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2025年1月の読書メーターまとめ

アイシャ
読んだ本
16
読んだページ
5128ページ
感想・レビュー
16
ナイス
903ナイス

2025年1月に読んだ本
16

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アイシャ
主人公は、独身者向けアパートに20年以上住んでいる、40歳のフリーライター。本人はとても謙遜しているけれど、フリーで食べて行けるだけでも、才能はあるよね。世の中にあふれる文章はこうやって生まれるのだなっと。婚活会社の仕事をすることになって、そこで働く同年の女性と知り合いに。婚活パーティーって、すごくしんどそう。真剣なら真剣なほど、神経を削られそう。健人と鏡原さん、これで話は終わらないよね。ここからの巻き返し、二人の生き方を見てみたいけど
アイシャ
2025/01/20 08:16

池田さんにまた会いたいです

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

アイシャ

みなさんのレビューを参考に本の選択をしています。いつもありがとうございます。12月に読んだ本で印象に残ったのは、澤田瞳子さんの赫夜でした。 2024年12月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4802ページ ナイス数:834ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/840418/summary/monthly/2024/12

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
16

アイシャ
目が見えることを当たり前のことのように思っている自分。でも幼い頃からその当たり前を奪われようとしている人もいる。その異常にどれだけ幼いうちに気付けるかが、その後の治療の効果を左右するんだね。しかも自覚症状が強烈でないうちは、その病気の存在を認めにくい器官でもあるのね。すべての話が素敵に一つにまとまって、美しい花束のようなエンディングでした。
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アイシャ
ネタバレ秀吉亡き後、豊臣陣営は一枚岩ではない。大きく言えば、文治派と武断派とに分かれている。ついに石田三成への七将襲撃事件が起こる。なぜか家康に重用されている茂兵衛は、三成を死なせてはならない、だが福島正則や加藤清正の機嫌も損ねるなという、難しい密命を受ける。なぜ邪魔な三成を守るのか?それは豊臣側を対立させた状態にしたいから。茂兵衛は今更ながらに、いい人を装う家康の怖さを実感する。最後の方で家康を守ろうとして、大怪我をする茂兵衛。まだこれから一働きしなければならないのだから、がんばれ茂兵衛
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アイシャ
久しぶりに涙が出てしまった。交通事故で片足が不自由になった恵美と、体が弱く学校を休みがちな由香の友情。そして恵美の弟とそのライバル、恵美たちの同級生たちの話。本当の友達ってなんだろうね。恵美のように、「みんな」には興味が無いって言えるような強い心を持っている人ばかりでは無いからね。「花いちもんめ」の章、涙が流れてなかなか読み進められなかった。
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アイシャ
益田ミリさんの作品はほっとさせてくれる。沢村さん家は、70才のお父さん、69才のお母さんそして独身で40才の一人娘ヒトミの、平均年齢が60才の家庭。穏やかに彼らの平和な日常が描かれていて、ヒトミさんの同僚とのグチの言い合いもユーモアがある。時として母親からは、独身であることをチクリと言われることもあるが、両親が年老いていくことに対してのヒトミさんの一人言にはどきりともさせられる。 追いかけていきたい作品
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アイシャ
家事に対する認識は、生活そのものに対する認識なのだと思う。6歳の娘がいるのにもかかわらず、妻の心情を少しも察することが出来ずに、離婚に至った幸彦。妹に言われて通い始めた男性専用の家事学校で、それぞれの家事の手間のかかり方を知って、元妻の心を思いやることができるようになる。こんな風に自分を変えることの出来る人もいれば、ただ口うるさくなる人もいたり、それぞれなんだなぁ。余裕さえあれば家事は楽しいけれど、時間のない中でこなさなければならない家事は苦行。男女問わず、何事もできた方が便利だと思うよ。
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アイシャ
芸術家を支える妻は本当に大変。一貫してチヤさんの夫への愛情を強く感じた。夫の才能を信じて、極貧を耐えていく姿には感動した。棟方志功氏の作品はダイナミックでどこかユーモラスで温かみがある。それもこれもこうした家族の支えがあったからなんだろうな。それにしても戦争は貴重な芸術作品をたくさん破壊してしまったんだなぁ。本当に惜しまれる。
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アイシャ
主人公は、独身者向けアパートに20年以上住んでいる、40歳のフリーライター。本人はとても謙遜しているけれど、フリーで食べて行けるだけでも、才能はあるよね。世の中にあふれる文章はこうやって生まれるのだなっと。婚活会社の仕事をすることになって、そこで働く同年の女性と知り合いに。婚活パーティーって、すごくしんどそう。真剣なら真剣なほど、神経を削られそう。健人と鏡原さん、これで話は終わらないよね。ここからの巻き返し、二人の生き方を見てみたいけど
アイシャ
2025/01/20 08:16

池田さんにまた会いたいです

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アイシャ
テレビでの失言から地震研究所を辞めさせられた準平。そんな彼を業界ではプリンスと呼ばれる武智がスカウトする。津波監視システムを作ること。地震研究の中心からは外れる彼らの試みに手を貸す組織は無い。しかし「はぐれもの」と呼ばれる個性豊かなメンバーが集まってゆく。古地震学という言葉を初めて知ったが、確かにこの領域も地震対策には重要だなあ。私達にできることと言ったら安全な場所への避難。電力も燃料もいらない洋上ドローンによる、津波監視システムは必須と言える。今回も勉強になりました
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アイシャ
文庫で以前に読んでいるのだが、2度目でも面白い。江戸時代から昭和30年代頃までの市井の人々のお話。短編なのだが、連作といってよいのか、登場人物のその後がそっと分かったりする。通じてあるのが、人生のままならなさ。失って初めてわかる大切さだとか、努力をしても方向が間違っていたり。以前読んだときは、一人気ままな生活をしたい男性が、どういうわけかたくさんの人と関わり合ってしまう『隠れる』が、おもしろかったが、これは表題作にも関わっており、『庄助さん』で表題作での謎が解けたりと、本当によくできている
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アイシャ
ピアニスト藤田真央さんのフォトエッセイ。若くしてコンサートチケット入手困難な人気ピアニストの日常を、ほんの少し覗かせていただく気分。世界をまたにかけての演奏旅行をするには、精神的にも肉体的にも強くあらねばならないのだろうな。それなのにこの穏やかな容姿。同じ日本人として これからのご活躍も心から応援させてください。
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アイシャ
ネタバレ航平、劉、李蘭の過去が語られる下巻。劉の治療費を稼ぐために一旦日本に戻り、カメラの仕事を再開する航平。4ヶ月後にマカオに戻るが、劉は亡くなっており、李蘭も故郷に戻るという。誰もいなくなったマカオで劉の残した言葉「波の音が消えるまで」の意味を探しながら再びバカラに興じる航平。早く日本に帰ってくれと思っているのに。彼は堕ちるところまで堕ちてゆく。劉が残してくれた航空券まで無駄にして。最後に教会で聞こえた村田明美の声は本物なのか?航平はどこに向かっていったのだろう。フランダースの犬みたいな最後
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アイシャ
1997年6月30日、イギリス領香港最後の日、トランジットで降り立った香港からマカオに向かった航平。サーファーとしてもカメラマンとしてもそこそこ認められていた彼は今は全てを捨て去っていた。マカオで出会ったバカラにのめり込んでいく彼は、娼婦の李蘭、謎の老人劉と親しくなっていく。かつてオアフ島のノースショアで乗りこなすことが出来なかったビッグウェーブ。自分の臆病さを乗り越えようとする様にバカラを掴まえたいと思う。やがて最大のピンチが彼を襲い、なんと救ってくれたのは劉だった。ワクワクしながら下巻へ
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アイシャ
持統天皇は亡き夫天武天皇の思いを実現しようと、中央集権体制の国を作ろうとしている。自分たちの利権を守ろうとする有力豪族達との激しい軋轢に苦しみながら。地方豪族の息子、廣手は都で事故死した兄八束のあとを追う様に、大舎人になるために京へ。他国に蹂躙されない強い国を作ろうとする持統天皇の最後の仕上げとも言う律令編纂に彼もまい進する。漢字の読みの美しさに感動するとともに、著者の知識の深さに感嘆した。読みやすいとは言えないが、こうした時期を経て日本という国が作られてきたのだと思った
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アイシャ
赤穂一の粗忽者の異名を取る武林唯七を主人公とする忠臣蔵。この20年前に、饗応役としてあたった朝鮮通信使からの問かけが印象に残る。「考より忠が重いのが武士ならば、武士は主君が愚かであっても従うのか」赤穂事件の真相はしかとは分からない。吉良が常に悪者として描かれることが多いがそれは本当なのか。幕府による采配があまりにも一方的で、喧嘩両成敗とはならなかったことが赤穂の侍たちに遺恨を残したのかもしれない。太平の世にあって、侍といえど斬り合いなど経験したこともない者たちが多い中、討ち入りに向かう様子は悲しい
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アイシャ
やっぱり木内昇さんはすごい。地味な題材ながら、江戸時代の作者たちの心の内を、どす黒い嫉妬さえ織り交ぜて現代の私たちに伝えてくれる。軸になっているのは越後で商売をしている鈴木儀三治(後の牧之)江戸から遠い越後の雪話を伝えようと本の刊行を目指し、江戸の名士たちにつてを探す40年にわたる奮闘。何度頓挫してもその夢は費えることがなかった。それにかかわる山東京伝、京山兄弟と、この二人に黒い怨嗟の炎を燃やす曲亭馬琴との関係が大きなスパイスとなっている。同じ作家として木内さんの心の内が現れている表現も散見した。
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アイシャ
作者さんはあの「悪夢のおにぎり」で有名だった方なのね。年末に「しらせ」の特番もやっていたなぁ。30人の隊員と一緒に1年以上を閉ざされた南極で暮らす、食糧の補充は無し。圧倒的に男性が多い環境に飛び込んでいく勇気に圧倒された。貴重な食材を使い切るレシピもすごく参考になった。でも特に印象に残ったのは帰国後に陥った「南極廃人」のこと。元の生活に戻るのはこんなにも大変なことなんだな。今後の活躍も追っていきたい方だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/18(2558日経過)
記録初日
2018/01/01(2606日経過)
読んだ本
1216冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
383922ページ(1日平均147ページ)
感想・レビュー
1216件(投稿率100.0%)
本棚
23棚
性別
自己紹介

A.B.C-Zが好きなとっても大人です。

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