本当に宙ちゃんは良い子に育った。 幼子にこんな気持ちを味合わせてはいけない、辛い経験をして育ってきた子に追い討ちをかけるようなことしないで欲しいと胸が締め付ける思いだった。それでも希望が感じられるのが不思議（L）

鈍色幻視行に出てくる呪われた原作。確かに終始不気味さが漂う雰囲気のある話で、映像化するとしたら、どんな俳優さんが演じるんだろうと気になる。装丁が面白い（L）

悲しい訳ではないのに、ラストの情景に涙を誘われる。ここに至るために、今までの苦節があったんだなぁと胸いっぱい。姉妹をつなぐであろうお守りの存在も泣ける（F）

下も心も繊細な総領娘のさっちゃん。どんなにあたたかい人に囲まれていても、子ども心に傷つくことにはっとした。この子は傷を治して真っ直ぐに育つだろうけど、生まれと育ての親はどちらが影響が大きいのかなぁ（F）

出会いがある分、別れがあるのが当然とは言え切ない。けど、頭数が増えて賑やかだなぁ。シリーズを通して子ども達や仔猫達が成長してさらりと年月が経っていて、考えたくないけどアルフィーはいくつ？（L）

ジョージの自惚れっぷりに苦笑。ハナの不調の理由が薄々察せられるのに、行動が伴わないというか仔猫のイメージだからかな。 外国でのクリスマスの重きがよく分かる素敵なイベントだった。実世界にもこんなにも幸せが溢れていたら良いのに（L）

可視化できない呪われた作品とその原作者について、関係者が語りながらの船旅。結局、Q&Aが何だったのか曖昧で、ただ語り合っただけのようで、謎が満ちて真実が明らかになった気がする。この作品の本当のテーマは夫婦関係なのかもと思ったりも‥（L）

ピクルスに、スノーボールに、まさにめぐりあい。ハロルドの入院から孤独な老人との交流の場をもつようになって、そのきっかけを作ったとご満悦のアルフィー。ただピクルスについては判断を誤り過ぎているような…（L）

なんだかんだありつつ変わらない幸せが続くシリーズだと思っていたので、まさかのアルフィーの彼女との死別が描かれるとは…不覚にも泣けた。それも避けられない人生の経験の１つ、何があっても自分らしく守れるものを守る、なんか深いなぁ（L）

エドガー・ロードの仲間に会えないのは寂しいけど、別荘地でも仲間を作るのがさすが！ジョージの甘ったれと猫が言葉を話せればとやきもきしつつ、やっぱり大活躍。ご都合主義だとしても最後は丸くおさめてくれる話は安心して読める（L）

本当に宙ちゃんは良い子に育った。 幼子にこんな気持ちを味合わせてはいけない、辛い経験をして育ってきた子に追い討ちをかけるようなことしないで欲しいと胸が締め付ける思いだった。それでも希望が感じられるのが不思議（L）