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2024年10月の読書メーターまとめ

読書の海の流浪人
読んだ本
19
読んだページ
5569ページ
感想・レビュー
19
ナイス
97ナイス

2024年10月に読んだ本
19

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

読書の海の流浪人
ネタバレ【計算と破天荒、笑いを生むのはどちらだと思いますか。(自分は徳永派です)】又吉さんの作品を初めて読んだ。徳永と神谷が対象的に描かれているのだが、自分には徳永が真面目で神谷がダメ男といった感じに見えた。自分は徳永に共感するが、でも徳永も成功を収めるわけではないし…。とにかくこの読後の余韻の深さが、素敵な純文学を読ませてもらえたと実感させる。よかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
19

読書の海の流浪人
ネタバレ【まぶしいくらいの青春部活小説! はたして千学は全国大会へ行けるのか⁉︎】やはり額賀さんは学生のスポーツや芸術の青春を描くのが素敵なんだと思う。キラキラした青春小説だった。ただ、学生の基の苦悩だけでなく、瑛太郎の大人としての苦悩も描かれているのがこの作品の特徴。社会人になりたての人にも刺さるかも。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【閉ざされた子どもの心に寄り添う付添人。その仕事の尊さを知りました。】フィクションでありながらノンフィクションのような、非行少年と付添人の話。本当にこういう境遇の子どもは思っている以上にいるんだろうなと思う。大変な仕事だけど、とても大切な仕事だと思う。著者の作品は2つ目だったが、これもよかった。
読書の海の流浪人
ネタバレ【司書や書店員になりたい人必読! 市民に寄り添うレファレンスの笑えるリアル】レファレンスカウンターに来た人たちの覚え間違い事例集。なんとなくあれかな?と思える覚え間違いから、そりゃないぜ!と笑える覚え間違いまで多種多様。でもそんな覚え間違いにも寄り添う司書さんたちの根気強さにプロさを感じた。読みたい本をうろ覚えでも、図書館に行けばなんとかしてくれるかも。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【元ヤン男と突然訪れた自称息子の絆の物語】何度読んでもこの作品はおもしろい。大和の気の短さと進の真面目さの対比がとてもいい。2人の関係によって、大和も進も角が取れていく感じがいい。テンポが良くてとても読みやすいし、ラストはちょっとうるっとくるのもたまらない。子どもの素直さに気分を浄化したいときにまた何度でも読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【30代だろうと、50代だろうと、もう一花咲かせることは可能だよね?】小野寺さんらしさあふれる、のんびりライフ小説。50代の作家と30代の編集者の物語。読んでいるとだんだん中年ってもうどうしようもないんだなって切なくなってくるんだけど、やっぱり小野寺さんは最後に明るい兆しを見せて終わってくれるから読後感が気持ちいい。最後にちょっとした仕掛けもあったりしておもしろい作品だった。
読書の海の流浪人
ネタバレ【狩野雷太の鋭い観察眼は今作も健在です!】過去の狂言誘拐事件と現在の幼児置き去り事件を軸にしたミステリ。なかなか真相が明らかにならないヤキモキした時間が続き、早く狩野さんででこい!と思う場面が何度もあった。前作ほど狩野さんが登場シーンは多くないが、彼の鋭さを十分満喫できる作品だった。真相に辿り着くまでの二転三転もよかった。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【数々の切ない話と衝撃的な最終話。命の尊さを実感しました。】ページ数も文字量もそこまで多くなく平日でも一日で読めた。命をテーマにした4話からなる短編集。切ない終わり方をする話が続くのでなんとも言えない気持ちにさせられたが、最後には温かい気持ちになれるのが山田さんの持ち味なんだと思う。
読書の海の流浪人
ネタバレ【育休中なのに捜査に巻き込まれる!? ハラハラドキドキの刑事エンターテイメント】育休中の捜査一課の刑事が事件の捜査に巻き込まれながら展開していくエンターテイメント作品。ひとつひとつの事件もオチもおもしろいし、ラストの衝撃的な事実も含めてよかった。イヤすぎないミステリを楽しむにはおすすめ。似鳥さんの作品、他にも読みたいな。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」決めゼリフが再び!】前作に続き、赤ずきんの推理劇場が繰り広げられる。赤ずきんが旅をするという一貫した設定があるので、昔話シリーズよりこちらの童話シリーズの方が好きかも。あの決めゼリフが出てくるとページをめくる手がどんどん早くなっていく。ぜひ第3弾にも期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【箱根駅伝にかける思い×読むだけで食べたくなる料理の数々】前作がよかったという印象もあり、書店で目について購入した。著者の作品は前作ぶりだったが、こんなに読みやすかったんだと改めて知ることができた。箱根駅伝を目指す大学生の青春とそれを支える栄養士のつくる料理の数々がうまくマッチしておもしろかった。第3弾も文庫化されたらぜひ読みたい。著者の他作品も読んでみたい。
読書の海の流浪人
【たとえば、肉をむさぼり食ってる人のことをどう思いますか?】肉にまつわる話なんだけど、ちょっとブラックというか人間の生々しさが描かれた作品集。不器用なんだけどどこか共感できる主人公たちがおもしろい。でもその人たちも最後には少し光が見える感じももっといい。続編も読みたいし、これだから坂木さん作品はやめられない。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【速読した本はあなたの身になっていますか?と教えてくれる一冊】スローリーディングという言葉でじっくり読むことを教えてくれた。確かに自分も集中せずにざーっと読んで終わってしまった本がいっぱいあるように思う。自分の読書を省みるいい本だった。後半の実践編は平野さんの国語の授業を受けている感じで楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【一話一話の結末がおもしろすぎる! 最後の数行でほっこりする短編集】どの話も結末が「マジか!」「なるほど!」と思えるオチをもつ連作短編集。アンケートの話も講座の話も駐輪場の話もどれもおもしろかった。最終話のナハトムジークはちょっと繋がりが掴みづらくて楽しみきれなかったけど、そこまでの短編一つ一つはとてもほっこりできた。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【計算と破天荒、笑いを生むのはどちらだと思いますか。(自分は徳永派です)】又吉さんの作品を初めて読んだ。徳永と神谷が対象的に描かれているのだが、自分には徳永が真面目で神谷がダメ男といった感じに見えた。自分は徳永に共感するが、でも徳永も成功を収めるわけではないし…。とにかくこの読後の余韻の深さが、素敵な純文学を読ませてもらえたと実感させる。よかった。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【あるミニシアターで期間限定上映している作品を見に来た一人ひとりにそれぞれのドラマがあった。】小野寺さんの作品、文庫化とともに即読破。やっぱり文体や雰囲気はいつも通り、予想通り。恋愛に悩んだり、将来に悩んだり、家族に悩んだり…。同じ映画を見る人でもそれぞれいろんな悩みを抱えているんだな。息子の最後のシーンが目頭を熱くさせた。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【ネグレクト、いじめ、貧困…。子どもをめぐるさまざまな社会問題にとある駄菓子屋が立ち向かう。】実家の駄菓子屋を手伝う主人公が、子どもをめぐるさまざまな問題を目の当たりにする。その一つひとつにフォーカスしながら話が進んでいく連作短編な一冊。続編はどんな社会問題を扱っているのだろうか…。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【著者の見ている世界がとてもよくわかりました。】発達課題をもつ人と接することもあるので、すごく勉強になった一冊だった。中学生の頃に書いたということで、自分の見ている世界を文章化するのは大変だったことと思う。ダイバーシティが重視されるようになっている中、ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊である。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【「男子、ちゃんと歌ってよ!!」って学生時代に言ったことありませんか?】五島列島にある中学校の合唱部が舞台。産休代替で合唱部の新顧問が現れてから合唱部の雰囲気が一変する…。青春小説ではあるけれど、ただの青春以上の深さもあった。特にサトルの家族との関係と自分の中での葛藤がすごく印象に残っている。五島列島の雰囲気も良かった。合唱部の子たちのこれからがみな幸せでありますように。
が「ナイス!」と言っています。
読書の海の流浪人
ネタバレ【青少年自殺防止プロジェクト…ディストピアに抗う3人の少年少女と1人の監視員の物語】泣ける話というよりは、一貫して切なく暗い話だった。青少年自殺防止プロジェクトという恐ろしい国家プロジェクトに翻弄させられる子どもたちのことが見ていて辛い。最後の最後まで回収されない伏線たちも最後には明らかになるが、やっぱり切ない。とにかく切ない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/28(2358日経過)
記録初日
2018/06/06(2349日経過)
読んだ本
457冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
134535ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
454件(投稿率99.3%)
本棚
9棚
血液型
A型
職業
IT関係
自己紹介

【名刺がわりの10冊】
小野寺史宜『ひと』
瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』
原田マハ『生きるぼくら』
坂木司『ワーキング・ホリデー』
東野圭吾『時生』
朝井リョウ『星やどりの声』
馳星周『少年と犬』
綾辻行人『十角館の殺人』
道尾秀介『カラスの親指』
行成薫『名も無き世界のエンドロール』

【最近気になり始めている作家さん】
似鳥鶏さん、額賀澪さん、藤崎翔さん、山田悠介さん など

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