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2024年10月の読書メーターまとめ

あさぼん
読んだ本
4
読んだページ
1851ページ
感想・レビュー
4
ナイス
62ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あさぼん
爆弾魔との取調室での戦いを描くサスペンスミステリー。ただ、会話は観念的で冗長、結果言いたいことは伝わらない。主人公がチートすぎるのにホームレスでいる理由が意味不明。設定がおかしいので警察官の群像劇まで薄っぺらい。羊たちの沈黙のウルトラ劣化版、厨二が夜中に考えた妄想を小説にして、ご都合主義の謎解きを入れました…と言う小説。はっきり申し上げると史上最も評価が低い小説。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

あさぼん
とある病院を舞台にした畸型なる者のショートストーリー三作。ホラー感覚の中にミステリーがガッツリ詰め込まれていて、その世界に入り込んだ自分自身が畸型なる者になったかのような感覚…いや、そもそも私は何者なんだと言う不安に苛まれる。ラストの作品は少し殊能氏のハサミ男を彷彿とさせつつ、過去の名作のオマージュも。道尾秀介さんの解説のラストを引用し、書評を締めたい。 本文を読了してここへ辿り着いた方々ー壁の向こうはいかがだっただろうか。 中身を読む前にこの解説に目を通している方々ー裏側へようこそ。
が「ナイス!」と言っています。
あさぼん
「お義父さんを、殺してしまうかもしれません…」とあるラジオ番組への女子高生からの投書、該当者は3名、そして起きる殺人…。なかなかスリリングで面白い展開だった。メインの叙述トリックなど、作者が後書きで「書き直した方が早い」と言う部分もわからなくはないが、そういった洗練されていない感じがあった上でも良作だと思う。一つ一つの作品に作者がどう向き合っているのかがわかる今邑作品は、私の中で割と好きな作家さんになりつつある。
が「ナイス!」と言っています。
あさぼん
爆弾魔との取調室での戦いを描くサスペンスミステリー。ただ、会話は観念的で冗長、結果言いたいことは伝わらない。主人公がチートすぎるのにホームレスでいる理由が意味不明。設定がおかしいので警察官の群像劇まで薄っぺらい。羊たちの沈黙のウルトラ劣化版、厨二が夜中に考えた妄想を小説にして、ご都合主義の謎解きを入れました…と言う小説。はっきり申し上げると史上最も評価が低い小説。
が「ナイス!」と言っています。
あさぼん
心が震える小説に出会うのは、おそらく数十冊読んで1冊と言うところだろうと思う。トリックがすごい、結末が意外、ストーリーの素晴らしさやどんでん返しの圧倒感など色々な感想を持つが、この「心が震える」感覚を持てる小説は意外に少ない。当作は間違いなく私に「心が震える」瞬間を与えてくれた。構成の素晴らしさやストーリーの陰鬱さ、そして結末の鮮やかさはもちろんなのだが、ラストに奏でられる…そう、あえて奏でると表記されているそのものの言葉の流れは、心を震わせるのに充分なものだった。よかった、最後までこの本に向き合えて。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/29(2491日経過)
記録初日
2017/12/18(2533日経過)
読んだ本
250冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
85768ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
199件(投稿率79.6%)
本棚
3棚
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