水 えす…10%山内 尚10%小沼 理10%九段 理江10%岡 真理10%朱 喜哲著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

K(日和)
新着
同じ国、同じ家、同じ生活の中で過ごしていても、半分同じ遺伝子を持っていても、その人の形質や価値観や大切にするものは異なり得る。レナレナの奔放で人見知りしない直感に従う生き方のスタイルが眩しい。それを解らないものとして断罪せず、異なる意志を持った1人の人間として対峙しようとする姿勢が愛おしいな、と思う。私はかなりママ寄りの感覚の人間だが、ここまで理性的にレナレナのスタイルの生き方をする人間と対峙することを避けてきてしまっている。もちろん作中の2人は対峙せざるを得ないのだが。異国日記を思い出した。
K(日和)

解らなくても、異なる意志を持った1人の人間として対峙しようとする姿勢が愛おしいな、と思う。親、は子に対して力を持っている。だから、それを解らないものとして断罪できてしまう。でもそうしない、理性的にそうしないのだ。 私はかなりママ寄りの感覚の人間だが、ここまで理性的にレナレナのスタイルの生き方をする人間と対峙することを避けてきてしまっている。もちろん作中の2人は対峙せざるを得ないのだが。

04/13 17:38
0255文字
K(日和)
新着
三木さんのエッセイを読むと、普段抱いていたもやもやや、考えあぐねていた問題を、哲学的なレンズや道具で分析する糸口が提供されて面白い。実際に、演劇作品を見た時に批評する道具として使ったこともある。「解釈的周縁化」「一人称権威(の否定)」「会話の事故」等。私たちは、この社会で生きる限り、完璧に個人対個人として対話することは難しい。社会性を背負いながら、新しい関係性を構築するための自分なりの誠実なコミュニケーションのあり方を、惑いながら、不安になりながら、探り続けたい。
K(日和)

単数の「they」の日本語訳がないのは、これまで日本語話者が改革してこなかったからでは?という指摘。そして「彼人(かのひと)」という訳を提唱する人がいること。単数の「they」は必ずしもノンバイナリーであることを意味しない。知らないことがたくさんある。うれしい。もっともっと注意深く生きたい

11/01 23:56
0255文字
K(日和)
新着
私はこれから、トランスジェンダーに対する差別的な言説・バックラッシュ・素朴でありながら悪意を内包した疑問に遭遇したとき、幾度となくこの書籍を参照するでしょう。シスジェンダーの人々が「性別」という概念に対して持つ雑で解像度の低い認識、そう認識できる特権を極めて丁寧に指摘しています。トランスの方々にとってあまりに醜悪で苛烈な差別的言説がはびこる社会で、シスの私が連帯するためにできることは何か。
K(日和)

SNSで流布する「素朴な」疑問や応答を眺め「中立」であろうとするのではなく、当事者の実際の生のあり方を踏まえた語りや情報にアクセスし、困難の解消に必要な行動を起こすことだ。

04/29 13:31
0255文字
K(日和)
新着
私がやっているのは「テーマ批評」「ジェンダー批評」「ソシオクリティック」「クィア批評」「文学の社会学」「カルチュラル・スタディーズ」「ポストコロニアル批評」をかいつまんでいると言えそうだと理解した。それぞれ辿ってきた文脈があるため、ツールを使うときに原典を含め適宜参照したい。私が朧げにやっていることが体系立てて設計されているとわかった。
0255文字
K(日和)
新着
私は、こうした哲学のツール・眼差し・レンズを使って日常を捉えた思考の変遷を見聞きするのがとても好きだ。私は大学では工学系に進んだが、こうした哲学や批評などの人文学的なレンズを持つ術を学べば、もっと自分に自信がついたかもしれないと思う気持ちが湧き上がることがある。 私が読み、自らの振る舞いを省みた章:「痛みを伝える」 私は三木さんのいう「知を重視する」人間なってしまうシーンがあると自覚する。自分が確実な知識を得るということを、眼の前の相手である「痛い」と私に伝えている人よりも重視してしまうのだ。
K(日和)

それは自分が変なことを言いたくない、誰かから後ろ指をさされたくない、間違えたくない、という欲求からである。でも、私は、確信がなくとも、眼の前で「痛い」「困っている」「傷ついている」と表明しているその人、表明してくれたその人にに寄り添い、行動を起こせる人間でありたい。

01/21 11:40
K(日和)

確実か?自分を守れるか?と葛藤し迷うよりも先に、私の周囲にいる困っている人を助けるための行動が起こせるようになりたい、ならねばならいと思う。

01/21 11:40
0255文字
K(日和)
新着
北九州の片田舎で生きる中学生が主人公。幼少期に右手の小指と薬指の半分を失う。平易な語彙と方言による軽快な一人称の語り口で物語は進む。行き場のない衝動が破裂せんとする様が行間から迸る。高まった葛藤を解消するために必要なラストなのだろうが、カタルシスに欠けると思っている自分がいる。私が普段、理性や言葉や論理によって実行することを注意深く避けていることを、その瞬間瞬間の刹那的な利得計算により実行しているように見える。ある種の小気味よさはあるが、片田舎の閉塞感・無力感がそれを可能にさせるのか?
K(日和)

自分の中学生時代と比較しここまで衝動に満ちていたか?と首を傾げる

01/19 00:20
0255文字
K(日和)
新着
大酒飲みだった町田康が、どんな思考の変遷と共に断酒したのか、また断酒の効果を綴っている。思考の変遷の記し方が私に類似しており、そのまどろっこしさを客観視する良い契機になった。私がお酒を飲む理由は、食べ物をより美味しく食べられるから、生活を上乗せして良くしたいからと思っていた。それは嘘でないが、ややよそ行きの理由と思う。町田康ほどではないが、破滅的な気持ちになったとき、酩酊して気分を良くしないと気がすまないと考える日もある。酩酊して自暴自棄になり、何もかも破滅してしまえと世を呪う気持ちで飲酒することもある。
K(日和)

そんな自分の中にある飲酒衝動の形や輪郭を言い当てられたような気がしてすこしバツが悪い。二日酔いの日の仕事の具合が悪いのは自明だが、意識的にお酒を飲む日を制限することも選択肢にしようと決意する。意思なき惰性での飲酒はしないよう努めようか。

01/18 23:50
0255文字
K(日和)
新着
私が生きる社会に、既に存在しているトランス男性たちについて、私はあまりに知らなすぎる。私は、男性優位で、差別の蔓延る、この社会をどうにかしたい。が、私はその「男性」というジェンダーを、果たしてどの程度の解像度で理解しているか?誰かを排除していないか?それを自問するには知識が必要だ。 本書は「トランス男性」×「男性学」をテーマにしています。トランス男性が「トランス男性」であることの固有性と、既に「男性」として男性の内部に存在していることがあるという事実、そしてトランス男性特有の思考について記述されています。
0255文字

読んだ本
724

読んでる本
8

積読本
5

読みたい本
168

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/21(4774日経過)
記録初日
2012/11/16(4534日経過)
読んだ本
724冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
195335ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
378件(投稿率52.2%)
本棚
1棚
性別
血液型
B型
職業
IT関係
現住所
東京都
自己紹介

本を読むことで自分の価値観を広げられたらいいな、と思っています。もうちょっと読書のペースあげたいです。
読書メーターは読書記録と、ちょっとコメントを残す場として使っています。
皆さんの感想を読んで、読みたいと思った本がたくさんあったので、読書メーターやっててよかったです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう