2024年3月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 2887ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 408ナイス

2024年3月に読んだ本
10

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2024/03/31
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 …
- 杉井　光
240
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14415
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2024/03/28
あいにくあんたのためじゃない
- 柚木麻子
256
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902
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2024/03/23
誰かがこの町で
- 佐野広実
362
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1792
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2024/03/18
透明な螺旋
- 東野圭吾
304
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2024/03/17
ゴミ人間日本中から笑われた夢がある
- 西野亮廣
248
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802

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2024/03/14
誓約 (幻冬舎文庫)
- 薬丸岳
408
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1716
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2024/03/11
悪と無垢
- 一木けい
320
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645
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2024/03/07
いけないII
- 道尾秀介
288
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2759
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2024/03/03
マンガ版ちょっとだけ・こっそり・素早く「言…
- ゆうきゆう
168
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715
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2024/03/01
ロング・アフタヌーン (単行本)
- 葉真中顕
293
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

羽雪*hane**

2024/03/31

ネタバレ春限定カバー。終盤まで内容の割に不思議な文体と余裕を感じる改行や行間、見開きで必ず文章が完結してることに違和感をもちつつ展開が気になり珍しく速読。ミステリー作家宮内彰吾が癌闘病をしながらもどうしても書き上げたい文型やプロットを遺して逝去した。彼には10年前に離婚した元妻と息子のほか、何人もの愛人と非認知の息子藤坂燈真がいた。最後に書いていたという「世界でいちばんすき透った物語」を探す中で燈真が向き合わざるを得なくなった感情と真実。紙本だからこそ実現するトリックと、ある種執拗な拘りが現実化した驚きの一冊。

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫す 31-2)

杉井　光

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

羽雪*hane**

2024/03/02 09:58

いつもありがとうございます☺️積読消化が順調だった２月も気づいたら終わり、ベスト3は、① 満月珈琲店の星詠み~メタモルフォーゼの調べ~②月夜の黒猫事典③彼女の背中を押したのは皆さま、今月もゆるゆるよろしくお願いします(๑･̑◡･̑๑)♪ 2024年2月の読書メーター読んだ本の数：13冊 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/831426/summary/monthly/2024/2

4件のコメントを全て見る

羽雪*hane**

2024/03/02 19:03

のっち♬ありがとう😊だいぶ積んでたからねー。ようやく読めました✨今月もよろしくね

羽雪*hane**

2024/03/02 19:05

凜ちゃん、ありがとう☺️✨いまは読書で、どんどん落ちちゃうメンタルなんとか維持してる感じかも😂今月もよろしくねッ

が「ナイス！」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

羽雪*hane**

2024/03/31

ネタバレ春限定カバー。終盤まで内容の割に不思議な文体と余裕を感じる改行や行間、見開きで必ず文章が完結してることに違和感をもちつつ展開が気になり珍しく速読。ミステリー作家宮内彰吾が癌闘病をしながらもどうしても書き上げたい文型やプロットを遺して逝去した。彼には10年前に離婚した元妻と息子のほか、何人もの愛人と非認知の息子藤坂燈真がいた。最後に書いていたという「世界でいちばんすき透った物語」を探す中で燈真が向き合わざるを得なくなった感情と真実。紙本だからこそ実現するトリックと、ある種執拗な拘りが現実化した驚きの一冊。

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫す 31-2)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレサイン本。6話の短編集。すべての主人公たちに共通するのは、側からみると、差別や偏見を受けていると過剰に思い込み自らを生きにくさに追い込んでいるというところ。活字を追っていく度にちょいちょいゲンナリもするけど「ちょっと待てよ、いや、あるある。わかるわかる…！」の繰り返し。でもね、その葛藤も一生懸命に必死で自分を生きている証。受け入れ難い変化とか時代の流れとか匿名不特定多数の身勝手な批判よりなによりみんな自分を自分らしく、他人に無責任なジャッジをされるまでもなく、迷い苦しみ生きているんだよな。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ19年前に郊外の新興住宅街鳩羽地区で起きた一家失踪事件。一家の長女と名乗る女性からの依頼を受けて調査を進める過程で明らかにされていく真実。閉鎖的な空間で保身と同調圧力が極限となりあっという間に渦巻く排除の連鎖。第三者目線でいられるのは読者として接するからに他ならないのだろうと、心底ゾッとする。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ久しぶりガリレオシリーズ、一気読みだった。相変わらず謎は謎のままだけど、科学でぶった斬るというのではなく根底には徹底して人間的な愛に溢れているところ、癖になる。シリーズ最大の秘密って事件に関することだと思い込んでたから、一番の驚きポイントだったかも。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ最近9年ぶりに会った友人がいて、それぞれ病気と手術を経て残ったのは傍目にはわかりにくい不自由さ。悪気なく容赦ない言葉を投げつけられてお互い傷つきヘトヘト。だけどそんな中、また直接会うことができて信念を貫いて、生きている限りはやってくしかないねって結論に。やっぱり時代が追いついてきたというのでなく時代をつくっていくしかないねって。西野さんがこれまでの経緯と理不尽を赤裸々に語ってくださり、あ、ここにも星ひとつ。貴重な輝く星をみつけたときの安心感と心強さったらない。ありがとうございます。強く優しくなる。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ家庭も仕事も順調で幸せな日々を過ごす主人公のもとに届いた一通の手紙をきっかけに、過去の出来事が不気味に紐解かれていく。理不尽に傷つきながら自らも罪を重ねてしまった過去を理由に、刑務所から出所している２人の男を殺さなければ家族に危害を与えると脅迫をうける。どこまでも誠実に翻弄されながらも家族を守ろうとする主人公と過去の脅迫のもととなった過去の凶悪で卑劣な事件がどうにも結びつかず吐き気すら感じるほどで、それらの違和感がラスト数ページで華麗に回収されるのが心地良い。主軸は償いと赦し、人が人を大切に思う気持ち。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ名前も姿さえも偽りながら、無邪気に他人を不幸に陥れるー果たして彼女の目的は…帯文に惹かれて手にとった作品。想像以上に複雑な設定と多数の登場人物たちに圧倒されつつ読み進めたが、あっけなく終わりをむかえたという印象。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ読み進めるうちに自分の中でなんとなく繋がりそうで繋がらないスレスレのままラストをむかえる、あの感じ再び。前作よりも心して読み始めたけどやっぱり気づけていない何かがいくつもあるような…消化不良感も含めて、好き。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレやっかいな人から身を守る方法、、消化不良になりそうだけど確かに有効であろう心理テクニック満載。職場の人ってだけの関わりで（職場でこそ）びっくりするくらい攻撃してくる人いて無視に徹してたのは、きっと思うツボだったんだろな。変えられるのは他人ではなく自分だけ、出来事に対して感じることには自分の心の状態が反映されている。たまに立ち止まって、ほどほどのストレスに留めておきたいものだわ。

マンガ版ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 (単行本)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ編集者をしている葛城梨帆のもとへ、志村多恵から送られてきた小説の原稿。惜しくも賞を逃した7年前の短編小説から始まり、序盤から不穏な雰囲気に満ちる。ジェンダーの分類をしたくないので敢えて「人」とするが、死を覚悟するほどにとことん苦しみもがき懸命に自分を生きる人は、脆そうでありながら本当に強い。そして個々の人生はそれぞれが紡ぎ、意味を添えていくものであると感じた。最小限の言葉や文字のやりとりで深く通じることもあれば、長い時を共に過ごしても根本的に解り合えないこともある。きっと各々の核となるものの差なんだろう。

ロング・アフタヌーン (単行本)

葉真中顕

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。