読み友のみなさん、1月はとにかく必死で書きましたよ!沢山のナイスを下さいまして誠にありがとうございました。今年はとにかく粘りたいと思いますよ。最終日に3つ書き31に出来まして毎月こううまくいかないでしょうけれど諦めずに頑張りますのでお願いしますね!2023年1月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:8472ページ ナイス数:36000ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/868158/summary/monthly/2023/1
今回はチーム内に潜む公安のスパイを暴く趣向もあり楽しめますよ。チーム内の若手男性刑事の切れ者・松山刑事には何の根拠もない自分勝手な思い込みですが男子プロゴルフの松山選手が思い浮かびましたね。今回のキーワードはジェンダーバイアスで犯人の経験した人生の敗北のドラマが無論、絶対に許せない悪で自業自得だとは思いつつも心に一抹の憐憫の情と強い印象を残しましたね。最後に沢村は大学時代の恋人の死を完全に乗り越えて、また新たな愛に踏み出せるのか今はまだ全く未知数ですが次作以降に期待したいですね。#NetGalleyJP
誘拐事件の捜査資料が週刊誌に送られる機密漏洩事件が起きて彼女は上層部から濡れ衣を着せられ処分の餌食で退職に追い込まれる危機に直面しますが、その圧力にも屈せずに粘って耐え抜く根性が素晴らしく、他にも大学時代の恋人が自殺した衝撃的な事件で心に傷を負いながら強く生きます。そして未解決事件に女性ならではの視点で切り込み難攻不落の容疑者の心を開かせて自白に追い込む活躍がお見事で胸がスーッとしましたね。細やかな人間の心理描写が冴える著者の実力は確かで魅力的なヒロイン沢村の人生模様と共に今後も追いかけて行きたいですね。
男性が主人公の話も初めてで、現代版「生類憐みの令」の話、家庭の主婦受難の話、SFファンタジー、サラリーマンの辛い話、万札を巡る筒井康隆風ハチャメチャ騒動、プロ麻雀師の試練の話とヴァラエティーに富んだ内容で、読み終えて「一寸先は闇」「明日は我が身」と思いましたね。まあ程度の差こそあれ今の世知辛い世の中にこれからも負けずに強く生きなければと思わせられるハードな物語を読んで身が引き締まる良い意味で刺激的な一冊でしたね。#NetGalleyJP
また27歳の白熊より2つ年下の小勝負は東大&ハーバード卒のエリートで白熊とは最初からそりが合いませんでしたが次第に互いを理解し合う様になります。驚異的な瞬間記憶力の持主である特技を活かして活躍しますよ。この二人に芽生えるロマンスの行方も長い目で見て今後が楽しみですね。今回は第六審査長(ダイロク)所属のチームでホテルの談合に絡んだ強敵・天沢グループの専務、天沢雲海に立ち向かいます。ミステリーとしても上手くストーリーが練られていて、ダイロクチーム一丸で巨悪の強敵に立ち向かう連帯感も素晴らしい読み心地でしたね。
白熊は当初は警察官を目指して空手を始めましたが、警官の父が怪我をしたことで母に反対されて断念する事で家族との確執があり、また婚約者がいたのに裏切られたり自身も勤務中にアクシデントに遭ったりと不幸を背負う人間ですが、それでも不運を嘆いて暗く沈む事なく雄々しく運命に立ち向かう姿が素晴らしいです。本書のラストで九州事務所へ飛び立てと仲間達から送別会で見送られた白熊とクールながら寂し気な小勝負の別れのシーンも中々に感動的で未だはっきりとした恋愛感情ではない物の今後二人の関係がどう進展していくのか見守りたいですね。
本書は基本的にはマジメなミステリーですが、楽天的な兄の太一がユーモラスなムードを醸し出していて緊張を和らげてくれるのが偉いなあと思います。人間はクソ真面目だけでは神経がやられてしまいますので、こういうキャラは本当に貴重な存在だと思いますよね。また偽りの妹・麻美は兄弟と敵対する関係なのに最後は心を許し合うストーリーに心癒されましたね。著者の作品を読んで毎回思う事ですが著者は絶対に読者の期待を裏切らずに本当の意味のバッドエンドにはしない方ですので今回も安心して読み終えることができて幸せな気分でいられましたね。
まあミステリーとしての完成度には甘い部分も若干あるかも知れませんが、それを補って余りある人間的な優しさのあるハートウォーミングなストーリーを毎回書いてくれる著者を私は大いに讃えたいですね。
ご老人の人生模様が絡む殺人事件はそんなに単純でなく考えさせられる物語性のある大人のミステリーに仕上がっていますね。著者はデビュー作が普通の刑事が主役のミステリーで本書は素人探偵の物語とタイプの違う作品を書かれまして、今は2年に1作ペースですので、今年辺りはまた面白い新作を出されますようにと期待しますね。
さっき最初の作品を出して来ましたら著者はご高齢の作家さんで今年で71歳になられる方だと知りまして本書を書くのにふさわしい訳だと納得しました。まあ年齢的に寡作なのも無理はないですね。もし叶うならば実力がおありの方ですので新作を読みたいものだと思いますね。
そこで地獄の宣伝をやる事に決まったんや!お前ド派手にブラック・バレンタインもやりよって、わしと漫才コンビ組んで「地獄のB&B」でデビューしようやないか!あのなあ、それやったらB&Vやないかい、あんたそないな簡単な英語もわからんとホンマにメジャーかいな?そうかい、よっしゃ、ほな「ジゴクボーイ」に決定や!オレがお前を地獄めぐりに連れて行ってイジメ倒すSM漫才でどや!今年のM1王者はわしらがもろたで!これから地獄の動画どんどん撮ったるさかい覚悟しとけよ!ひえーっ、お助けを!こんなんやっとられんわい、もうええわ!
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