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2024年5月の読書メーターまとめ

むっちゅ
読んだ本
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感想・レビュー
17
ナイス
422ナイス

2024年5月に読んだ本
20

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • Frederick

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

むっちゅ
十二月の都大路上下ル→「本当にあるかもよ。ここ、京都だし」 八月の御所グラウンド→「ここが京都だから」 作中のセリフそのままに「そんな理由で?」と言いそうになるが、言わない。私自身、急に京都に取り憑かれ、一年半の間に6回も訪れたのだもの。まだまだ浅い観光に過ぎないが、納得してしまう。この本自体も京都みたい。訪れる人々を親しみやすい笑顔でもてなしつつ、底知れぬ深さもたたえていて、それがまた魅力になる。特にすごいと思うのは、表題作の声高ではないのに迫り来る無念、そして終わり方。
むっちゅ
2024/05/25 19:05

読み終えた直後、今朝の新聞の見出しが目に入る。戸郷ノーヒットノーラン 甲子園で球団88年ぶり 沢村栄治以来…スポーツ音痴ぶりがひどい私にも、今も語られる凄さは伝わってくる。惜しむ気持ちもなおさら。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

むっちゅ

GWは京都で一泊、と先に決めていて、後から大好きな作家の作品展に行けると知りました。なんてラッキー!初めて実物を見ることができ、技術にもあたたかな世界にも感激でした。

GWは京都で一泊、と先に決めていて、後から大好きな作家の作品展に行けると知りました。なんてラッキー!初めて実物を見ることができ、技術にもあたたかな世界にも感激でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
17

むっちゅ
ペク・ヒナなのに人形じゃない!長谷川義史なのに大阪弁じゃない!でも、どちらもいい味出してる。ニャンイは「厄介者」そのもののご面相。ひよこの絵自体も、さほどかわいいとは思えないが、「よちよち歩いてニャンイの胸に身をうずめました」なんて文と共に見ると、ニャンイならずとも愛おしくてたまらなくなる。 ニャンイの性別は明らかにされていないけれど、やっぱりオスなんだろうな。だからこそ、ママと呼ばれるのも悪くない、という感慨が笑えるしあたたかい。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
十二月の都大路上下ル→「本当にあるかもよ。ここ、京都だし」 八月の御所グラウンド→「ここが京都だから」 作中のセリフそのままに「そんな理由で?」と言いそうになるが、言わない。私自身、急に京都に取り憑かれ、一年半の間に6回も訪れたのだもの。まだまだ浅い観光に過ぎないが、納得してしまう。この本自体も京都みたい。訪れる人々を親しみやすい笑顔でもてなしつつ、底知れぬ深さもたたえていて、それがまた魅力になる。特にすごいと思うのは、表題作の声高ではないのに迫り来る無念、そして終わり方。
むっちゅ
2024/05/25 19:05

読み終えた直後、今朝の新聞の見出しが目に入る。戸郷ノーヒットノーラン 甲子園で球団88年ぶり 沢村栄治以来…スポーツ音痴ぶりがひどい私にも、今も語られる凄さは伝わってくる。惜しむ気持ちもなおさら。

が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
表紙では、スクールバス風のかわいい宇宙船にみんなが乗り込んでいて、この時点ですでにノックアウトされちゃう。てっきり、みんなで体験する月世界の話と思ったが…。子どもらは素直にハラハラしたり、ホッとしたり。ラストシーンでは、「こんな子だったんだー!」と声があがる。クレヨンは灰色しか残らなかったけど、それでも描けてよかったね。
Frederick
2024/05/25 07:09

残った色が“グレイ”ってのが上手いなあと思いました。一字違いですが…

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むっちゅ
例えば食べ物なんかがたくさん出てくる絵本で、子どもらに「どれが好き?」と問いかけると途端に目を輝かせる。選ぶって本当に楽しいことなんだと感心するけど、そこをテーマにした絵本って、案外少なかったと思う。バーニンガム「ねえ、どれがいい?」はネガティブ究極の選択で笑わせたけど。この本は一人でも楽しめるけど、4人で囲んでみたら、みんなによく見えるしワイワイ言い合えるしで最高だった。日本人とはちょっと異なる感性の絵もまたいい。
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むっちゅ
同い年の友への還暦祝いに。幅広い世代の共感を呼ぶだろうけど、同世代にはとりわけ切実に響く。子の成長の喜びと寂しさ、世代間ギャップ、自身の健康不安、親の介護。自分の日常を、優しい目で見つめ直させてくれる。SNSに句点(。)を使うと若者に蔑まれると聞き、大ショックだったが、彼女がこれについて詠んだ歌に心底救われた。優しさにひとつ気がつく ×でなく◯で必ず終わる日本語
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むっちゅ
私が憧れる自然とは、額縁に収まった美しい絵のようなもの、と思い知る。現実には、この話のような過酷さむき出しの自然の中では、一日だって生きられそうにない。でもそこで生きることにも、魅力を感じてしまう。安全な環境で物語として体験することは快感だ。ちょうど、熊爪に話をねだる良輔のように。しかし話は人間と自然の対峙で終わらず、終盤は人間と人間の対峙となる。ここは分かりやすいとは言えないが、それだけに胸に深くねじ込まれてくる。
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むっちゅ
久しぶりの再読。野菜の断面どアップを白黒デザインで見せて「これなあに」 きゅうりなんて、すっかり忘れていて分かんなかったけど、こんなに美しかったのか、と感動した。他の野菜たちも、とっても洗練されたデザインに見えてくる。
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むっちゅ
家を建てる過程を知る。それだけでも魅力的。乗り物好きの子は、各段階で異なる車が活躍することにワクワクするだろう。その時々で異なるプロが活躍し、協力し合っていることも学べる。さらには、背景に通るさまざまな車。端っこの畑と商店(コンビニ?)で感じさせる季節の変化。おじいちゃんと猫と犬。そしてラストシーンと裏表紙で、一家が地域にしっかり馴染んだことを感じさせる。うまい!このペアの作品、やっぱり大好き!!
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むっちゅ
「おすしがふくをかいにきた」は十分おもしろかったけど、「おすしが主役じゃあないのね」と、ちょっぴり拍子抜けもした。こちらは満を持してオールすし主役!おいしそうな食べ物も、キッチンの小物たちも、変身ぶりがとっても楽しい。ゆるいストーリーも、相変わらず影の主役の犬もいい。一番好きなのは裏表紙!
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むっちゅ
壁のしみやら木目やらが顔に見える。そういうことって確かに、子どものころに多かった。のっけからこんなに怖くて、このあとどうするんだ?えーっ、そんな風にエスカレートさせる?オチはあの話!?そこは予想できるのに予想以上に恐ろしい。この本を部屋に置いておくだけで、表紙裏表紙がこっちを見てるのが不気味なんだけど、子どもが気に入っちゃったんだから仕方ない😱
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むっちゅ
18年ぶりぐらいの再読。どういうストーリーがよく分かっているのに、心をぎゅっとつかまれ、泣きそうになる。「こん」はいじらしいし、「こん」への「あき」の想いにも切なくなる。林さんならではの絵も、あたたかいのになんだか泣かせる。
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むっちゅ
かなり久々の再読。「ひいひいひいひい…おじいちゃんのひいひいひいひい…おじいちゃんってどんな人?」著者の講演会で、「ひい」の数については正確に計算していると聞いた。当然、服装や背景も時代考証に基づいているだろう。読み聞かせでは、文字通りヒイヒイ音読する私に子どもらは大ウケ。人類の進化と歴史という壮大なテーマに思いを馳せることもできるし、ただゲラゲラ笑うこともできる。長谷川義史、やっぱりすごい。
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むっちゅ
今森光彦なのに写真じゃない!とまずびっくり。そして、切り絵なのに写真絵本と同じテイストを感じる!とまたびっくり。特にダンゴムシなんて、ずいぶん前に読んだあの写真絵本を彷彿とさせる。まず丸があり、次に丸に白い線や模様が浮き出てくる。だれだろう?と興味をそそる。言葉のリズムも良い。しかし残念ながら、白い線をことごとくなぞった落書きが!なぞった子は、この絵本の魅力をよく理解している。だけど図書館本については、保護者が気をつけなきゃね。
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むっちゅ
障害児の中には、先の見通しが持ちづらく、不安を抱えている子がいる。そんな子がカレンダーを学ぶと落ち着き、予定表を見ることも作ることも大好きになる。そういう例を何度も見てきた。まさしく暦は「明日も生きている。明日もこの世はある。」という約束。地にあって天に手を触れ、暦を作る。江戸時代に、それはどんなに困難なプロジェクトだっただろう。主人公は偉人に違いないが、なんだか情けない描かれ方だけに、親近感を持ち、応援せずにはいられない。笑いあり、悲劇あり、乾坤一擲の勝負あり。堪能した。
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むっちゅ
化けていることが人間にバレて大騒動…というありがちな展開を予想したが外れた。花嫁道中の一行は、人間の「文明」にひたすら驚く。「なんて不便なところでしょう」に吹き出した。満月の夜、満開の桜が泣けるほど美しい。ここで寄り添う二人は、きっと幸せになれるよね。そして何より、表紙と裏表紙を並べてうっとり。町田さんの猫に魅せられてきたけど、たぬきもとってもすてき❗️
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むっちゅ
同じ作者•画家の「いるのいないの」にハマった子のために読み聞かせ。「いるのいないの」と対になると言っていいだろう。片や田舎の古い家屋、片や田舎の大自然に潜むもの。シンプルな言葉、屋内外の空気を描きだす絵がいい。あずきとぎを直接描写せず、想像にゆだねているだけに恐ろしい。結末の説明をしなくても、子どもは分かってくれたし、これも気に入った様子。私は一人で何度も読んだ末に、ラストシーンの犬のくわえているものにようやく気づき、改めてゾッとした。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
タイトルだけでもすごい吸引力!表紙もすごい。これで中身が期待外れだったらどうしよう、と心配になるほど。杞憂だった。妄想を楽しみ、細かい絵の隅々まで見て笑い、あるいはシンプルな絵を味わう。子どもらも喜んでくれた。しかし、一つ気になって仕方ない。「4989」は「よく焼く」と思うけど、その上の「2264」って何!?
てぃ
2024/05/22 21:20

なぁるほど🙆

むっちゅ
2024/05/22 21:57

山メさん、すばらしい‼️きっとそうでしょうっ👍ずーーっと考えていただいたおかげで、スッキリしました。ありがとうございます🙇‍♀️

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/03/28(2283日経過)
記録初日
2018/01/06(2364日経過)
読んだ本
498冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
89644ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
441件(投稿率88.6%)
本棚
248棚
職業
教員
自己紹介

クラシック音楽と、ねこと、絵本が好きです。

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