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2024年10月の読書メーターまとめ

バツ丸
読んだ本
5
読んだページ
1834ページ
感想・レビュー
5
ナイス
56ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ぴんでめ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

バツ丸
★★★★☆。久しぶりの「魔女シリーズ」。東野の中では傑出したシリーズとは思っていなかったが、今作は抜群に面白い。今まさにトレンドとなっている某カードや遺伝子情報、それを生かした科学捜査といった実世界のリアル及び少しの近未来を舞台とした設定及び物語の秀逸さもさることながら、同時にそれを使う側の人間の可能性や愚かさ、アナログの強さ、更には最新技術が有する利点と危険性を作品世界に適切に落とし込みつつ、ジョブナイルもののような子供の成長物語としても成立させているのが見事。広瀬すず主演で再映画化してほしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

バツ丸
★★★☆。ガリレオシリーズとも加賀シリーズとも違う警察小説。トリック重視でも人情路線重視でもない事件モノ警察小説としての側面が強い。やや展開は地味で少々退屈。しかし、現在の世相など的確に盛り込んだ設定や展開は良い。人間関係が複雑で、後半怒涛に畳みかける展開は面白くはあったがやや性急さも否めない。ただ、事件の解決=真相の発覚の意外性は秀逸。人間という生き物のどうしようもなさであり、本能であり、そういったものの前では法とか論理とかといったものが超越される・・・。東野作品としては微妙だがそれなりの作品ではある。
が「ナイス!」と言っています。
バツ丸
★★★★。天久シリーズ4作目。やはり著者の代表作であり傑作シリーズだなと思わされる面白さ。今作は新興宗教と奇跡が題材。元首相暗殺事件もあり、再び新興宗教及びその問題が注目されるが、フィクションとは言え、今作の内容はそれらに対する示唆に富んでいるとすら思う。ラノベ的な明快なキャラ設定やギャグ、それと反する緻密な医療描写は毎度秀逸。それらを通して、宗教の持つ良さと危険性について単純ではあるが明示し、読者に問いかける骨太の内容は見事の一言に尽きる。しかし、今作も小鳥センセイのラストに涙が出る。共感しかない。
が「ナイス!」と言っています。
バツ丸
★★★★☆。久しぶりの「魔女シリーズ」。東野の中では傑出したシリーズとは思っていなかったが、今作は抜群に面白い。今まさにトレンドとなっている某カードや遺伝子情報、それを生かした科学捜査といった実世界のリアル及び少しの近未来を舞台とした設定及び物語の秀逸さもさることながら、同時にそれを使う側の人間の可能性や愚かさ、アナログの強さ、更には最新技術が有する利点と危険性を作品世界に適切に落とし込みつつ、ジョブナイルもののような子供の成長物語としても成立させているのが見事。広瀬すず主演で再映画化してほしい。
が「ナイス!」と言っています。
バツ丸
★★★★。大酷評進行中の日本の経済・国力の衰退の原因を2015年に築かれた自民の政治体制にあることを論じた著。非業な死に方もあり、今も賞賛されている安倍自民。だが現在へと至る日本衰退の原因~日本の財産や人材を自民及び自民に献金する大企業やお友達が肥え太る為に酷使し、疲弊させ続けるだけでなく、政治と言論の自由や司法の独立に、学問の自由をも奪い日本を貶め続けてきた。選挙前となり未だに改革だの原点だのとほざくが、その気は全くなく、30年以上日本を貶めてきた自民と公明の連中にその資格がないことが良くわかる。
が「ナイス!」と言っています。
バツ丸
★★★★。ついに終幕へと動き出した三部作の1つ目。アレとの戦いが本格的に始まる。優莉姉妹、官邸、アレとの思惑渦巻く三すくみ構造が作品に嫌でも緊張感をもたらしている。絶望の中、諦めずに活路を見出し勝利する構造は毎度ではあるが、もはや伝統芸と言っても良いだろう。三部作の序盤として良きスタートだと思う。ただ、某キャラに結局アレをさせてしまった扱いは個人的に悲しかった。読者の願望なんかに忖度しないのは著者の、それこそお約束なのだろうが・・・。姉妹兄妹は最後救われるのか? それはあと2冊読めば判明する・・・。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/04/18(2411日経過)
記録初日
2018/04/18(2411日経過)
読んだ本
334冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
93179ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
324件(投稿率97.0%)
本棚
12棚
性別
外部サイト
自己紹介

映画好き・読書好き・音楽好き・カメラ好き・車関係好き・リラックマ好き・美女好きな書店員です。

文学作品、ミステリー、政治経済、歴史、カメラ、音楽評論、学術書、エンタメなど幅広いジャンルを読むよう心がけています。


☆好きな作家・著者
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